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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2008.10.04 (Sat)

10/4 関東大学3部ABリーグ 第5週 第1戦

昇格に向け絶体絶命の3敗対決
駒澤大を退けた神奈川大が踏みとどまる


【3部A】
今週から上位・下位とも星のつぶし合いが始まった。3敗で同率3位の神奈川大と駒澤大の直接対決は、前半は同点と譲らぬ展開。だが、最後の決定力で神奈川大に軍配が上がった。1敗の國學院大、2敗の立教大、そして3敗の関東学院大はそれぞれ粘られながらも勝数を伸ばした。

4Qのパプの10連続得点で関学大勝利
玉川大 81(27-30,18-24,21-18,15-27)99 関東学院大
081004otake「パプは寄られるのがわかっているから周りをよく見ている」と玉川大・林コーチ。パプを守っても他の4人にフリーでシュートを決められてしまっては元も子もない。そのため、玉川大は関学大#1パプ(2年・C)に対してマッチアップのセンターが責任を持って守るスタイルで臨んだ。時には裏パスからダンクを許すシーンもあったが、ベンチも応援席も「次!」と沈まず、どんどん切り替えてオフェンスにつなげていく。すると#4村田(4年・G)のドライブや、#5大竹(4年・G)、#13久田(3年・SG)、#22佐藤琢(1年・F・明成高)と3Pシュートが面白いように決まり、3Q終わっても6点差とくらいついた。
しかし、4Q立ち上がりに関学大が#1パプのローポストからの1on1を連続で展開。リバウンドシュートも含めて10連続得点と畳み掛ける。さらにディフェンスリバウンドもがっちりつかんで玉川大に反撃のチャンスを与えず、5分間で68-85としてほぼ1人で勝負を決めてしまった。関学大は終盤にはベンチメンバーをコートに送り出す余裕も見せる。一方の玉川大もベンチから出てきた#18佐藤吏(2年・G)が奮闘するが、この点差を縮めることは出来ず。最終スコアだけを見れば関学大の快勝となった。
玉川大は先週の神奈川大戦に続き、4Qの立ち上がりで失速。攻守の切り替えが激しいため、それを40分間は続けきれないのが惜しまれるところだ。リーグ戦では「善戦」「健闘」は意味がない。この頑張りをなんとか勝利につなげるためには、失速をカバーできるだけの“リード”を得て4Qに臨めるかがポイントといえる。

写真:4年生がよく話し合っている玉川大。#5大竹は、シュートはもちろん笑顔でもチームをリードする。


江戸川大、激しいDFで前半は互角も後半失速
立教大 112(25-24,27-24,24-10,36-27)85 江戸川大
081004fukuここまでまだ白星のない江戸川大。だが、立ち上がりからひるむことなく立教大に向かっていく。#1山口(4年・PG)、#2福留(1年・PG・延岡学園)がアウトサイドに速攻にとかき回し、6-11と先行。守ってはメンバーを次々変えながらバックコートから激しいディフェンスを展開する。これに対して立教大は#18菊地(2年・F)、#14丸本(3年・F)の5本の3Pシュートで1Qを25-24となんとかリードするものの、2Qに入っても江戸川大の運動量の多いゾーンディフェンスを前にミスを多発。江戸川大はマイボールにするとたちまちゴールまでボールを運んだ。
立教大ペースになったのは3Qも終盤を迎えたところだった。3Qは#16宇野(2年・C)がバックシュートでゾーンを攻略、62-53となったところで両チーム得点が止まった。ここで立教大は#13西鶴(3年・G)を投入。すると2連続で速攻を決める。さらに3本目の速攻でフリースローをもらい、2投しっかり決めるとすかさずバックコートプレス。はかったようにパスカット、#14丸本の3Pにつなげて1分間で9点をかせぎ、76-58と勝負を決めた。
だが、4Qになっても江戸川大の笑顔は消えず、3Pシュートをどんどん狙い、激しいディフェンスも最後までやりきった。残り5試合、最高でも6位だが、その6位と7・8位では来年3部Aか3部Bかという雲泥の差がある。なんとか勝って今シーズンの経験を来年につなげたいところだ。

写真:江戸川大のルーキーガード#2福留。抜群のクイックネスとボディバランスで攻守ともに活躍した。

※神奈川大VS駒澤大、國學院大VS東京成徳大は別途掲載します。
立教大・菊地選手のインタビューは「続きを読む」へ。


■4日の結果
玉川大 81(27-30,18-24,21-18,15-27)99 関東学院大
立教大 112(25-24,27-24,24-10,36-27)85 江戸川大
神奈川大 79(17-22,23-18,21-10,18-23)73 駒澤大
國學院大 92(18-17,18-24,33-23,23-18)82 東京成徳大

■10/4現在の勝敗
國學院大  8勝1敗
立教大   7勝2敗
神奈川大  6勝3敗
関東学院大 6勝3敗
駒澤大   5勝4敗
東京成徳大 3勝5敗
玉川大   1勝8敗
江戸川大  0勝9敗


東洋大・国際武道大、9連勝で昇格へ大きく前進
学習院大と横浜国立大は自動降格の影忍び寄る


【3部B】
東洋大と国際武道大が全勝を守った。敗れた東京大、東京経済大はリーグ前半で1敗を喫していたため、星2つ差となって昇格が遠のいた。一方、下位争いは昨年ともに4部を戦った同士の対戦となり、明治学院大と千葉商科大が勝利。明治学院大は、30点以上差をつけられた昨年の試合の雪辱を果たした。こちらも星2つ差をつけ、自動降格(7・8位)回避に向け大きな1勝となった。

■4日の結果
横浜国立大 56(18-12,7-13,16-27,15-16)68 明治学院大
学習院大 84(13-26,16-30,20-22,35-26)104 千葉商科大
東京経済大 93(28-18,24-33,21-26,20-23)100 国際武道大
東洋大 104(21-19,24-22,32-19,26-26)86 東京大

■10/4現在の勝敗
東洋大   9勝0敗
国際武道大 9勝0敗
東京経済大 7勝2敗
東京大   7勝2敗
明治学院大 2勝7敗
千葉商科大 2勝7敗
学習院大  0勝9敗
横浜国立大 0勝9敗

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081004kikuchi◆菊地庸宏(立教大・2年・F)
昨シーズンはシックスマン。
代が替わってからスタメンに定着し、今年はコンスタントな活躍を見せている。隙あらば外から射抜き、186センチのサイズを生かしてリバウンドにも顔を出す。
本人は「精神面がまだまだ」と言うが、その口調もどこか自分以外の誰かについて説明するような客観性がある。
菊地のこの自然体が崩れない限り、立教大の本当のピンチはなさそうだ。


―今日は100点ゲームながら、前半は4点差と競りました。
「ディフェンスもオフェンスもやるべきことはやっていたんですが、前半はたまたまミスが出てああいう競った展開になってしまいました。でも、うちとしては全然焦っていなくて、このままやることをやり続ければ勝てるだろうと思っていました。後半はその通りうちのバスケットが出せて勝ちにつながりましたが、前半のミスの多さは反省すべきところですね」

―そのミスは江戸川大のゾーンの勢いにおされて…という感じですか?
「うーん、最初に相手を乗せてしまって、ちょっと受身になっていたというのはあるかなー。でもゾーン対策は練習していたので、やりにくさは特に感じていなかったです」

―確かに、要所で3Pを決めたりゴール下に入り込んだりしていましたね。リーグここまで自分の出来としてはどうですか?
「いや、まだ全然未熟だと思います。ミスが多い状況で自分もミスしてしまったり、あと精神的に弱いところがあってシュートが入らなかったときにどうするかっていうのがまだまだで。3週目の神奈川大戦2戦目でも、全然シュートが入らなくて、チームは勝ったんですけど自分はその日何もできずに終わってしまったんですよ。シュートが入るか入らないかっていうのは僕にとってはまだ大きくて。ただ、そうは言っても試合に出ているからにはしっかりやらないといけないので、自覚を持ってやるようにしています」

―そのシュートはどんなタイミングで打てると精神的にも上がってくるのですか?
「うちには丸本さん(立教大#14)っていうチーム1番の点取り屋がいるんですけど(※得点ランキング1位)、丸本さんのマークがきつくなったときに自分が次に点を取る人なのかなって思って打っていっています。僕か丸本さんのどちらかが点を取ればいい、丸本さんが囲まれている時は自分がチャンスだと思って打てればいいかなという感じです」

―ディフェンスする側は菊地選手と丸本選手2人ともをケアするのは大変そうですね。そういった意識はスタートになった今年から出始めたのでしょうか。
「いや、丸本さんの方が全然シュート入ってますけど(笑)。ただ去年のリーグでも、同じポジションの4年生の先輩の次に出してもらっていたので、2年生になったら自分は試合に出るなって自分でもわかっていたというか、なんとなくそんな気がしていたので、去年から自覚を持ってやろうと意識はしていました。今年はチームも変わったと思いますよ。練習からしっかりやっているし、自分としても後輩が入ってきてもうちょっとちゃんとしないといけないって思っていますし」

―その成果として、今、2部との入替戦行きが狙えるところにいます。それについてはどう思いますか?
「入替戦のことは考えますけど、やっぱり関東学院がいるじゃないですか(第6週で対戦)。関東学院には上位のチームも結構やられているので、とりあえず1勝1敗って目標にしています。1敗してもいいから、絶対1勝するという意味で。2敗したら2位以内が他のチーム次第って形になるので、まずは関学大戦に照準を合わせています」

―そうして自力で2位以内が見える状況にいるという自信はリーグ前からありましたか?
「自信ですか?自信は全然なかったですね。上位のチームと練習試合をやって、結構いい結果は残していたんですけど、リーグ戦は普通の試合と違う。いざ本番となると結果がどうなるのかやってみないとわからない中で、2敗で来ている今の成績はすごくいい方だと思います」

―明日の試合、次週の関東学院大戦に向けては。
「関学のパプをどう止めるかっていうのが本当に重要になってくると思うので。まず明日しっかり戦って、そのうえで来週の練習で対策を万全にして、勝ちに行きます」


■個人ランキング
3部A
081004p
得点ランキング

081004_3p
3Pランキング

081004r
リバウンドランキング

081004ass
アシストランキング
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