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第95回関東大学バスケットボールリーグ戦 大東文化大学が初優勝
関西学生バスケットボールリーグ戦 京都産業大学が優勝

2019.11.10 (Sun)

【2019リーグ1部】10位・神奈川大

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スロースタートながら大事な勝負に勝ち抜き
下級生にも大きな成長が見えた2カ月

 1部2年目となった神奈川大は、5勝17敗で昨年よりひとつ順位を落とし10位。東洋大相手の入れ替え戦では2連勝して、1部残留を決めた。

 リーグ初週から惜しい敗戦が続いたが、これは昨年も同様の展開。昨リーグは終盤に中央大、優勝した東海大を下すなどして1部のポジションをつなぎとめたように、今年は延期試合となった10/30の白鴎大戦を逆転で下したのは大きく、最終週には法政大に勝利して降格枠から脱した。選手たちにも少しずつよくなっていけばいい、という心境が見られ、負けが続いても精神的に大きく崩れず、下位同士の対戦にきっちり2勝したことも1部残留の決め手になった。

191110osakabe2.jpg 数字でも存在感でも圧倒的な印象を残すのがエースの#75小酒部。ワンエースとなったことで昨年より厳しいマークにあいながらも、得点ランキングではダントツのトップを記録。3P、リバウンドとオールマイティに活躍した。2部リーグからスタートし、ダイヤの原石と言われた存在ももう3年目。今季は学生代表に選ばれ、韓国代表をあっと言わせるプレーも見せて輝きを放つなど、今や大学界でも注目の選手だ。苦しいときこそ強さをするタイプで、勝負どころをのシュートの数々を沈め、チームを勝利に導いた。個人的にはまだまだ課題とする部分もあるため、ここから先も真っ直ぐに伸びて欲しい選手だ。

 また、下級生の成長も目立ったリーグ戦になった。パワーフォワードの#11工は2m級の留学生と渡り合い、#34工藤は得点面、#51横山はディフェンスで終盤戦ではエースの守備を任されるなど、初のリーグ戦を戦い抜いた。司令塔である#3小針も2年生ながら持ち味の得点力を活かしつつ、チームをコントロール。また、リーグ終盤から入れ替え戦にかけては、3年生の#27二ノ宮や4年生の#5緒方、#6尾形が活躍。ディフェンスやリバウンドで相手を凌駕し、プレッシャーのかかる試合できっちり上級生らしいプレーを披露した。若く伸び盛りのチームでもあるため、1部残留という大きな財産を、来年のさらなる成長につなげて欲しい。

写真:専修大や筑波大といった相手にも接戦を見せ、東洋大との入れ替え戦でも逆転勝利に小酒部がエースとして役目を果たした。


【個人ランキング(TOP10以内)】
#75小酒部 泰暉 得点ランキング1位(552点)
#75小酒部 泰暉 3Pランキング4位(49本)
#75小酒部 泰暉 リバウンドランキング10位(DE43/0F113/TO156)


【リーグ戦インタビュー】
#27二ノ宮 杉太朗(9/14)
#21岡部優希・#3小針幸也(2019 LEAGUE PLAYER)
#75小酒部 泰暉(10/30)
#6尾形界龍・#51横山悠人(10/9)


※緒方選手、小酒部選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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苦しいときこそ真価を発揮した小酒部のシュート力。


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飛び込みリバウンドなど、高い跳躍で見せた尾形。


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岡部は鋭い動きと得点力、配球力もある。


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3ガードの一人、高橋もたびたび出番を得た。


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2年生にして欠かせない司令塔となった小針。


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東野の突破力はチームに勢いを与えた。


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3年の二ノ宮も成長著しく、チームに欠かせないキーマンになった。


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3年トリオの一人、工藤は得点力で見せた。


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ディフェンス力を買われた1年の横山は終盤戦で活躍。


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同じく1年の工は自分より大きなインサイドの選手相手に果敢に挑んだ。



[続きを読む]

【INTERVIEW】

「去年よりも苦しく、負けた1年」
それでもチームとしては大きく成長も見えた年


◆#5緒方堅也(4年・PF)

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試合によってスタメン、バックアップと柔軟な起用に応えたが、プレッシャーのかかるリーグ終盤戦から入れ替え戦にかけてのプレーはさすが上級生というディフェンスやリバウンドを見せた。4年生でコートに立つのは尾形と2人になる。両者がしっかりチームを引っ張れれば、インカレではさらにチームも強固になるはずだ。


―入れ替え戦に勝って1部残留です。東洋大相手に2勝でしたが、1戦目は少し追い込まれてしまいましたね。
「1戦目は前半から東洋がシュートも当たっていて、ブレイクも何本かやられてしまいました。でも粘っていれば絶対に自分たちの時間が来ると思って、みんなでディフェンスから修正していこうとしていました。それで勝てたと思います。今日も粘っていれば必ず引き離せるチャンスはあると信じてやっていたので、そこは計画通りできたと思います」

―1戦目の4Q終盤の緒方選手のリバウンド、今日のディフェンスもよかったです。
「いつもよりはリバウンドは取れましたね」

―入れ替え戦は4年生が大事ということは意識していましたか?
「自分と界龍(#6尾形)がチームをまとめてチーム全員で戦えば絶対に負けない相手だと思っていました。怪我人も出ましたが、自分と界龍でやれば大丈夫だと信じていました。チームとしてもあまり焦らずいけました」

191110ohgatakenya2.jpg―2カ月半のリーグ戦はいかがでしたか?
「去年よりも苦しかったし、去年よりも負けました。それは苦しかったです。でもインカレで勝つことが大事だと思っているので、ここから1カ月しっかり練習して、リーグ戦で負けた相手には絶対勝てるようにやっていきたいです。4年生でできることをしっかり頑張って、あとは神大のディフェンスをやれば勝てるはずです」

―4年生では野崎学生コーチや河上キャプテン(#41)もよく声を出して頑張ってくれたのでは。
「そうですね。でもベンチだけじゃないです。応援席の声もしっかり届いています。助かっています。それに下級生の成長もめちゃくちゃ助けになりましたね」

―昨年のインカレは惜しい負けでしたが、昨年を乗り越えたいですね。
「まずは1回戦からですね。そこで手を抜かずに神大のバスケをして、優勝を目指します」

(2019.11.13インタビュー)

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「自分の中でもレパートリーが増えた1年」
増やした経験値を活かしたリーグ戦


◆#75小酒部 泰暉(3年・SF)

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入れ替え戦の第1戦では劣勢から小酒部のシュートが次々と沈んで、さすがの勝負強さを見せた。マークは厳しいが、それでもコンスタントに30点を稼ぎ出すところが凄さでもある。しかも、昨季よりもかかる負担は大きかったはずだが、それをあまり感じさせずに黙々とプレーに徹した。昨年よりもプレーに柔軟さが増したのは代表として広い世界に出ていったことが大きい。まだまだある伸びしろを、どこまで伸ばせるかに期待がかかる。


―入れ替え戦はいかがでしたか?2勝で終わることはできましたが。
「入れ替え戦は独特の雰囲気があっていつも通りにはいかない試合です。相手の東洋大は1部とは違ってガンガン攻めてくるチームでしたが、自分たちのバスケができなくても我慢することが大事だというのが、2日間通してわかったことかなと思います」

―リーグ戦を通して苦しい試合も焦り過ぎないという雰囲気がありましたが、この入れ替え戦も同様でしたね。
「自分たちの方が気持ちの余裕が少しあったと思います。それがこの入れ替え戦では出ましたね。リーグ戦もそんなに焦りは感じずにやっていました」

―長い2カ月半だったと思いますが、リーグ戦はいかがでしたか?
「勝てない試合がすごく多かったんですけど、神大らしく全員で戦うということが後半戦になってできていたと思います。だからこの入れ替え戦も勝てたと思います」

191113 osakabe―高校時代からエースとしてすべてのプレーを引っ張る形でやってきていると思いますが、そこは常々どう感じているのでしょう?
「そこまですべて自分がやらなければ、と気負っていることはいないんですが、幸嶋さんにはガンガンやっていけと言われています。だからすべて、というよりは自分が行けるときにいっているという感覚ではありますね」

―昨年よりも厳しくマークされていると思いますが、その中でも自分で成長できていると思える点はありますか?
「マークは去年よりは厳しかったんですが、逆にディフェンスが近いということでその裏を狙ったり、動きの考え方は変わってきました。自分の中でもレパートリーが増えたと思います。ディフェンスを見て動くということができるようになりましたね」

―世代別代表に選ばれたことで意識的に変わった部分はありますか?
「代表経験者ということで、プレー面でも声かけでも自分が引っ張っていかなければいけないと強く感じるようになりました。練習中でも自分が引っ張っていくというのは考えていますし、幸嶋さんにも言われていました。試合も同様です」

―次はインカレですね。
「どの相手でも僅差の試合になると思います。勝負どころで自分が決め切るということと、チーム一丸となって勝ちたいと思います」

(2019.11.13インタビュー)


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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