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2008.04.29 (Tue)
第43回 筑波大VS日本体育大 定期戦
筑波大89(19-13,15-21,32-27,23-22)83日本体育大
今年で43回目を迎える伝統の筑波大と日本体育大の定期戦、通称日筑戦が代々木第二体育館で行われた。プレシーズンという時期も手伝い両チーム共に時おりプレイの荒さを垣間見せるも、全体的に緊迫した好ゲームは、終盤日本体育大のエース#27眞庭(4年・F)の怒涛の連続3Pで追い上げを受けるも、攻守に安定した試合運びをした筑波大が89-83間一髪で逃げ切った。
「足の速さだけじゃなくて、味方がリバウンドを取ってくれる信頼関係からブレイクが出てくる」とチームハイの29点を挙げた筑波大#31梁川(4年・G)が振り返るよう、チームで相手より14本も多く獲得したリバウンドからブレイクを量産したことが勝利の一因となった。
一方の日体大は前半にエンジンのかからなかった眞庭が、後半に5本の3Pを含む25点。残り2分から7点を挙げ勝利への執念を見せるも、勝負所でフリースローを決められなかったことが致命傷となった。
昨年は地力の差を見せられ黒星を喫した筑波大はリベンジを果たし、日筑戦の通算成績を7勝31敗6分けとした。なお男子戦の前に行われた女子戦では84-31で筑波大が快勝し、アベック優勝となった。Junior Varsity Gameと称されたB戦では男子は85-82で筑波大が勝利、女子は78-69で日体大が勝利している。
1Q,主導権を握ったのは筑波大。筑波大は早々から積極的にディフェンスでプレッシャーをかけると、日体大は困惑。インサイドにボールを展開できず、外からのシュートを打たされ5分間でわずか2点。守りで流れを掴んだ筑波大はオフェンスリバウンドからの得点や#5中務(4年・F)のブロックから#31梁川(4年・SG)に速攻を繋げるなど順調に点を重ねる。だが終盤、日体大#3八坂(3年・SG)が果敢にドライブを仕掛け連続得点。さらに終了間際にも#6宮村悠(3年・F)へバスカンとなるプレイをアシスト。19-13の筑波大リードで1Qを終える。
2Q,我慢の時間となる。立ち上がりの悪さからすぐに同点とされた筑波大は#7佐々木(3年・SG)の3Pなどで再びリード。しかし、この後3分間オフェンスが手詰まりとなり無得点。一方の日体大は調子の上がらないエース#27眞庭(4年・F)に代わって、#3八坂がまたも奮闘。ファウルを貰いながら鋭いドライブを決めれば、連続でスティールを決め逆転。さらにはバスカンに相手のミスから3P、極めつけはディフェンスでテイクチャージを獲るなど八坂の独り舞台となる。しかし終盤、味方の連続ミスでこの流れを逸してしまう。筑波大はこれを見逃さず前半を34―34同点に戻し終える。
3Q,日体大は#27眞庭がこの日初となる3Pを決めるも、筑波大に#5中務、#13片峯(3年・PG)に3Pを返されると、#31梁川がブレイクを連続で決められてしまう。8点のビハインドを背負った日体大だが、ようやくエンジンのかかった#27眞庭の連続3Pで食らいつく。それでも筑波大は終了間際に#24高橋(4年・F)がこぼれ玉をティップインし、66―61で最終Qに繋いだ。
4Q,大切な立ち上がり、両者共に譲らない。筑波大#13片峯がスティールから点に繋げば、日体大#27眞庭は#5中務の執拗なディフェンスをかいくぐりドライブで返す。同点で迎えた残り6分、試合は動く。筑波大#31梁川のミドルシュートをきっかけに#5中務、#47富田(4年・PF)が続くと、さらにここぞとばかりに#31梁川が好アシストに、ドライブを決め、残り2分で8点のリード。だが日体大も#27眞庭がディフェンスに付かれながらも難度の高い3Pを決めると、さらに技ありのテクニックで3Pのファウルを獲得する。しかし、このフリースローを1本しか決められない。それでも、残り17秒で#27眞庭はまたしても3Pを決め、2点差としファウルゲームへ。筑波大#24高橋はこの場面で重要なフリースローをなんと2本とも外してしまう。だが、この値千金のリバウンドを#5中務がもぎ取る。後のない日体大はすぐさま#31梁川にファウルするも、梁川はこれを落ち着いて決め筑波大が89-83で逃げ切りに成功した。

「足の速さだけじゃなくて、味方がリバウンドを取ってくれる信頼関係からブレイクが出てくる」とチームハイの29点を挙げた筑波大#31梁川(4年・G)が振り返るよう、チームで相手より14本も多く獲得したリバウンドからブレイクを量産したことが勝利の一因となった。
一方の日体大は前半にエンジンのかからなかった眞庭が、後半に5本の3Pを含む25点。残り2分から7点を挙げ勝利への執念を見せるも、勝負所でフリースローを決められなかったことが致命傷となった。
昨年は地力の差を見せられ黒星を喫した筑波大はリベンジを果たし、日筑戦の通算成績を7勝31敗6分けとした。なお男子戦の前に行われた女子戦では84-31で筑波大が快勝し、アベック優勝となった。Junior Varsity Gameと称されたB戦では男子は85-82で筑波大が勝利、女子は78-69で日体大が勝利している。
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■GAME REPORT■
2Q,我慢の時間となる。立ち上がりの悪さからすぐに同点とされた筑波大は#7佐々木(3年・SG)の3Pなどで再びリード。しかし、この後3分間オフェンスが手詰まりとなり無得点。一方の日体大は調子の上がらないエース#27眞庭(4年・F)に代わって、#3八坂がまたも奮闘。ファウルを貰いながら鋭いドライブを決めれば、連続でスティールを決め逆転。さらにはバスカンに相手のミスから3P、極めつけはディフェンスでテイクチャージを獲るなど八坂の独り舞台となる。しかし終盤、味方の連続ミスでこの流れを逸してしまう。筑波大はこれを見逃さず前半を34―34同点に戻し終える。

4Q,大切な立ち上がり、両者共に譲らない。筑波大#13片峯がスティールから点に繋げば、日体大#27眞庭は#5中務の執拗なディフェンスをかいくぐりドライブで返す。同点で迎えた残り6分、試合は動く。筑波大#31梁川のミドルシュートをきっかけに#5中務、#47富田(4年・PF)が続くと、さらにここぞとばかりに#31梁川が好アシストに、ドライブを決め、残り2分で8点のリード。だが日体大も#27眞庭がディフェンスに付かれながらも難度の高い3Pを決めると、さらに技ありのテクニックで3Pのファウルを獲得する。しかし、このフリースローを1本しか決められない。それでも、残り17秒で#27眞庭はまたしても3Pを決め、2点差としファウルゲームへ。筑波大#24高橋はこの場面で重要なフリースローをなんと2本とも外してしまう。だが、この値千金のリバウンドを#5中務がもぎ取る。後のない日体大はすぐさま#31梁川にファウルするも、梁川はこれを落ち着いて決め筑波大が89-83で逃げ切りに成功した。
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