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第71回 全日本大学バスケットボール選手権大会
筑波大学が3年ぶり5回目の優勝

2019.12.13 (Fri)

【2019インカレ】プレイヤーズインタビュー #24佐々木隆成(天理大・4年)

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誇りを持って天理大のスタイルでプレーし
留学も経験した誰よりも濃い5年間


◆#24佐々木 隆成(天理大・4年・SG)

大会2日目の12月10日、関西4位の天理大は1回戦で早稲田大に対して勝利目前だった。逆転から4Qはリードする形で試合は進み、ただ、最後に早稲田大の神田が放った3Pがリングにはねて大きく上に上がり、そのままネットに吸い込まれ、早稲田大の逆転で試合は幕。天理大は1点差で破れた。

後半の驚異的な追い上げでリードに持ち込んだ天理大の勢いは見事だっだが、エースは相手にかなわなかった部分もあると言う。

佐々木:僕らの感覚からすると前半の雰囲気とか関東の身体の当たりはやはり違うものはありました。身体の当たりはなんとなくわかっていたんですが、雰囲気がやはり大きかったですね。それで自分たちのバスケットができない状態で、前半は17点差にされてしまいました。みんなでハーフタイムにいつも通りの自分たちのバスケットをしようと話して、そこからインサイドにもボールが入るようになって、こういうクロスゲームに持ち込めたんだと思います。

自分たちのバスケットというのは、インサイドにつないで、そこからディフェンスを縮めておいてキックアウトをして、というバスケットです。それが前半はできていなかったので、1回インサイドに入れよう、ボールをそれで落ち着かせてバスケットを展開しようと、そこを意識して後半に入りました。

やるべきことを再確認し、後半はイソフがインサイドで踏ん張り、藤澤の攻撃も効いた。ただ、「自分が終盤のフリースローをあと1本でも決めていれば」と、たらればではあるが惜しむ。

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天理大のエースは元来ディレイドのバスケットを基本とするチームに、高い機動力を生かしてスピード感をもたらした。時間を使ってじっくり組み立てるバスケットと、佐々木や藤澤によるガード陣の早い展開との両方を展開できるところが、今季の天理大の大きな持ち味だったといえるだろう。

佐々木:天理大の特徴は時間をしっかり使うディレイゲームです。2ガードで藤澤とも試合中によく話すんですが、「ここは1本走ろうか」とか、あいつからも「ちょっとテンポ上げましょうか」とか、話をしてくれます。ディレイゲームの中でもいけるときは速攻で簡単に点を 取るということも1年間やってきました。それを今日はあまり出せなかったんですが。後輩たちはよくやってくれましたね。天理大は下級生主体のチームで、4回生で出ているのは自分とキャプテンの藤林(#25)くらいです。あとは残るので、来年は彼らがやってくれると思います

逆転できたということは、それが通用したということだと思います。二杉先生のやられるディレイゲーム、今はそういう形は主流ではないところもあると思うんですが、僕たちはみんなと違う挑戦をしているという、誇りであり自信を持っています。そういうことを全国大会で見せられればいいなと思ってきました。1回戦でああいう形で負けてしまったのですが、見ている方には天理大学のバスケットは違うな、と少しでも思っていただけたらいいなと思っています。


佐々木は大学生活で1年間のハワイ留学も経験した。そこで得られたものは人としても、バスケットとしても決して小さくない。

佐々木:文化が違うところで1年間を過ごして、外に出ればきれいな自然があるし、アメリカの一部なので公園に行くとバスケットゴールがたくさんあって、裸足で遊んでいる現地の中学生くらいの子でもダンクをします。ああ、すごいなと思ったし、そういうのを見られたことで関東でもビビらずにやることができるようになったと思います。こういうことは学生だからこそできるし、親にも感謝するばかりです。いい思いをできた5年間でした。誰よりもこの5年間を楽しんだと思います。

留学したのが3回生になるときで、1年後に3回生として再び部に戻りました。帰ってきたらチームが2部に落ちていて藤澤ともうまくプレーが合わず苦労したのは確かです。でも1部に復帰して、自分が4回生になってようやく彼も自分がどういうプレーをするかが理解できて合うようになってきて、今年は相当楽しい1年でした。

プレイヤーとしても、一人の学生としても充実していたという佐々木。そうした経験がこの先の活躍にもつながっていってくれることを期待したい。

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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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