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2019.11.10 (Sun)

【2019リーグ1部】11/10レポート(早稲田大VS神奈川大)

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【早稲田大が勝利して神奈川大とともに入れ替え戦へ】

 最終日の第一試合、明治大と法政大の対戦で明治大が勝利した。この結果から、第二試合の早稲田大は、最終の神奈川大戦で負ければ自動降格が決まり明治大が1部残留、勝てば入れ替え戦進出となる状況で、試合が始まった。

191110miyamoto.jpg 早稲田大は既に自動降格回避を決めた神奈川大に対し、1Qから激しいディフェンスで当たると、オフェンスでも積極的にアタックし、シュートが決まっていった。す~ロースターターの神奈川大は早稲田大の勢いもあって18-10と出遅れた。2Q、神奈川大は#51横山(1年・SG・実践学園)がドライブ、#21岡部(3年・PG)の3Pなどでいいところを見せて差を詰める。しかし早稲田大も#12土家(1年・G・福大大濠)、#41小室(3年・C)の3Pが入るとリードを広げる。神奈川大は#3小針(2年・PG)がQの終わりのブザーとともに超ロング3Pを決めるファインプレーもあり、34―27と追いかける展開ながらいい終わり方で前半終了。

 しかし3Qも早稲田大が押した。神奈川大はシュートを打っているが、リングからわずかに外れて決めきれない。一方の早稲田大はアウトサイドも前節と違ってよく沈むと47―37と10点リードで4Qに入り、そのまま流れを掌握。#39桑田(4年・F)のバスケットカウントも出て波に乗る。神奈川大は残り3分半で#3小針が5ファウル退場。最後は71―58で早稲田大が勝利し、自動降格は回避。9位で順位を確定し、神奈川大が10位で入れ替え戦に進むことになった。

191110osakabe.jpg 早稲田大は前節の明治大戦ではアウトサイドシュートが決まらずに苦戦したが、この日は好調だった。1部9位の入れ替え戦での対戦相手は2部4位の国士舘大。9位は予め1勝がついた形での試合になるため、1勝すれば2勝先勝となり、1部残留が決まる。

 神奈川大は前節で出し尽くしたか、アグレッシブさに欠けた。ディフェンスで欠かせない要員になっていた横山が途中で足を痛めて下がったところが気になるが、最終週は二ノ宮の活躍も光り、2か月でチームの成長も見える。10位チームは2部3位の東洋大と3戦のうち2戦先勝方式での入れ替え戦を戦うことになる。

写真上:早稲田大は宮本が20点。津田のいない分、内外での働きが重要になる。
写真下:神奈川大は小酒部の点数も控えめだった。入れ替え戦でもマークされる状況が予想されるが、エースとしてチームを勝利に導けるか。

※早稲田大・宮本選手、神奈川大・尾形選手、横山選手のインタビューは「続きを読む」へ。



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【INTERVIEW】

「最後は4年がやらないといけないと思っていた」
限られた人員でリーグ最後の大一番に臨む


◆#39桑田裕平(早稲田大・4年・主将・F)

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このリーグ戦は初戦から怪我で欠場。桑田が復帰したあとも宮本、そして最後には津田が怪我で戦列を離れることになり、もともとのメンバーも少ない早稲田大としては苦しい中、全員が耐えて戦ってきた。負ければ自動降格という中、最終戦を逆転勝利し、入れ替え戦に進めたことは大きいだろう。
伸びやかな走力や跳躍力が持ち味の桑田だが、泥臭くプレーする姿が終盤は目立った。まだまだ本来の動きではないというが、4年として、また主将としての責任は大きい。必死に向かってくるであろう国士舘大にそのプライドを見せて欲しい。



―前節の明治大戦に負け、今日負けたら終わりという状況からの今日の試合でした。明治大戦は何がよくなかったのでしょうか。
「やはりどこか自分たちではなくて違うところにベクトルが向いていて、自分たち本来のプレーができなかったことが昨日の敗因のきっかけになったと思います。向こうは崖っぷちで勢いを持ってきている中で、試合の入りから受けてしまって気持ちの部分から負けていました」

―そういう意味では今日はよく切り替えられましたね。
「逆にいえば今日勝てば次につながって、負ければ終わりというシンプルな状況になっていました。どちらがいいのかといえば、今日勝つことで次につなげることが理想です。だから割り切ってシンプルに勝ちたい気持ちを素直に出すことができました。気持ちを切り替えるにもわかりやすい状況でした」

―第20節(11/3)での津田選手(#8)の怪我もあり、そこから桑田選手の頑張りが見えました。
「自動降格は自分のためにも、また後輩たちのことを考えても絶対にありえないし、1部残留が必須だと思いました。自分自身も怪我が続いて本調子ではない中でしたが、最後は4年生がやらなければならないという想いがありました。津田の怪我も一因でしたが、ふっきれたところはあったかなと思います」

191110kuwata.jpg―怪我もそうですが、人数が少ない点でかなり集中が必要な2か月だったと思います。一番何に気をつけていましたか?
「限られたメンバーであることは春に始まったときからわかっていたことです。そこは変えようがないので、その状況に言い訳をせずに、少ないメンバーで自分たちのバスケットをどれだけ徹底できるかを意識してやってきました」

―1年生の2人、土家(#12)、神田(#1)の両名も初のリーグを頑張りましたね。堂々とプレーしていました。何か言ってあげていましたか?
「下級生はどうしても遠慮してしまう部分もあると思うんですが、春からゲームに出続けているということもあって、彼らの考えでどんどんやっていいと言っていました。しっかり思い切ってプレーし、22試合やりきってくれたことはとてもよかったです」

―まだ入れ替え戦があります。
「もう一度自分たちの動きやディフェンスの修正もして、しっかり月・火で修正をしたいです。相手も絶対に1部に上がるという勢いを持ってやってくると思うので、そこを絶対に受けて立たないで、自分たちが勝ってインカレに行くという強い思いを持って試合に臨みたいです」

(2019.11.10インタビュー)

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「自分がどれだけハッスルするかが大事」
残る入れ替え戦で壁を越えられるか


◆#6尾形界龍(神奈川大・4年・SG)

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サイズは大きくないが、高いジャンプ力を活かした飛び込みリバウンドや、泥臭いプレーは見ている者をうならせるものがある。とはいえ、最上級生としてはチームを牽引する難しさも感じ、リーグ戦中はベンチにいる時間が長い試合もあった。それでも終盤は彼の持ち味が見えるプレーも多く、少しずつ4年生らしさが発揮されてきている。入れ替え戦でもそれを発揮して戦って欲しい。


―今日は早稲田大の勢いに押されてしまいましたね。
「覚悟は相手と大きく違っていたと思います。自分たちは昨日自動降格を回避しましたが、相手は勝たないと2部降格してしまう。自分たちは甘えが出てしまって、相手にエネルギーで負けたかと思います」

―この2か月、自分の評価はどうですか?
「最初はスタートで出ていましたが、自分が調子を上げられなくてチームに悪い流れを持ってきてしまいました。控えで出ていくようになって、そのときに自分がどれだけハッスルするかでチームが変わると思ったので、ディフェンスの強さを改善しようと意識してやってきました」

―気持ちの面でも難しかったでしょうね。
「調子は悪いときにどれだけコントロールするか、それがうまくできませんでした。最後の6試合くらいになってようやくできてきましたが、それまでの準備がだめでしたね」

191110ogata1.jpg―4年生としてまだ多くのことを果たさないといけない状況ですね。4年としての思いは。
「自分と緒方(#5)がリーダーになってやらないといけないんですが、自分たちは自分自身のことでいっぱいになってしまっていました。でも最後の6試合は2人でやろうと話しあって声を出して、そこができたところはあるのかなと思います」

―昨日の試合などは声も出ていましたね。2人ともプレーでちゃんと見せられるのでそこで引っ張っていって欲しいですね。2年目の1部リーグはどう感じましたか?
「昨年は大黒柱の工藤さん(工藤卓哉・日立金属)がいて支えてもらっていました。今年は4年である自分たちがそれをしなければいけなかったんですが、なかなかできておらず反省です。入れ替え戦まで1日しかありませんが、少しでもできればと思っています」

―入れ替え戦に向けて。
「どんな時間でも自分にできることはあります。ベンチならベンチから声を出す、試合に出たら仲間を鼓舞するプレーをするとか、泥臭いプレーをするとか、それを徹底してやりたいです」

(2019.11.10インタビュー)

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「エースにつかせてもらってできる、と感じられた」
泥臭いディフェンスで持ち味を発揮


◆#51横山悠人(神奈川大・1年・SG・実践学園)

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前半戦はワンポイントの出番に留まったが、後半戦ではディフェンスのよさが光り、終盤戦はスタメンとして相手チームのエースにつき、懸命に働いた。神奈川大はほかにも工、工藤と1年生が多く試合に絡んでいるが、いずれも既に貴重な戦力だ。このリーグ戦も、中1日での入れ替え戦も初めての経験になる。まだまだ試される時間は続くが、もうひと踏ん張りしたい。


―法政大戦、お疲れ様でした。練習はとてもよかったと幸嶋監督がおっしゃっていました。
「この1周間はとにかく法政大戦にみんなで取り組んできました。みんながしっかりゴールを狙っていたので、それはよかったです」

―横山選手は専修大戦(17節)からスタメンに入ってプレータイムも伸びていますね。監督からは何を求められていますか?
「相手のエースをしっかり止めることと、ディフェンスで使ってもらっているので、そこはしっかりやろうと思っています。ディフェンスは自分の売りでもあるので、それをなくしてしまうと意味がないなと」

―前半戦のリーグでは出番は少しでしたが、そこはまだ足りない感じだったのでしょうか?
「ディナイのプレッシャーや細かな部分ですね。もっと自分が突き詰められないと、オフェンスの展開も悪くなります。そこができていなかったのかなと思います。ディフェンスに関しては覚えることがたくさんあって4月に入学してから怒られっぱなしで、なかなかチームに合わせるのは難しかったです。でも試合に出られて試合で経験して気付かされることもあったので、出番を得られたことはよかったです」

191110yokoyama1.jpg―1年目で相手チームのエースにつかされるとは責任重大ですね。よく守っていますが。
「交代でプレータイムをもらった日大戦や明治大戦でエースにつかせてもらって、そのときにできるな、と思えた部分がありました。そこから手応えが出てきましたね。なかなかプレータイムをもらえない時期もあって少し落ち込むときもありましたが、チームがまず一番だと思いました。その時何をやるかといったら、やはりディフェンスでもっと泥臭く神大らしさを出そうと思って、やり続けていたらいい結果が出たと思います」

―負けが続いたときは追い込まれなかったのでしょうか。
「雰囲気は重かったのは確かですね。2巡目に入ってからダメだなというのはみんなが感じていました。でも明治大戦(16節)で自分たちらしさを出せて、それをやり続けるということを突き詰めていくことができました。自分的には初めてのリーグで、こんなに負けていいのかなとずっと思っていましたが、先輩たちが『大丈夫』と言ってくれていました」

191110yokoyama2.jpg―接戦で勝っていきましたが、2か月で成長も感じられましたか?
「最初に比べたらチームの共通意識がどんどん増えていって、循環できてきて、自分たちのプレースタイルを出せているのかなと思います」

―最終戦、そして入れ替え戦もあります。
「自分たちはディフェンスのチーム。オフェンスでミスしてもディフェンスをしっかり守れれば流れは持ってこられると思います。ディフェンスから流れを作って泥臭くルーズボールなんかをしっかり追ってやっていきたいと思います」

(2019.11.9インタビュー)


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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