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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2008.06.21 (Sat)

東海大・多嶋選手、養田選手、満原選手インタビュー

◆#5多嶋朝飛(東海大・2年・G)
080621tajima1.jpg自分たちをディフェンディングチャンピオンではなくチャレンジャーだと語っていた多嶋。
奢りなく粘って戦い抜く姿は正にそうだった。
厳しいブロックを制しての勝利は、真のチャンピオンの称号にふさわしい。


―優勝おめでとうございます。最後は劇的でした。
「ありがとうございます。最後のプレーは、本当は僕が打つところではなかったんですけど、フォーメーションが崩れてしまったので、仕方なく打って。そして東海ボールになって。最後はいつもやっていたエンドプレーで。パス通るかなと思って見ていたら入ったので、嬉しかったです。(優秀選手賞獲得について)個人的には凄いうれしいんですけど、この賞はチームで頑張った結果、いただけた賞だと思っています」

―青学大に関して。
「青学は個人個人の能力がすごいし、みんなうまい。でも青学は今回、楽をしてトーナメントを勝ってきて。逆にこちらは苦しい試合をして勝ってきました。だから、最後まで絶対に諦めないでずっと我慢してついていこうと思っていました。この試合でそれが出てよかったです」

―接戦を勝ち抜いてきたことが自信になったということですね。
「そうですね。接戦を勝ち抜いてきたっていう自信はありました。あとは、離されてもついていけば、最後はどうにかなるっていう強い気持ちを持てたことがよかったです」

―4Qに入る前の指示は?
「今までの試合も3Qが終わって7点差とかっていうのがあったので、特に焦ったりとかはしていませんでした。またディフェンスから頑張ってもっと走ろうっていうことを話して、それぞれがそれを徹底していました」

―昨年の優勝とは違いますか?
「そうですね。やっぱり去年はあまり出ていないし、去年は2年生が中心となって勝ったチームだったと思います。その点、今回は自分達の代ってわけではないけど、自分達が上に立って優勝できたということは去年とは全然違いますし、嬉しいです」

―新人王を獲得した満原選手について。
「本当に頼りになります(笑)。ま、たまに切れちゃうところがありますけど、やっぱり落ち着いています。今回は満原以外の1年生も色々喋ってくれたので、みんなで喋れるいいチームに出来たんじゃないかなと思います」

―リーグへ向けて。
「こうやってチームが1つになって1試合1試合を戦っていけば苦しい試合でも勝てるということがわかったので、これが上級生にとっていい刺激になればと思っています。個人的には東海はガード陣が多いので、そこの競争からまた始めて、少しでもチームに貢献できればいいかなと思います」
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◆#36養田達也(東海大・2年・F)
080621yoda1.jpg「新人戦にMVPがあったなら」、そう思わせるほど今大会の養田は存在感があった。玄人好みのプレーは1チームに1人は欲しいと思わせる希有な仕事人。上級生の熱い応援にも自らのパフォーマンスで結果を出し、見事だった。


―今のお気持ちを。
「ホッとしたっていうか、2連覇できて本当によかったなと」

―去年の優勝と違うところはなんでしょうか。
「やっぱり、去年は1年生という立場で古川(#24)さんとか嶋田(#29)さんを軸にして戦っていたんで、僕とかがそんなにやらなくても良かった。今年は自分が2年生で試合にも出られていたんで自分がやんなきゃいけないと思うんですけど、他にもいい選手がうちにはいっぱいいるんで。あまり自分がと意識せずに、周りの選手のいいところを引き出せればとずっと考えていて。そういうためにも自分は声を出して熱くならないように常に冷静に戦ってもらうよう意識してやってました」

―今大会声を出したり、感情を表現したりすることが多かったですが、それはチームの士気を高めるためですか?
「あれは感情というか(笑)。ちょっとパフォーマンスっていうわけでもないんですが。でも声は今までの試合でも出しているんで、試合になって違うことをやるのは変な流れを作っちゃうので。自分が積極的に声を出してみんなを助けてあげられたかなとは思いますね」

―今日の序盤はいつもより積極的にシュートを打ちにいきましたね。
「コーチに言われたんで、攻めていきましたね。でもファウルが混んじゃったのが誤算かなって思います。それがやっぱり前半のとき流れに乗り切れなかったかなって思います。案の定やられてますし、10点、12点と開いちゃいましたから。」

―湊谷選手(#23)とのマッチアップはどうでしたか?
「やりにくいですね(苦笑)。ほんとにやりにくいですね。なんだかんだで結構点を取られていますから。青学自体がそうなんですけど、ファウルを誘ってくるプレイがうまいんで。ファウルを意識してディフェンスすると、元々持っている能力が高くて、シュートがうまいですから簡単に決められちゃう。ファウルしないでいかに守るかは考えてましたね」

―湊谷選手対し、「あのプレイはやらせてもいいけど、これだけは止める」といったことはありましたか?
「やらせてもいいっていうプレイは無かったですけど、ただファウルはしないっていうことは。特に2個ファウルした後は、後半は4Qに勝負をしたかったんで、ファウルは抑えて。それでも中で結構ゴリゴリやってくるんで、そういう技のあるプレイは気をつけていいましたね。僕が出ずっぱりでもファウルしちゃったら最後戦えない、相手に優位に立たれちゃうんで」

―4Qを8点ビハインドで迎えましたが、どういった心境でしたか?
「青学が接戦慣れしていなかったので、絶対4Qまで一桁台でついていけばっていうのが。それまでに天翼(#7遥)や佐々木(#1)がよく繋いでくれたなと。やっぱり我慢していればどちらかが痺れを切らしてくると思うので。僕とかは周りの集中を切らさないようにして。そしたら向こうは接戦慣れしていないので絶対に焦ってくると思うんですよ。その時が勝負かなと。案の定4Qに追いついてそこからシーソーゲームになって」

―ラストショットはどういう心境でしたか?
「残り26秒でマイボールでしたっけ?同点だったから、別にシュート外しても延長戦で戦えばいいやっていう気持ちだったんで、割りと楽な気持ちで。ただターンオーバーだけは気をつけて」

―新人王を取った満原選手(#0)はどうですか?東海大相模中時代にもチームメイトでしたが。
「割りとお互いよくわかっている部分があります。向こうは能代でやっていきて中学のときより一まわりも二まわりもうまくなってきたんですけど、ベースの部分はやっぱり変わってないので、そういうところはすごいやりやすかったですね。中学の時は外のプレイばっかりが多かったですけど、今は中のプレイを頑張ってその上で外をやってくれたんでやりやすかったです。うまくなったなという印象はありますね」

―今日で春シーズンが終わりですが、振り返ってみてどうですか?
「トーナメントのときに勝ちたかったんですけど、勝ちきれなかったのが悔しいですね。新人戦のときも関学もそうですが、慶應のところが一つの山だなと感じていたんですが、そこで勝てたっていうのが大きかったですね」

―これからリーグ戦、インカレですね。
「また一からディフェンスをやり直して。東海はディフェンスチームですから、そういうところからコツコツやっていって、リーグ、インカレと勝てればいいなと思ってます」

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ヒーローインタビューには応援団が来ていたようだTシャツを着て応えた。

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観客へのサプライズもあった。スポンサー提供のサインボールとは別に、観客席へ似顔絵の描かれたボールを投げ込んだ。



◆#0満原優樹(東海大・1年・C・能代工業)
080621MITSUHARA.jpg関東学院大パプ、慶應義塾大の岩下ら、有力なセンターたちと一歩も引かないプレーは新人王の名にふさわしい活躍。将来の東海大を担う選手として、更なる成長を期待したい。


―優勝の感想を。
「チーム組んで練習とかきつかったし、最初はうまくいかなかったんで、優勝したときはすごい嬉しかったです」

―新人王受賞について。
「やっぱり自分も含めてチームがこういう結果を出したから、新人王も取れたと思うのでチームにすごい感謝してます」

―新人戦を振り返って。
「やっぱりまだ未熟で、全然通用しなかった部分がありました。それはまだリーグまで時間があるので、それまでに練習して。まだやっぱりディフェンスがオフェンスに比べて甘い。東海はディフェンスチームなんでもっとディフェンスを強化しないと、と感じました。プレッシャーをかけるためにもっと足を作っとかなきゃと思います」

―春シーズンが終わりですが、自分の通用すると感じた部分はありますか?
「やっぱインサイドのプレイとか、ミドルシュートは自分の武器で通用したと思います」

―東海大で実際にプレイしてみて、印象はどうですか?
「やっぱディフェンス頑張るチームだし、負けていても粘るチームだと思いました」

―自分が試合に出る上で大切なことはありますか?
「やっぱりディフェンスができることと自分の役割をしっかりできることが。派手じゃなくても自分のポジションの仕事をしっかりできることが大事なんで。そういうことが求められてます」

―今日は養田選手(#36)とのコンビプレイも見られましたが、中学の先輩とまたプレイするのはどうですか?
「中学も組んでいたんで。最初はあまり合わない部分もあったんですけど、自然に合ってくるのは養田(#36)さんが自分のプレイを感覚的にもわかってくれているんで。すごい合わせやすいし、自分のプレイを見ていてくれるんで合わせてくれますね」

―養田選手(#36)のキャラクターはどうですか?チームをやりやすい方向に持っていってくれているのかと思うのですが。
「そうですね。すごい声出してくれるし、ああいうキャラクターなんで。すごいリラックスできるし、チームが苦しいときも落ち着かせてくれるんで、尊敬できます」

―これからリーグ戦まで2ヶ月以上ありますが、それまでにどんなプレイヤーになりたいですか?
「リーグ戦になれば上級生の人もいるし、自分は交代で出て行くことになると思うんですけど、交代したときにもしっかり仕事をして、流れを変えられるような選手になれたら一番いいと思います」

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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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