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第95回関東大学バスケットボールリーグ戦 大東文化大学が初優勝
関西学生バスケットボールリーグ戦 京都産業大学が優勝

2019.11.09 (Sat)

【2019リーグ1部】11/9レポート

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神奈川大が5勝目で10位以上を確定
2部降格チームの決定は最終日に持ち越し


 いよいよ1部リーグは最終週を迎えた。前節の時点で決まっているのは大東文化大の優勝と8位白鴎大の順位のみ。それ以外は残りの2試合ですべて決定する、まさに大詰めという状況にあった。

 入れ替え戦枠内の9〜12チームは既に決定していた。最終週の直接対決で勝負を決する状況だったが、神奈川大が法政大を下して抜け出し、2部降格を免れて入れ替え戦に回ることが決定。残りのチームは明治大が4勝、早稲田大が4勝、法政大が3勝だが結果次第で同率の三つ巴となることもあり得る、緊迫した状況で最終日を迎えることになった。


◆神奈川大VS法政大

191109ninomiya.jpg 4勝の神奈川大と3勝の法政大。神奈川大は勝てば降格を回避できるとあって、立ち上がりから気迫の見える試合となった。序盤は#3小針(2年・PG)、#75小酒部(3年・SF)ら神奈川大のアウトサイドが好調に決まりリードしたが、法政大も#24鈴木(4年・C)のシュートなどで追いついた。しかし法政大も外が決まらず神奈川大が1Qは21―16とリード。2Qも大きな差はないまま進む。神奈川大が逃げては法政大が追い上げる形で前半は39―36。3Q、一時は神奈川大が#75小酒部、#3小針の3Pもあって10点以上のリードを得るが、法政大は積極的なアタックで追い上げ、58―54の4点差にして終了。4Qも先に逃げたのは神奈川大。5人が声を出してチームを鼓舞する。しかし法政大も粘り、残り1:49で#14小野(2年・PG)が切れ込み、バスケットカウントを決めて2点差に。残り1分、神奈川大はフリースローを1本決め、3点のリード。法政大は#14小野のフローターで69―68と再び詰め寄るが、残り18秒でのルーズボール争いは神奈川大に軍配。さらに#30水野(3年・PG)のアンスポーツマンライクファウルもあって71―68。法政大は残り5.6秒から最後のオフェンスにかけるが、ディフェンスに寄られてサイドラインを割り、そのまま試合終了。

 神奈川大はこれで5勝目。入れ替え戦への進出が決定した。法政大は3勝で最下位にとどまるが、最終戦に4勝で3チームが並んだ上で得失点で上回ることができれば順位は浮上する。まだ最後までわからない。

写真:神奈川大は二ノ宮が18点7リバウンド。自分よりもサイズの大きな相手に一歩も引かず決めていった。



◆早稲田大VS明治大

191109watanabe.jpg 3勝の明治大と4勝の早稲田大の戦いは、立ち上がりから明治大に勢いがあった。序盤から#34富田(3年・F)のシュートがよく決まり、ややリード。早稲田大は#12土家(1年・G・福大大濠)がアタックしてねばるが、難しいシュートも決め切った明治大が17-23でリード。2Q、早稲田大は3Pも決まりいいペースだが、オフェンスリバウンドが取れずシュートチャンスが増えない。明治大は#10須藤(4年・SG)を中心に攻守で粘る。終盤に難しいシュートを決めた#7宮本(2年・F)早稲田大が点差を詰め29-32で折り返す。3Q序盤は1点を争う展開に。先に抜けたのは明治大。速攻を決め、#10須藤のバスケットカウントで10点差に。早稲田大はリングにアタックし再び食らいつくも、終盤に#52溝口(2年・C)がゴール下を決め切り45-53で明治大がリードし最終Qへ。4Q、早稲田大は前からダブルチームを仕掛けていくが、明治大は落ち着いてボールを運び、#34富田を中心に得点し10点リードを保つ。早稲田大は残り6分半で#39桑田が5ファウルとなり退場。明治大は攻め続けて直接対決での得失点を上回る24点差をつけ、54-78で勝利した。

 明治大は4勝目をあげ、この時点で自動降格圏内から脱した。しかし、早稲田大が最終節で神奈川大との試合に勝利すると、最終戦に勝っても自動的に降格が決まる。この日18得点フル出場の渡辺「とりあえず勝つことを考え、後半点差が開いたところから得失点差を考えるようになった。リーグ戦後半にかけて焦りもあり、自分としてもチームに良い影響を与えたいと思ってきた。得点源は昂矢さん(須藤)ですが、マークされますし、今日の3Pみたいに、自分が勢いをつけていきたいなと思う」と試合を振り返った。また明日の試合については「早稲田大の結果次第というところもありますが、リーグ戦4勝しかしていない。情けない数字なのであと1勝を取りたい。法政大も気合いを入れてくると思うので、受け身にならずに、今日のように良い流れで勝ちたい」と安堵が見えるとともに、最終戦にも気を引き締める。

 一方、早稲田大は前節で怪我をした津田の欠場が痛く、リバウンドが取れない状況に陥った。この試合に破れたことにより、自動降格圏に。最終節の神奈川大戦で勝利すれば、入れ替え戦、負けると自動降格と厳しい条件となった。全ては明日の第1、第2試合で決まる。

写真:明治大は渡辺が推進力となり、最後の粘りを見せている。



◆東海大VS青山学院大

191109dan.jpg 2位青山学院大と5位の東海大の戦いは、ロースコアで互いに守り合う展開となった。1Qから互いに得点が伸びず13―15で幕を開けると、2Qも互いのディフェンスを突破しづらい状況が続いた。中盤から青学大がやや抜け出すが、一方の東海大は攻守とも機能しない。青学大は残り2分#52赤穂(3年・PG)のドライブも決まると、11点リードしてようやく流れが出てくると、前半は23―36で終了。3Q、東海大は#11大倉颯太(2年・G)から#19西田(3年・SG)らへパスが出て、シュートを決めて追い上げるが、青学大も#52赤穂、#21納見(4年・G)のアウトサイドが決まり、大きく詰めさせない。東海大は途中から再び停滞してしまうと40―50の青学大のリードで4Qへ。しかし開始3分間で2―0と互いにスコアが伸びない。青学大は残り3:40でも4点しか取れず、東海大は#19西田の3Pが決まってようやく5点差に迫った。残り1:41、東海大は#25平岩(4年・C)のタップで53―56と3点差に迫った。しかしこの試合ここまでゴール下でプレーさせていなかった#7ナナー(4年・CF)のところに遂にボールが入り、青学大も簡単には詰め寄らせない。東海大は終盤、#19西田のスリーにかけるがこれが決まらず、反対に青学大に再びゴール下、フリースローで差を広げられてしまい57―63で青山学院大が勝利した。

 青学大は専修大が勝利したため3位へ。最終日は日本大と対戦する。東海大は自分たちをかわして5位にジャンプアップした日本体育大との対戦で順位を決する。

写真:青学大は最後にナナーのところで2本、ゴール下が決まったのが大きかった。



◆日本体育大VS日本大

S__473890821.jpg 日本体育大が1Qから速い展開で得点し、リードしてそのまま逃げ切った。日本大はさらに怪我人が増えて選手が減った状況で序盤にミスが続き、なかなか立て直せず。1Qから10-27と大きく出遅れる。2Qも日体大のペースが続き、30-54で前半終了。後半も日体大のペースは落ちず、速攻と3Pが良くあたり点差をつけていく。4Qは控えのメンバーも出場し、90-67で快勝した。日本大は怪我人が多い分、徐々に試合経験を積んだ選手たちの良さが光った場面もあった。しかし日体大の勢いが上回る結果となった。
日本体育大はリーグ後半は青山学院大以外には負けなし。この勝利により5位浮上となった。明日の試合結果次第でインカレのシード4枠獲得の可能性も残っている。日本大は11勝で現在7位。8位の白鴎大と10勝で勝率が並んだ場合は、得失点差で8位となる。

写真:日本体育大は4Qに主将の武藤が出場。3Pが入るとベンチも盛り上がった。



◆筑波大VS専修大

191109ab.jpg 2位以下の順位争いも熾烈になっているが、1Qは18—18と互角で入った戦いは、2Qに専修大が抜け出し、#30アブ(4年・C)、#23キングの機動力などを軸に抜け出すと32—42と10点リードで前半を終える。3Qの入り、専修大は#46寺澤(2年・F)、#34盛實(4年・G)のアウトサイド、#30アブのスティールから#12西野(3年・F)のレイアップにつなげるなど、畳み掛けて差を広げる。筑波大はゾーンを敷いてターンオーバーを誘い、#27山口(3年・SG)のシュートなどで追い上げ、54―61で3Q終了。4Q、#1山本(2年・F)のシュートで再び専修大は10点のリードし、そのままの状況で試合は進むが、残り2分から筑波大が次々得点していき、残り1:17で#88牧(4年・SG)のシュートが決まると点差は2に。そこから入れあいになるものの、勝負どころで#75井上(2年・C)が放った起死回生の3Pは決まらず。74―76で専修大が逃げ切り勝利を決めた。

 専修大はこの勝利により、3位浮上。最終戦で大東文化大と対戦する。筑波大は4位へ。白鴎大との対戦を残す。

写真:専修大はアブが18点。ほか盛實、キング、西野ら主力が2桁得点で逃げ切った。



◆白鴎大VS大東文化大

191109bra.jpg 優勝が決まっている大東文化大と負けが続いている白鴎大の対戦は、最後までどちらに転ぶかわからない展開となった。立ち上がりは白鴎大がよく、大東大は3分間以上無得点が続き、1Qは22-15で白鴎大がリード。2Qは大東大#13小谷(4年・SF)が3本連続で3Pを決めると一気に点差を詰めた。残り1分で同点とすると、ブザーとともに#34中村浩陸が3Pを決め逆転し32-34で折り返す。後半はシーソーゲームが続いたが、3Qは大東大がややリードし54-56となって入った4Qは開始2分半で白鴎大の#32三浦(4年・SG)が3Pを決め逆転。終盤まで1点を争う展開となる。大東大は#12中村拓人(1年・PG・中部第一)が技ありのシュートを決めるが、残り1分半、白鴎大は#66松下(2年・PG)が3Pを決め再び逆転。さらに#52ブラ(2年・C)のフリースローで3点リードに。大東文化大はタイムアウトを取るも、その後の14.4秒からのオフェンスは決まらず67-70で白鴎大が勝利した。大東大は途中で飴谷が負傷し一時ベンチへ。優勝が決まっているだけに怪我だけは避けたい所だ。白鴎大は雰囲気が悪い試合が続いていたこともあり、嬉しい1勝だった。最終日の結果次第で順位も上がる可能性を残す。

写真:白鴎大はブラがモッチをよく守った。


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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