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2019.06.09 (Sun)
【2019新人戦】6/9 3位決定戦 筑波大VS日本体育大

ディフェンスで得点源を抑えた筑波大が3位
日本体育大は前半の差が響き追いつけず
新人戦の3位決定戦は、今シーズン3度目の日筑戦となった。1Qは筑波大が主導権を握り、#13二上(2年・SG)が走り先制すると、その後はまんべんなく得点。ディフェンスでは#92中田(1年・PG・福大大濠)が日本体育大の#28井手(2年・PG)を徹底的にマークする。日体大は#21クリスティン(1年・C・東山)の高さを生かしきれず点が伸び悩み25-12で追う展開に。2Qも筑波大の勢いが止まらない。#23半澤(2年・SG)と#13二上が抜群の能力を発揮しベンチを沸かせる。日体大は#21クリスティンがゴール下で奮闘するも、シュートが落ち、なかなか点が伸びない。筑波大は数字を引っ張ってきた#28井手を抑え、終始走りを止めず、47-24と大きくリードし後半へ。
3Qも筑波大がリードを維持。#13二上を中心にまんべんなく点数を取る。日体大は#31青木(1年・SG・中部第一)の3Pやドライブでしのぎ、残り3分を切り、ようやく#28井手がタフショットを決めると、ホームの盛り上がりを誘発。だが、筑波大は#7浅井(1年・PF・福大大濠)が落ち着いてジャンパー、#75井上(2年・C)がリバウンドで粘り67-47と20点差を保ち最終Qへ。

筑波大は準決勝と同様、1Qから一気に得点を取って試合を通して日体大に流れを譲らなかった。日体大の得点源、井手は中田が徹底的にマーク。後半は得点を許す場面もあったが、二上、井上、浅井を中心に落ちついて得点し15点のリードを保ち安定した試合運びとなった。
日体大は前半に井手の得点が伸びず、インサイドでも苦戦。接戦に持ち込むことができなかった。それでも苦しい時間にはクリスティン、青木、古橋というルーキーの活躍が見られ、後半に井手が見せた気迫がチームを鼓舞。上位に残ったチームの中ではスタメンに1年生が4人という状況の中、ベスト4に食い込んで可能性を示した。
写真: 筑波大・井上は20得点でゴール内外から攻めた。
※筑波大・半澤選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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【INTERVIEW】「自分次第でチームは良くも悪くもなる」
上級生に負けず、思い切りのいいプレーを
◆#23半澤凌太(筑波大・2年・SG)

―新人戦を振り返って。
「今日の試合で勝とうとみんなで話していました。準決勝は接戦で専修大に負けてしまったので切り替えていこうと。いい気持ちで試合に臨むことができたのは、良かったと思います。新人戦を通しては、最初はチームもバラバラで、個人的にも主将の役割が形だけになってしまった部分はありました。でも耀(#13二上)や宗一郎(#75井上)も協力してくれて、いいチームができたのではないかと思います。新人戦の経験を上級生のいるチームに還元できれば、良い期間だったと言えると思います」
―主将として難しかったところは?
「プレーで引っ張るというよりは、声を出そうと心がけていました。耀や宗一郎もプレーでだめな時にしっかり声を出してくれました。難しかったですが、なんとかなった気がします。ただ自分が活躍した時はチームが盛り上がってくれて、自分のテンションや調子の起伏で雰囲気も変わるなと。自分がやることを意識し、テンションを下げないようにしたいとは常に思っていました」

「試合の入りがいいときが多かったです。ただ、専修大戦はゾーンにハマってしまい、逆転されてしまいました。新人チームの課題は『アジャスト』。試合の中で相手や審判に対応することです。でもコートでもベンチでも喋ってコミュニケーションを取ることができ、チームが一つになれたことが良かったと思います」
―秋に向けての課題、また個人としてどんなプレーを伸ばしていきたいですか?
「新人戦を通して1年生の力もついて底上げになったと思います。上級生に負けることなく、積極的にプレーをすることで、個人の力も、他のチームに負けないようなまとまりもできると思います。個人的には今回学んだ主将としての役割も活かしていきたいです。牧さん(#88・主将)の調子が上がらない時がもしあったら、自分が声を掛けたりといったことができれば。また、派手なプレーはできないと思いますが、思い切りの良いプレーをしていきたいと思います」
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筑波・二上は25点。新人戦を通して高い能力を遺憾なく発揮した。

笹山はベンチスタートでチームを勢いづけた。

井手への執拗なディフェンスを見せた。よく声も出ており、ルーキーながら高いリーダーシップが見える。

日本体育大・井手は激しいマークに苦しみつつも18点。チームを引っ張り、なおかつ得点王を獲得。

ファウルに苦しみつつも、黙々と貢献した原。

青木はフル出場。持ち味のシュートでチームを盛り上げた。

古橋もフル出場。タフに戦い抜いた。

バムの怪我の影響もあって、クリスティンが大会を通じてゴール下でハードにプレーし続けた。リバウンド王を獲得。

日本体育大はプレーの端々でチームメイトが声を掛け合っていた。
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