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2019.06.09 (Sun)
【2019新人戦】6/9レポート 7位決定戦 青山学院大VS関東学院大

青山学院大が最後に勝負を決め7位
関東学院大は1部を相手に大健闘の8位
7位決定戦の青山学院大と関東学院大の対戦は、最後まで拮抗した展開となった。1Qはロースコアの展開で関東学院大の#10ンジャイ(1年・C・福島東陵)の高さを生かしたプレーを武器に10-13とわずかにリード。2Qに入ると関東学院大#26菅澤(2年・F)がドライブ、#33鈴木(2年・F)が走り最大10点差に。青学大は#42佐野(2年・G)がチームを鼓舞し、3Pを決めて立て直す。関東学院大はミスが続き、その間に青学大が#20和田(1年・PF・開志国際)を得点源にじわじわと点差を詰め逆転し28-24と4点リードを得る。

青学大はこの最終戦で新人チーム主将の佐野が存在感を見せ、永野が勝負強さを発揮。和田が好調で21点のチームハイとなった。大会を通してディフェンス力は発揮されたが、準々決勝の筑波大戦と順位決定戦の日本大戦は僅差で敗れたが、大会を通して経験した接戦で粘り強さが見られた。
関東学院大は一時10点のリードがあったが、得点の止まる時間が長かったのが惜しまれる。ケイタが欠場となったが、鈴木、菅澤を中心にオフェンス力を証明した。トーナメント戦ではベスト16、新人戦ではベスト8となり春は好発進。秋は2部リーグでの戦いとなるが、1部のチームとの試合経験を活かしたい。
写真:内外こなせる青山学院大・和田。春は怪我でこの新人戦でようやく期待の能力の片鱗を見せてくれた。
※青山学院大・佐野選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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【INTERVIEW】「がむしゃらにプレーし、引っ張っていきたい」
熱いリーダーシップで誰よりも声を出し続ける
◆#42佐野 龍之介(青山学院大・2年・G)

―7位で終わりました。新人戦を振り返って。
「自分らの代は弱いと言われ続けてきました。できれば去年の4位を超えたかったですし、優勝を目標にしていた分、筑波大にも勝ちたかったです。でも最終日まで残れて、結果7位で、主将としては一安心という気持ちもあります」
―今日は関東学院大との対戦ということで、地元神奈川県の選手がたくさんいましたね。
「そうですね。海図(#24長谷)、鈴木(#33)とかは小学生のときから同じ地区で、バチバチプレーしていたので楽しかったです」
―新人チームの練習はどうでしたか?
「走ることばかりでした。3、4年生が抜けて10人での練習でしたがずっと走っていました。あとは、パッシングオフェンスですね。一人ひとりの能力は高くないので、パスで相手のディフェンスを崩して攻めることを意識していました。あとはディフェンスでどれだけがむしゃらにやるかでした。激しく、厳しくプレッシャーをかけることは必須でした。ですがこの1か月間楽しくやることをモットーに練習してきました。練習も雰囲気が沈むときがありますが、新人チームは元気な選手や熱い選手が多いので、比較的喋ってプレーができていたと思います」
―ディフェンスのプレッシャーは筑波大も警戒していました。
「廣瀬さんはディフェンスを丁寧に教えてくれます。上級生に毎週火曜日と金曜日に練習試合をやってもらっていました。サイズがあり、フィジカルも強い先輩たちを相手にハードにディフェンスをしていました。その成果が出たと思います」
―新人チームの主将として、意識したことはありますか?
「自分は指定校推薦で青学大に入りました。理工学部でみんなとは生活環境も違いますし、キャンパスも違います。難しさはありましたが、みんなが主将にと勧めてくれて、自分がやることに決まりました。引っ張る立場になりましたが、プレーでは表現はできません。みんなで一緒にがむしゃらにプレーすることによって、みんながついてきてくれるような主将を目指そうと思っていました。あとは声を出すことです。廣瀬さんからは『お前は声を出して引っ張れ、やり続けろ』と言われていました。大学バスケ界で人よりできることといえば、それしかないと思っていますし、とにかく突き詰めて4年までやっていこうと思っています」
―昨年の主将、石井選手(現・社会人バスケ日本無線)も指定校推薦で入ってきた選手でしたね。
「そうですね。石井さんのことは本当に尊敬しています。プレーでも、声も、主将としても、司令塔としてもなんでもやっていて。石井さんを目指してバスケットをしたいです。今でも練習に顔を出してくれるんです。やっぱりすごいですね。石井さんみたいにプレーでも引っ張っていけるような選手になりたいです」
―特に今日の7位決定戦はその意識がプレーに出ていましたね。
「ありがとうございます。コートで表現できたのは、嬉しいです。でも自分は入れてもらっている立場なので、どれだけ貢献できるかが問われると思います。これからも継続していきたいです」

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青山学院大・保泉は春から全体チームでのスタメンにも入っている。新人戦は怪我を抱えつつの戦いだった。

アグレッシブなプレーが光った青山学院大・川村。

新人戦ではチャレンジの続いた関東学院大。秋シーズンにも活かしたい。

攻撃を引っ張った関東学院大・丸澤。

ンジャイは最終戦は長時間のプレーで奮闘。

ルーキーの菊地はインサイドで踏ん張りを見せた。
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