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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2008.09.28 (Sun)

9/28 関東大学1部リーグ 第4週 専修大VS中央大 第2戦

専修大が前日に続いて、大逆転
中央大は4Qの失速で入れ替え戦圏内へ

専修大65(14-13,13-19,18-24,20-7)63中央大

まるで前日の試合の再現をするかのようだった。この日も専修大の勢いを断つべく中央大は#4中野が要所での活躍を見せ、第4Qまでに11点のリードを確保。だが、まさかの追われる者のプレッシャーからかまたも終盤の失速で連日の逆転負け。
試合後、重い口調の#7佐藤(4年・G)の言葉には苦悩が滲み出ている。1部でも対等に渡り合えるだけの力はある。この日の試合も勝てるはずの試合だった。だがミスが許されない勝負所での弱さが出てしまう。何が何でも勝とうとする強い気持ちが足りない。しかし、そう言うは易し。キャリアや経験、他チームより劣っているこれを中央大は痛感しているかもしれない。それだけ勝負所を見極め、勝つということは難しい。入れ替え戦も迫ってきている今、中央大に残された猶予は限りなく少ない。

※試合の詳しいレポートと中央大・佐藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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■GAME REPORT■
080928k46序盤から一進一退の攻防。だがこのQ14-13というスコアを見ても、ロースコアを狙う中央大のゲームプラン通りといってもいいだろう。専修大は#22鈴木(4年・G)のドライブで先制。しかしその鈴木は厳しいマークを受け、思うようにプレイさせてもらえない。さらにはドライブに対して積極的なヘルプや、時にゾーンディフェンスを織り交ぜ外角からの攻撃を封じる。それでも専修大は#28能登(4年・F)がフックショットやオフェンスリバウンドをもぎ取り奮闘。対する中央大は#13砂原(3年・CF)の速攻や#12浜田(3年・PG)、#4中野(4年・F)のドライブで対抗。

2Q,専修大は#28能登のミドルシュートが決まると、その能登から#1宮城(2年・F)が3P。さらに宮城は#0堤(4年・G)のアシストからミドルシュートを決め開始2分で21-15とする。たまらず中央大はタイムアウト。流れは専修大。だが、タイムアウト明けに専修大がゾーンディフェンスを敷いたことが逆に中央大のオフェンスを活性化させ、#13砂原の速攻、#7佐藤(4年・G)のジャンプシュートで逆転されてしまう。それでも専修大は#28能登の連続得点などで再逆転。しかし、残り3分、中央大の執拗なディフェンスを前に専修大はきれいな形でオフェンスを終えられず無得点に終わる。その間中央大は#13砂原のドライブやセットオフェンスから#19山田(2年・PG)が得点を奪い5点のリードの27-32で前半を終える。

080928nakano3Q、専修大は#11藤井(3年・G)が早々に3Pを決めるも、中央大は#17吉田(2年・F)のアウトサイドや#12浜田のスティールからの速攻などで徐々に突き放しにかかる。中央大は専修大#20張(2年・C)に3Pを決められた直後や、#28能登のシュートミスから#4中野が隙の無いプレイで連続得点を奪い、残り5分で12点ものリードを奪う。この状況を打破したい専修大はゾーンプレスを仕掛ける。それでも中央大は#4中野、#8三浦(4年・SG)は動じることなく3Pを沈める。専修大は#28能登が連続得点を奪う場面こそあったがリードを縮めるには至らず45-56でこのQを終える。

第1戦同様2桁得点での最終Q。専修大は立ち上がりに#0堤の3Pで8点差とする。すると中央大はターンオーバーから#22鈴木に速攻を許すと、続くオフェンスでシュートミスからまたも速攻を決められ、わずか開始2分で4点差にされてしまう。中央大はタイムアウトを取るも、完全に浮き足立ち修正を図れない。このチャンスに専修大は#10飯田(4年・F)から#28能登へのアシストが決まり2点差ととうとう中央大を捕らえる。さらに中央大は#21鈴木(1年・C・弘前実業)がフリーのゴール下を外してしまう痛恨のミス。それでも中央大は#17吉田がインサイドやブロックショットでなんとか耐え凌ぐ。すると中盤、両者動きが堅く2分間無得点。だが残り3分、#15増川(4年・F)が速攻を決めると続くディフェンスで#10飯田が#12浜田のチャージングを誘う。さらに#22鈴木の3Pでとうとう逆転。だが中央大も#9渡辺(4年・PG)のジャンプシュートで同点とすると、続いて専修大のチームファウルが5つとなり#4中野がフリースローを獲得。だが中野はこれを1本しか決められず、残り1分でスコアは62―63。専修大はこの重要な場面で#22鈴木が放った3Pは外れてしまう。だがこれを#15増川がオフェンスリバウンドから得点し再逆転。さらに増川は#4中野が外した3Pのリバウンドをもぎ取り勝負を決めた。65-63で第1戦に続き専修大が逆転勝利を収めた。

【INTERVIEW】
080928satokiichi◆#7佐藤基一(中央大・4年・G)
―試合を終えて。
「昨日も第4Qで一気に持ってかれちゃって。そうですね…足が動いてないっていうのがありますし」

―足が動かなくなってしまうのはなぜですか?
「多分ボール持っている人間に頼っている部分があるんですよ。誰かがやってくれるだろうっていう。オフェンスはそうで、ディフェンスでもリバウンド、ルーズボールとか任せたり。やっぱり相手の方が最後まで気迫があって。そことかですね」

―第4Qにそれが顕著ですが、原因はメンタルの弱さですか?
「メンタルも弱いと思います。10点差とか開いていたんで、気持ち的に落ち着いてしまったのもあると思いますし各々が。そう思ってなくても心のどこかではそうなのかもしれない」

―リードを奪いながら逆転負けというのは昨日同じ展開でしたが、今日の試合中にそれを思い出すことはありましたか?
「多少はありました。4Q始まる時に10何点差開いて、ここで負けたっていうのがあるんで、今日は負けないようにしようって。思っていたんですけど、こういう結果になってしまって。気持ちの弱さとかもあると思いますし」

―昨日の負けのショックを引きずる雰囲気はチーム内にありましたか?
「それはなかったですね。個人的に全然ないですね」

―今日は佐藤選手自身ミスが目立ちましたが、チームの得点源としても『自分がやらないといけない』という気負いはありますか?
「あります。ありますけど、1人でやって勝てるスポーツじゃないんで、周りを信じてやりたいです」

―そういう気持ちを中野選手(#4)と話し合ったりしますか?
「話しますよ。お互い1対1でどんどん点数とっているんで、やっぱりカバーとかで1対2の状況になるんで、そこで強引に行くんじゃなくて誰かが空いているんだからパスを裁ければいいんですけど。シュートで終われれば、後もう一回リバウンドを取れれば攻めれるし。…うん、そうですね」

―これからチームが勝ちきるには何が必要だと考えてますか?
「試合全体で考えるんじゃなくて、10分間、10分間、10分間、10分間ひとつずつ集中して、その10分間で勝ち越して、次の10分間でも勝ち越してっていうやり方ができればいいんですけど…やっぱりどんなに4つに区切っているとはいえ、休憩も2分とかだし。やっぱり練習から体力もメンタルもつけてやんなくちゃいけない部分だと思うんですけど。これから3週間課題はそれだけですね。ポジティブに考えれば去年1部に上がってきて、1部の強豪とやってもインサイドで争える試合をできたのは自分たちの自信にしてもいいと思います」

―先週の東海大との第2戦からチームの方向性が見えてきているのかなと思うのですが、現状で序盤戦よりできていることっていうのはなんでしょうか?
「リバウンドはいくらか良くなってきてると。ディフェンスとそこからディフェンスリバウンド。ゲーム自体も割りとロースコアな試合展開になっているんで、問題はオフェンス。やっぱりバスケットは点数獲る競技なんで、1点でも多く獲らないと勝てないじゃないですか。その点数が取れないんで、やっぱり課題はオフェンスですね」

―オフェンスでは吉田選手(#17)の活躍も出てきましたが、現有戦力で現実的な打開策はなんだと思いますか?
「自分自身はマークがどんどん厳しくなると思うので、そこで味方信じてパスするのこと。そこでフィニッシュ決めてくれることを信じて。そういうふうに併せるプレイとか、フォーメーションもそうですし。そこをレベルアップしていけば間違いなく勝っていけると思うんですけど。(次週の)日体大とかも初めてやるんで、見ているだけでは正直わからないんで。とにかく強気でプレイして、1週間、2週間試合がありますけど、うちのチームはここからなんで。ここからどれだけ頑張れるか」

―終盤戦を迎えるにつれどのチームも入れ替え戦を回避するために危機感を覚えてくると思うのですが、焦りはありますか?
「あります。正直言ってあります。でも消極的とか弱気な気持ちでいったらダメだと思うので、どうにか6位目指して。もちろん他のチームもやっぱり上位チームとやればどうなるかわからないので。ただあと6試合は全部圧勝で勝つ気持ちを持って。1週間練習して来週の試合に備えます」

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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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