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第95回関東大学バスケットボールリーグ戦 8/24〜11/10

関西学生バスケットボールリーグ戦 8/31〜11/3


2007.06.01 (Fri)

関東大学トーナメント6/1関東学院大VS中央大

関東学院大学108(32-17,23-14,21-19,32-26)76中央大学

0601kangaku関東学院大の快進撃はとどまるところを知らない。有力校を次々と破ったのはもはや勢いだけのものではないことを証明しつつある関東学院大と、中央大とのベスト4を賭けた一戦。関東学院大躍進の立役者#5パプ(1年・C・延岡学園)を、サイズとスキルを兼ね備える中央大#18小野(2年・C)がどう抑えるのかにも注目が集まった。試合はインサイドのパプと#14本郷(4年・G)、#45尾崎(2年・G)らのG陣が終始圧倒し、早い段階で大量リードを奪った。劣勢に立たされた中央大は#4富田(4年・G)が孤軍奮闘するも、最後まで反撃のきっかけを見つけられないまま大敗した。またしても100点ゲームで快勝した関東学院大が優勝へとまた一歩近づいた。

詳しいレポートと関東学院大・パプ選手、高杉選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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■GAME REPORT■
0601takasugi1Q、中央大#18小野が先制3Pシュート。しかし関東学院大も#5パプのインサイドでの存在感は大きく、中央大は簡単に得点を許し、それで勢いに乗るかのように#34坂口(4年・F)が3Pを沈め、アウトサイドも好調。中盤、#14本郷のドライブに#5パプが合わせ強烈なダンクを決めるが、このあと関学大はオフェンスが噛み合わない。その間に#4富田、#6田嶋(4年・C)のシュートで徐々に迫る。終盤、中央大#18小野のドライブに関学大#5パプが好ディフェンスからオフェンスチャージを取ると、#14本郷、#16高杉(2年・G)の連続3Pで点差を二桁に乗せる。一方の中央大はやはりインサイドの関学大#5パプに意識が集まり攻め切れないが、関学大のチームファウル5つから得たフリースローを#4富田が冷静に二本とも決める。しかし関学大#5パプが1on1からミドルシュート、オフェンスリバウンドからそのままドライブを決め、第1Qだけで一挙15得点の大量リードを奪う。

2Q、なおも関学大が優位にゲームを運ぶ。#14本郷が技ありのピックアンドロールで#5パプにアシストを出し先制すると、#5パプがポストアップからのターンシュートで得点を重ねる。しかし、中央大#7田原のシュートをブロックにいった関学大#5パプがファウルを吹かれ、2Q開始1分あまりで2ファウルになる。さらに関学大#34坂口も3つ目となるルーズボールファウルを犯してしまう。このあと関学大#45尾崎の3Pに、中央大#10中山(4年・PG)がセカンドチャンスから3Pを入れ返すが、両チームともに単調なオフェンスで試合が動かない。残り5分を切り関学大19点リードの場面で試合が動き出す。関学大#5パプが2ファウルながら力強いレイアップをねじ込むと、さらにポストアップから#14本郷のシュートを演出する。この間中央大は外からのシュートの確率が悪くことごとく関学大#5パプにディフェンスリバウンドを取られる。さらに関学大#45尾崎にスティールをされ速攻を止めにいった#4富田のファウルがアンスポーツマンライクファウルの判定に。このフリースローを関学大#45尾崎は二投とも決め中央大の戦意を奪う。中央大は#4富田が一人奮闘しミドルシュート、セカンドチャンスから3Pを決める。しかし前半で22点差と、後半に望みをつなぐには大きすぎる点差がついてしまった。

0601tomita3Q、開始4分を過ぎてもオフェンスのリズムを両チームともに掴めない。きっかけが欲しい中央大はフロントコートからディフェンスを仕掛けるがこれが裏目に出る。中央大#18小野がボールを運ぶ関学大#5パプに3つ目となるファウルを犯すと、その後は消極的な3Pシュートを乱発する。両チームとも味気ない展開で時間だけがただ刻々と過ぎていく。この状況を打破したのはやはり関学大#5パプ。#5パプは目が覚めるようなリバウンドダンクを決めると、さらに速攻の場面でファウルを受けながらも豪快なワンハンドダンクを決め会場を一気に沸かす。さらに中央大#18小野に3Pを決められるが、関学大#16高杉が相手のディフェンスが戻る前にすぐさま3Pを入れ返す。しかし、中央大#4富田がディフェンスの裏を突きシュートを決めると、相手からボールを奪い#18小野に速攻を出す。さらに中央大はディフェンスでプレッシャーをかけ相手のオフェンスを止めると、中央大の反撃が始まる。それまで沈黙していた#18小野がレイアップを、さらにドライブからストップジャンプシュートを決める。さらに#18小野が外した3Pを#12中野(3年・F)がオフェンスリバウンドからシュートを決める。しかし、#18小野が4つ目のファウルでベンチに下がると反撃もここまで。中央大は関学大#5パプのスティールからのワンマン速攻、#14本郷の二連続3Pでその差を26点とされ、4Qを迎える前に試合をほぼ決定付けられてしまう。

4Q、もう後のない中央大はフルコートプレスを仕掛けるが不発に終わる。オフェンスでも外からのシュートを狙うも不発。その間にも関学大は#5パプのインサイドや#45尾崎がディフェンスをかき回し攻める手を緩めない。戦意を失った中央大はその後も3Pを乱発するがそのままタイムアップを迎える。最終スコアは108-76。またも関学大が100点ゲームでベスト4へ進出した。


0601pape◆#5パプ・ムール・フェイ(関東学院大・1年・G)
―今日の試合の感想は?
「やっぱり自分がどれだけ頑張れるかだから、一日一日気持ち切り替えて。今日は今日、昨日は昨日だから。ゲームの中ではどれだけ自分を出せるかだし、何が来るかわからない。やっぱり自分がやることやらないと困ることがいっぱい起こるから。早く気持ちを切り替えてそこからまた試合をやります。今日は勝ったけど、明日はどこが来るかわからないけど、切り替えて勝負したいと思います。今日と同じプレイをやりたいと思います」

―油断はないですね。
「勝っていても早く1Q、2Qで切り替えないと勝つバスケはできないから。1Q、2Q頑張って、3Qでどれだけディフェンス頑張るかだから。今日は今日で忘れて、明日は明日です。明日また新しいオフェンスやって、新しいディフェンスやります。相手は相手、自分は自分。バスケは気持ちだから。明日の相手は今日よりもっと強いかもしれないし、諦めないで頑張ります。」

―今日もインサイドで大暴れでしたが。
「インサイドでボールをもらった瞬間に行かないで、自分でゆっくり考えて勝負します。トラベリングしないで、どれだけ勝負するかです。ま、インサイドに誰が来ても怖くないです。やっぱりボールが来た時にはチャレンジしていきます。IN MY HOUSEって英語。(ペイントは)自分の家だから、自分の家に知らない人が入ったら許さないから。知ってる人なら「ハイ、どうぞ」って。試合が終わったときには知ってる人だけど、試合のときは知らない人だから許さないです」

―3Pシュートを何本か打って入らないと、すぐにインサイドのプレイに切り替えましたね。
「ミドルシュートは良かったけど、3Pシュートは2、3本打って入らなくて、また切り替えて中にいきましょーって。だからもらっても3Pシュートやらず、ミドルシュートで。やっぱりバスケットは中だけじゃないしいっぱい(選択肢が)あるから。だから中も50%やって、外も50%やります。」

―チャレンジャーの気持ちですね。
「やっぱりトライしないと。トライ、トライ、トライ。審判が笛吹く前に自分のやることをトライしないと。そうすれば、いいチャンス来ると思います」

―豪快なダンクが飛び出ましたね。
「はい、ダンク大好きです。空いてるときにダンク行きます。ダンクはご褒美です。応援してくれる人へのご褒美です。自分のダンクはプレゼントです。応援やってるときに気持ちも上げて、そうすると応援と選手でいいチームになると思った。応援してくれると自信にもなるから」

―マッチアップの小野選手について
「あっちのほうが一個上だし、上手いしどんだけ自分で考えてプレイするかです。最初にチャージングとって、早くファウルさせて、退場させて。そうすれば相手のチームも落ちるから。だからどんどん中でトライしました」

―小野選手から奪ったオフェンスチャージですが、いいプレイでしたね。
「やっぱりバスケは考えないといけない。相手も空いてる場所に行くからそこで止まればオフェンスチャージなるかもしれないし。よく考えて手出さないのもありますし。高校のときいっぱい勉強したんで、これからトライしたい。オフェンスもディフェンスもやりたいと思います」

―パプ選手のプレイはインサイドに目を奪われがちですが、パスや外のシュートもできますよね。
「できます。トライすれば相手来るから、そこでノーマークの味方見つけてパスをします。それやんないと大変だと思います」

―パプ選手はセルフィッシュなプレイヤーではなくチームプレイヤーですね。
「はい!チームプレイヤーじゃなきゃダメ。だって自分がセンターだから、エースみたいな感じだから、それをやらないとチームは困るから。どれだけトライし、どれだけシュートをし、どれだけパスし、ボールもらう前から考えてるから、考えないとファウルもするし。バスケットは考えなきゃダメ。考えて自分のシュートだとか出せるかだから。考えるのが一番。考えないといつも汚いプレーをするようになる」

―今日も試合中、審判の落ちたバッヂを付けたり、ユーモアなアクションをとりますが。
「“審判にファウルじゃないかな?”っていうと、審判もどんどん吹くから。それにやっぱ選手も審判を尊敬しなきゃダメだから。体育館の中で一番偉いから。体育館の外ではいいけど、体育館の中で尊敬しないと自分が厳しくなるから。自分の手で(はらって)審判のバッヂ取れたから、また自分の手で付けた。そしたら審判“ありがとう”って、だから、僕は“いえいえいいです”って。体育館の中では勝ちたいから、ボール欲しいから審判は尊敬します。高校の時も、自分の国セネガルでもそうやってるから、今まで」

―明日の準決勝の抱負を。
「どんなチームが来るかわかんないけど、明日はもっとレベル上げないといけないから。今日50%で勝てましたが、明日は100%で頑張ります。100%なら多分勝つと思います。今日帰ったら寝て、また考えて。明日はどうなるかわかりませんが絶対勝ちたいと思います」



0601kangaku takasugi◆#16高杉和正(関東学院大・2年・G)

―インサイドのパプ選手の存在感で忘れられがちですが、関東学院はディフェンスがいいチームですよね。
「そうですね。ディフェンスは結構練習してるんで。パプがいるからドライブされても安心できるし、自分たちは外のシュートを守るっていうディフェンスしてるんで。ディフェンスはいいと思います」

―今日はファウルが混みましたね。
「そうですね。いつもは吹かれないんですけど、手が出ちゃった分吹かれましたね。ファウルが混むと交代しなくちゃいけないんで、交代するとリズムも作れないから気をつけます」

―この強さの所以はどこから来るのですか?ただ勢いだけで勝っているようには見えませんが。
「そうですね。気持ちですね。気持ちが一番大切ですね」

―トーナメントが始まる前ここまで残っているとは予想できましたか?
「予想はしてなかったですけど、一戦一戦しっかり勝つことを意識してました」

―パプ選手のワンマンチームだという批判もあると思いますが、パプ選手だけでここまで来られたのでしょうか?
「そうじゃないと思いますね。パプを中心にというだけで、応援の人もチーム一体になれたからだと思います」

―地元神奈川でも応援の声が聞かれると思いますが。
「そうですね。神奈川出身の選手が多いんで応援してもらいたいと思います」

―次の相手はパプ選手に対策をしてくると思いますが。
「パプにディフェンス集まると思うんで、パプから外にパスが来たときに外角のシュートを決めることが大事だと思います」

―三部Bの関東学院がトーナメントを盛り上げてることを喜ぶファンも多くいると思いますが、いざ優勝となると、ぽっとでのチームがいきなり優勝してはいけないという雰囲気もあるかと思いますが。
「そうですね。でも、周りのことは気にしないで、精神的にも余裕もって試合に臨めればいいと思います」


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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