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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2008.05.31 (Sat)

関東大学トーナメント 5/31 順位決定戦 東海大×専修大

専修大51(19-11,10-15,8-14,14-24)64東海大
080531nishimura.jpg順位決定戦第2試合。高さがある東海大インサイド陣とパワーがある専修大インサイド陣。この試合はインサイドでの攻防が白熱した。リバウンド争いは熾烈を極めたが、専修大に軍配。しかし、専修大はそれを決めきることができない。「ディフェンスを頑張っていれば流れが来る」(東海大#24古川)。こう信じて40分間走ってきた東海大は、最後の最後で流れを掴む。誰か1人が頑張ったわけではない。チームで頑張った結果が勝利へと繋がった。東海大の心臓とも言える#33西村(4年・G)が不在の中、チーム全体で勝ち取った勝利は大きいに違いない。
写真:応援席に回った主将・西村が支持を出す。

試合のレポートと東海大・古川選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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■GAME REPORT■
080531suzuki.jpg1Q終わって、19−11。ロースコアゲームだ。
試合は専修大#91太田(1年・F・鶴岡工)の2本のブロックで始まった。パワーのあるインサイド陣を揃える専修大はゴール下を中心にオフェンスを展開。#20張(2年・C)のゴール下、#0堤(4年・G)の3Pでリードを広げる。対する東海大は、インサイドで攻められず外一辺倒になってしまう。シュートの確率もなかなか上がらない東海大は、残り2分半無得点に終わってしまい、専修大にリードを奪われる形に。

2Q開始早々、東海大に速攻が出る。しかしその後すぐにミスが出てしまい、逆に専修大に速攻を食らってしまう。互いにミスも出て得点に伸び悩むが、東海大は#32安部(4年・G)の3Pや#36養田(2年・F)のミドルシュートなどで着実に得点を重ねていく。専修大オフェンスはインサイドの1対1が中心。しかし、決めきれずにこのQは8得点。終盤、東海大はゾーンディフェンスを展開し、専修大のミスを誘うが肝心なシュートが決まらず、なおも3点ビハインド。

3Q序盤、東海大は#24古川の連続得点で逆転に成功。しかし、その後#32安部が3ファウルでベンチへ退いてしまう。せっかく掴んだ流れを手放したくない東海大は、ディフェンスをより一層激しくし、専修大を翻弄する。専修大は東海大のディフェンスの前に浮き足立ってしまう。だが、専修大も集中している。ディフェンスの戻りが早く、東海大に速攻を出させない。中盤は1点を争う攻防になる。東海大の連続ファウルで専修大に6本のフリースローが与えられる。専修大は6本のうち4本を沈め再び逆転。しかし、東海大は終盤に#17前村が積極的にオフェンスに絡み、再びリードを奪い東海大が3点リードで4Qへ。

4Q、粘りに粘った東海大に遂に流れが来る。まずは#62長野(4年・F)の速攻で先制点を獲得。更に#29嶋田(3年・C)のリバウンドシュートで点差を8点に広げる。専修大はタイムアウトで立て直しを図るも、オフェンスが単発になり、前半は決まっていたゴール下も決まらなくなる。東海大は#24古川の3Pや#32安部のドライブなどで次々と加点。専修大も#22鈴木(4年・G)の1対1で何とか粘るも、勢いに乗った東海大を止めることはできず。最後までディフェンスを頑張るという姿勢を貫き通した東海大が勝利した。


◆ #24古川孝敏(東海大・3年・F)
080531FURUKAWA.jpgなかなか調子の上がらない中、後半東海大に流れを持っていったのはやはり彼だった。自身も不調には悩んでいるようだが、要所で仕事をこなすのはさすがといったところ。

—昨日、接戦を落としてしまい、順位決定戦に回った訳ですが、気持ちの切り替えはできていましたか?
「まあまあですね。そうじゃないと戦えないですし。実際、優勝するっていう目標もあったんですけど、今後まだリーグインカレと続いていくので、そのためにも切り替えは大切。そういう意味では切り替えはできたんじゃないかなと思います」

—西村選手(#33)が不在ということで、何かチームで意識してたことはありましたか?
「文男さんがいないから、というのは個人的にも言われたくないし、誰が出てもやることは一緒っていう風に陸さん(陸川監督)もコーチ陣も言っているので。結局、役割はみんな一緒だと思うので、やることはいつもディフェンスからってことで」

—なかなか点が離れない苦しい試合だったかと思いますが。
「…苦しかったっすね。チームで相手にリバウンドを取られないようにということを課題として出してやったんですけど、相手にちょっとオフェンスリバウンドを取られすぎました。特にオフェンスリバウンドを取られてセカンドチャンスが生まれて、そこから得点される場面が多かったと思うので、やっぱりそういうところはもうちょっと抑えられた部分もあったんじゃないかって思いました」

—前半はインサイドで攻めることができませんでしたね。
「外のシュートだけになっちゃっていましたね。もともとそんなに得点は入らないチームなんですが、今回は特に点の伸びがよくない。でもその分、ディフェンスで抑えればいいわけで。うちはそんなにハイスコアな試合をするチームじゃないので、ディフェンスで抑えて我慢して。そしたら絶対に最後に流れは来るからっていう。我慢我慢で。個人的にもちょっと調子を落としていてなかなか上手くいかないです」

—前半終わって3点ビハインド。ハーフタイムでの指示は?
「リバウンドが取られ過ぎっていうのが一番大きくて、あとは相手は1対1が多かったっていうので、そこはチームでカバーして絶対にリバウンドを取らせないようにするっていう指示がありました」

—先ほど『調子を落としている』と言っていましたが、それはいつくらいからですか?
「正直、シーズンが始まって今まであまりよくないです。なんか調子が上がらないんです…。李相伯の時も全然よくなくて。その前にチームでやっていたときも全然だめで。うーん、難しいっすね。(迷い道に入ってしまったか?)いや、もう迷い道から落ちました(笑)」

—明日は順天堂大ですね。
「相手は外から打ってくることが多いので、簡単に打たせないっていうのは当たり前なんですけど、そこで打たれた後にリバウンドをしっかり取ること。アウトサイドシュートってリングに当たると跳ねたりするし、そういうところもチームでカバーして取っていければ。インサイドも頑張ってくる選手がいるので、またリバウンドを取ることとシュートを打たせないことを意識して戦いたいです」

―試合後のミーティングの時に腕立て伏せをしていましたが。
「リバウンドが取られすぎたということで、みんなで約束した分より多い分、腕立てをやりました。19回(笑)」


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嶋田の活躍で流れを呼び込んだ。


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西村不在の中、副将でもある松岡がチームをリードする。


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準々決勝では出番のなかった前村。しかしこの試合では積極的に切れ込み、専修大をかき回した。


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専修大は増川も頑張る。


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支持を出す専修大・堤。

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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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