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2008.10.13 (Mon)

10/13関東大学リーグ4部 最終週 2次リーグ最終戦

直接対決を制した東農大優勝!
上智大と共に3部B自動昇格、東京理科大・獨協大は入替戦へ


081013_4butop12日の第5戦で上智大との首位直接対決を制した東農大が、13日の最終戦でも勝って優勝を決めた。序盤は東京学芸大の3P攻勢に押されたが、最終的には地力の差を見せつけた。

一方、勝てば入替、負ければ残留という大一番が2試合あり、まず上智大が成蹊大を振り切って2位での自動昇格となった。成蹊大は最大16点あったビハインドを1点差まで詰めたが、1歩及ばなかった。上智大、東農大は1年での3部復帰となる。

この結果、最終戦の獨協大-茨城大の試合は、勝ったほうが4位滑り込みというシンプルな条件となった。ロースコアのクロスゲームとなり、一時はサイズにアドバンテージのある茨城大がリードしたが、獨協大はドライブでチームファールフリースローをもらうと確実に決めて逆転勝ち。3位の東京理科大とともに、3部B昇格をかけて入替戦に臨む。

昨年に引き続き5・6位に終わった成蹊大は4点、茨城大はたった2点が足りなかった。4部上位リーグは、毎年のことだが、本当に紙一重の戦いなのだ。

写真:東農大が優勝を決めた瞬間、唯一の4年生・#3大竹にチームメートが抱きついた。

※東農大・大竹選手、獨協大・須佐創選手のインタビューは「続きを読む」へ。
※上智大VS成蹊大は別途掲載します。


■10/13の結果
成蹊大 79(17-15, 14-21, 19-25, 18-25)75 上智大
東京学芸大 東京農業大
獨協大 60(16-14, 11-12, 14-20, 19-12)58 茨城大
横浜市立大 61(15-18, 13-19, 14-21, 19-16)74 東京理科大

■最終結果
東京農業大  6勝1敗 ※3部B自動昇格
上智大    5勝2敗 ※3部B自動昇格      ※直接対決の結果による
東京理科大  5勝2敗 ※3部B7位との入替戦へ  ※直接対決の結果による
獨協大    4勝3敗 ※3部B6位と入替戦へ
成蹊大    3勝4敗 ※直接対決の結果による
茨城大    3勝4敗 ※直接対決の結果による
東京学芸大  2勝5敗
横浜市立大  1勝6敗
※上位リーグのみ

[続きを読む]

081013_otake◆#3大竹英司(東農大・4年・主将・GF)
高校時代から知る人ぞ知るシューターで、大学でも1、2、3年と3P王を獲得。だが、今シーズンは自分で打つのは要所にとどめ、たった1人の4年生としてチームをまとめることに徹した。
2次リーグ全勝、優勝で3部復帰という結果に、「最高です」と繰り返した。


―最終戦を終えて、今の気持ちを教えてください。
「もう最高に嬉しいです!言うことないって感じです(笑)。最高の終わり方ができて、よかったです」

―唯一の4年生として、肩の荷が下りたのではないでしょうか。今年はどんな1年でしたか?
「チームを立て直すことから取り組みました。最初は色々と難しいところもあったんですけど、皆徐々に協力してくれるようになって、リーグ前にはいいチームが作れた手ごたえがありました。やっぱり皆でプライベートも含めてよく話すようになってから、チームの状態もよくなっていきましたね」

―しかし、1敗でも上位リーグに行けないことがある1次リーグで黒星。そのときはどう感じましたか?
「危機感もありましたけど、本当にリーグの中でさらにチームが強くなっていっている実感があったので、これは絶対行けるっていう自信を持っていけました」

―その言葉通り、ブロック2位ながら上位リーグでは全勝でしたね。
「ホントよかったです(笑)。個々の力というよりも、チーム力で勝ってこれたと思います」

―入替戦で4点差で敗れ降格となった昨年の悔しさは晴らせましたか?
「それがバネになって、今年頑張ることができたと思います。本当に悔しい思いをしたので、今年は絶対上がる!ってそれだけでした」

―今シーズンは、シュートを打つ回数が減りましたが、どんな意図があったのですか?
「うちには他にもシュートを打てるメンバーがいるので、自分はチームをまとめることに専念しようと思って。皆のモチベーションを管理する部分で頑張ったつもりです」

―キャプテンらしさが出ていますね。
「どうですかね(笑)。出せていたらよかったですけど」

―これで公式戦は全て終了しましたが、振り返るとどんな4年間でしたか?
「今思うと、本当に農大に入ってよかったと思います。いいメンバーにも会えたし、最後もいいチームでいい形で終われたので、最高でした」

―ほぼ全てのメンバーが残る来年は、どんなチームになってほしいと思いますか。
「今よりもっといいチームになって、3部でも勝ってほしいです。以前は我慢ができなくて、オフェンスがよければいい、悪いときは悪いって感じだったんですが、今年のチームはオフェンスが悪くても我慢して我慢して最後に勝てるチームになってきたので、あとはその波を少なくしていつもいい状態でできれば、もっと強くなると信じています」


081013_susa◆#16須佐創(獨協大・3年・F) *写真左から2人目
双子の弟・拓郎(#18)とのガードコンビは破壊力抜群。
昨年の入替戦で、2人で64点たたき出した活躍ぶりを覚えている人もいるのではないだろうか。
今年のチームはサイズこそないが、豊富な運動量とアウトサイドシュート、そして強い気持ちで2年ぶりの3部復帰に挑む。


―茨城大との接戦を制して入替戦進出を決めました。どんな気持ちですか?
「この試合に全てをかけてきたので、今は勝って嬉しいです。でも、もう1つ勝たないと3部Bには行けないので、入替戦までのあと2週間しっかり気を引き締めて、最後またチーム一丸となって、接戦をものにできるようにしたいと思います」

―今日は3Q終盤に38-46までリードされましたが、逆転できた要因はなんだと思いますか?
「相手はインサイドが強かったのでリバウンドを意識しようと臨んだのですが、前半は結構取られてしまって、それでリードを許してしまいました。後半は、皆でスクリーンアウトして、ガードが飛び込んでって全員でリバウンドを取りに行って、マイボールにしたものを得点にまでつなげられたのが1番の勝因だと思います」

―最後の得点もリバウンドからでしたね。ディフェンスから4Q残り2分半、須佐創選手の3Pで逆転するとチームファールフリースローを6連続で決めて勝利に貢献しましたが、フリースローは見ていて全く落ちる気がしませんでした。
「あれはもう、去年からフリースローで泣いている試合がかなりあったので、絶対フリースローを落として負けたくないって気持ちで、決めました」

―フリースローだけでなく、アウトサイドシュートもよく決めていますが、なぜあんなに入るんですか?
「普段の練習でも、自分と拓郎(#18)の2人はノーマークになったらどんどん打っていいってキャプテンから言われているので、どんどん狙うようにしていたら結構入るようになってきました。入らないことも、ありますけど(笑)」

―練習はキャプテンを中心に進めているのでしょうか?
「そうですね、うちはコーチがいないので、4年生と、3年の皆で色々意見を言い合って、練習メニューも考えて。それでここまで来られたのは嬉しいです」

―入替戦では、どんなゲームに持ち込みたいですか?
「1次リーグを全勝で抜けられたのはディフェンスが良かったからだと思っているのですが、上位リーグに入るとリバウンドの意識がちょっと薄れてしまって、その分ハイスコアのゲームになっていたという反省があります。いいディフェンスができて、相手の点数を抑えてロースコアゲームができていた1次リーグのときのように、入替戦でもディフェンスから頑張って、そこから速攻につなげるうちらしいスタイルを出したいです。最初はほんとにディフェンスですね」

―相手は、現在のところ昨年4部4位の千葉商科大が予想されます。
「ずっと一緒にやってきて、知り合いもいるので、実は入替戦やるのが結構楽しみです。頑張ります!」
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