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2008.09.28 (Sun)
9/28 関東大学3部ABリーグ 第4週 第2戦
國學院大と立教大の1・2位対決は1勝1敗
星2つ差に5チームがひしめく混戦に
【3部A】
駒澤大と関東学院大の上位直接対決は、関東学院大が2連勝して駒澤大と3敗で並び、入替戦争いに踏みとどまった。
玉川大は貴重なインサイドの#16久保田(3年・C)を怪我で欠く中で神奈川大に善戦したが、4Q開始から11連続得点を許して勝負あり。
また、依然勝星なしの江戸川大はロースコアゲームに持ち込むも、惜しくも逆転負け。東京成徳大は1歩抜け出したかに見えるが、リーグ後半は上位との対戦が続き気が抜けない。
現在の1・2位決戦となった國學院大-立教大は國學院大が雪辱、星を分けたが得失点差では立教大が上回った。これが後々どう影響するか。
写真:神奈川大と玉川大の激しいルーズボール。
■28日の結果
東京成徳大 65(10-18, 18-11, 17-22, 20-10)61 江戸川大
駒澤大 58(18-17, 15-18, 14-22, 11-16)73 関東学院大
神奈川大 77(21-18, 19-15, 12-17, 25-9)59 玉川大
國學院大 93(22-26, 17-19, 25-15, 29-18)78 立教大
■9/28現在の勝敗
國學院大 7勝1敗
立教大 6勝2敗
神奈川大 5勝3敗
駒澤大 5勝3敗
関東学院大 5勝3敗
東京成徳大 3勝4敗
玉川大 1勝7敗
江戸川大 0勝8敗
※國學院大VS立教大は別途掲載します。
※関東学院大・高杉選手、神奈川大・大山選手のインタビュー、3部Aの個人ランキングは「続きを読む」へ。
千葉商科大が貴重な1勝をあげる!
残り3週は昇格・降格をめぐる熾烈な争い
【3部B】
東京大 58(16-16,8-17,14-7,20-22)62 千葉商科大
ランキング上位チームと下位チームが当たっていく最後の週、4部から昇格したばかりの千葉商科大がついに金星を挙げた。
同点で迎えた2Q、東京大にミスが重なると、千葉商科大は速攻や#8田中(3年・F)のドライブで18-24と抜け出す。このQ、フリースローでしか得点できていなかった東京大はタイムアウトを取るが、その後勢いに乗ったのは千葉商科大。#10添田(3年・F)らの3連続3Pで突き放す。3Qも千葉商科大ペースで進み、残り5分28-40と最大リードを奪う。だが、タイムアウトをとった東京大がオールコートプレス&ゾーンをしくとこれに大苦戦。思い切りよく1on1に行っていたのが迷いながらとなり、消極的になるとともに運びもつながらなくなる。テイクファール狙いも奏功せず、3Qが終わったときには38-40まで詰め寄られてしまった。
4Qに入っても東京大の流れは変わらず、ドライブと3Pで43-40と一気に逆転する。さらにことごとくリバウンドをもぎ取っていた#8田中がファールアウトとなり、千葉商科大に暗雲がたちこめる。だが、ここで#7伊賀(4年・SG)が気を吐く。「DFから!」と声を掛け、アシストに連続3Pにと得点も重ねて50-51とついていく。しかし東京大#5加畑(4年・F)が3Pを返し、さらにスティールから#4山田(4年・G)がバスカンと東京大が畳み掛ける。このボーナススローのリバウンドも押し込まれ、残り2分52-58と苦しくなる。ここまでかと思われたが、ここでも#7伊賀が2本の3Pでつなぐ。一方の東京大はこの大事な場面で2度続けてトラベリングとミス。残り1分を切って逆転のチャンスが回ってきた千葉商科大はもちろん伊賀に託すと、厳しいマークの中放った3Pがスウィッシュ。東京大はここからチームファールをためてファールゲームに行ったが、残り時間はわずかに4秒。シューターの#7伊賀はわざと2本目を外して千葉商科大がリバウンドをキープ、苦しみながらも初勝利を得た。
他の3試合は、ランキング上位のチームが順当に勝利した。8連勝の東洋大、国際武道大は4位以上が確定。逆に8連敗の学習院大、横浜国立大は5位以下が確定してしまった。
写真:嬉しい1勝をあげた千葉商科大。
■28日の結果
東京大 58(16-16,8-17,14-7,20-22)62 千葉商科大
国際武道大 95(29-14, 30-17, 18-12 18-31)74 明治学院大
東京経済大 99(24-17, 23-13, 23-8, 29-24)62 横浜国立大
東洋大 104(20-23, 34-15, 24-18, 26-14)70 学習院大
■9/28現在の勝敗
東洋大 8勝0敗
国際武道大 8勝0敗
東京経済大 7勝1敗
東京大 7勝1敗
明治学院大 1勝7敗
千葉商科大 1勝7敗
学習院大 0勝8敗
横浜国立大 0勝8敗
※3部Bの個人ランキングは「続きを読む」へ。
◆#16高杉和正(関東学院大・3年・G)
昨年トーナメント3位に輝いたメンバーから2人が卒業、下級生がスタートに入った。
さらにパプの出場停止や、尾崎の負傷とアクシデントが続く中で、攻守ともに安定したプレーぶりでチームを支えている。
上位との対戦を3敗で踏ん張り、立教大戦を残すキーとなる存在だ。ポイントは「ディフェンス」と力強く話した。
―駒澤大に2勝したことで、神奈川大・駒沢大と星が並びましたね。
「そうですね。僕達は初週に神奈川大に負けてから、あとは全勝しかないと思っていて、でも2週目に國學院に負けてしまって。本当に負けられない中で昨日今日と勝つことができてよかったです。まぁでも他のチームの勝ち数は気にしないで、自分達が勝っていくことだけを考えて残りの試合も頑張ってiいきたいです」
―國學院大戦はパプがいれば…という感じでしょうか。
「いや、それはそれで、パプ以外のメンバーが攻め気を持って頑張ったので、あの試合があったから、今の試合があるのかなと自分では思っています。パプも僕らが何も言わなくても自分で気持ちを切らさないでいてくれたし、チームもいい雰囲気になってきたので今思うとよかったと思いますよ」
―駒澤大に2勝できたポイントはどこだと思いますか?
「ディフェンスです。1戦目もディフェンスを頑張って点差が離れたところがあったので、今日の2戦目もディフェンスを頑張ろうと思ったんですけど、立ち上がりはちょっとディフェンスができなくて。それでシーソーゲームになってしまったんですが、後半の入りに改めてディフェンスを頑張ったことで差が開いた。皆もかなり意識してやっていたと思います」
―スタメンガードの#45尾崎選手が1戦目に負傷しましたが、よくカバーしましたよね。
「はい、八木田(#8)と貴之(#20渡邊)さんが頑張ってくれて。他にも1年生の前田(#32)とか2年の原田(#31)とかいいシューターもいてベンチの層が厚いので、僕らとしてはやりやすいですね」
―その中で自身の役割はどんなところだと思いますか?
「自分はもう、ディフェンスを頑張って、流れを引き寄せられればと思っています。うちのチームはやっぱりディフェンスを頑張ると流れがよくなる。シュートが入らなくても、ディフェンスを頑張ればイーブンじゃないですか」
―リーグ後半には立教大戦も残っていますが、どう戦いますか。
「僕らもそこが1番のヤマだと思っているんですけど、とりあえず1戦1戦勝って。全勝しないとだめなので。それで立教大戦もディフェンスをしっかり頑張ってやりたいと思います。ポイントはもう全試合ディフェンスです!」
◆#9大山耕治(神奈川大・1年・G・甲府西)
攻撃力は新人戦の際に証明済み。
それでもリーグではなかなかプレータイムがなく、「チームのために出来ることは何なのかもう1回考えた」。
そしてこの2戦目は30分強の出場。得点はもちろん、要所でリバウンドに絡んで#1蓮見勇紀とはまた違ったスタイルでチームをリードした。1番ポジションはずっと代わりがいなかったが、待望のバックアップが現れたといえる。
―先週は立教大に2連敗。そこからどうチームを立て直してきたのですか?
「もう、練習から何がだめとかはっきりしていたので。先週は、立教の勢いもあったんですけど自分達が本当に暗くなっていたんです。だからこの1週間は練習内容はほとんど変わらなくて、ただ皆で全力で声を出してやろうってことだけでした」
―その『何がだめ』というのは具体的には何だったんですか?
「ディフェンスです。うちはやっぱりディフェンスで勝つチームだと思うんですけど、立教を勢いに乗せて点をたくさん取られてしまった。だから、プレッシャーをしっかり掛けるとかそういう地道なところをもう1回皆で話し合って、見直してきました」
―今日はリバウンドに積極的に絡んだり、ディフェンスでも貢献していましたね。
「立教戦はリバウンドから流れを持っていかれたと思うんですよ。リバウンドが取れればオフェンスの回数も増えますよね。そう考えると1戦目なんて相手が40本でうちが25本くらいな感じだったので、それも敗因の1つだと思います。リバウンドは本当に気持ちの問題と言われているので、意識してやりました。でも、今日も何本か皆でボールを見ちゃって取られてしまう場面が何回かありました。来週からの試合はそういうことをしていると勝てないので、1週間リバウンドもしっかり練習していきたいです」
―また、今日は30分以上のプレータイムをもらいましたが、それについてはどう思いますか?
「先週の立教大の2戦目まであまり試合に出ていなかったんですけど、個人的にすごく気持ちが落ちてるっていうか、チームにマイナスの空気を出してたって自分で反省しました。立教に負けてすごい悔しかったんで、チームのために出来ることは何なのかってもう1回考えて。しっかり気持ちを入れ替えて1週間練習して、この玉川大戦に臨みました。幸嶋さん(監督)がどういうことを考えているかは僕には分からないですけど、玉川戦の1日前の練習で今週はいっぱい出るから気持ちしっかり入れてけよって言われていて、それでこうして集中してできたのでよかったと思います」
―#1蓮見選手が少しでもベンチで休めたのは本当に大きいと思います。
「そうですね、勇紀さんはすごく頼りになる先輩だし波もほとんどないですけど、どうしてもだめなときってのも人だからあると思うので、そういうときに僕がしっかり交代でできれば楽かなと。バックアップじゃないですけど、自分のできることをしっかりやっていきたいです」
―2試合目で関東学院大が勝ったことで、駒澤大・関東学院大と星が並びました。これからはどういうところが大事になってくるでしょうか。
「さっき言ったようなリバウンドとかはもう当たり前のことで、最後は気持ちの部分。本当にどのチームも2部昇格を目指して1年間やってきたと思いますが、うちがそのどこよりも2部に行きたいって気持ちが強ければ絶対結果はついてくると思います。チームの皆も立教戦が終わったその日は雰囲気が落ちていたんですけど、次の日の練習から絶対あきらめないって切り替えられたし、これからもそう思ってやっていきます」
―自分としても、2部の舞台に立ってみたいですよね。
「絶対、上がりたいですね」
―そのためには個人的にはどういう部分を頑張っていきますか?
「春の新人戦のときは、コンディションがすごいいい状態で持っていけたんですけど、そのときの怪我(順位決定戦で負傷)で1度身体の状態がすごい落ちてしまったんです。足だからしょうがないところもあるかもしれませんが、それでリーグ開幕に最高の状態に持っていけなかったっていうのが反省としてあって。でも今だんだん身体の状態もよくなってるって自分で感じるので、身体張って頑張りたいです」
■個人ランキング
3部A

得点ランキング

3Pランキング

リバウンドランキング

アシストランキング
3部B

得点ランキング・3Pランキング

リバウンドランキング・アシストランキング
星2つ差に5チームがひしめく混戦に
【3部A】

玉川大は貴重なインサイドの#16久保田(3年・C)を怪我で欠く中で神奈川大に善戦したが、4Q開始から11連続得点を許して勝負あり。
また、依然勝星なしの江戸川大はロースコアゲームに持ち込むも、惜しくも逆転負け。東京成徳大は1歩抜け出したかに見えるが、リーグ後半は上位との対戦が続き気が抜けない。
現在の1・2位決戦となった國學院大-立教大は國學院大が雪辱、星を分けたが得失点差では立教大が上回った。これが後々どう影響するか。
写真:神奈川大と玉川大の激しいルーズボール。
■28日の結果
東京成徳大 65(10-18, 18-11, 17-22, 20-10)61 江戸川大
駒澤大 58(18-17, 15-18, 14-22, 11-16)73 関東学院大
神奈川大 77(21-18, 19-15, 12-17, 25-9)59 玉川大
國學院大 93(22-26, 17-19, 25-15, 29-18)78 立教大
■9/28現在の勝敗
國學院大 7勝1敗
立教大 6勝2敗
神奈川大 5勝3敗
駒澤大 5勝3敗
関東学院大 5勝3敗
東京成徳大 3勝4敗
玉川大 1勝7敗
江戸川大 0勝8敗
※國學院大VS立教大は別途掲載します。
※関東学院大・高杉選手、神奈川大・大山選手のインタビュー、3部Aの個人ランキングは「続きを読む」へ。
千葉商科大が貴重な1勝をあげる!
残り3週は昇格・降格をめぐる熾烈な争い
【3部B】

ランキング上位チームと下位チームが当たっていく最後の週、4部から昇格したばかりの千葉商科大がついに金星を挙げた。
同点で迎えた2Q、東京大にミスが重なると、千葉商科大は速攻や#8田中(3年・F)のドライブで18-24と抜け出す。このQ、フリースローでしか得点できていなかった東京大はタイムアウトを取るが、その後勢いに乗ったのは千葉商科大。#10添田(3年・F)らの3連続3Pで突き放す。3Qも千葉商科大ペースで進み、残り5分28-40と最大リードを奪う。だが、タイムアウトをとった東京大がオールコートプレス&ゾーンをしくとこれに大苦戦。思い切りよく1on1に行っていたのが迷いながらとなり、消極的になるとともに運びもつながらなくなる。テイクファール狙いも奏功せず、3Qが終わったときには38-40まで詰め寄られてしまった。
4Qに入っても東京大の流れは変わらず、ドライブと3Pで43-40と一気に逆転する。さらにことごとくリバウンドをもぎ取っていた#8田中がファールアウトとなり、千葉商科大に暗雲がたちこめる。だが、ここで#7伊賀(4年・SG)が気を吐く。「DFから!」と声を掛け、アシストに連続3Pにと得点も重ねて50-51とついていく。しかし東京大#5加畑(4年・F)が3Pを返し、さらにスティールから#4山田(4年・G)がバスカンと東京大が畳み掛ける。このボーナススローのリバウンドも押し込まれ、残り2分52-58と苦しくなる。ここまでかと思われたが、ここでも#7伊賀が2本の3Pでつなぐ。一方の東京大はこの大事な場面で2度続けてトラベリングとミス。残り1分を切って逆転のチャンスが回ってきた千葉商科大はもちろん伊賀に託すと、厳しいマークの中放った3Pがスウィッシュ。東京大はここからチームファールをためてファールゲームに行ったが、残り時間はわずかに4秒。シューターの#7伊賀はわざと2本目を外して千葉商科大がリバウンドをキープ、苦しみながらも初勝利を得た。
他の3試合は、ランキング上位のチームが順当に勝利した。8連勝の東洋大、国際武道大は4位以上が確定。逆に8連敗の学習院大、横浜国立大は5位以下が確定してしまった。
写真:嬉しい1勝をあげた千葉商科大。
■28日の結果
東京大 58(16-16,8-17,14-7,20-22)62 千葉商科大
国際武道大 95(29-14, 30-17, 18-12 18-31)74 明治学院大
東京経済大 99(24-17, 23-13, 23-8, 29-24)62 横浜国立大
東洋大 104(20-23, 34-15, 24-18, 26-14)70 学習院大
■9/28現在の勝敗
東洋大 8勝0敗
国際武道大 8勝0敗
東京経済大 7勝1敗
東京大 7勝1敗
明治学院大 1勝7敗
千葉商科大 1勝7敗
学習院大 0勝8敗
横浜国立大 0勝8敗
※3部Bの個人ランキングは「続きを読む」へ。
[続きを読む]

昨年トーナメント3位に輝いたメンバーから2人が卒業、下級生がスタートに入った。
さらにパプの出場停止や、尾崎の負傷とアクシデントが続く中で、攻守ともに安定したプレーぶりでチームを支えている。
上位との対戦を3敗で踏ん張り、立教大戦を残すキーとなる存在だ。ポイントは「ディフェンス」と力強く話した。
―駒澤大に2勝したことで、神奈川大・駒沢大と星が並びましたね。
「そうですね。僕達は初週に神奈川大に負けてから、あとは全勝しかないと思っていて、でも2週目に國學院に負けてしまって。本当に負けられない中で昨日今日と勝つことができてよかったです。まぁでも他のチームの勝ち数は気にしないで、自分達が勝っていくことだけを考えて残りの試合も頑張ってiいきたいです」
―國學院大戦はパプがいれば…という感じでしょうか。
「いや、それはそれで、パプ以外のメンバーが攻め気を持って頑張ったので、あの試合があったから、今の試合があるのかなと自分では思っています。パプも僕らが何も言わなくても自分で気持ちを切らさないでいてくれたし、チームもいい雰囲気になってきたので今思うとよかったと思いますよ」
―駒澤大に2勝できたポイントはどこだと思いますか?
「ディフェンスです。1戦目もディフェンスを頑張って点差が離れたところがあったので、今日の2戦目もディフェンスを頑張ろうと思ったんですけど、立ち上がりはちょっとディフェンスができなくて。それでシーソーゲームになってしまったんですが、後半の入りに改めてディフェンスを頑張ったことで差が開いた。皆もかなり意識してやっていたと思います」
―スタメンガードの#45尾崎選手が1戦目に負傷しましたが、よくカバーしましたよね。
「はい、八木田(#8)と貴之(#20渡邊)さんが頑張ってくれて。他にも1年生の前田(#32)とか2年の原田(#31)とかいいシューターもいてベンチの層が厚いので、僕らとしてはやりやすいですね」
―その中で自身の役割はどんなところだと思いますか?
「自分はもう、ディフェンスを頑張って、流れを引き寄せられればと思っています。うちのチームはやっぱりディフェンスを頑張ると流れがよくなる。シュートが入らなくても、ディフェンスを頑張ればイーブンじゃないですか」
―リーグ後半には立教大戦も残っていますが、どう戦いますか。
「僕らもそこが1番のヤマだと思っているんですけど、とりあえず1戦1戦勝って。全勝しないとだめなので。それで立教大戦もディフェンスをしっかり頑張ってやりたいと思います。ポイントはもう全試合ディフェンスです!」

攻撃力は新人戦の際に証明済み。
それでもリーグではなかなかプレータイムがなく、「チームのために出来ることは何なのかもう1回考えた」。
そしてこの2戦目は30分強の出場。得点はもちろん、要所でリバウンドに絡んで#1蓮見勇紀とはまた違ったスタイルでチームをリードした。1番ポジションはずっと代わりがいなかったが、待望のバックアップが現れたといえる。
―先週は立教大に2連敗。そこからどうチームを立て直してきたのですか?
「もう、練習から何がだめとかはっきりしていたので。先週は、立教の勢いもあったんですけど自分達が本当に暗くなっていたんです。だからこの1週間は練習内容はほとんど変わらなくて、ただ皆で全力で声を出してやろうってことだけでした」
―その『何がだめ』というのは具体的には何だったんですか?
「ディフェンスです。うちはやっぱりディフェンスで勝つチームだと思うんですけど、立教を勢いに乗せて点をたくさん取られてしまった。だから、プレッシャーをしっかり掛けるとかそういう地道なところをもう1回皆で話し合って、見直してきました」
―今日はリバウンドに積極的に絡んだり、ディフェンスでも貢献していましたね。
「立教戦はリバウンドから流れを持っていかれたと思うんですよ。リバウンドが取れればオフェンスの回数も増えますよね。そう考えると1戦目なんて相手が40本でうちが25本くらいな感じだったので、それも敗因の1つだと思います。リバウンドは本当に気持ちの問題と言われているので、意識してやりました。でも、今日も何本か皆でボールを見ちゃって取られてしまう場面が何回かありました。来週からの試合はそういうことをしていると勝てないので、1週間リバウンドもしっかり練習していきたいです」
―また、今日は30分以上のプレータイムをもらいましたが、それについてはどう思いますか?
「先週の立教大の2戦目まであまり試合に出ていなかったんですけど、個人的にすごく気持ちが落ちてるっていうか、チームにマイナスの空気を出してたって自分で反省しました。立教に負けてすごい悔しかったんで、チームのために出来ることは何なのかってもう1回考えて。しっかり気持ちを入れ替えて1週間練習して、この玉川大戦に臨みました。幸嶋さん(監督)がどういうことを考えているかは僕には分からないですけど、玉川戦の1日前の練習で今週はいっぱい出るから気持ちしっかり入れてけよって言われていて、それでこうして集中してできたのでよかったと思います」
―#1蓮見選手が少しでもベンチで休めたのは本当に大きいと思います。
「そうですね、勇紀さんはすごく頼りになる先輩だし波もほとんどないですけど、どうしてもだめなときってのも人だからあると思うので、そういうときに僕がしっかり交代でできれば楽かなと。バックアップじゃないですけど、自分のできることをしっかりやっていきたいです」
―2試合目で関東学院大が勝ったことで、駒澤大・関東学院大と星が並びました。これからはどういうところが大事になってくるでしょうか。
「さっき言ったようなリバウンドとかはもう当たり前のことで、最後は気持ちの部分。本当にどのチームも2部昇格を目指して1年間やってきたと思いますが、うちがそのどこよりも2部に行きたいって気持ちが強ければ絶対結果はついてくると思います。チームの皆も立教戦が終わったその日は雰囲気が落ちていたんですけど、次の日の練習から絶対あきらめないって切り替えられたし、これからもそう思ってやっていきます」
―自分としても、2部の舞台に立ってみたいですよね。
「絶対、上がりたいですね」
―そのためには個人的にはどういう部分を頑張っていきますか?
「春の新人戦のときは、コンディションがすごいいい状態で持っていけたんですけど、そのときの怪我(順位決定戦で負傷)で1度身体の状態がすごい落ちてしまったんです。足だからしょうがないところもあるかもしれませんが、それでリーグ開幕に最高の状態に持っていけなかったっていうのが反省としてあって。でも今だんだん身体の状態もよくなってるって自分で感じるので、身体張って頑張りたいです」
■個人ランキング
3部A

得点ランキング

3Pランキング

リバウンドランキング

アシストランキング
3部B

得点ランキング・3Pランキング

リバウンドランキング・アシストランキング
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