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第95回関東大学バスケットボールリーグ戦 大東文化大学が初優勝
関西学生バスケットボールリーグ戦 京都産業大学が優勝

2019.11.10 (Sun)

【2019リーグ1部】9位・早稲田大

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怪我人が続き、劣勢の中でも
少数精鋭で戦い抜い抜いて1部残留


 5勝17敗、神奈川大と同率ながら直接対決の結果により9位でリーグ戦を終了。入れ替え戦は国士舘大とシーソーゲームになったがこれを退け、1部残留を果たした。

 早稲田大はここ数年でもっとも人数が少ない年だった。それゆえに一人あたりのプレータイムが伸びることによる疲労、怪我やファウルトラブルなどの懸念は常についてまわった。序盤は#39桑田、中盤では#7宮本、終盤には#8津田といったサイズも上手さもある選手たちが怪我で離脱したが、それでも周囲の選手がカバーしながら、2カ月半を乗り切った。終盤には明治大に敗れて降格の危機に立ったが、最終戦で神奈川大を下し、3チームが同率になった中で9位を確保し、国士舘大相手の入れ替え戦を制して1部残留を果たした。

191110komuro.jpg 出場し続けた#14柳川、#41小室の2選手は内外から常に重要な役目を担い、チームを鼓舞する声かけでも存在感を発揮。リバウンドで大いに貢献した#8津田の活躍も見逃せない。終盤の怪我が惜しまれるが、ベンチでもよくチームを盛り上げた。シュートの上手さに定評ある#7宮本、主将としての責任感が見えた#39桑田らはいずれも高校時代から実績ある選手。大崩れしない強さがあった。ここに色を加えたのが早稲田実業出身の#17髙阪。4年目にしてスタメン、バックアップとして重責を担い、9/15の青山学院大戦では3Pで勝利に大いに貢献。また、随所で飛び込んでくるオフェンスリバウンドも見逃せなかった。さらにルーキーの#12土家、#1神田は初めてのリーグ戦や入れ替え戦でも落ち着いてプレーし、若さあふれる司令塔としてチームを勢いづけた。

写真:反省は多いとしながらも、長いプレータイムを乗り切った小室。体調管理にも気を使った2カ月半だったという。


【個人ランキング(TOP10以内)】
#41小室 悠太郎 3Pランキング2位(40本)
#14柳川幹也 3Pランキング6位(34本)
#12土家大輝 アシストランキング7位(54本)


【リーグ戦インタビュー】
#17髙阪俊輔(9/15)
#7宮本一樹(10/5)
#39桑田裕平(11/10)


※小室選手、土家選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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主将としてチームを牽引した桑田。


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内外の器用さを見せる宮本。昨年よりも成長が見えた。


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要所の3Pや泥臭いプレーが光った髙阪。


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得点からリバウンドまで、高い身体能力を活かした津田のマルチなプレーぶりはチームに欠かせなかった。


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熱いプレーでチームを盛り上げた柳川。


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土家と同じく、ルーキーながら存在感を見せたガードの神田。泥臭くプレーする。



[続きを読む]

【INTERVIEW】

「修正や試行錯誤が続いた2カ月」
課題をいかに乗り越え、チームとして結束するか


◆#41小室 悠太郎(3年・C)

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少数精鋭で戦い抜いた早稲田大の中でも、怪我なく出場を続けた大黒柱。ほとんどフル出場を続け、奮闘を重ねた2カ月半となった。とはいえ反省点が多かったのは確かで、練習と試合を繰り返す中でも波が大きかったことを課題にあげる。リーグ戦は特に安定したパフォーマンスが要求されるだけに、それが結果にも響いた。続くインカレはそれとは逆に勢いが大きな意味を持つ一発勝負だ。昨年のような大番狂わせを演じられるかに注目だ。


―1部残留を決めました。リーグ戦は出番も長く、疲れましたね。
「本当に疲れました。半年ぐらいに感じました。出番については中高とずっと40分出ていたので、そんなにしんどいなとは感じませんでした。ただ勝敗、入れ替え戦に行くか行かないかといったところでメンタル的な部分がきつかったですね。残留はなんとかできましたが、来年に活かせる課題がたくさん見つかったので、一つひとつ解決していきたいと思います」

―どういうところがチームとして課題だったなと思いますか?
「試合云々というより、練習からでしたね。例えば週の始まりにとてもいい練習ができても次に続かず、次の日はたいしたことのない練習になってしまう。それを修正して週末にはよくわからない状態で試合に入ってしまって、いざ試合を迎えるといいときもあれば、いいプレーを継続できなくて悪い部分が続いてしまうといったような状態でした。毎日の練習が試合に直結しているという感触がありました。練習では4年生の桑田さん(#39)や、3年生では柳川(#14)、1年生も結構試合に出ている大輝(#12土家)なんかも引っ張って頑張ってくれてはいたんですが、苦しかったですね」

191110komuro2.jpg―皆がそれぞれ努力していた様子はうかがえますが…。
「人数的にも少ないので 試合に多く出ている3年生以下が結束しようという風に考えたこともあったんですが、やはりチームでやっていこうということで修正したりと試行錯誤がありました。でも皆それぞれ考えもあるし、噛み合わないこともあります。やはり全員が目標に対して責任を持ってとり組めていないところが出てしまったんだと思います。それをインカレまでに言い訳なしの状態にして、全員が一つになって目標に向かっていきたいと思います」

―今日の入れ替え戦もいいところはありましたが、国士舘大にも粘られましたね。
「そこがリーグ戦と同じでいいところもあるけど、続かないという課題が出たところです。具体的には連続失点してしまったところですが、リーグ戦、入れ替え戦、シーズン通しての自分たちの弱点になってしまいました。でもそこを改善できればインカレはもちろん、来年の順位は上がるはずです。見えている課題を克服していきたいです」

―次はインカレになります。
「何かを起こしたいです。いまリーグ戦の悪かった部分をお話しましたが、手応えを得た部分もすごくたくさんあるんです。東海大とも競り合ったし、大東にもセカンドチームで挑んでいい試合ができたし、青学にも勝っています。やればできるということは見えてきています。その一発をいかにしてあの大舞台で出すかということに焦点を置いて、あと1カ月の練習を頑張っていきたいと思います」

(2019.11.13インタビュー)

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「ゴールにアタックし続けて速い展開を」
ガードとして自らが選んだ道


◆#12土家大輝(1年・G・福大大濠)

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春のプレシーズンからチームのPGを任されてきた期待のルーキー。国士舘大との入れ替え戦はこれまで経験したことのない試合。「1部」という守るものがあり背負うものは大きかったが、フレッシュマンらしく思い切りのいいドライブが大事な場面で何度も光り、勝利に貢献した。早稲田大はガードを中心とした速い展開が持ち味のチーム。そのスタイルに引かれて選んだ道で、これからどんな活躍を見せてくれるか。この先の活躍が楽しみだ。


-入れ替え戦を振り返って。
「対戦したことのない相手で、かつ合わせる時間も少ない中での独特の試合でした。自分たちには1部という守るものがあり、相手は這い上がるという攻めの状況でした。今までに経験したことのない感覚の試合でした」

-その中で、いいところでのドライブが光りましたね。
「やはり1試合で決めたいと思っていましたし、自分は1年生で先輩たちに声をかけていただいて。僕は変わらず、勝っても負けてもゴールにアタックして速い展開のバスケットを意識していました」

-そしてようやく2カ月半のリーグ戦が終わりました。
「高校と違い、プレータイムも増えました。そして関東1部というのがどんなものかわからないままリーグ戦に入りました。自分自身、成長できたと思いますし、チームとしてどこがダメかを修正しながら過ごせたと思います。入れ替え戦を含む23試合を通して、チームとしても個人としても収穫が多かったです」

191110tutiya.jpg-1年目からプレータイムが長く、個人としては何を得られましたか?
「本当に感謝ですね。1年目からこれほどプレータイムがもらえるのはありがたいです。春から色んなマッチアップがあっていい経験です。自分が1年生から出してもらっている分、消極的にプレーするのは違うと思います。任されている分、チームに速い展開呼ぶように、積極的にゴールアタックをするだとか、強気でやることでチームは良くならないと思います。チームが勝つために自分ができることを23試合考えました」

-早稲田大は速い展開が持ち味ですが、土家選手のプレースタイルはあっていますね。
「そうですね。早稲田大に入りたいと思ったのが、自分がガードとして速い展開で作れるからです。下級生のうちから経験を積みたいと思っていましたし、やっていかなきゃいけないと思ったので頑張りました」

-次は初めてのインカレがあります。意気込みをお願いします。
「僕が入学する前ですが、早稲田の勝負強さは去年証明しています。組み合わせが発表され次第、日数も人数も少ないですが一発勝負で勝てるように準備をしていきたいと思います」

(2019.11.13インタビュー)


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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