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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2008.10.11 (Sat)

10/11 関東大学1部リーグ 第6週 青山学院大VS東海大 第1戦

東海大が昨年のリベンジ果たす!
青山学院大は昨年のリーグ以来の黒星

青山学院大55(16-18,11-12,14-16,14-19)65東海大
081011rikukawasamejima.jpgリーグも佳境の第6週。遂に青山学院大に土がついた。
ランニングバスケットなら青学大。ロースコアのハーフコートバスケットなら東海大にも分はある。両者の思惑が渦巻く中、主導権を握ったのは東海大。

司令塔#33西村(4年・PG)は終始スローテンポなオフェンスをコントロール。さらにゾーンを織り交ぜた堅いディフェンスで、青学大の持ち味のトランジションの速い展開を封じる。また青学大は東海大のこのペースに巻き込まれた上、3Pが終盤のわずか3本と絶不調。やりたいことをやらせてもらえなかった青学大。終盤には疲労が目に見えて表れ今リーグ初黒星。
上位3チームに絞られた優勝争い。これでリーグ優勝の行方も面白くなってきた。
写真:ハーフタイムに東海大・陸川監督が鮫島らメンバーに次々声をかけた。

※ゲームレポートと東海大・中濱選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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【GAME REPORT】
081011watanabehironori.jpg先制したのは青山学院大。#23湊谷(2年・F)、#5小林高晃(3年・SG)のフリースローに加え、東海大のミスを#8荒尾(4年・C)が速攻をダンクでフィニッシュ。開始2分半で6-0。このビックプレイでまたも青学大のペースかと思われた。しかし、東海大ははなからこのペースには付き合わない。東海大の司令塔#33西村(4年・PG)は一貫して時間をじっくり使ってのスローテンポなオフェンスをコントロール。すると、#35中濱(4年・C)のインサイドや#24古川(3年・F)の連続得点で食らいつく。一方、青学大は#5小林高晃の業ありの得点はあれど、普段のスタイルとは真逆のこの調子にトーンダウン。3Pはことごとく嫌われ、#8荒尾もらしくないイージーショットのミス。終盤、東海大は#24古川が3Pを決め逆転に成功。

東海大が流れを呼ぶ。青学大は#8荒尾のドライブで同点。だが、青学大はドライブに対して#35中濱のブロックやコースを読まれチャージングを取られ息詰まる。また荒尾に対し好守を見せた東海大#0満原(1年・C・能代工業)に代わった、#62長野(4年・PF)も荒尾のポストプレイを守る。すると東海大は#24古川の連続得点で4点リード。一方、攻め喘ぐ青学大だが、#7渡邉(3年・PG)がドライブからバスカン。実に4分ぶりに得点を奪う。さらに#5小林高晃と#8荒尾のピック&ロールで逆転。これには東海大もタイムアウト。だが反撃。#24古川の3Pで同点とすると、#33西村がフェイダウェイで続く。さらに#33西村はこれまで十分時間をかけたオフェンスから一変、突然の3Pで奇襲。27-30の東海大リードで前半を折り返す。

081011furukawa.jpg後半、パスアウトから外角を決める青学大に対し、東海大は#35中濱、#0満原がオフェンスリバウンドからの得点で応戦。さらに#35中濱の絶妙なパスから#0満原が決め東海大が5点リード。対する青学大はこの日は3Pが絶不調な上、#8荒尾が3秒バイオレーションを犯すなど調子を上げられない。だが、そんな状況を打破すべく、#5#小林高晃、#0橋本(2年・PG)が実に1Qぶりの速攻を連続で決め1点差。だが、東海大のゾーンを前に逆転には至らない。さらに東海大は#35中濱が値千金のオフェンスリバウンドをもぎ取り#27石井(3年・SG)のシュートにつなげる。ここで青学大は#8荒尾の連続得点が出るが、マッチアップの満原がその荒尾から果敢に1対1を仕掛け得点を奪い返す。また、東海大は残り1分を切り#17前村(3年・G)を投入。すると前村は期待に応えるようにスティールからフリースローを獲得。負傷した前村に代わり#27石井がこれをしっかり決め41-46で最終Qへ突入する。

雌雄を決する時。東海大は一貫して#33西村がゲームをスローに。立ち上がりそこから#33西村、#32安部が連続でドライブを決め一気に9点差をつける。たまらず青学大はタイムアウト。だが放つ3Pはリングに嫌われ、流れを変えられない。さらにここまでインサイドで1人奮闘する#8荒尾を筆頭に、普段の走る展開に持ち込めない焦りからか、青学大の疲労が目に見えて表れてくる。すると、東海大はこれまでのペースとは一転、青学大のミスから#32安部、#45鮫島の速攻が決まりついに残り5分、13点差をつける。とうとう追い詰められた青学大は、ゾーンプレスを仕掛ける。さらに驚くべきことにこの日初となる3Pを#23湊谷が連続で決め6点差。だが、東海大#32安部に3Pのファウルを犯し2投決められると、#5小林高晃が5つ目のファウルを犯し退場。このまま東海大がリードを保ち、55―65で青学大に昨年のリーグ戦以来の土をつけた。

この試合ではシュートタッチが良かった#24古川。しかし「青学がこのまま終わるとは思えない。全然勝った気がしない」と言い、#33西村は「今日は青学の3Pが落ちただけ。明日は今日ほど自分たちのやりたいことができるかどうか」と慎重さを崩さない。優勝するにはなんとしても2勝が欲しい。東海大は全く油断せず2戦目に臨む。


【INTERVIEW】
081011nakahama.jpg◆#35中濱達也(東海大・4年・C)
リバウンド争いでどこよりも早く、高いところに見えたのが中濱の手だった。「守りに専念」という言葉通り、ディフェンスに徹した姿が勝利を呼んだ。


-今日は中濱選手のリバウンドやボールのつなぎといった部分が素晴らしかったと思います。
「今日はやはりリバウンドだと思っていて。自分の中にもそれがメインだと思って絞っていました。文男(#33西村)にフェイス(ディフェンス)が来るのは分かっていたので、そこをどうやってフリーを作ってあげるか、つないであげて文男を楽にさせてあげるかとかするのが僕の仕事。そこを意識してやったらできました」

ーマークは湊谷選手(#23)でしたが、高さでは利があって守りやすかったのでは?
「新人戦ではアレク(湊谷)が中心で彼をメインにオフェンスを組み立てていました。今はリーグ戦通して見て渡邉(#7)や荒尾(#8)が中心。守りやすくはないんですけど、ちょっと自分の中で“ディフェンス”と割り切っていたので、いけたんだと思います。後は満原(#0)や他の4人も1対1でついていたので、抜かれた時にカバーするとか、スペースをつぶすとかヘルプディフェンスをかなりやりました」

-でもそういった対策が効いているように思いました。かなりやってきましたか?
「一杯練習はしましたよ。トランジション出されて走り合いっこになると勝てないので、そこをどれだけ出させないか。そこがうまくいきましたね。練習でも下級生が青学対策でいろいろとやってくれたので、そのおかげもあると思います」

-それでもずっとリードしている展開は予想外でした。
「びっくりしましたよね(笑)。競っててちょっとぐらいやられるかと思ったんですけどね」

-去年はホームで青学大に大敗しましたよね。そこは4年だしなんとかリベンジという気持ちは強かったのでは?
「はい。みんなもずっとそれがあったと思います。昨年のリーグ戦で青学に負けてそこからずるずるいってしまったので、ここにかける意気込みはありました。もう1敗しちゃってるので負けられないというのはありますし」

-このリーグ戦は西村選手とよく話し合っている場面が見られますね。
「文男がガードなので、やはり何をしたいかとか彼に聞かないといけない部分もあって、確認です。それに4年生だしお互いコミュニケーションを取って、僕と安部(#32)出ている4年3人で引っ張っていかないといけないので、そういう面で文男ばかりに任せていてはいけないと思っています」

-とはいえ、まずは1勝。明日もあります。
「明日が本当に勝負なので、今日勝ったからといって浮かれていたら青学は対策してくるでしょうし。でも負ける訳にはいかない。明日も絶対勝ちます!」
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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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