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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2008.10.11 (Sat)

10/11 関東大学2部リーグ 第6週 第1戦

ベンチスタートの活躍が光った拓殖大は3勝目
拓殖大96(22-27,25-14,22-24,27-21)86順天堂大
081011otisゲーム序盤、前線から当たる順天堂大のディフェンスに拓殖大は対応しきれない。ハーフコートまでボールを運ぶのにも一苦労の拓殖大は、出だしで順天堂大に乱された感が否めなかった。簡単なシュートも落としてしまい、なかなか得点が伸びない。対する順天堂大は、#4綿貫(4年・F)、#6渋谷(4年・G)を中心に得点を重ねる。1Q終盤には綿貫の3Pのバスカンも決まり、4点プレー。拓殖大からリードを奪う。だが、拓殖大も順天堂大のディフェンスに徐々にアジャストし始める。2Qには#7松本(2年・G)の連続3Pで6点を詰める。また、#1宮城(4年・G)に替わって入った#25二井(3年・G)が入ってから速攻が出るようになり、逆転に成功する。

後半の立ち上がりは点の奪い合いとなったが、リードを奪っていくのは拓殖大だった。4Qの立ち上がりまでは順天堂大も粘るが、拓殖大は#53小野(2年・C)のゴール下や、#25二井のバスカンなどで加点。残り5分で拓殖大が5点のリードを奪うと、そこからは一気に拓殖大ペースとなる。得意の速い展開から次々と得点を重ね、見る見るうちに10点差。ここでも粘りたい順天堂大だが、インサイドの要である#10山本(3年・C)、#18趙(1年・C・藤枝明誠)が次々とファウルアウト。残り2分半をきってからは2得点しか奪うことができなかった。ベンチメンバーの活躍が光った拓殖大は3勝目をあげ、インカレ出場に望みをつなげた。

※拓殖大・二井選手のインタビューは「続きを読む」へ。


国士舘大を追い込むも、あと一歩及ばなかった白鴎大
白鴎大85(19-29,16-16,16-16,25-15,9-13*)89国士舘大 *OT
081011hakuohkokushi第4週までの覇気が、国士舘大になかった。それでも、試合は3Qまで国士舘大がリードを奪う。白鴎大も流れを掴みかけていたが、どうしても10点差を縮められなかった。4Qに入ると、白鴎大が一気に乗った。#10田中(2年・G)の連続3Pや#5千葉(3年・F)のゴール下でじりじりと詰めていき、残り2分には2点差とする。だが、国士舘大も#13馬(2年・C)がインサイドで粘り、リードを奪わせない。だが、残り43.6秒で、白鴎大#00藤江(3年・F)が3Pを沈め、遂に逆転し2点リード。その後は互いに簡単にシュートを打たせないが、残り29.6秒で白鴎大#33フィルユン(4年・C)がファウルアウト。国士舘大#13馬にフリースローを与えてしまう。馬はそれを2本とも決めて同点に持ち込む。最後、白鴎大は#00藤江に託すもリングを弾かれてしまう。だが、そのこぼれ玉を取った国士舘大もシュートに繋げることはできず、延長戦突入となった。

延長戦序盤は一進一退の展開。だが、白鴎大は残り1分40秒に#88バドビャンバ(3年・C)の3Pが決まって以後ノーゴール。逆に国士舘大は#13馬のゴール下やファウルで得たフリースローを決め、逃げ切った。


終盤、流れを掴んだ慶應義塾大に軍配!
慶應義塾大71(18-13,15-16,11-16,27-22)67筑波大
081011tsukubakeio第4週、明治大に2敗し2位となった慶應義塾大は、1敗を守っている筑波大との対決。入れ替え戦に懸ける思いが強い両チーム。ゲームを制したほうが、入れ替え戦へと近づく。

1Q序盤は点の奪い合いとなった。筑波大は#32木村(4年・C)、#47富田(4年・C)のインサイド陣を中心に、慶應義塾大は#12田上(3年・F)と#16二ノ宮(2年・G)を中心に加点していく。だが、筑波大は1Q残り3分17秒の#45鹿野(3年・F)のバスケットカウントを境に1Q終了まで無得点に終わる。その間に差を広げたい慶應大だが、リバウンドで負けてしまい、オフェンスが上手く機能しない。それでも#16二ノ宮、#12田上の得点で10点のリードを奪う。筑波大も#47富田や#24高橋(4年・F)が加点するも、すぐに決め返されてしまう。2Q終盤になると慶應大の得点が止まる。その間に筑波大が#5中務(4年・F)の得点などで点差を縮め、4点差で前半を終える。

後半の立ち上がりに筑波大#32木村が2本のシュートを決めて同点に。その後は一進一退の展開となる。試合が動いたのは4Q残り3分24秒。慶應大は#16二ノ宮の3Pが決まり、3点のリードを奪う。筑波大はタイムアウトで立て直しを図るが、その後すぐに#15酒井(2年・F)、#16二ノ宮の速攻が決まって6点差。筑波大は後半2回目のタイムアウト。このタイムアウト明けからは慶應大にファウルが続き、筑波大にフリースローが。#5中務はそれを2本決めて2点差。だが、決め手の1本が来ない。それは慶應大も同じで、あと1本が出ない。残り40秒で筑波大は最後のタイムアウト。だが、次のプレーで筑波大は連携ミスが出て慶應大ボールに。結局、残り14秒で慶應大#10小林(3年・F)にシュートを許して4点差。最後に筑波大は#47富田がシュートを放つもリングに弾かれタイムアップ。慶應大が入れ替え戦へ向けて一歩前進した。

※慶應義塾大・二ノ宮選手のインタビューは「続きを読む」へ。


川崎の3連続3Pで勝負あり!明治大が逃げ切る
早稲田大77(23-20,19-21,10-26,25-27)94明治大
081011meijiwaseda前半は明治大が早稲田大に押されていた。
この日も#6伊與田(4年・PG)はベンチだった明治大は、スタートに#19田村(1年・PF・洛南)を起用という慶應大戦と同じラインナップで登場。だが、立ち上がりから早稲田大の激しいディフェンスに思うようにボールが運べず、苦戦する。#24岩澤(3年・SG)が投入されてからは、明治大も落ち着くがそれでも粘ったのが早稲田大だった。ディフェンスで必死に粘り、接戦に持ち込む。この予想外の展開に焦りが見える明治大。想うようなオフェンスが出来ない。前半も早稲田大にリードを奪われて終了するなど、“らしさ”が見えない。

だが、後半になると状況は一変。明治大は#21川崎(4年・F)の3連続3Pでリードを奪うと、そこからは本来の形が戻ってくる。対する早稲田大は、得点が入らずズルズルと離されてしまう。それでも#51相井(2年・SG)や#00金井(2年・F)ら下級生が粘り、なんとか食らいついていく。だが、一度乗った明治大を止めることは難しく、最後は15点差をつけられて敗北。また1つ黒星を増やしてしまった。前半は善戦した早稲田大。これが1試合通してできれば、勝ちは見えてくるはずだ。

※早稲田大・相井選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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【INTERVIEW】
081011nii.jpg◆#25二井亮太郎(拓殖大・3年・G)
宮城と交替で出てくるのが昨年からプレイタイムをもらうようになった二井だ。
高校時代は2番ということもあり、シュート力は抜群。
また、自身で切り込んでいける力も持っている。
この試合では、大事な場面でしっかりとチームを引っ張り、見事勝利へと導いた。

―ゲーム序盤は順天堂大のディフェンスに対応しきれていなかった感がありましたが、いかがでしょう?
「そうですね。相手がゾーンだったというのもあって、こっちも足が止まってしまって。オフェンスも初めにゴール下を2本連続で落として、なかなかいいチャンスでシュートが打てなくて。そこで色々とずれてきて1Qはちょっとおかしな展開になってしまいましたね」

―終盤は早い展開に持ち込むことができましたが、それでも追いつかれたりと安定感に少し欠けました。何が原因だと思いますか?
「やっぱりオフェンスの部分で攻めきれなかった部分があったことですかね。中途半端に終わって相手に走られてしまって。それで、マッチアップが遅れてっていうのがありました」

―二井選手は長い時間プレーしました。
「そうですね。今までで一番長かったですね(笑)」

―試合に出るにあたって、池内監督から何か指示はありましたか?
「控えで出るガードなので、とりあえず引かないでリーダーシップとるってことと、流れを変えることです。その他に個人的に、1Qはボールが全然動いていなくて、みんなの足が止まっていたということがあったので、とりあえずボールを短く持って、パスをたくさん回すということを心がけていました。そこからインサイドにボールを入れて勝負という感じで。順天はインサイド陣のファウルこんでいたし、そこが勝負だと思っていたのでそこを使おうと思っていました」

―インサイドでは今日は小野選手(#53)がとても頑張っていました。
「そうですね!先週くらいから良くなってきました。やっぱり2年目ということもあって、落ち着きも出てきました。あとは何よりも先週、国士舘とやってそこでやれた部分があったので、自信を持ってプレーすればできるんだということを実感できたんだと思います。それもあって、今日もどんどん攻められたんだと思います」

―長谷川選手(#99)もいい動きをしていますね!
「本当にあいつは上手いっす!(笑)本当に上手いっす!」

―試合を決める時間に試合に出ていたということは自信につながったと思うのですが。
「そうですね。やっぱり4Qの残り時間っていうのは、いつも宮城さん(#1)と交替して、最後に自分がコートに立ってるってことがあまりなかったので、そういう部分では、勝ちきった試合で自分が最後コートに立っていたことは自信になりました」

―今は1番をやっていますが、高校時代のポジションは?
「2番(SG)です。高校の時はずっと2番をやっていたので、繋ぎ役が多かったんです。そのこともあってドリブルはあまり上手くなくて…(苦笑)。ハーフコートになればパスをさばいたり、シュートを打ったりできるので、ハーフコートになれば落ち着きます(笑)」

―明日へ向けて。
「今日はインサイドで攻められたので、それを引き続きやること。ディフェンスの部分では、スイッチとかスクリーンに対する対応があまりできていなかったので、そこをきちんと対応できれば楽な展開に持ち込めると思います」



081012nino.jpg◆#16二ノ宮康平(慶應義塾大・2年・G)
この日は4本の3Pを含む24得点。スコアはチームハイだった。
慶應大が苦しいとき、必ずシュートを決めていたのは二ノ宮だった。
筑波大#13片峯とのマッチアップは必見。

―敗戦の影響は?
「先週(明治大に)負けて、練習もいい流れでできてなかったんですけど、そういうときはガードである自分がなんとかしないといけない、と思っていて。それで自分がどんどんかき回せるようにしたいなというか、しなきゃいけないなと思って、ちょっと考えていっぱい攻めるようにしました」

―今日はこういうプランで行こうという話はありましたか?
「特になかったんですけど、ディフェンスをしっかりやって、そこから速い流れを作ろうって話だったんです。でも、相手にリバウンドを取られてしまって、そこでリズムが狂ってしまいました」

―前半を終えて33点というのはロースコアーですね。
「そうですね。それはあんまり気にしていなかったんですけど、試合中は“ちょっと少ないな”という感じはありました。原因は何ですかね?(笑)。やっぱり相手にセカンドチャンスが多かった分、うちのオフェンスが少なかったからですね、多分」

―今日は積極的に攻めていましたが、それは監督からの指示ですか?
「いや、自分的にちょっとやらなきゃなと思って攻めました」

―試合は終始競った展開になりました。原因はリバウンドを取られてしまっていたことでしょうか?
「原因はそれだけじゃないと思うんですけど、ディフェンスリバウンドを取られることで、ディフェンスもオフェンスもリズムが狂ってしまいました。それで慶應らしいというか、自分たちのやりたいことができなくなっていました。そこはこれから改善しないといけないところですね」

―競った展開になった際、ガードとしては何を心がけていましたか?
「周りの動きが止まらないように、なるべくみんなが関わるようなセットプレーをというようにはしていました」

―マッチアップは片峯選手でした。
「やっぱり経験がある人なので、全力でやらないとダメですね。それでもやっぱり負けたくないので、明日も全力でやります」

―筑波のディフェンスはいかがでしたか?
「抜けるっちゃ抜けます。でも、自分だけの攻めだったら(筑波が)慶應の流れに慣れてきちゃうんで、そこら辺はしっかりバランスを考えて、いろんな人で攻められるように考えてやらないといけないなと思いました」

―明日へ向けて。
「まずはリバウンド。あとはそこから切り替えの速いバスケをやることですね。自分はガードとしてもっと選手を動かしたいです」


081011soi.jpg◆#51相井大樹(早稲田大・2年・SG)
今まではポイント出場が多かった相井だが、けが人の影響でスタート出場。
綺麗な弧を描いて決まる3Pはチームの貴重な得点源だ。
今後、早稲田大が勝つためには相井の活躍は欠かせない。

―今日はどのようなバスケをしようとして試合に臨みましたか?
「向こうのガード(明治大#6伊與田)が怪我してるってことなので、明治はガードが不在の大きいチーム。簡単にハーフまで運ばせて、そこからハーフコートバスケットをされたらインサイドで先手を取られてしまうので、前から仕掛けて、うちが先行していくつもりだったんです。前半の出だしと後半の最後の方はうまくいっていたんですけど、やっぱり3Qの出だしがうまくいかなかったですね」

―本当に前半は明治大にやりたいことをやらせていなかったですね。
「前から当たる練習をしていたので、それが出たことは良かったんですけど、それを継続させることができなかったのが課題です。明日はそこを修正していきたいです」

―このディフェンスの練習はこの1週間でやってきたのですか?
「基本的に春始まった時から前からタイトについてってことはやっていたんですけど、こうやってトラップを組んでやるっていうのは1週間前くらいからですね」

―早稲田は最近、少し笛に悩まされていますね(苦笑)。
「そうですね…(苦笑)。でも、それは相手も条件が一緒なので、必ずしも言い訳にはならないと思うんですけど、ファウルで流れが切れなかったら、うちのリズムになるのかなっていうのはありますね」

―赤沼選手(#4)や井手選手(#11)の負傷でスタート出場となっていますね。
「今まで控えで出ていくことが多かったので、相手がどういうことをしてくるかっていうのを見て入っていく感じだったんですけど、今回からスタートってことになって、相手が何をしてくるかを考えるよりも、自分の力を最初から出していこうということを常に考えてやっています」

―監督からは“これをしてこい!”という指示はありますか?
「持ち味であるシュートをどんどん決めていけということは言われていますね」

―今日はそのシュートが本当によく決まっていましたね。
「そうですね。今日くらいの確率で決めていければいいですね。でもシュートは水物なので。毎試合変わらない活躍をして、それでシュートが入ったらベストなんですけど」

―少し負けが続いてしまっていますね。
「勝ち星とかを考え出すときりがないので。慶應とかの勝ち星とかも関係してくるので、今は明日勝つことだけを考えて、目の前の試合に集中したいと思います」

―明日へ向けて。
「基本的にやることは今日と変わらないんですけど、3Qの出だしで切れてしまったディフェンスを修正して、そのトラップディフェンスを使って前から当たってっていうのを出していければ。個人的にはマッチアップの相手が得点源(#14金丸)なので、ファウルが込んでしまいましたし、ずっとつけなかった部分があるので、ファウルを少なめに且つ相手に決めさせないようにっていうことを同時に出来たらいいなと思います」
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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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