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2019.10.22 (Tue)
【2019リーグ1部】10/22レポート(日本体育大会場)

大東文化大は安定感ある戦いで15連勝
白鴎大は接戦で青山学院大を破る
台風19号により延期となった第14節の振り替えのうち、日本体育大学では3試合が行われた。首位を走る大東文化大は#39アビブ(2年・C)が復帰し噛み合わない時間もあったが、4年生を中心に安定したプレーで持ち直し神奈川大に勝利。白鴎大は接戦の末、青山学院大を破った。台風の被災から、意地の3連勝となった。日本体育大は1巡目に破れた法政大にリベンジし9勝目をあげた。
写真:終盤は控えのメンバーも出場し、余裕をもって勝利した大東文化大。
◆大東文化大VS神奈川大

写真:序盤からシュートが好調だった大東文化大・後藤。
◆白鴎大VS青山学院大
【セカンドメンバーが活躍もあって白鴎大が勝利】

3Qも点の取り合いが続く。青学大は#21納見が3P、前半おとなしかった#7ナナー(4年・CF)もシュートを決める。白鴎大は#77前田が多様な攻めを見せ、青学大は#7相原の3Pでリードするが、白鴎大は最後のワンプレーで#7ギバがオフェンスリバウンドから押し込み、57-55と2点ビハインドで最終Qへ。4Q、白鴎大は#3板橋(3年・PG)がスティール、3Pを決め逆転。さらに#77前田が3Pなどを決めていく。6分を切って青学大は#21納見が4ファウルでベンチへ。#14伊森(4年・F)のオフェンスでしのぐも、白鴎大は#7ギバ、#52ブラ(2年・C)がゴール下で粘り5点リードを保つ。さらに#77前田が3P、#0関屋(1年・SG・飛龍)がドライブで点差を広げる。青学大は#14伊森のシュートで食らいつくも、追いつかず。74-71で白鴎大が8勝目をあげた。

青学大は序盤に赤穂が負傷したのが大きな痛手となり、ファウルトラブルも影響した。いい勢いを持ってくるベンチメンバーも多く、伊森の奮闘もあったが、あと一歩及ばなかった。
写真上:欲しいところで点を決めた青山学院大・伊森。
写真下:29得点で圧巻の活躍を見せた白鴎大・前田。
◆日本体育大VS法政大


写真:試合後、晴れ晴れとした笑顔を見せた武藤。スリーポイントを1本決めた。
16試合終了時(10/22)
大東文化大学 15勝1敗
筑波大学 12勝4敗
青山学院大学 10勝5敗
東海大学 10勝6敗
専修大学 10勝6敗
日本体育大学 9勝7敗
白鴎大学 8勝6敗
日本大学 8勝8敗
早稲田大学 4勝12敗
神奈川大学 3勝12敗
法政大学 3勝13敗
明治大学 2勝14敗
※延期試合があるため、合計試合数はチームによって異なります。
※日本体育大・遠藤選手のインタビューは「続きを読む」へ
[続きを読む]
【INTERVIEW】「走ることと3Pをしっかり決められるようになる」
1部で戦える武器をみにつけるためにレベルアップ
◆#33遠藤 善(日本体育大・3年・SG)

日本体育大の7秒オフェンスの先陣をきる選手として欠かせない。昨年まではセンター陣がリバウンドを取った時点でコートのはるか前を走っているほどその飛び出しは鋭く、攻撃起点として欠かせなかった。しかし今年は初めての1部リーグ。簡単には攻めることができず、悩んでいた時に自身のミスで負けたと感じる試合があり、そこから気持ちを切り替えたという。ここ数試合はアウトサイドも好調で、持ち味の走りもみえるようになってきた。日体大らしさを体現するには、残りの試合も彼の活躍が必要不可欠だ。
―1巡目のリベンジマッチでした。試合を振り返って。
「水野(#30)は毎試合点を取ってきているので、しっかり抑えようと共有していました。あとは、この前の青山学院大戦でアレックス(#36相原)にオフェンスリバウンドを取られすぎてしまい、悪い流れになってしまったので、法政大もサイズはあるチームなので取られないように意識していました。ディフェンスでは今日はハードにできてよかったと思います。たまに戻りが遅くて走られていたので課題にします」
―リーグ戦後半になり、遠藤選手は調子をあげてきましたね。
「試合の前半は攻める気持ちを持てていましたが、後半に徐々に追い上げられる試合が多く、その時間帯に人任せになっていました。自分であまり攻めることをしていませんでしたが、最近は『自分、自分でやる』というメンタルにしているので調子が上がっているのだと思います」
―その気持ちを持とうと思ったのはいつからですか?
「1巡目の日本大戦(第9節)で、2本連続のターンオーバーをしてしまったんです。そのまま試合に負けてしまいました(64-67)。気持ちで負けていると思って、とにかく自分の気持ちをあげないといけないと思いました。あとは自分次第だと思いました」
―自分の気持ち次第、ということですね。
「そうですね。試合の1本目のシュートが入らないとすぐに交代になってしまうので、決めることを第一に考えています。それがしっかりできているので、プレータイムも伸びてきました。リーグ序盤はだめでしたね」

「2部とはスピード、体の強さ、高さも全く違うので、去年まで行けていたレイアップが圧倒的に少なくなっています。簡単にはできないです。たまにフリーになる3Pを決めることが今は大事だと思うので、入れていくしかないと思っています。あとは7秒オフェンスの先頭を走ることですね。ただ、走るだけでは勝てないですよね。ハースコートオフェンスが得意なチームではないのですが、バム(#50)とクリスティン(#21)が頑張ってくれるので、そこに集めています。そこから外にということで、うまく回ってきていると思います」
―徐々に遠藤選手が走れる試合が増えてきていると思います。
「そうですね。リーグ後半にかけて走れるようになってきました。自分が走れている時は、日体の持ち味であるスピードのあるバスケットが展開できます。それが出ていると勝てる試合も多くなるので。みんなも徐々に走れてきて、いい形にはなっていると思います」
―3年生の活躍が目立ってきています。
「そうですね。各々調子を上げていると思います。誰が出ても流れが変わらないです。交代で出てきたら、逆に勢い付けることも、3年生ができていると思います。チームにはだいぶプラスになってきたのかな。やっと良くなってきたので、残りの試合は1巡目に負けたところにもしっかり勝ちたいですし、インカレに向けていい形を作っていきたいです」
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