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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2008.05.28 (Wed)

関東大学トーナメント5/28 筑波大VS日本大

筑波大79(30-20,10-19,20-13,19-20)72日本大
0528tsukubaベスト8をかけた一戦。昨年のトーナメントでも日本大と対戦し、その時は苦杯を舐めた筑波大。だが今年はチームの完成度で筑波大が上回った。#31梁川(4年・SG)の17点に#5中務(4年・F)の21点とスコアラー2人が仕事を果たせば、ディフェンスでも粘り強さを発揮し筑波大のバスケットを体現。一方の日本大は#5中村(3年・C)を欠いた影響から、オフェンスがアウトサイドに偏り不安定となってしまった。さらにはリバウンドでも筑波大より18本も少なく劣勢に立たされたことにより、新司令塔#13篠山(2年・PG)の得意とする速い展開のバスケットも見られず、チームのリバウンド王でもある中村の重要性が浮き彫りとされた。波乱と呼ぶべきか、今大会において上位シードや昨年の成績が必ずしもチームの力を示さないということを象徴する試合となった。
日本大がトーナメントベスト8に入れなかったのは永山誠(現パナソニック)らが主力だった1999年以来となる。

※筑波大・梁川選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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■GAME REPORT■
0528kon1Q、立ち上がりは日本大。#10種市(3年・F)、#23上江田(3年・F)らシューター陣の3Pに#13篠山(2年・PG)のカットインなど持ち味を発揮し開始5分、8-16でリードする。一方スタートダッシュを決められた筑波大はタイムアウト明けにディフェンスを建て直し失点を抑えると、#5中務(4年・F)の3連続3Pで追いつく。さらにフルコートでプレスディフェンスを仕掛け日本大のミスから次々と点を奪う。筑波大は残り2分間で10点のリードを積み上げ、30-20で1Qを終了する。

2Q、インサイドの要#5中村(3年・C)を欠く日本大は外からの単発なシュートが中心となり、オフェンスが落ち着かない。一方の筑波大もディフェンスリバウンドから速い展開に持ち込むも、チャンスを生かせず点が伸びない。動きを見せたのは残り3分。外一辺倒だった日本大は#13篠山のドライブから#7近(4年・F)の3Pをアシストすると、#10種市もドライブでフリースローを獲得。さらに筑波大のディフェンスがドライブを警戒すると、オープンとなった#7近がきっちり3Pを決めると、#21熊吉(1年・C・福岡第一)、#22栗原(3年・F)が続き前半を40―39の1点差で終える。

0528takahashi3Q、試合の重要なポイントとなる後半の立ち上がり。筑波大が#47冨田(4年・CF)、#24高橋(4年・F)が堅実にインサイドで点を重ねれば、日本大も#10種市のジャンパーに、#13篠山のドライブで反撃に出る。均衡を破ったのは残り5分。筑波大はタイムアウト明けに#31梁川(4年・SG)がきっちりシュートを決めると、続くオフェンスで#5中務、#99加納(1年・F・安城学園)が連続でこぼれ玉のティップインを決め一気に勢いに乗る。ここで離されまいと日本大も#22栗原の3Pなどですぐさま詰め寄るも流れは筑波大。筑波大は#99加納の3P、#24高橋の速攻が決まり60―52の8点のリードを奪い3Qを終える。

4Q,日本大は3分間で#22栗原のドライブインの2点しか入らない。外からのシュートはリングに嫌われちぐはぐなオフェンスとなる。その間にも筑波大は速攻に、#24高橋のオフェンスリバウンドなどから残り5分でリードを14点までに広げる。後が無くなった日本大は猛スパートをかける。まずは#10種市が3Pを決めると、ディフェンスでプレッシャーをかけ筑波大のミスを誘発。さらに#21熊の3連続得点に#22栗原の速攻が決まり残り1分でとうとう3点差とする。日大の猛攻に動揺が見られた筑波大だが、この場面でここまで大人しかった#13片峯(3年・PG)が値千金の3Pを決め6点差に戻す。日本大はファウルゲームを仕掛けるが、筑波大はこれを外すことなくきっちり決め79-72で接戦をものにした。


◆#31梁川禎浩(筑波大・4年・SG)
0528yanagawa
今年はエースでキャプテン。“今シーズンが終わったときに筑波が強かったと言わせたい”という言葉どうり、真価が問われる相手に見事に土をつけた。

―試合を終えて。
「最近トーナメントではいい結果を残せていなかったので、まずは一番の目標を日大戦にしてきたので。それをクリアできたので、あとは優勝に向かってチーム一丸でやっていくだけですね」

―相手が優勝候補である日大だったわけですが、気持ちの面ではいかがでしたか?
「日大がどうのこうのじゃなくて、自分たちはチャレンジャーという気持ちを忘れずにやっているんで。相手よりも自分たちのバスケットをどういう風にやるかを意識してやりました」

―今シーズンは“勝ち続ける”ということにこだわってシーズンをスタートしたということなのですが。
「負けるのはすごい嫌だから、勝つからバスケットは楽しいと思うから。練習試合でもどんな試合でも、みんなで勝ちを意識してやるようにはしてきました」

―ここで点を決めないと相手に流れが行くというときに、梁川選手自身今日は何本も大事なシュートを決めましたね。
「そういう場面で自分がやるというのはすごい思っているし、自分が決めないとチームも不安になるし、決めれば勢いに乗るっていうので。そこは意識してやるようにはしています」

―控えの#24高橋選手(4年・F)の今日の活躍もそうですが、チームで戦うという姿勢が見られますね。
「自分たちは個人で戦うんじゃなく、チームで戦う。ベンチも応援も含めて全員バスケっていうのを、練習のときから意識してやっているので今日はよかったと思います」

―簡単に日大に攻めさせませんでしたが、ディフェンスでは何を意識しましたか?
「日大は外が入りだすと止まらないというイメージがあったんで、ディフェンスからプレッシャーをかけて、外から簡単には打たせないというのを全員で意識を統一してやったんで。ディフェンスはよかったと思います」

―日大はセンターの#5中村選手(3年・C)が欠場でしたが。
「向こうのインサイドよりこっちのインサイドの方がおっきいし、有利かなとは思ったんですけど、インサイドに偏るのは筑波のバスケットじゃなくなるんで。インサイドを攻めつつも、相手に合わせるんじゃなくて筑波のバスケットをやろうって決めていました」

―次の相手は中央大と明治大の勝者ですが。
「どっちが来るかわからないですけど、一つひとつ大事にして、勝ちを意識してあとは自分たちのバスケットをやるだけですね」
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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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