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第95回関東大学バスケットボールリーグ戦 大東文化大学が初優勝
関西学生バスケットボールリーグ戦 京都産業大学が優勝

2019.08.25 (Sun)

【2018リーグ1部】8/24,25レポート

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関東大学リーグ1部は開幕週の2戦を終了
各チームの仕上がりを確認する序盤戦に


 実力の拮抗が予想される1部リーグは昨年より1週間以上早く、もう少し準備期間が欲しいと思わせる段階の開幕でもある。第1戦、2戦ともにまだ固さが見えるチームもあった。気になったのは各チームのコンディション。主力に怪我人が多く、DNPが続出した。近年はプレータイムをシェアするチームが大半であるため、カバーしながら戦うのは当たり前になってきている。しかし欠場者のない充実したリーグ戦の展開もまた、期待されるところだ。

写真:専修大は身体能力が高いスター揃い。春は怪我で出ていない盛實のプレーはやはり見ておきたい。



1部昇格の日本体育大は2連勝で幸先よくスタート

190825ooura.jpg 2連勝で好スタートを切ったのは5チーム。昨年優勝の東海大は早稲田大、法政大に勝利。ただ、#22笹倉(4年・G)、#11大倉颯太(2年・G)が欠場。春とはスタートが3人変わった状態でのリーグの開幕になった。スタメンに入った#1大倉龍之介(4年・F)、ベンチ出需でガードとしての役割を果たす#60坂本(2年・G)らの活躍が目を引いた。#23佐土原(2年・PF)も1戦目の試合中に負傷し、2戦目は欠場。豊富な戦力を持つとはいえ、怪我人の多さは陸川監督も懸念するところ。早々に復帰してくる選手が大半だが、コンディションには留意したい。また、U22にかなりの人数が選出されてチーム練習が行き届かなかった昨年に比べれば、ユニバーシアードがなかった夏はチーム揃って練習を積めていると言い、そこを強みとできるかどうか。「甘くはない」と春から何度も口にする陸川監督。多くの有力選手を抱え、2連覇を期待されてはいるが、危機感を持ってリーグに臨む姿勢も強く感じられる。

 1部復帰シーズンとなる日本体育大は初戦で神奈川大、第2戦では明治大を下して初週をいい形でスタートした。#3大浦(4年・PG)を起点にした速いテンポのバスケットを貫き、1部に風穴を開けることができるかどうかに注目が集まる。白鴎大はインサイドを支える#75シェッハ(4年・C)、攻守で重要な役目を果たす#32三浦(4年・SG)の2人が初週は欠場。#23荒谷(3年・PF)も春のトーナメントの怪我からの復帰にはまだ時間が必要とあって、ベンチ外。高さが下がった分、リバウンドに苦戦が見えるが粘りのプレーは健在で、法政大、日本大というサイズのある相手に連勝した。

 専修大は2戦目で神奈川大に追い込まれ、筑波大は2戦目で青山学院大と延長戦までもつれた。専修大は#88重冨周希(3年・G)が欠場したが、戦力は豊富。筑波大は#13二上(2年・SG)、#7浅井(1年・PF・福大大濠)がこちらも怪我で離脱しているが、スタメンや上級生の安定度は高く、春は手術明けで思うようなプレーができなかった#88牧(4年・SG)のリーダーシップも見どころだ。

写真:日本体育大は大浦がチームを牽引する。挑戦のシーズンでどのようなパフォーマンスを見せてくれるかが楽しみだ。


大東文化大・青山学院大が1敗で追う

 1勝1敗となったのは大東文化大青山学院大の2チーム。この両チームは初戦で対戦したが、青山学院大が粘って勝利。#21能見(4年・PG)、#7ナナー(4年・CF)、#14伊森(4年・F)ら4年生の奮闘も大きかった。しかし青山学院大は2戦目では筑波大学と延長までもつれ込むが、こちらは5点差で敗退となった。大東文化大は2戦目は早稲田大相手にきっちり勝利を挙げたが、初週は固さが見える部分も多く、ここから調子を上げたい。



神奈川大は健闘光るが惜しくも連敗

190825osakabe.jpg 連敗スタートは5チーム。健闘が光ったものの惜しまれるのが神奈川大。初戦は日本体育大相手に前半は#75小酒部(3年・SF)が得点、リバウンドに驚異の奮闘を見せてリードする。しかし後半に失速し、わずかに及ばず破れた。2戦目は優勝の有力候補である専修大相手に接戦を繰り広げ、これもまた最後までわからない勝負になったが、84-79と5点差で敗退。エース小酒部がどれだけのパフォーマンスを出せるかが勝敗の鍵を握るが、2戦目はガードとしてAチームに食い込んだ#21岡部(3年・PG)、ルーキーの#34工藤(1年・SF・八千代松陰)、#51横山(1年・SG・実践学園)らの好プレーが光った。

 明治大法政大は良い時間帯もあり、日本大は勝負強いアウトサイドはやはり武器。3戦目以降のプレーに注目だ。日本大は#13駒沢(3年・PG)、#9島尻(3年・F)が欠場。明治大は#11奥野(4年・F)が復帰した。早稲田大は#35桑田(4年・F)#7宮本(2年・F)の欠場が痛かった。1部では最も人数が少ないチームだけに、一人ひとりへの負担が大きいのが気にかかる。

 リーグ戦は長い。早稲田大に限らず、全チームがコンディションをなるべく保って2カ月を乗り切っていかなければならない。ただ、欠場者がいればチャンスを得る選手もいる。それを活かすような選手が出てくるかどうかも期待したい。

写真:神奈川大・小酒部は第1戦が35点、第2戦は22点。マークが厳しい中でパフォーマンスをどう出せるか。


(8/25・2戦終了時点)

白鴎大学   2勝0敗
筑波大学   2勝0敗
専修大学   2勝0敗
日本体育大学 2勝0敗
東海大学   2勝0敗
青山学院大学 1勝1敗
大東文化大学 1勝1敗
日本大学   0勝2敗
早稲田大学  0勝2敗
神奈川大学  0勝2敗
明治大学   0勝2敗
法政大学   0勝2敗

※青山学院大・ナナー選手のインタビューは「続きを読む」へ。



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【INTERVIEW】

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「チームとしての充実度を見て欲しい」
4年生としてリーダーシップを発揮し、優勝を目指す

◆#7ナナー ダニエル弾(青山学院大・4年・CF)
初戦では大東文化大のモッチ相手にパワー負けせず、ゴール下で体を張ったプレーを見せた。ベンチに下がっているときも盛り上げ役として存在感は大きかった。最終学年である今年は期するものも大きいはず。それをコートでしっかり表現したいところだ。
チームとしては春は全体的に調子が上がらず、トーナメントはベスト16で敗退。この負けがもう一度自分たちを見つめ直すいい機会になったはず。リーグ、インカレと進む中で成長した姿を見せて欲しい。


―まずは初戦の勝利、おめでとうございます。大東文化大戦は両者得点が伸びない部分がありましたが、モッチ選手(#15)に対しては果敢にアタックしたのでは。

「試合を通してポイントはモッチのところだとみんながわかっていました。ファウルが増えてしまっていましたが、ウィタカ(#27)もすごくハッスルしてくれていたし、いいプレーが何回もありました。ベンチに座っていても自分がコートに出たら彼よりも頑張らないといけないなという気持ちは持っていました」

―2人が頑張るとチーム自体もかなり盛り上がりますよね。
「日頃からチームの雰囲気を考えています。4年生が盛り上がればチーム全体が盛り上がるので、それを試合でできたのは良かったです」

―春は結果が出なかったあと、どのような意識で練習に臨んできたのでしょうか?
「春に負けたことの悔しさを、全員すごく感じていると思います。夏の間の一日一日の練習の取り組みも、一人ひとりの意識がとても高くなりました。特に試合に出ているメンバーの意識がすごく上がったことによって、試合に出ていないメンバーもやらなければ、という感じで全体にいい影響を与えて、今日の勝ちにつながったと思います」

190825dan2.jpg―春の時点での感覚はどんなものでしたか?
「春はできるだろうと思ってフワッと試合に入ってしまっていました。でも負けを経験して、試合はどんな風に転ぶかわからないということを身をもって経験することになりました。そこから緊張感を持って取り組んで、夏の後半は練習試合も多かったですが、そこで一回も取りこぼさないでやることができたし、いい雰囲気を持ってリーグ戦に入ることができました。4年生一人ひとりの意識も変わったし、それについてきてくれる後輩たちが多くなったことで、チームとしても向上していると思います」

―手応えはあるんですね。今年はリーグ戦が1週間早い開幕になりました。準備面は大丈夫でしたか?
「今年の自分たちはいつもより早く準備をしてきています。毎年新人戦が終わってから8月ぐらいまではオフなんですが、新人戦終わりと同時に練習を開始して、テスト休み以外はずっとやっていたので、その分夏の詰め込み型ではなくじっくりやってこられたと思います」

―最後のリーグ戦になりますが、どのようなところを見てもらいたいですか?
「自分的にはチームの中でリーダーシップを発揮したいなと思ってきました。今年のチームの中ではそれをできていると思うし、試合に出ていても出ていなくてもそれに注目して欲しいのと、チーム全体で優勝を目指す中で伊森(#14)なんかは夏の間はスリー・バイ・スリーに行って成長して帰ってきています。4年生の成長も見て欲しいし、3年生もチームの補強としていい働きをしてくれています。チーム状況としてもとてもいいので、そこを見て欲しいと思います」

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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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