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2019.11.12 (Tue)

【2019リーグ】11/12入れ替え戦レポート

1部・神奈川大は逆転で2部の東洋大からまず1勝
3部の立教大は2部の順天堂大から1勝をあげる

 1部リーグ閉幕から中1日、入れ替え戦が開幕した。3部と4部間、4部と5部間の入れ替え戦は一発勝負。いずれも上位チームが勝利し、元の部に残留を決めた。一方、2部3部間、2部1部間は接戦の熱い勝負となり、1部の神奈川大、3部の立教大がそれぞれ1勝し、王手をかけた。


◆順天堂大(2部10位)VS立教大(3部3位)

S__474365989.jpg 2部10位の順天堂大と、3部3位の立教大の入れ替え戦は、序盤の勢いで点を取った立教大が逃げ切りの勝利を収めた。

 立教大は立ち上がりから速い展開で攻め、大きくリード。順天堂大は足が止まり1Q内では立て直せず13-26で追う展開に。2Q、立教大は#3飯塚(1年・C・柏日体)のシュートが入りリードを保つ。3分を切り、#26増田(2年・CF)、#17松田(3年・PG)が攻め順天堂大が追い上げるが、立教大は#24木口(3年・F)がバスケットカウント、ジャンパーを決め立て直し32-41で前半終了。

 3Q、立教大は#8小林(4年・C)を中心にシュートを決めリードを保つ。中盤、順天堂大は立て続けに3Pが決まり雰囲気は上向きになるが、立教大は#30根本(3年・G)が3Pとジャンパーで返し、順天堂大は勢いに乗りきれず52-63で最終Qへ。4Q、順天堂大は#26増田を中心に攻め点差を詰める。立教大のシュートが落ち始め、ファウルトラブルも多発。順天堂大は残り6分、#17松田が3P、#7千葉(4年・SF)のフリースローで同点に追いつくが、立教大は#30根本のレイアップから持ち直し、そのまま逃げ切り73-77で勝利した。明日の試合で勝利すると2部昇格。順天堂大後がなくなった。

写真:19得点チームハイの活躍をみせた立教大・小林。



◆神奈川大(1部10位)VS東洋大(2部3位)

191112kanagawa.jpg

【東洋大が好調なシュートでリードするも神奈川大が逆転】

 1部10位と2部3位は、3戦のうち2戦戦勝方式で勝負を決する。緊張の第1戦は東洋大が途中で大量リードする形となった。

191112rashido.jpg 開始早々神奈川大は#75小酒部(3年・SF)の3Pが沈み、インサイドの#27二ノ宮(3年・PF)へパスも出るが、その後は東洋大の勢いが勝った。#14田代(3年・PG)、#24ラシード(4年・C)の3Pが決まり、神奈川大のディフェンスをかいくぐって打っていくジャンパーもことごとくネットに吸い込まれ、#38福井の速攻も決まった。神奈川大は終盤に#7東野(2年・SG)が果敢にアタックしてバスケットカウントやフリースローをもぎ取り、1Qは19-18の神奈川大リード。

 2Q、東洋大はゾーンプレスを展開。それでも#75小酒部、#3小針(2年・PG)の3Pが決まり、点差はない。一方、東洋大もシュートは引き続き好調で、残り5分に#24ラシード2本目の3Pが入ると#18庄子(1年・SG・聖和学園)の3Pがそれに続き、前半は32-38で東洋大リードで終えた。

 3Qもまだ東洋大の流れ。オフェンスリバウンドから早い攻撃に転じ、#24ラシードの速攻からのバスケットカウント、#42加藤(4年・PF)がボードの裏から放ったボールがリングに入るラッキーなシュートもあり、差を広げていく。神奈川大はファウルが続き、またディフェンスを突破できずに停滞する時間が続いた。畳み掛ける東洋大は残り2分、#18庄子の3Pで14点にまでリードを広げる。しかし神奈川大はここから#7東野、#75小酒部が次々にシュートを沈めると、最後は#75小酒部から#5緒方(4年・PF)へのアシストが決まり、50-57と追い上げムードでこのQを終えた。

191112ogata.jpg 4Q、逃げる東洋大は#24ラシードのフリースロー、#14田代のドライブなどで再び点差を12に開く。しかし残り7分からのプレーは神奈川大が自分たちのリズムに持ってくることに成功する。4分間で#75小酒部が2本の3Pとバスケットカウント、さらにはジャンパーで一気に11点を稼ぎ、#6尾形(4年・SG)のシュートも決まると残り2分で逆転。東洋大は#24ラシードのシュート、#21丹波(1年・常盤大)の速攻で逃げるが、神奈川大は次々にフリースローを得ていき、また#6尾形のファインプレーに#5緒方のリバウンドが冴え、残り20.7秒で#34工藤(1年・SF・八千代松陰)のフリースローで1点のリードに。さらに最後は#5緒方がフリースローを得てこれを2本決めると70-67。東洋大最後のオフェンスを守りきり、タイムアップを迎えた。

 東洋大は持ち味の機動力を活かして序盤から積極的に攻撃を仕掛けた。神奈川大よりもサイズがあり、リバウンドでも大きく差をつけたものの、あとわずかに届かず。しかし早い展開と高確率で決まったシュートは大きなインパクトを与えた。

 一方の神奈川大は最終戦で怪我をした横山が欠場。東野も途中で足を痛めて下がるなど苦しい時間帯もあったが、2カ月の1部リーグで培った粘り強さで慌てなかった。小酒部はフル出場で34点。大事なシュートを決めきった。また、緒方と尾形の4年生が最後の最後に流れを持ってくる好プレーを披露。大事な初戦の1勝をものにした。

写真上:東洋大・ラシードは25点15リバウンドと奮闘。外角シュートもよく決まった。
写真下:神奈川大は終盤に緒方がディフェンス、リバウンドで見事なプレーを見せた。


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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