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第95回関東大学バスケットボールリーグ戦 大東文化大学が初優勝
関西学生バスケットボールリーグ戦 京都産業大学が優勝

2019.11.15 (Fri)

【2019リーグ1部】2位・青山学院大

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4年生と3年生がプレーでチームを引っ張り
チーム全体としての底上げで準優勝を果たす


 16勝6敗で、5年ぶりに2位に食い込んだ青山学院大。ここ数年はもう一枚壁を突破しきれない部分もあったが、それを乗り越えようとする姿が見えるリーグ戦となった。

 初戦で大東文化大を下していいスタートを切り、2戦目では筑波大に延長で破れるなど、立ち上がりは波があり、さらに第5節で日本体育大、6戦で早稲田大に敗れるなど、序盤戦は選手たちも認めるようによい状況ではなかった。好転のきっかけが見えたのは第7節。そこまで無敗の首位だった専修大を大差で破ると、第9節ではここしばらく勝っていなかった東海大から6年ぶりに白星を挙げ、一気に波に乗った。終盤には3位になった専修大に敗れるなどやや取りこぼしもあったが、大崩れせず2位でのフィニッシュとなった。

2C7A0356.jpg 今シーズンは#21納見が本来の得点能力を発揮して大事な試合では次々に3Pを決めていった。また、インサイドでは#7ナナーが身体を張り、ユーティリティプレイヤーである#52赤穂がコンスタントにアベレージを出し続けるなど、試合を重ねるごとに安定感が高まった。スタメンに入った#2斉藤はシュートが良く、大事な一発を決める選手に成長。怪我が続いていた身体能力の高い#36相原が試合に復帰すると、リバウンド、スティールといった部分で勢いを与えるプレーをたびたび見せてチームを乗せていったのも印象的だ。春はベスト16に沈んだが、大きな成長を見せた秋だった。

写真:得点、3Pでランキング上位に入った納見。



【リーグ戦インタビュー】
#7ナナーダニエル弾(8/24)
#2斉藤諒馬(9/7)
#21納見悠仁(2019 LEAGUE PLAYER)
#36相原アレクサンダー学(10/14)
#52赤穂雷太(10/26)
青山学院大ホームゲームレポート
#2斉藤諒馬(11/6)


【個人ランキング(TOP10以内)】
#52赤穂雷太 得点ランキング8位(334点)
#21納見悠仁 得点ランキング9位(328点)
#21納見悠仁 3Pランキング2位(56点)
#7ナナー ダニエル弾 リバウンドランキング9位(OF64/DE105/TO169)
#21納見悠仁 アシストランキング6位(59本)


※ナナー ダニエル弾選手、和田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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赤穂の安定したプレーぶりは、チームにはなくてはならない。精神的にも成長が見える。


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夏は3☓3にも挑戦していた伊森は、積極的なアタックが持ち味。


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インサイドのバックアップとして働いたウィタカ。


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勝負どころで決める納見の3Pは相手に大きなダメージを与えた。


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斉藤の安定感ある活躍は、チームにも大きな力になった。


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怪我から復帰し、チームに勢いを与えた相原。


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リーグ最終戦では4年生の石川が最後にコートイン。見事シュートを決めた。



[続きを読む]

【INTERVIEW】

「練習からハードワークすることで信頼も勝ち得た」
チームにとってなくてはならない大黒柱への成長


◆#7ナナー ダニエル弾(4年・CF)

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表情豊かな明るい性格が盛り上げ役としてはうってつけ。笑顔やパフォーマンス、声かけで終始チームに力を与えた。昨年までは試合によって波があり、ミスも少なくなかったが、リーグ戦はゴール下での存在感が際立ち、体を張ったプレーで得点を量産。安定したパフォーマンスはチームの勝利にも大きく貢献した。精神的にも自覚が備わり、まずはチームだといえるそのメンタリティで、最後の戦いに挑む。


―2カ月半、波もありましたがいい形でリーグ戦を終えられたのではないでしょうか。
「リーグ戦期間中に3時間くらいチームミーティングをした日もありました。それでチームがいい方向にいったと思います。夏の間はすごく状態はよかったので、ミーティングではチームのことを考えて、チームファーストで動こうとして、そこからだんだんよくなっていきました。そこからまた一度崩れかけたときもあったんですが、しっかり最後は勝って2位という順位になりました」

―ナナー選手は常にチームを盛り上げる姿勢が見えました。そこは意識していたのでしょうか?
「そういうことをやらなければいけないなと思ってはいたんですが、今までは先輩に任せっきりで誰かがやってくれるかな、と待ちの状態でした。でも自分がやらないとだめだなと思ったし、廣瀬さんにも直接言われました。それを自分が担うことができれば、チームの雰囲気がよくなって状態も上がっていくのかなと感じてやっていきましたね」

―パフォーマンスで盛り上げるというだけではなくて、プレーでもしっかり引っ張ることでそれができていたのではないでしょうか。今リーグはナナー選手の活躍が勝利を持ってくる原動力でもあったと思います。
「インサイドはどこまでボールが集まるかというのは、練習中から着実に成果を見せないとみんなの信頼感ももらえないし、ボールもなかなか入ってきません。それを練習中から気持ちも抜くことなくハードワークしていたので、みんなから信頼してもらってボールも集まるようになったので、結果につながったのかなと思います」

191110dan1.jpg―下級生の頃は安定しないプレーもありましたが、今年は本当にいいプレーが続いていました。
「やはり4年になって自覚はもちろん、インサイドは去年まで高橋さんがいたし人数が多かったんですが、今年は自分が引っ張っていかなければいけないと思っていました。だから練習量も増やしたし、特別指定選手にも行かせてもらって、そうした経験で自分を表現できるようになってきたと思います。リーグ戦は2度同じチームと当たる訳ですが、安定してできたのでそこは自信にもなりました」

―チームとしても相原選手(#36)が戻ってきましたし、3年生の赤穂選手(#52)、斉藤選手(#2)も自覚が見えて、安定して活躍しましたね。
「相原はやっと帰ってきてくれましたね(笑)。また、3年生にも救われています。4年生はどうしてもやろうやろうと気持ちだけはやってしまうんですが、そこを3年生が落ち着かせてくれて、支えてくれて、とても感謝しています」

―インカレまで1カ月です。
「まだまだ詰めなくてはいけないところがあると思います。チームとして成長していかなければいけない。リーグ戦では相手チームの対策に時間を取られてしまいましたが、1カ月はまだ時間があるほうだと思うし、もう一度自分たちのチームを見直すいい機会だと思うので、しっかりチーム作りをしていきたいです」

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「オールラウンドに活躍できる選手になりたい」
能力を努力でさらに伸ばし、大きな飛躍を


◆#20和田 蓮太郎(1年・PF・開志国際)


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197cmの長身だが、インサイドからアウトサイドまで器用でプレー幅も広い。最終戦ではダンクも決め、チームを沸かせた。
新人戦では重要な役目を果たしたが、1年目のリーグ戦はバックアップとして少しずつプレータイムを得ながら経験を積んだ。大学界でも早くからタイムシェアに取り組んできた青山学院大だが、下級生時からの積み重ねが大事になる。続くインカレ、そして青山学院大の次世代を担う選手としてさらなる成長に期待したい。



―2カ月半の長いリーグ戦でしたが、いかがでしたか?
「新人戦のときは結構出させてもらって、1・2年だけが相手だったので結構戦えました。でも上級生と一緒の戦いになると、自分のできることがかなり絞られてきて、リバウンド程度しかやらせてもらえないし、フィジカルの強いチーム相手だとそれもかなり苦労しました。やはり大学の1部リーグのレベルの高さを身にしみて感じました」

―最終戦はダンクもあり、外のシュートも決まっていい締めくくりになったのでは。
「個人的にもいい感じで終われたので、インカレに向けて精度を上げていきたいです」

―まずはリバウンドから、という意識でしたか?
「まずはそこですね。あとは他のいい選手にディフェンスが寄って自分は結構ノーマークになることも多いので、そこで得意な外のシュートは積極的に狙っていこうと思ってやっていました」

―サイズもあって内外できる良さを出していく感じですね。
「どちらかというと序盤の方が外ばかりになっていて、オフェンスリバウンドに対する意識が低かったように思います。中盤になってやっとコツというか、リバウンドに絡めるようにはなっていったので、そこは一つの成長かなと思います」

―フィジカル面では青山学院大はトレーニングもハードだと思いますが、変わってきましたか?
「そうですね。高校のときとはかなり違うと思います。トレーニングにかける時間もすごいので、こんなにやるのか、と驚きつつも(笑)頑張っています」

191110wada1.jpg―和田選手はうまくドライブなど、インサイドに入ってくるイメージがあります。
「タイミングやズレを見て相手がどういう感じで動いているかを見て行くようにしています。小さなころから同じようなポジションですが、ドライブは大学でドリルで身に付けてきた感じですね」

―目指すのはどんな選手ですか?
「オールラウンドにどのポジションでもやれる、大きな相手にも小さな相手にも、どんなマッチアップにも対応できる選手ですね。チームにも赤穂さん(#52)というとてもいい目標がいるので、本当にありがたいです」

―インカレは一発勝負です。どのような練習を積んでいきたいですか?
「短期間で格段に上手くなるということはないので、リーグを通してチームでやってきたことを突き詰めて、自分の役割や自分のできることを遂行して、少しでもチームに貢献できるようにがんばります」


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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