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第95回関東大学バスケットボールリーグ戦 大東文化大学が初優勝
関西学生バスケットボールリーグ戦 京都産業大学が優勝

2019.10.27 (Sun)

【2019リーグ1部】10/27レポート(東海大学会場)

191027 tokai2

東海大がホームゲームを2連勝で飾る
筑波大は4連敗で暫定4位に沈む


 東海大のホームゲーム2日目は1600人を超える入場者で、2日間合計で3132人と過去最高を記録した。その中で東海大は筑波大を大差で破り2連勝。最後は4年生全員がコートに立った。また、青山学院大、東海大、筑波大、専修大が12勝で並び、勝率とゴールアベレージによって上位チームで暫定ではあるが順位変動が起こった。筑波大は苦しい4連敗だ。白鴎大会場では大東文化大が一足先に優勝を決めたが、2位以下の争いは最終日まで続きそうだ。


◆青山学院大VS神奈川大

191027 noumi 青山学院大は#56赤穂(3年・PG)が欠場。序盤は動きが固いが、#14伊森(4年・F)の3P、#21納見(4年・PG)がジャンパーを決め、先行していた神奈川大に追いつく。ファウルが重なりディフェンスがやや緩んだ隙をついて神奈川大の#75小酒部(3年・SF)が点を取ったが、青学大は#36相原(2年・SF)のシュートなどで加点し21-15でリード。2Qは頭から青学大がディフェンスを締め、#17保泉(2年・SG)が3P、ジャンパーを決め2桁差をつける。神奈川大はタフショットが続くが9点差まで詰めるが、#7ナナー(4年・CF)のブロック、リバウンドで弾みをつけ優位に。37-27と10点ビハインドで折り返す。

 3Q、青学大は2桁の差をキープし、着々と加点。ディフェンスもプレッシャーをかけ神奈川大は点が伸び悩む。しかし青学大は#21納見が4ファウルでベンチに下がると、その後もファウルが重なりフリースローを与えてしまう。神奈川大は#75小酒部が3P、フリースローを決め、点差を詰めて54-43。4Q、神奈川大は#51横山がこぼれ球を拾いシュート、#75小酒部もゴール下、#3小針がスティール、3Pを決め2点差に迫る。青学大は3分間無得点だったが、#14伊森のフリースロー、#21納見のシュートで持ち直すと、神奈川大のタイムアウト後に#2斉藤(3年・PF)が3P、#21納見がジャンパーを立て続けに決め再び10点差。神奈川大が#75小酒部が連続でシュート、#5緒方が3Pを決め、前からハードにディフェンス、シュートを打ち続けるも最後は入らず。83-72で青学大が勝利した。

写真:ファウルトラブルはあったが、ここぞというシュートはさすがの青学大・納見。フィールドゴール率も高い。



◆専修大VS法政大

191027 terasawa 専修大が前半から大きくリードし100点ゲームで法政大に快勝した。法政大は序盤はいいペースでオフェンスリバウンドを取りつつ、#24鈴木(4年・C)がシュート、#30水野(3年・PG)がドライブを決める。一方の専修大はスロースタートだったが、#12西野(3年・F)の24秒間際にうまいレイアップ、#30アブ(4年・C)のダンクを皮切りに一気に点を取り23-12でリード。2Q、専修大は#28野崎(2年・G)の3Pを始め、満遍なく点を取る。法政大は#51金本(2年・SF)が積極的にゴールにアタック、#33茨城(4年・PF)もゴール下で粘るも専修大の高さと個々の能力が光り、勢いに押され53-28と折り返す。後半も専修大が内外で点を取り大きくリード。#46寺澤(2年・F)はダンクを決めベンチを沸かせた。専修大はベンチメンバー全員が出場し102-67で完勝。法政大は3勝止まりと苦しい状況は変わらず。

写真:18点のチームハイの活躍で、後半にダンクシュートも決めた専修大・寺澤。



◆筑波大VS東海大

【東海大がディフェンス力を発揮しホームで2連勝】

191027 murakishi ホーム2戦目となる東海大は#19西田(3年・SG)の3Pで先制し、その後もゴールにアタック。さらに#11大倉颯太(2年・G)が3Pを沈めいいペースの立ち上がりとなった。ディフェンスもよく、筑波大はなかなか攻めることができない。それでもディフェンスではボールラインの高い位置でダブルチームを仕掛け、シュートは落ちるもリバウンドで粘る。東海大は#86八村(2年・C)が2ファウルでベンチへ下がり、ややゴール下が手薄になってしまうと、筑波大は#15森下(4年・C)がフックシュートを決めた。しかし東海大はディフェンス、オフェンスリバウンドもよく18-10でリードを得る。

 2Qも筑波大は東海大のディフェンスに苦しむ。東海大は#86八村の3Pと速攻で13点差をつける。筑波大はなかなかボールラインを下げられず、シュートも入らない。ようやく#88牧がフローターを決めるが、東海大は#0寺嶋(4年・PG)が3P、ジャンパーを決め一気にギアをあげる。ディフェンスもよく、24秒オーバーも奪う。筑波大はこのQ、単発なシュートが多くわずか6点。32-16と大きく離された。

 3Q、筑波大は#11増田(4年・PF)が3P、#8菅原(3年・PG)のドライブ、#88牧のジャンパーで点差を1桁に。東海大は#86八村がシュートを決め筑波大の流れを切ると、#22笹倉(4年・G)の3Pを始め、再びじわじわ点差をつけていく。筑波大はミスが続き、東海大が連続速攻で、残り2分で20点差。終盤に、#92中田(1年・PG・福大大濠)が3Pを決めしのぐも50-32と大きくビハインド。続く4Q、東海大は#38春日(4年・SG)が3P、#1大倉龍之介(4年・F)がセットプレーをしっかり決める。筑波大は#92中田、#16野本(3年・PG)が3P、#10村岸(4年・SF)とセカンドユニットの活躍があり、点差を徐々に詰めていくが、東海大は我慢の時間に#22笹倉が難しい体勢でのジャンパーから持ち直し、再び点差をつけそのまま逃げ切った。最後は4年生5人がコートインし、72-50で勝利した。

191027 terashima 東海大はホーム2連勝。試合後のインタビューで陸川監督は「1巡目、9点差で負けた筑波大に大きくリードで勝つことができたのは、皆さんの応援のおかげです。毎年ホームゲームは皆さんの応援と情熱があってこそ」と感謝を述べた。この日の観客によるMVPは主将の寺嶋「昨日のインタビューで、『筑波に勝つ』と断言してしまいました。勝ててホッとしています。この2日間でいい雰囲気ができました」と笑顔を見せると同時に、「素晴らしい環境をスタッフが整えてくれて、多くの方が見に来てくれて感謝しています。ただ、その分『絶対に勝たなくてはいけない』というプレッシャーを感じていて。本当に勝ててよかったです」と主将としての責務を果たしたことに安堵の表情を浮かべていた。

写真上:苦しい時間に得点した筑波大・村岸。森下と共に最上級生としての働きをみせたが、チームは苦しい状況に。
写真下:MVPを受賞した主将を務める東海大・寺嶋。「3Qまでの投票なので」と謙虚な姿勢を見せた。


18試合終了時(10/27)

優勝・大東文化大学 17勝1敗
青山学院大学 12勝5敗
東海大学   12勝6敗
筑波大学   12勝6敗
専修大学   12勝6敗
日本体育大学 11勝7敗
白鴎大学   8勝8敗
日本大学   10勝8敗
早稲田大学  4勝14敗
神奈川大学  3勝14敗
法政大学   3勝15敗
明治大学   2勝16敗

※延期試合があるため、合計試合数はチームによって異なります。

※東海大・八村選手のインタビューは「続きを読む」へ



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【INTERVIEW】

「入らなくても打ち続けるのが大切」
将来にもチームにも必要なスキルアップ

◆#86八村阿蓮(東海大・2年・C)

191027 hachimura2

八村らしいゴール下の強さが光った試合だった。サイズのある筑波大に対し、13得点9リバウンドの活躍で、3Pもいいところで決めてきた。同期の大倉颯太が復帰したばかりで、2人の合わせはやや調整が必要なところもあるが、2人だからこそ見せられる伸び伸びとしたプレーもある。リーグ戦序盤は怪我人の影響もあり、なかなか調子が上がらず、チーム的にも3連敗から入ったホームゲームでもぎ取った2勝は自信につながっただろう。インタビューではこれまで以上にない、「勝利」の嬉しさを感じている表情をみせた。


―ホームゲーム2連勝になりました。振り返って。
「過去最高に人数が来てくれて、声援があって、チーム状況はベストではない中で、皆さんの後押しで勝つことができました。いい経験になったと思います。このホームゲームを機に、いい勢いをつけたいです。今まで接戦で負けたり、勝負所で力を出せない試合が続いてしまって。全員が同じ方向に向いていなかったと思います。こういう勝利でチーム状況は良くなると思うので、本当に良かったと思います」

―筑波大はサイズが大きいです。今日の八村選手は中でも積極的にアタックしていたように感じます。
「スキルもサイズもある相手でした。強い気持ちで行かなければ、油断するとすぐにやられます。最初から気を抜かずにプレーしました」

―2年目の自身の役割はどう捉えていますか?
「去年からスタートで出ています。玄さん(#25平岩)や怜寿さん(#22笹倉)と一緒にコートに立ってきましたし、ベンチから出てくる4年生もたくさんいます。その人達の分まで僕たちが無駄にしないようにしないといけません。それをみんなで話し合いましたね」

191027 hachimura3―リーグ戦の前半はあまり調子が良くなかったような印象もありました。
「そうですね。怪我もあって、なかなかチームに貢献できず波に乗れない期間もありました。最近は徐々に良くなっているような気がします。リーグはまだ続きますが、インカレに向けても大事な残りの試合だと思うので、しっかり勝っていきたいです」

―今年から3Pも打つようになり、やることも増えたと思います。プレー面で違うことはありますか?
「シュートの範囲が広がったことは、コートのスペースも広がっているということです。そのスペースを活かしていきたいです。今はシュートの確率も良い方ではないですが、打たないと入らないですし、自分の将来のためにもできないといけません。チームにとってもフロアのスペースが広くなる分、攻撃の幅も増えると思うので、僕は外でもプレーしないといけないと思っています。徐々にはまってきていると思います」


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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