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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2008.07.06 (Sun)

第12回全日本男子学生選抜バスケットボール大会最終日

最終日は男女AB各ブロックの同順位同士での対戦が仙台市体育館であり、関東選抜が関西選抜の猛攻をしのいで優勝。女子は同じく関東と関西の対戦となったが、大接戦で延長の末に関西選抜が2点差で劇的な勝利をあげた。


【男子最終結果】
優勝  関東選抜
準優勝 関西選抜
3位  東海選抜
4位  九州選抜
5位  東北選抜
6位  北信越選抜
7位  中国選抜
8位  北海道選抜
9位  四国選抜

最優秀選手賞 荒尾 岳(関東選抜・青山学院大4年)
敢闘賞    平岡 明(関西選抜・大阪学院大4年)
優秀選手賞  伊原栄輔(東海選抜・愛知学泉大4年)
       入江陽介(九州選抜・九州産業大4年)
       須田祥任(東北選抜・東北学院大4年)
       井上浩太(北信越選抜・信州大学4年)
       竹谷周祈(北海道選抜・札幌大学4年)
       遠藤祐希(四国選抜・愛媛大学3年)

結果詳細は下記東北学連の08学生選抜結果ページへ。
東北学生バスケットボール連盟


男子1位、関東対関西のレポートと関東選抜荒尾選手、川崎選手のインタビュー、写真は「続きを読む」へ。


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■GAME REPORT■
関東選抜89(22-20,20-23,28-23,21-12)78関西選抜
080706HIRAOKA.jpgAブロック1位の関東選抜とBブロック1位の関西選抜の対戦は、シュートが好調だった関西選抜がファールトラブルに陥りながらも最後まで関東を追いつめる内容となった。

先制は地元出身として今大会スタメンをつとめた関東選抜#14川崎(明治大3年)。関西選抜は立て続けに3つのファールを吹かれ、調子が出ない。しかし#9坂口(大阪産業大4年)、#14平岡(大阪学院大2年)のシュートが連続で決まり、再度#9坂口のシュートで逆転。#14平岡がスティールから坂口へアシストを出すと関東選抜からリードを奪った。関東はアウトサイドが昨日の2戦目から不発。#11神津(法政大3年)の1対1が目立つようになり、チームでオフェンスが展開できない。関西のファウルトラブルで得たフリースローを決めてなんとか得点では均衡を保つが、1Qは3点しか引き離せず23-20。

2Q、関西選抜は#14平岡のドライブ、#15橋本(関西学院大2年)、#9坂口のシュートで押す関西選抜。関東選抜は#15岩下(慶應義塾大2年)、#6安部(東海大4年)、#5富田(筑波大4年)らが得点するが、関東のミスが続くのと反対に関西はシュートが落ちない。#11田代(京都産業大3年)の3Pで逆転するとそこから関西がリードする展開に。2Q終盤に関西のファールが続いたところで関東は#13小林大祐(慶應義塾大3年)の3Pが決まり、42-43の1点差に詰めて前半を終えた。

関西選抜はなんとかリードを広げたいが、ラフになりがちなディフェンスに対し次々笛を吹かれ、対応がままならない。関東選抜は#4荒尾(青山学院大4年)のシュートで開始2分に逆転。関東もファールが続くが#14川崎のバスカンで5点差まで広げた。しかしフリースローが突然入らなくなり、#4荒尾、#14川崎で4投落とすミス。それでも#10小林高晃(青山学院大3年)や#5富田の粘りでリードを広げ、一時は11点差にまで開いた。しかし関西のシュートは落ちない。ほとんどチームで練習できていない関東のディフェンスが組織で後手にまわる。関西はフリーになったところでアウトサイドを次々沈め、3つの3Pで2点差に迫ると、#9坂口が合わせのプレーで1点差にまで戻した。関東は#10小林高晃が心得たプレーで連続得点とバスカンを獲得。関西は攻守の要#9坂口が5ファールで遂に退場してしまう。結局3Qは関東の4点リードとなった。

関西選抜はゾーンでディフェンスを締める。しかし関東は#13小林大祐のシュートに#12落合(法政大3年)が続く。荒尾がゴールティンディングすれすれの高いブロックを決めると#10小林高晃の速攻につなげ、#12落合が荒尾のパスを受けてシュート。8点差とした。しかし余裕ができそうなところを関西は#16井関(同志社大2年)が連続3Pで関東の度肝を抜くと、再び2点差。苦しいところ、#5富田がゴール下を押し込み4点差とすると残り3分、交代で入った#11神津がいきなり値千金の3Pを沈めて85-76。これが勝負の決め手となった。神津の3連続得点でリードを広げる関東選抜。そのまま関西選抜を振り切って13点差に。残り2秒、タイムアウトを取った関東選抜佐々木監督がセットプレーを地元仙台の出身である#14川崎に託した。川崎のシュートは惜しくも外れたが、優勝という結果で地元へ示した形となった。
写真:優秀選手賞受賞の関西選抜・平岡(大阪学院大2年・PG)。



◆ #4荒尾 岳(青山学院大・4年)
080706arao2.jpg「4番をつけることはもうないですよ」と笑顔。
ベンチからは「岳ちゃーん」とにぎやかな声援が飛んだ。
プレーは大黒柱として申し分はなく、
声を出したり、ベンチでもにこやかで終始存在感を示した。

-感想を。
「うれしいです!(笑)」

-今回キャプテンナンバーをつけてどうでしたか?
「長谷川さん(青学大監督)に聞いた時は『4番は無理だな』と言われていたので(苦笑)、気軽な気持ちで。もう今後キャプテンなんてやることもないだろうし、いいかなと思ってやってました」

-こういう選抜チームはどうでしたか?
「楽しいですね。プレッシャーもないので。今日はイージーシュートやフリースローを連続で落としたりしてしまったのでそこは反省ですけど。優勝できたので良かったと思います」

-でもコートで声を出す姿などはいつもと違っていましたよ。
「そうですね。青学に帰ってもこういう風にやろうかなと思います。いや、わかんないですけど(笑)」




◆#14川崎紘史(明治大・2年)
080706kawasaki.jpg地元開催ということで明治大から選出された。
知人や恩師も訪れる中でのプレー。
高校時代までと変わらぬ懸命ぶりを見せた。


-地元での大会はいかがでしたか?
「地元ということで選ばれて頑張ろうかなと思ったんですけど、あまりうまくいかなくて(苦笑)、個人的にはいまいちでしたけど勝てて良かったと思います」

-今回はスタメン起用ということでしたが。
「おかげさまで。すごくいいチームでやれたので良かったと思います。それで、お世話になってきた人にも頑張ってますよということを体で表現できたかな?と思います。地元でいい経験ができたかと思います」

-剛先生(仙台高校の恩師、佐藤剛氏)も来ていましたし。
「そうですね。剛先生の来ていた試合で退場してしまった(対東北)のが一番心残りですけど」

-チームで練習する時間は全然なかったと思いますが。
「合わせの練習とかも一切していないし、それでもやはりできるというのがみんなうまいんだなとやってて感心させてもらったし、チームに帰った時もこれは役に立つだろうなということがいっぱいありました。佐々木先生のいろんな考えをこの短い間でいろいろ教わったというか、感じられるところがたくさんあったので、良かったなと思います。最後のセットプレーも任せてもらって、心配りには感謝してます。それに応えられなかったのが申し訳なかったですけど、ありがたかったです」

-上級生の人たちはどうでしたか?
「いや、優しい人たちで、本当に優しい人たちで(笑)、下級生だからと引くこともなかったし、本当にお世話になりました」

-これから次は秋シーズンですね。
「もうウエイトとランメニューも始まっているので、秋に向けて頑張っていきたいと思います」


080706arao1.jpg
ゴール下での働きは見事。最優秀選手の荒尾。


080706abe.jpg
東海大・安部も3Pを決めた。


080706hashimoto.jpg
途中出場の橋本(関西学院大)。関西はファウルトラブルになりながらもベンチメンバーが頑張った。


080706tashiro.jpg
京産大のエースでもある田代。大事な場面での得点が大きかった。


080706iseki.jpg
井関(同志社大)の2本の3Pが関西を勢いづけた。


080706watanabe.jpg
声をだしてフロアリーダー的役割を果たした渡邉(青山学院大)。


080706tomida.jpg
富田(筑波大)の終盤での粘りが勝利を呼び込んだ。


080706kobayashidaisuke.jpg
ベンチスタートの小林大祐(慶應義塾大)。「大ちゃん」とチームメイトから呼ばれていた。


080706kobayashitakaaki.jpg
同じ名字の小林高晃(青山学院大)の呼び名は「バッシー」。


080706kozu.jpg
勝利を決定づけた神津の3Pは見事だった。


080706kanto.jpg


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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