FC2ブログ
2019年11月 / 10月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫12月


第95回関東大学バスケットボールリーグ戦 大東文化大学が初優勝
関西学生バスケットボールリーグ戦 京都産業大学が優勝

2019.10.14 (Mon)

【2019リーグ1部】プレイヤーズインタビュー・#10杉本天昇(日本大・3年)

sugimoto1.jpg

ガードをやることで壁を越えていく
苦闘を越えた先にある“成長”を目指して


◆#10杉本天昇(日本大・3年・SG)

ここまでのバスケット人生で点取り屋としての名をほしいままにしてきた杉本は、このリーグで新しいことにチャレンジしている。それは司令塔の役割である1番ポジションへの取り組みだ。ガードを努めていた駒沢 颯が怪我によってリーグ戦はプレーできなくなったため、彼が人生で初めて挑むことになったのだ。慣れない仕事に戸惑いつつも必死に取り組んでいることを、多少神妙な面持ちで語ってくれた。

杉本:このリーグ戦は、トーナメントではガードをやっていた颯が夏に怪我でいなくなって、スタメンに1番ガードがいないという状況です。彼の代わりに自分がやることになりましたが、夏の練習から慣れなくて、自分的にも練習から落ち込んでしまう感じでした。いつものようにシュートを打って、パスを出して、それにプラスしてコントロールをすることはとても難しいと感じますね。今はそこを周りにカバーしてもらいながらやっている状況です。ポイントガードの先輩もいますが、とりあえずは自分がメインで1番をやっているし、出ていない先輩のためにも自分がしっかりしなければいけない、そんな気持ちがあります。

ガードをやることになってから、夏はBリーグの三河に行ったり、いろんな合宿などで経験を積んでここまで来ました。でも実際の公式戦になるとディフェンスの圧も違うし、いろんな感覚は練習通りではありません。そこを苦戦しながらやっています。でも将来、自分がもっと上にいくためには2番ポジションではなく、1番もできなくてはいけないのもわかっています。それをすごく意識しながらやっています。

sugimoto5.jpg


1番と2番は似ているようで大きく違う。だからこそ考えることは多く、またプレー的にも未知の領域に踏み込んで経験値を上げている段階だ。しかも夏の間は主将の松脇らと共に3☓3(スリー・エックス・スリー)の八戸DIMEに参戦し、各地で試合をしてきた。夏の間だけとはいえ、リーグ戦の少し前まで別のカテゴリに参加するのは簡単ではない。そこに混乱はなかったのだろうか。

杉本:3☓3はリーグ戦の2、3週間前ぐらいまで参加していました。そこに参加している間は大学の練習とも平行しつつ、3☓3の練習にも試合にも参加して、という感じ。難しさというと、ボールも5対5と違うし、笛の鳴り方、また移動も多くてハードではありました。ただ、楽しくて充実していたし、細かいスキル部分ではプラスになっているのは間違いないです。3☓3は上に行くと相手の圧もすごいので、ボールをなくさないように(取られないように)扱ったり、フィジカルでやられないようにしたり、ボールを持つときのスキルやぶつかりあいなんかはすごくためになりました。そこは夏の間に強化できた部分だと思います。

sugimoto3.jpg


昨年から3☓3に参加しているが、試合時間が短い中でもハードに動き回り、またスキルやフィジカルが必要な3☓3の世界で得られたことは少なくはない。ただ、5対5に戻ってくればまた違うことが要求され、同じバスケットでも別の種類のスキルを発揮していかなくてはならない。ただ、1番に苦戦している中でも、持ち味である得点力は失ってはおらず、彼らしいアウトサイドやペイントに切れ込んでの難しい体勢でも決めきるシュートは健在。難しいと言いつつ、2つの役割をこなそうと必死だ。

杉本:ガードをやるにあたって、ヘッドコーチの城間さんに「ガードとしてただボールを運ぶだけなら誰でもできる」と言われています。確かにそうですよね。そして自分の持ち味は得点を取れることなので、ガードではありますが、そこを一番に考えながらやっています。周りを活かすということはしなければいけないけれど、さらに自分でアタックして、引きつけてパスを出すということでうまくやっていけたらと思っています。

また、自分がスタメンガードではありますが、上澤(#4)や藤井さん(#34)など、ガードの選手が出ている時間帯は2番をやれて、ものすごくプレーはやりやすいです。僕は彼らからもらったボールをつないでさばいて、打ってという自分の仕事ができます。本当にガードの選手たちは信頼できますね。自分がガードをやってみることで、ガードの大変さを知りました。ガードをしていてミスをしてしまったときの気持ちなんかは今まで想像できていなかったけれど、本当に大変なポジションなんだなと。そしてその壁を自分がどう破るかが大事だと思っています。藤井さんとか上澤にガードとして心がけていることを聞いたり、ナンバープレーについては1番ポジションの分を覚えて、2番ポジションの分も覚えて、頭がこんがらがったりしましたが、みんなが優しくカバーして教えてくれています。

sugimoto2.jpg


苦戦しているが、だからこその成長もある。チームとしては怪我人が多く、それもうまくいっていない理由の一つだったが、少しずつ戻ってきた。開幕時から欠場していた島尻、高原もリーグ半ばには復帰。第11戦、第12戦では特に高原がオフェンス・ディフェンスでチームを盛り上げた。

杉本:自分も残りの試合で成長できると思うし、晟也(#11高原)、玲央(#9島尻)も戻ってきて、2周目くらいに新しい日大を見せられたらと思います。勝敗ではまだまだですが、勝ち越しを狙っていきたいです。

杉本の言う「新しい日大」がどのように形になっていくのか、後半戦を楽しみにしたい。

sugimoto6.jpg


(2019.9.15インタビュー)


関連記事

テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  08:39  |  2019リーグ1部  |  Top↑
 | BLOGTOP |