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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2008.09.07 (Sun)

9/7 関東大学1部リーグ 第1週 第2戦

1部は上位チームが順当に勝ち星を挙げる
台風の目となるチームは現れるか

主力の怪我人が多い1部校だが、その中でも上位チームは開幕2連勝を飾っている。しかし、東海大や日本大はそれぞれ法政大、大東大に迫られ苦しい試合展開に。波乱は起きにくいとはいえ、やはり何が起こるかわからないのがこのリーグ戦。特に最後まで東海大を苦しめた法政大の存在は侮れない。秋に弱いというレッテルを貼られている法政大はこれを打ち破り、台風の目となれるか。


スタートダッシュに成功した専修大が一気にゲームを決める
専修大85(22-5,19-19,27-24,17-15)63日本体育大
080907sensyunittai#10飯田(4年・F)、#15増川(4年・F)、#28能登(4年・F)が立ちはだかる専修大のゴール下を崩す事は容易ではない。また、ガードの#11藤井(3年・G)、#22鈴木(4年・G)は速い展開へとつなぎ、序盤からゲームの流れは完全に専修大ペース。ディフェンスも春シーズンより激しさが増しており、突破口を見出すのは難しい。よく走り、よく声が出て、いい雰囲気でバスケットをしている専修大。今のところ大崩れする気配はまるでない。対する日体大は、専修大インサイド陣を前に攻め手を欠くと、3Pを乱発するほか策がない。次週も日体大はインサイドに強みを持っている東海大との一戦が待っている。インサイドの強いチームに対して打つ手がないと開幕4連敗、ということもありえなくはない。



終盤失速の大東大。勝ち星を挙げられず
日本大69(13-13,17-11,17-11,22-10)45大東文化大
080907nichidaidaito前半は拮抗した展開が続いていた。大東大はアウトサイド、日本大はインサイドを中心にオフェンスを展開。大東大は次々とアウトサイドシュートが決まるが、日本大は攻めきれない。それでも日本大は#10種市(3年・F)の活躍が光り、リードを奪う。前半をなんとかリードで終えた日本大。後半へと不安が残る。しかし、後半に入ると日本大のワンサイドゲームになる。日本大はなおも#10種市のシュートが高確率で決まり、大東大を突き放しにかかる。大東大も#15遠藤(1年・PG・市立船橋)の外角シュートで応戦するが、それ以外に攻め手を欠いてしまう。要所でミスが出てしまう大東大は、リズムを掴んだ日本大を崩す事ができない。4Qに入ると足も止まり、試合の流れは完全に日本大へ。日本大は#13篠山(2年・G)の速い攻撃で得点を重ねていき、開幕2連勝を飾った。


青学大の主力を下げさせなかった中央大の奮闘
青山学院大86(25-14,24-14,16-20,21-20)68中央大
080907aguchuo最終スコアーは、86−69。点差を見れば、中央大は完敗と言っていいだろう。しかし中央大は最後まで奮闘し、青学大の主力を下げさせなかった。ゲームは序盤から青学大ペース。中央大は#8荒尾(4年・C)に対して厳しいディフェンスで抑えにかかるが、荒尾を抑えると#12渡邉(3年・PG)に外から射抜かれ、簡単に得点されてしまう。中央大は#4中野(4年・F)、#7佐藤(4年・G)を中心に得点を重ねていくが、すぐに返されてしまい、なかなか点差が縮まらない。後半に入っても青学大ペースは続いたが、4Qに入ると中央大に流れがきた。#4中野、#7佐藤が次々とシュートを決め、青学大に追いすがる。速い展開からの得点も生まれ、ようやく自分たちのバスケができ始めてきた。審判の判定に対して不満を爆発させる一面もあったが、それでも最後の10分はいい流れでバスケができた中央大。結果としては負けだ。しかし、次週へ向けて自分たちがどういうバスケをしたらいいのかということが見えた試合だったに違いない。次週、中央大は勝ち星を掴むことができるか。

※東海大VS法政大(落合選手インタビュー)は「続きを読む」へ。

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東海大78(22-20,14-17,18-17,24-15)69法政大
080907hosei東海大のシュートが苦しい。
足を使ってディフェンスをする法政大に対して東海大が苦戦。得点は入るものの、#33西村(4年・PG)に頼り切り。立ち上がりは法政大にリードを許す。対する法政大は#91落合(3年・PF)を中心にオフェンスを展開。コンスタントに得点を重ねていく。1Q終盤に東海大が#7遥(2年・F)のリバウンドシュート、#33西村の3Pで逆転に成功すると、ここからは一進一退の攻防が続く。互いに決めたら決め返し、3点以上の点差がつかない。そんな展開が繰り広げられた2Q。終盤に東海大にミスが出るとボールは法政大へ。そのボールを残り時間ギリギリで#3鈴木(2年・G)が3Pへと繋げると、法政大が逆転。前半は法政大が1点リードで終える。

後半に入ると法政大#39梅津(4年・C)がファウルトラブルに陥り、3Q開始4分で3つ目のファウルでベンチへ下がる。しかし、そこで粘ったのが梅津と交替で入ってきた#41谷口(1年・F・洛南)だった。目立ちはしない。しかし、地味なところを頑張った谷口の出来は東海大を苦しめるのに十分だった。3Q中盤には谷口の得点、#11長谷川(1年・G・新潟商業)の3Pで8点差まで広げる。だがここでミスが出てしまった法政大は、東海大#0満原(1年・C・能代工業)に連続得点を許し、2点差へ持ち込まれる。更に3Q終了時に#33西村に連続3Pを浴び、捕らえられてしまう。

試合が動いたのは4Q残り4分40秒、法政大のミスが出た後だった。法政大は立て直しを図るためにタイムアウトを取ったのだが、これが裏目に出てしまう。東海大はこのタイムアウトの後、3連続得点。法政大は#39梅津、#91落合の得点で懸命に追いかけるが、ミスが出てしまう。東海大にもミスが出るが、4分台の3連続得点は大きかった。そこでリードを奪った東海大は法政大のファウルゲームを冷静にかわし、9点差で逃げ切り。白星をもぎ取った。勝利まであと一歩だっただけに、試合後の法政大の面々は悔しさを滲ませた。この鬱憤を次週の専修大戦ではらすことができるか。


◆#91落合知也(法政大・3年・PF)
2年前、#5神津、#23信平と共に入学したのが落合だった。
1年時はこの2選手の影に隠れがちだったが、昨年から頭角を現し始め、チームの中でも重要なバックアップとして重宝されるようになっていた。神津が怪我でチームを離れている今、バックアップではなく、チームを引っ張らなければならない立場となった。この秋、落合の成長には注目である。

―惜しいゲームでしたね。
「そうですね。負けちゃったけど、みんなそんなに落ち込んでいないし、もう次に切り替えている感じです」

―昨日はインサイドでなかなか攻めることができなかったようですが、今日は積極的に攻めていましたね。
「昨日で手応えがあって。前だったら『押し込めないな』っていう先入観があったんですよ。東海だってことと、みんながでかいってことで。でもいざやってみたら『結構いけるな』って思って。だから今日は最初からガツガツやろうと思っていました」

―ただ、梅津選手がファウルトラブルでベンチに下がってしまう時間が多かったですね。
「しんどくないっていったら嘘ですけど、今は神津もいない。今年は本当だったら神津とうめっちゃん(梅津)がスタメンで、僕がバックアップみたいな感じになるはずだったんですけど、神津がいないからそんなこと言っていられない。しんどいけど今は我慢して頑張るしかないっすね」

―梅津選手がベンチに下がっている間、谷口選手の活躍も光りました。
「本当に頑張ってくれましたよね(笑)。あいつはこんなに頑張るとは思わなかったんで(笑)。もともと能力は高いので、その能力を発揮してほしいですね。法政は自由にやるっていうのが強みなので、あいつも早く法政のプレーに慣れてバスケを楽しんでもらいたいですね」

―神津選手不在で得点面での不安は拭いきれないと思いますが。
「それはありますね。困った時はいつも神津が決めてくれていたので。でも今は神津がいない分、僕が頑張ろうかなと密かに思っていて(笑)。いつもよりオフェンスはガツガツやっているつもりです」

―足もよく動いていて、ディフェンスもよかったように思えました。
「今日は涼しかったので(笑)。昨日は暑くて…。今日は青学の素晴らしい体育館で動きやすい環境で助かりました!」

―マッチアップは高校時代の先輩である中濱選手でした。
「昔からやっているんで、相手も僕の癖を知ってるし、僕も知っている。ただやっぱり高さがあるので、そこだけ気をつけてやっていました」

―夏の間はどのように過ごしましたか?
「8月の中旬に夏合宿があったんですけど、それまではボールはほとんど触らないでずっと走り込みをして足腰を鍛えました。夏合宿からは大阪の大学とか松下(パナソニックトライアンズ)とかと試合をこなして。そこからはゲーム入れたり、分解練習を入れたりしてきました。特にポイントを置いていたのはディフェンスですね。去年のインカレのディフェンスが思い出に残っているというか。あのディフェンスをやれば勝てるっていうのが頭にあるから、ディフェンスをしっかり頑張ろうという話はしていました」

―さて、来週は専修大学との一戦です。東海大同様、インサイドの強い大学との対戦になりますが。
「インサイド中心のチームだと思うんですけど、気負わないで今週の土日みたいにやれば勝てると思うので、落ち着いてやりたいですね。張(#20)は僕の後輩で(※1)、国体も一緒にやっていたし、あいつの癖も俺は知っているので張のところで攻められたら。ただ、専修のインサイドは強いっすからね…。走って勝つしかないっす!」
※1…落合選手は土浦日大、張選手は霞ヶ浦高校出身。両校とも茨城県の高校。
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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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