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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2008.06.21 (Sat)

関東大学新人戦6/21最終日 決勝 東海大VS青山学院大

東海大60(16-13、9-20、14-14、21-11)58青山学院大
080621TOKAI4.jpg東海大の連覇か青山学院大のリベンジか。昨年の王者東海大と、その前年の王者青山学院大の決勝戦。昨年の準決勝でも相まみえた両者の一戦は、残り2秒同点の場面で放った東海大#36養田(2年・F)のミドルシュートが終了のブザーと共にリングに吸い込まれ、劇的な幕切れとなった。
対戦相手によってコンデイションが変わってくるのもトーナメントの鍵となる。関東学院大、慶應義塾大、筑波大と第1シードにも関わらず強豪ばかりとのクロスゲームを制した東海大と、接戦を経験することなくここまで余裕で勝ち上がってきた青学大。後半に14点のリードを奪った青学大だったが、接戦をものにした経験値を持つ東海大の粘りに負けリードを保てなかった。東海大は2年連続2回目の新人戦優勝を達成した。
写真:準決勝、決勝と観戦に訪れた東海大総長を円陣で囲み、高らかに校歌が歌い上げられた。

青学大・湊谷選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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■GAME REPORT■
0800621HASHIMOTO.jpg1Q、デイフェンシブな両チームとあって、序盤から堅い守りを見せる。東海大は開始2分の#36養田(2年・F)のシュートで初得点を挙げるも、青山学院大の堅守を前にイージーシュートを打たせてもらえない。だが青学大も#17中川(1年・C・明成)、#23湊谷(2年・F)から得意の合わせのプレイが出るも、オフェンスのリズムを作れない。ロースコアな展開で進む中残り4分、守備の要である東海大#36養田が立て続けに2ファウルを犯しベンチへ。不穏な空気が流れる中、終盤、#0満原(1年・C・能代工業)のスティールから#5多嶋(2年・G)が速攻を決めると、青山学院大も#23湊谷の#17中川への連続アシストで反撃に出る。だが、東海大#25佑川(1年・F・東海大四)がブザービーターを決め16-13でリードしてこのQを終える。

2Q、青学大は#23湊谷が猛攻を仕掛ける。養田のファウルトラブルによって執拗なディフェンスから解放された湊谷は、1対1にポストプレイ、ジャンプシュートと多彩に得点を重ねる。対する東海大はオフェンスが重く、#0満原の連続アウトサイドシュートでなんとか繋ぐ形となる。終盤、青学大は#1織田(1年・F・福大大濠)がドライブ、#17中川がオフェンスリバウンドからのシュート、さらに#0橋本(2年・G)の湊谷へのアシストと立て続けに得点を奪い残り1分で8点差をつける。東海大はたまらずタイムアウトを取るも、最後の2度のオフェンスをことごとく青学大に阻まれ失敗。前半を25-33の青学大リードで終える。

080621YODA3.jpg3Q、青学大が徐々に突き放しにかかる。青学大は#28辻(1年・SG・洛南)から#1織田への合わせが決まると、#23湊谷、#28辻の連続3Pで14点差。だが、東海大も粘る。#36養田から#0満原のラインが決まれば、青学大#23湊谷が矢の様なパスで#17中川にアシストを決められるも、直後に#0満原から#36養田へ全く同じプレイでやり返す。さらにターンオーバーから#4森田(1年・G・湘南工科)が速攻を決めると、#0満原がポストプレイで続く。このQは14-14のイーブンで39-47の青学大リードで終える。

4Q、東海大は#4森田が先制点を奪うと、#36養田のスティールから#0満原の速攻、さらに#0満原から#36養田への合わせが決まり一気に詰め寄る。さらに#25佑川、#4森田の連続3Pで残り5分半でついに逆転に成功。さらにオフェンスが停滞している青学大を尻目に#36養田の連続得点で4点のリードを奪う。だが、ここまで5分間で4点しか奪えなかった青学大も#27宇田川(2年・F)のオフェンスリバウンドから#17中川の得点に繋ぐと、#1織田もドライブで続き残り2分で同点。しかし、東海大は#36養田が値千金のスティールから速攻を決め再びリード。それでも青学大は#17中川がオフェンスリバウンドをもぎ取り残り30秒の土壇場に再び同点とする。残り26秒、東海大は時間を使いながら#5多嶋がドライブを仕掛けるも、決め切れない。しかし、リバウンドを青学大のラストタッチでアウトオブバウンズとなり、残り2.3秒で東海大ボールに。東海大はインバウンズからハイポストの#36養田に託すと、養田の放ったミドルシュートは試合終了のブザーと同時にネットに吸い込まれ、劇的な勝利で見事2連覇を達成した。


◆#23湊谷安玲久司朱(青山学院大・2年・F)
080621ALEX.jpgチームハイの18得点ながら、シュートが全然良くなかったと反省する。
それでも敗戦をさらりと流せるのは、あっさりと勝ったトーナメントの時よりもやるべき事を見つけられたからだろう。
アシスト王も獲得、昨年より成長した部分も多く見えた新人戦だった。


―2位という結果について。
「いつもの青学のプレーができてなかったかなと。それだけです。悔しいとかそういう感情は一切ないっす。この負けは次に生かせるなと思って。1・2年生はこれで課題が見つかって、それに向けて頑張れると思います。そういう課題が見つかって個人的にも良かったし、みんなにとってもよかったと思います」

―試合前の心境は?
「絶対に勝てると思っていたんですよ。俺達は強いと思っていたし、明治に60点差で勝っていたから絶対に負けないなと思っていたんです。でも、他のチームと違って(東海は)ディフェンスがよかったです」

―マッチアップは昨年の新人戦でも苦手だと言っていた養田選手だったわけですが。
「本当にやりづらいっすね。フェイクに飛ばないんですよ。(養田選手もやりにくかったそうですよ)お互いやりづらいですよね。養田はベテラン的なプレーをするので嫌です(笑)」

―試合を振り返って。
「前半はボールが回って、結構うちのバスケが出来ていたと思うんですけど、後半になってみんな動きが止まっちゃって。1対1でしか攻められてなかったですね。きっとちょっと差が開いて余裕を持ってしまったというか。そこが全てでした。やっぱり、東海は3試合くらい接戦できていたし、ああいう競った展開になったときに経験があるのとないのでは違いました」

―橋本選手が怪我をしていて、ここまでの試合はいない時間帯も多かった訳ですが影響は?
「竜馬(#0橋本)がいなくなって、自分がもっと声を出さなきゃなって思いました。やっぱり竜馬がいるのといないのでは全然違います」

―1年生の出来について。
「本当によかったと思います。助かりました。辻(#28)とか織田(#1)とか。インサイドでは中川(#17)の存在がめっちゃ助かりました。リバウンドとってくれるし。あいつは成長すると思います」

―リーグへ向けて。
「これで目標が見つかったので、リーグでは優勝します!個人的には脚力をつけないと。あとはスタミナとスピードと飛ぶのと走るのとシュートっていうか、全部(笑)。シュートはいいときと悪いときの波が激しいので、安定感のあるプレーをしたいです。今日は全然入っていない。今日は打ってて『全然ダメ』だって思いましたもん。最後は足に来ていたので、シュートもずれちゃってダメでした。とにかく全てがこれからです。頑張ります」
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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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