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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2008.10.05 (Sun)

10/5 関東大学1部リーグ 第5週 第2戦

ワンサイドゲームで法政大が圧勝
大東文化大は入れ替え戦の危機

法政大83(26-7,14-16,23-12,20-14)49大東文化大
081005umetsu.jpg入れ替え戦圏内の両者の一戦。だが、法政大がその力の差をまざまざと見せつけ34点差を付け圧勝した。法政大は序盤から速攻や#11長谷川(1年・G・新潟商業)、#27福田(4年・SG)の3P、#39梅津(4年・C)のバスカンなど一方的に攻め続ける。大東文化大は法政大#39梅津に連続でブロックに合うと中を攻められない。外からの単調なオフェンスで得点を奪えず1Qでわずか7点。2Qこそ、大東文化大は#11田中(1年・G・東京農大三)のスピードを生かしたプレイや#41山本(4年・SG)の3Pなどでやや盛り返すも、法政大の優位は揺るがない。大東大は後半に入ると覇気を失いまたも失速。そのまま法政大が試合を決してしまった。

未だ勝ち星がなく入れ替え戦行きが濃厚の大東大。残り2週を残し、日本体育大と中央大との試合を控えている。だが、荒削りではあるが前半戦に見せた勢いは第5週では全く見られなかった。もしこのまま修正が図れないとなると、入れ替え戦行きどころか、2部降格という赤信号もともる。下級生主体のチームだけに上級生のリーダーシップでもう一度チームの意識を1つに向かわせる必要がありそうだ。
一方の法政大は3勝7敗で現在5位。未だ入れ替え戦圏内にいることは変わりない。だが、試合には出場しなかったものの、インサイドの得点源の#5神津(3年・C)がベンチ入りしたことは明るいニュース。それに仮に神津がいなくとも、現有戦力でも残りの試合を充分に戦えることはこれまでの試合で証明済みだ。
下位4チームの中で地力を考えると法政大が入れ替え戦を回避する可能性は一番高そうだ。しかし、昨年も最終日までもつれた入れ替え戦回避争い。残すは大東文化大と同じく中央大と日本体育大。追い込まれたときこそ何が起こるかわからない。下位4チームの順位はこれから二転三転することもありえる。

写真:21得点11リバウンド4ブロックと攻守に大車輪の活躍の法政大・梅津。
※大東文化大・石原選手のインタビューは「続きを読む」へ。


東海大が逆襲! 第1戦と一転、日本大が大敗
日本大44(9-20,9-21,9-16,17-22)79東海大
081005abe.jpg前日に35点差という思わぬ大敗を喫した東海大だが、この日はリベンジを果たした。「油断があった」と#24古川(3年・F)が言う様に、第1戦では立ち上がりから相手の勢いに押されチームの生命線のディフェンスが機能せず好き放題にやられてしまった。しかし、この日は日本大を完全にシャットアウト。インサイドにボールが入れば、状況に応じダブルチームをで潰すと、アウトサイドではクリーンなシュートを打たせない。オフェンスでも序盤に#33西村(4年・G)が次々とアシストを決めリズムを掴むと、そのまま主導権を掌握。さらには、怪我から復帰して間もない#24古川が3P3本を決めるなど、完全復活を予感させる活躍。前日とは状況が一変した日本大はターンオーバーを連発。さらにリバウンドでも東海大より10本も少なく反撃の芽も完全に潰されてしまう。日本大は3Q終了時点でわずか27点。東海大と星を分け合う形となった。
残り2週、青山学院大と専修大との試合を控える両者。3敗目を喫した日本大は優勝はかなり厳しい状況。一方、専修大の2敗で2位に浮上した東海大。次週の青学大との直接対決が正念場。昨年のリーグ戦では青学大が一方的な展開で勝っている。それだけに今年は古川の復帰で青学大に一泡吹かせられるか注目が集まる。

写真:ドライブを仕掛ける東海大・安部
※東海大・古川選手のインタビューは「続きを読む」へ。
※日本体育大VS中央大、青山学院大VS専修大は別途掲載します。


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【INTERVIEW】
081005ishihara.jpg◆#9石原啓吾(大東文化大・4年・F)

-今日の試合を終えて。
「今チームがバラバラでまとまりがないというか。ミスも多いし、点も穫れなくなってきてるし。バラバラになってきてるから仕切り直してやらないと」

-チームがバラバラになったと感じたのはいつからですか?
「最近ずっとそうですね。練習の雰囲気とかも悪くて、ミスしても笑ったりだとか緊張感がない。それが試合にも影響しちゃってって」

-下級生主体のチームだから、モチベーションにギャップがあるのでしょうか?
「最初はそう思ったんですけど、上級生もそういうミスがあるんで。うちは誰が出ても変わらないっていうのが特徴なんで、下級生がというより全員がやっぱりちゃんとしないといけない感じですね」

-今は試合以前の問題ということですか?
「やっぱりずっとまとまってなくて。今日も前半畳みかけられて、あんだけ点差ついてゲーム決まっちゃったかなくらいのダメージ与えられて。そうですね、試合やる以前に決まっていたんじゃないですかね」

-今のチーム状況を副キャプテンとして、どう変えていきたいですか?
「いや、もう練習から僕ら上級生が下級生にしっかり見せつけてやんなきゃ。そうすれば、下も付いてくるし僕らも活気づいて。しっかりしたまとまりのあるチームになると思うので」

-この2日間の試合を観る限り、チームの向かっていく方向性が見えてきませんが。
「そうなんですよね。ディフェンスして走るチームを目指してたんですけど、それが今は何にもできてなくて。ディフェンスは所々できている部分はあるんですけど、速攻が出てないし。できあがってないというか、中途半端。そういうところをしっかりしていかないといけないとは思ってるんですけど、なかなか上手くいかないです」

-次の相手は同じく入れ替え戦候補の日本体育大ですが。
「次こそは絶対勝つってさっきミーティングして。とりあえず一勝すれば波に乗れると思うので。そこは絶対落とせないので、次こそは絶対勝ちます」

-日本体育大はどんな印象ですか?
「ディフェンスとかガチガチやってくる。外のシュートも入るんで、やっぱりひとりひとりがリバウンドやスクリーンアウトをしっかりやって、ガチガチにディフェンスやってくるのを逃げないで、強いプレイで返すことが重要になってくると思います」

-入れ替え戦について。
「それはもう全然考えてなくて。とりあえず次の相手だけを。一勝目指してやっていきたいと思います」



081005furukawa.jpg◆#24古川孝敏(東海大・3年・F)

―今日の試合を振り返って。
「昨日すごいひどかったんで。まず試合に入るときに気持ちひとつにして、チームで戦うっていうことをすごい意識してやったので。とりあえず勝ててよかったなと」

―昨日の試合ではなぜああいう展開になってしまったんでしょう?
「今まで連勝してきて、そのまま軽い気持ちで入って。日大も実際は力あるチームなんで、油断した部分があったんじゃないかなと(苦笑)。最初ポンポンとやられて立て直せない状態になって、そのまま持ってかれて。ハーフのミーティングで『しっかりやろう』って言ってたんですけども、完璧に出だしからやられちゃって、完璧に崩れたんで。やっぱり気持ちが浮いてたというか。なんかアップの時からちょっとおかしかった部分があったりしたんで。準備がやっぱり足りなかった」

―西村選手(#33)と中濱選手(#35)のところがミスマッチでしたが、そこへの適応というのは?
「文男(西村)さんのところは、高校が一緒で知ってるっていうのもあったんでしょうし(※)。篠山(日本大#13)に付くより篠原(日本大#9)さんに付いたほうが楽って言ったらおかしいですけど、あまり負担がないっていうのもあったし。あと中濱さんのところはどうしても付かなきゃいけないんで。とりあえず簡単に持たせないこととシュートを打たせないっていうことを意識して。チームディフェンスはチームとしてずっと課題に挙げてきたことなので、抜かれることに対してはポジションとってカバーすれば別に悪いことじゃないので」

―今日の試合で圧勝できた要因というのは何でしょうか?
「やっぱりうちはとりあえずチームっていうのを掲げているんで。点が獲れなくてもチームでディフェンスして抑えて。みんながひとつのことに意識持っていけてやれたのが大きい」

―故障から明けて間もないですが、今の古川選手の役割は何ですか?
「もともとリバウンドとかパスとかそういうんじゃなくて、ディフェンスがすごいわけでもなく。むしろ点を獲るのを中心に試合に使ってもらっているんで。昨日は出だしに積極的にシュートを打てなくて、全然点が獲れなかったんで。そう意味で積極的に攻めていかないといけない部分と今はスタメンじゃなくサブで出ているんでしっかり試合の流れを見て、相手の特長とか試合の状況っていうのを見ながら、自分のできるプレイをしていこうっていう。んー、繋ぎって言ったらおかしいですけど(笑)、そういう意識ですかね。際どい時間になったら自分がやらなきゃいけないのかなって思ったりするんですけど、そこまで“自分が”っていう感じではないですかね」

―今はあまり経験のないベンチスタートですが、そのことに関して。
「ちょっと昨日は入りがまずかったんで。久しぶりだったんですよ!一年生の最初の時がベンチスタートだったんで。すごいちょっと難しい。試合の流れを崩さないように入らないといけないんで、そういう意味では考えてやらなきゃいけないんで難しかったですけど…大きく崩れてはなかったはず!(笑)」

―古川選手の復帰でチームの得点力が上がったのは間違いありませんが、自分がいるときといないときではチームはどのように違うと思いますか?
「僕と僕の代わりでスタメンに出ている鮫島君(#45)っていうのはプレイスタイルが全然違うので。僕はシュート中心なんですけど、彼はドライブができるから周りとあわせたりもできるし。誰が出ても一緒のプレイはしなきゃいけないんですけど、積極的に僕もシュートを狙っているから、さっきおっしゃったように得点獲れるポイントが増えたということですね。自分で言うのもおかしいんですけどね(笑)。そういう感覚で自分もやっていこうかなと。今までの試合見てても全然点が獲れてなかったので、積極的に点獲っていかないと。いくら失点抑えるといっても(点が獲れないと)きつい部分もあると思うんで。そういう感じですかね」

―優勝を争う上で、昨日初めて黒星が付きましたが。
「負けは負けで今更掘り返してもしょうがないんで。そこから得たものもあると思いますし、これから切り替えて。リーグ戦は長丁場なんで、次に生かして。青学戦に合わせてやってきたんで、その前に1敗したのは大きかったんですけど、次の試合でそれを生かして青学には2連勝して優勝へ突っ走っていきたいと思ってます」

―今年の青山学院大の印象はどうですか?
「トランジションで走って、どんどんカットしてくるっていうイメージがあります。トランジションから速攻が相手の武器なんで、そこを抑えなければいけないですね」

―勝つためにはどういう試合運びを?
「コーチも言っているんですが、ハーフコートバスケットに持ち込んでいつも練習しているディフェンスでしっかり抑えるっていうふうにしていきたいなと思います」


※東海大・西村と日本大・篠原は北陸高校出身。
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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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