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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2008.10.12 (Sun)

10/12 関東大学1部リーグ 第6週 第2戦

あわやアップセットも、
法政大が入れ替え戦回避を決める勝利

法政大84(29-17,20-20,15-24,20-20)81中央大
081012umetsuhamadaこの試合に勝てば入れ替え戦回避が決まる法政大。試合は圧勝した前日に続き先に主導権を法政大は握る。序盤から#11長谷川(1年・G・新潟商業)の連続3Pで攻撃の狼煙を上げると勢いは止まらない。#39梅津(4年・C)のミドルやまたも#11長谷川が連続3Pを決め1Qから大量得点。一方の中央大はオフェンスが停滞。法政大の流れは変わらなず、復帰間もない#5神津を投入する余裕を見せる。その神津の得点などで20点差。だが中央大も#16遠藤(2年・C)のブロックから#17吉田(2年・F)の3Pと#4中野が連続得点。さらに中野はアシストなど得点に絡み終盤にはとうとう10点差まで詰める。

後半に入ると中央大は勝負に出る。ゾーンプレスを展開すると、これが見事的中。法政大はミスを連発。その間にも中央大は見る見るうちに点差を減らしていくと、#7佐藤(4年・G)の3Pで1点差。その5分間法政大は無得点。なおも中央大の一度乗った勢いは衰えず、プレスからのスティールや3Pでとうとうゲームを振り出しに戻す。すると法政大はコンディションが万全ではない#5神津、#23信平(3年・SG)の両エースを投入。それでも五分五分の戦いとなる。

4Q,法政大は#39梅津の速攻や#11長谷川の3Pでなんとか7点のリードを奪う。だが、この日の法政大は本調子とは言い難く、ミスが目立ち中央大を振り切れない。すると、中央大は#7佐藤、#4中野が3Pを連続で決めで1点差。互いに一歩も引かず、決められたら決め返すというシーソーゲームが続く。中央大は#12濱田(3年・PG)がプレスからスティールを奪うと、バスカンを決め残り2分半にして同点。法政大は#39梅津が決めれば、中央大#7佐藤も決め返す。終盤の勝負を分ける場面、中央大は#6篠原(4年・F)がフリースローを獲得。法政大1点リードで試合時間は残りわずか。しかし、篠原はこの重要なフリースローをプレッシャーからか2投とも失敗。さらにファウルで止めにいくも、無常にもこれがアンスポーツマンライクファウルの判定に。これを法政大は#39梅津が2投とも決め84-81で逃げ切った。

この勝利で法政大は6位以上が確定し、入れ替え戦回避。
一方の中央大は日本体育大との得失点差で上回っているため、最終週の大東文化大に1つでも勝利を上げれば日体大が1勝1敗なら入れ替え戦は回避。逆に最終週の大東文化戦で2敗すれば入れ替え戦行きの可能性は残される。中央大は法政大と対戦する日体大と最下位の大東大よりは優位な位置にいる。だが、プレッシャーは並々ならぬものだろう。入れ替え戦圏内の3チームにとって、追い込まれたときの精神力が試される最終週になることは間違いない。


小沢の11得点が光った日体大が勝利!
第1戦のリベンジを果たす

日本体育大69(16-10,14-16,11-23,28-16)65大東文化大
081012sakashita開始4分で0-8。先手を取ったのは大東大。日体大は出遅れた形となった。だが、#27眞庭(4年・F)がバスケットカウントを決めると、そこから3連続得点で一気に大東大を逆転。その後は日体大がリードしてゲームが進む。大東大は#41山本(4年・SG)を中心に加点するも、前半はビハインドで終える。

後半、大東大#9石原(4年・F)が奮起。連続得点で日体大に迫る。また、石原に続いて#15遠藤(1年・PG・市立船橋)も要所で得点し、3点差まで詰め寄る。その後も大東大は#7今井(1年・C・青森山田)のゴール下や#15遠藤の3Pなど下級生の頑張りが光り、再びリードを奪う。4Qに入ってからも大東大の勢いは止まらず、#15遠藤が3Pのバスカンの4点プレーなどで、開始3分で点差を11点まで広げる。このまま大東大が試合を持っていくかと思われたが、大東大は7分16秒に決まった#9石原のバスカンを最後に得点が止まってしまう。その間に日体大は#27眞庭のジャンプシュートと3P、#23横江(1年・G・光泉)の速攻が決まって5点差まで詰める。大東大はたまらずタイムアウト。しかし、日体大は#34小沢(4年・F)の活躍により一気に逆転に成功する。小沢は4分の出場時間で3本の3Pとゴール下を決めて11得点。この得点もあって日体大は優位に立つ。最後、大東大はファウルゲームを仕掛けるも、日体大はそれを冷静にかわして4点差で逃げ切った。

ここにきて日体大は今までベンチを温めてきた選手がコートに立つことが多くなってきた。#3八坂(3年・G)や#34小沢などは力のある選手だけに決して侮れない。最終週は法政大との一戦。入れ替え戦回避には中央大の星が関わってくるが、とにかくまずは自分達が2つ勝つことが大事。「自分達のバスケットがしたい」と小沢が語るように、最終週は久々に日体大らしいバスケットが見たいものだ。

※日本体育大・小沢選手のインタビューは「続きを読む」へ。


連勝狙う専修大を日本大が
#14熊澤の活躍で対戦成績をタイに持ち込む

日本大69(17-9,14-16,21-12,17-12)49専修大
081012nichidaihuddle幾多の選手が戦線離脱し、下級生を中心に戦うことを強いられている日本大。前日は専修大に力の差を見せ付けられ大敗したが、この日は#13篠山(2年・PG)の陰に隠れていた#14熊澤(2年・G)が奮闘を見せた。前半は互いに重い展開となる。専修大は#22鈴木(4年・G)がドライブを仕掛けるが日本大#14熊澤の好ディフェンスに阻まれ、単発の得点に終わる。同様に日本大もアウトサイドが不調。しかし日本大は#14熊澤の3Pが決まると、#10種市(3年・F)が連続得点で盛り返す。さらに日本大は#14熊澤のブザービーターで17-9とリードして1Qを終える。2Qに入ってもなおお互い思うように攻めきれずスコアが伸びない。日本大が離せば専修大が食らいつく展開となる。終盤に入ってもそのペースが続き前半は31-25。
後半に入ると、専修大は日本大の守備にアウトサイドシュートを打たされる形でオフェンスが沈黙。このチャンスに日本大は#14熊澤がジャンプシュートに3Pを沈めると、さらに熊澤が連続でスティールから速攻を決め一気に15点差。熊沢の活躍で主導権を握った日本大。さらにここで起用された#18渡部(1年・G・能代工業)も連続3Pを決めリードを保つ。一方の専修大は#10飯田が3Pをかろうじて決めるも日本大のゾーンディフェンスを攻略できず、点差を縮められない。4Q,後のない専修大は#10飯田のブロックから#22鈴木が連続3P。さらに#28能登がオフェンスリバウンドから得点を奪い、開始2分で9点差まで詰め寄る。怒涛の反撃を見せた専修大だが、その後ミスが続きもう一本が来ない。逆に日本大#14熊澤のジャンプシュートに、#21熊(1年・C・福岡第一)にインサイドを攻められ残り4分でまたも15点差。これで集中力を切らしたか、その後無得点のまま試合終了。日本大が前日のリベンジを果たし、69-49で専修大を一蹴した。

インカレのシード権にも関わるリーグ戦の順位。優勝はなくなったが、両者2位浮上は東海大の勝敗次第ではまだ可能。最終週に向けいい終わり方ができるか。


※日本大・熊澤選手のインタビューは「続きを読む」へ。
※青山学院大VS東海大は別途掲載します。

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【INTERVIEW】
081012ozawa◆#34小沢貴文(日本体育大・4年・F)
40分の中の4分出場。たった4分、されど4分だった。
4分の間に11得点を挙げた小沢の活躍で日体大は勝利を手にした。
3Pも打った3本を全て決め、自分の役割をしっかりと果たしチームに大きく貢献。


―第1戦の4Qはなぜああいう展開になってしまったのでしょうか?
「うちの中心はマニ(#27眞庭)。4Qでマニが怪我して、どうしても交替せざるを得ない状況に陥ってしまって。マニがいなくなったってことで、チームが柱を失って焦ってしまって。そこからがもう全く(シュートが)入らなくて。4Qはボロボロでした」

―その敗戦からこの試合ではどこを修正しようとチームで話しましたか?
「昨日の敗因としては3Qまではよかったんですけど、4Qのマニの交替の後から失速して。そこから全く集中できなくなっていたので、今日は何があってもとにかく集中しようということを話しました」

―コートへ入る際、コーチから何か指示はありましたか?
「特に指示はなかったんですけど、多分、自分の役割的には3Pを打って決めることだけだと思っていました。残り2分くらいで5点くらい負けたんですよね。相手はきっとマニを抑えてくるだろうと。相手のディフェンスは絶対にマニに寄るから、自分が開いて丁度いいと思って。指示としては、やっぱり3Pを決めて来いってことだったと思います。直接は言われていないですけど、そういうことだったと思います」

―本当にお見事でした。
「自分で自分を褒めたいです(笑)」

―シュートが入った瞬間というのは?
「“きた!”と思いましたね。1本目が入ったときから、ちょっとこれいけるかなって思って。そのあとはもう落とす気がしなくて“俺にくれ”みたいな感じでしたね」

―勝ちはしましたが、それにしても第1戦の黒星は痛いですね。
「そうですね。でも、まだわからないんで。自力では無理だと思うんですけど、中央次第ですね。それよりもまずは自分達が来週法政に2勝しなければならない。あとは、たとえ入れ替え戦にいってもいい状態でいって勝ちたいんです。そのためにも来週は絶対に落とせないですね」

―ここへきて小沢選手や八坂選手(#3)、宮村悠選手(#6)の出場時間が長くなりましたね。
「そうですね。今までは出てたとしても、そこまで活躍できなかったというか、チームに貢献できなかったというか。日体は練習で調子が良かったら出すみたいな感じなので、その点では自分はダメだった。だから試合に出られなかったんです。今日はたまたまハチ(八坂)とか出ていい動きをしていたので、来週もプレイタイムをもらえるかもわかりませんね」

―来週でリーグ戦も終わりです。最後、どういうバスケをしたいですか?
「夏合宿からずっと練習してきたけれど、まだこのリーグ戦では自分達の力を全く出し切れていない。ディフェンスからブレイクを出すっていうプレーがしたいです。リーグ始まってからブレイクもそんなに出ていないし。だからとにかく自分達のバスケットをしたいです」



081012kumazawa◆#14熊澤恭平(日本大・2年・G)
今リーグ戦でも出場機会はわずかなものに限られていた。大学に入って公式戦初スタメンながら22得点8リバウンド3スティールの大活躍。専修大のキーマン鈴木に対しても好ディフェンスを見せた。不安定感が拭えないチームにおいて熊澤が起爆剤となれるか期待される。

―今日の試合を振り返って。
「昨日はリバウンドを取られまして。リバウンドで負けたっていうのがチームのイメージとしてあったので、今日はリバウンドも取れたし、走れたので良かったんじゃないかなと思います」

―リバウンドを取れて走れたというのが、勝因でしょうか?
「そうですね。でもまだ若干スクリーンアウトをしなかった部分があると思うので、ディフェンスからリバウンドとって走るっていうのが一個一個できたのがよかったと思います」

―今日はスタメンに抜擢されましたね。
「昨日の段階では全く聞かされてなくて、いきなりっていうことだったので。試合経験がない選手なので、とにかく昨日チームで話し合ったディフェンスとリバウンドをとにかく頑張りました。シュートに関しては思いっきり打っていこうと思ってました」

―スタメンと聞いた時はプレッシャーはなかったですか?
「そうですねぇ。急にミーティングで呼ばれたので。プレッシャーはかかりましたけど。でも同じ歳の篠山(#13)と種市(#10)さんがすごい励ましてくれたので、いい環境の中でゲームはできたと思います」

―与えられた貴重なチャンスをモノにするっていうのは、なかなか難しいことだと思いますが。
「日大は上手い選手も多くて、僕もなかなか練習中からそういったチャンスを貰っても生かせないことが多かったんですけど。今日は本当に自分でもいい形で、監督にもみなさんにもアピールできたかなと思います」

―今日はどんな気持ちでこの試合に臨みましたか?
「細かいことは考えず、とりあえずなんに関しても一生懸命に考えて。ディフェンスでも走ることでも最後までやり抜くっていうことを心に置いてやりました」

―日本大はいい日と悪い日の差が激しいですか、その中で自分の役割はなんだと思いますか?
「僕は篠山のように40分間フル出場することは少ないかもしれないですけど、与えられた時間でスピードでトランジションバスケットとディフェンスとリバウンドを頑張ることですね。短い時間でも与えられた仕事をしっかりこなすことが自分の仕事じゃないかなと思います」

―今日の活躍で充分なアピールができたと思いますが、日本大というとガードの競争が激しいですよね。
「そうですね。ガードは4人(#13篠山、#4南田、#8一色、#14熊沢)いるんですけど、カラーがありますので。自分はそのカラーを生かしてガードの中でもこれから生き残れるよう頑張っていきたいと思います」

―次週がリーグ戦の最終週ですが。
「不安定な時期もありましたけど、この勝利をバネにこれからも頑張りたいと思っています」
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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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