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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2008.10.04 (Sat)

10/4 関東大学1部リーグ 第5週 第1戦

ミスが目立つも、法政大が地力の差を見せつけ余裕の勝利
法政大81(15-17,24-17,21-17,21-11)62大東文化大
081004ohara.jpg入れ替え戦圏内の両者の一戦。毎年入れ替え戦を回避するために、熾烈な戦いが繰り広げられる後半戦では是が非でも直接対決を制しておきたい試合である。
先手を取ったのは大東文化大。第1試合ということもあってか、動きが散漫な法政大に対し、大東大はオフェンスリバウンドに飛び込みリズムを掴む。法政大は大東大の速い展開に適応しようとするもミスで点が伸びない。だが2Qに入りようやく法政大にエンジンがかかると、速攻や#91落合(3年・PF)のインサイドなどで主導権を奪う。法政大はフリースローなどのミスが目立ち大量リードこそ築けないが、最終Qに大東大を11点に抑え込み余力を残して勝利を収めた。





中野を中心にまとまりを見せた中央大が勝利
未だ勝ち星の無い日本体育大は入れ替え戦へ黄信号

日本体育大69(18-18,14-21,18-18,19-29)86中央大
081004nakano.jpg第1試合同様、1敗が命取りとなる状況の両者。中央大は#4中野(4年・F)、#7佐藤(4年・G)を中心に波のないバランスの取れたオフェンスを展開。一方の日本体育大は1Qこそタイで終えたが、2Qには突如脚が止まりだし開始6分でわずか3点と大失速。日体大は#27眞庭(4年・F)が執拗なマークで存在感を示せない。チームのもう1人の柱である#15宮村徹(4年・C)もミドルシュートや合わせのプレイで得点を奪うも、インサイドへのチェックの厳しい中央大ディフェンスを前に苦戦。日本体育大は後半に#11冨江(3年・F)の連続3Pで一時逆転。だがすぐさま中央大は#13砂原(3年・CF)のオフェンスリバウンドからの得点や、#7佐藤の連続得点で再逆転。さらには最終Q早々に中央大は#4中野の3Pで2桁得点を築く。後のない日体大はゾーンプレスを仕掛けるも効き目はない。残り2分には#4中野がとどめの3Pを決め17点差を付け快勝した。
入れ替え戦への危機感を両チームを通じて最も強く感じていたのが中央大#4中野(4年・F)かもしれない。この日好調の中野は序盤から果敢にドライブを仕掛けチームを牽引。個人プレイに走ることなく1試合を通じ安定感あるプレイで31得点を叩き出した。法政大同様、この勝利で下位4チームでひとつ抜けた感のある中央大。だが気の抜けない試合は続く。


機動力重視の日本大が攻守で圧倒! 東海大はまさかの大敗
日本大73(17-17,17-9,17-5,22-17)48東海大
081004nishimura.jpg日本大は#5中村(3年・C)の欠場により機動力重視の布陣。これが功を奏す。ここまでオフェンスが停滞気味だった日本大だが、この日は個々人のクイックネスが生き、ディフェンスを突破するとそこからボールが良く回りアウトサイドも好調。さらに#23上江田(3年・F)がスピードのミスマッチで東海大#35中濱(4年・C)を翻弄。またディフェンス面でも高い位置から各自が激しいプレッシャーをかけ、東海大のオフェンスをちぐはぐなものとする。とくに#33西村にマッチアップした北陸高校時代のチームメイトでもある#9篠原(4年・F)は、長いリーチを生かし西村からターンオーバーを奪う活躍。東海大も#32安部(4年・G)、#33西村(4年・PG)の3Pや#0満原(1年・C・能代工業)のインサイドなどで対抗するも、司令塔の歯車を狂わされた上、チーム全体として日本大ディフェンスのプレッシャーからオフェンスが噛み合わず3Qにはわずか5点。攻守で完全にゲームプランがHまった日本大が4Q開始時には20点のリードを築き、日本大が周囲の予想を裏切る圧勝となった。この日はまったく良いところのなかった東海大。機動力重視の布陣とはいえ、サイズが小さくなったわけではない日本大相手にどう修正するのか。第2戦では陸川監督の手腕が試されるだろう。

※日本大・篠山選手のインタビューは「続きを読む」へ。



首位攻防第1戦は青山学院大に軍配!
青山学院大73(22-12,12-20,23-10,16-14)56専修大
081004kobayashitakaaki.jpg東海大の敗戦により、無敗のチームはこの2チームとなった。優勝をかける両者の一戦はこの日のメインゲームとなった。鍵となるのはリバウンド。フィジカルの強い専修大のインサイドに青山学院大がリバウンドを制し、得意のトランジションの速い展開なら青学大有利。そこに持ち込ませなければ専修大にも勝機は十分。だが専修大は青学大#8荒尾(4年・C)にリバウンドで優位に立たれた上、マッチアップの#20張(2年・C)が1Qだけで3ファウル。さらには#5小林高晃(3年・SG)、#7渡邉(3年・PG)の3Pや#8荒尾の速攻などで遅れを取ってしまう。しかし2Qに入ると、青学大のオフェンスが停滞。その間に専修大は#28能登(4年・F)の連続得点や#10飯田(4年・F)の連続3Pで猛追を見せる。さらには#0堤(4年・G)、#15増川(4年・F)の得点で前半を2点差で終える。
後半、青学大がチャージする。青学大はゾーンディフェンスで専修大をシャットアウトすると、次々と速攻を連発。開始わずか2分で10点差をつける。さらには#7渡邉の3Pや#5小林高晃のオフェンスリバウンドからの得点で15点差とし、完全に主導権を掌握。青学大ディフェンスを攻略できない専修大は、ゾーンディフェンスで対抗したりと策を講じるも、打開策を見出せず。結局後半の立ち上がりの青学大のオフェンスが決定打となり、第1戦は青学大が快勝をおさめた。

※専修大・中原監督のインタビューは「続きを読む」へ。


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【INTERVIEW】
081004shinoyama.jpg◆#13篠山竜青(日本大・2年・PG)

―今日の試合を振り返って。
「リーグの中で1番良いゲームができたと思うんですけど、とりあえずこっちが絶好調で向こうが絶不調だなって感じですね」

―勝因はなんでしょうか?
「向こうが絶不調だったっていうのもあります。けど、自分たちが今まで重いゲームをしてきて、やっぱり東海の方が実力は上だろうと思ってきたし、マサさん(#5中村)がいないので本当にチャレンジャーの気持ちで最初からできたっていうのが。気持ちの問題だと思います」

―気持ちの問題というのは?これまでオフェンスが上手くいきませんでしたが、今日はなぜ上手くいったのでしょう?
「監督さんからも今日は細かい指示がなくて。『今日は迷わないでどんどん行け』って言われてたんで。今までは細かいところを意識したり、ディフェンスでもオフェンスでも意識しすぎたりしてやりすぎてた部分があったと思うんですけど。自分もそうだし、チームもみんな吹っ切れてできたと思います」

―先週の法政大との第2戦でスタメンを外されたのはなぜですか?
「やっぱり自分が1Q目にコントロールできなかったし、一色(#8)さんも(法政大との第1戦目で)終盤3Pが調子良かったので。それで外されちゃったんだと思うんですけど」

―スタメンを外された時の気持ちは?
「やっぱり悔しかったし、納得いかない部分も多少ありましたけど、プレイで見返すしかないと思っていたんで。今日は本当に強い気持ちでプレイできました」

―先ほど言っていて#5中村選手ですが、怪我ですか?
「トーナメントで怪我したところが、リーグの連戦の疲労が溜まってちょっとっていう感じだと思うんですけど」

―今日は中村選手が欠場で普段と違って、センターを1人で起用していましたね。いつものようにセンターを2人で起用するより、機動力の面では機能していたんじゃないですか?
「自分もあの布陣の方がいいと思うし、これから監督さんも色々考えると思うんですけど。まあ、フォーアウト・ワンセンターでやったほうがいいんじゃないかなって思いますね」

―機動力がある分、今日はディフェンスでも仕掛けられましたね。
「ディフェンスに関しては文男(東海大#33西村)さんのところにしっかり徹(#9篠原)さんがしっかり付いてくれたので。そこでまずリズムを狂わすことができたのと、上江田(#23)さんのところで中濱(東海大#35)選手のところを上手くカバーにいったり、いくフリをしたり。ある程度余裕を持って臨機応変にできたこともそうだし、フォワード何人も変わって元気な選手が出てくるんですけど、種市(#10)さんもファウル抑えて激しく守れたんでそこがよかったと思います」

―西村選手に篠原選手をマッチアップさせたのは、大胆な策でしたね。
「やっぱり徹さん背がでっかいし、手が長いんで。今日もあったと思うんですけど、ちょっと抜かれてもリーチの長さでカバーできたりするんで。そこで文男さんがちょっとでも狂ってくれればいいなということで」

―明日もありますが、ディフェンスの手応えというのはありますか?
「シュートも入ってないし向こうの調子が悪すぎたんで、今日みたいな展開にはならないと思います。やっぱり我慢してディフェンスを頑張れば、こういう結果が出るっていうことがわかったので、そこはよかったと思うんで。明日もこのペースでディフェンスから意識したいですね」

―今日は絶不調だったという話しでしたが、本来の東海大はどんなイメージですか?
「外はもうちょっとあると思うし、文男さんと満原(東海大#0)のところのピックももうちょっと機能すると思うんですけど…どうしたんですかね?(笑)うちと同じで東海も苦しい時間帯が長引いている時もあるし、まだ上手くいききっていないのかなっていう印象はあったんですけど、ここまで空回りしてくれるとは思わなかったですね」

―すでに2敗していて厳しいですが、優勝については?
「いや、優勝はそんなに考えてないというか…狙ってないとかじゃなくて、今までチームがこういう状況でやっていたので、それよりも1日1日やっていくしかないと思っているので。その結果優勝に繋がればいいと思いますけど、まずいい内容の試合をやることが大事なんじゃないかなって。インカレもあるんで。そう思ってやってます」



◆中原雄監督(専修大)

―今日の試合を振り返って。
「いや、もう力負けっていうよりはポイントを言っていたんですけど、そのポイントを上手く青学らしい攻めでやられたかなって感じですよね」

―ポイントというのは?
「青学の一番いいところはトランジションがすごくいいチームなので、そこのところを今週練習してきたんですけど、どうしてもミスの後だとか、シュートの後に対してフッと気を抜いたところをやられたな。明日はそこを修正しなきゃいけないですけど」

―対戦する前と実際に対戦してみて青山学院大に対するイメージは違いましたか?
「いや、変わらないです」

―専修大はガードのドライブをもっと生かしていきたいと思っていたのですが、今日はドライブをさせてもらえませんでしたね。
「やっぱり気持ち的なところで。やられてしまった、やられてしまったってなって気持ちの切り替えがうちができてない。それが次のプレイに引きずってしまっているのがあったんで。そこじゃないかな。本来は青学は点数すごい獲れますからね。うちはそこの修復とオフェンスがもう全然悪すぎたってことですね。今日はミスが多すぎた」

―ガードがどんどん攻めて、相手をファウルトラブルに追い込むというゲームプランはありますか?
「ガードっていうよりも、フォワードにしてもインサイドにしても、バスケットに対してリングに向かっていくのはガードだけじゃないですからね」

―勝つには何が必要ですか?
「今日としてはトランジションをしっかりと修正してっていうところから始めないといけないですね」

―今週が優勝を狙うには大事な試合ですね。
「優勝っていうのはまだねぇ。とにかく目先の一戦一戦をやらないと先っていうのはないし、基本的には今日のゲームも終わったんで気にしてないです。明日とにかく修復していい結果が出せるようやるだけなんで」

―次週以降も上位チームとの試合が続きますが。
「うちにとっては全部上位ですよ(笑)。そんな力が飛びぬけてあるチームじゃないんで、とにかくその週全員で力を合わせてやっていくのが今もやってきてるし。とにかく先を見ていてもしょうがないんで明日です」

―では最後に明日に向けて。
「もう頑張るしかないっしょ(笑)。頑張ります!」

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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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