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第59回関東大学バスケットボール新人戦  東海大学が2年ぶり6度目の優勝

男子第69回 女子第68回西日本学生バスケットボール選手権大会  男子は近畿大学が2年連続6度目の優勝


2019.06.08 (Sat)

【2019西日本インカレ】6/8 準決勝

西日本インカレは佳境に突入
京産大の関西二冠か、近畿大の連覇か


190608THUMB.jpg 九州、中国、四国、関西、東海、北信越の各校が参加し、エディオンアリーナ大阪をメイン会場に行われる西日本インカレが今年も行われている。休みなく日程が消化される過酷さ、教育実習などで不在となる選手も出るなどの不確定要素も多い一方で、普段は対戦機会の少ないチーム同士での対戦も多く組まれることとなり、各チームの力関係を推し量る意味でも貴重な機会である。この日で大会は準決勝までを終え、残すは最終日の決勝と3位決定戦を残すのみとなった。


 準決勝にまず登場したのは、第2シードの京都産業大と、春の北信越リーグを制し、準々決勝では関西学院大に競り勝った新潟経営大だった。ゲームは立ち上がりから京産大ペース。#24大庭(4年・SG)が3Pやバスケットカウントで攻め立て、#23サンブ(2年・C)の高さも活きてつけ入る隙を与えない。新潟経営大は序盤からタフショットを強いられる場面も多く、単発な得点が続いてしまった。京産大はベンチメンバーも繰り出しながら余裕ある試合運び。新潟経営大は、4Qにはラッシュを見せたものの、点差を覆すには至らなかった。76−57で勝利の京産大が、全関に続く優勝に王手をかけた。

写真:24得点22リバウンドと、さすがの働きを示した京産大・サンブ。

※京都産業大・田中選手のインタビューは「続きを読む」へ。

粘る中京大を、近畿大が振り切る

 全関で敗れ、この大会こそ優勝で締めくくりたい近畿大。対する中京大は、2年前の西日本インカレ3位を足がかりに、その年のインカレではベスト8入りを経験。準決勝2試合目は、経験値の高いチーム同士の対戦となった。

190608WATANABE.jpg 開始直後から、中京大はゾーンを披露。近畿大は、どうにかボールを受けた#9パトリック(2年・C)が得点するが、ペースが上がらない。その間に中京大は、#6林(4年・SF)、#34長谷川(3年・PF)の3P、#30中崎(2年・PF)のミドルシュートなどで、リズム良く得点する。開始後に失点した#9パトリックに対しても粘り強いディフェンスを見せ、その後は思うようにシュートを打たせない。ここで近畿大は#24今村が奮起。外からのシュートが立て続けにネットを揺らし、1Q途中で7点あったビハインドから、逆転に成功。逆に序盤はシュート好調だった中京大は、単発な得点が続く。しかし#34長谷川の3P、#6林はツースローを揃え、12点差を7点差に戻して前半を終えた。

 3Qになると#36榎田(3年・PF)が奮起。ドライブに、3Pも決め、2桁の点差に戻す。しかし、それでも中京大は集中を切らさない。#3内山(4年・SF)の得点が続き、およそ10点の差から離されない。だが、相手ディフェンスに苦しんでいた#9パトリックのバスケットカウント、#3内山もフリースローを落とさず、3Qの後半はじわじわと点差が拡大。さしもの中京大もこれで万事休すかと思われたが、4Qに至っても粘る。#32山路(2年・PG)、#30中崎の3Pが連続で決まり、近畿大もメンバーを落とすわけにはいかない展開が長く続いた。最後は#33濱田(4年・PG)の得点や#24今村の3Pで88−70と差が開き、近畿大が勝負をものにしたが、中京大の粘りが最後まで光った好ゲームでもあった。

写真:この春からスタメンとなっている近畿大・渡辺。この日は10得点のみならず、印象的なリバウンドを何本ももぎ取った。

※近畿大・今村選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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【INTERVIEW】

「ディフェンスを頑張り、ブレイクで流れを変えていければ」
巡ってきた絶好のチャンスで、その起用に応えたい

◆#25田中壱歩(京都産業大・2年・SF)
190609TANAKA.jpgこれまで全関でもプレータイムを得ていたが、上田が万全な状態ではない中で、今大会はスタメンに抜てきされた。ディフェンスの出来には反省の言葉を口にするが、プレッシャーの大きな舞台での経験は必ず活きるはず。決勝は因縁の相手・近畿大との対戦だが、怯まずに立ち向かい、二冠に貢献したい。


—スタメン起用となっています。やはり負担も大きいと感じる部分はありますか。
「これまで試合に出てもプレータイムは長くなかったんですけど、30分とか出るようになって、今まで大学ではそこまでの経験がなかったので、体力的にしんどい部分もあります。スタメンは違いますね」

—村上監督から何か個人的に言われていることはありますか。
「いや、特別に何か言われるということはないです。上田はディフェンスも上手いしドライブも速いし一対一も強いというのが僕の印象なので、どれか埋めようと。どこでディフェンスを頑張ろうと思っています」

—では、そのディフェンスのご自身の出来はいかがですか。
「昨日は自分の中でも良かったんですけれど、今日はそれほど良くなかったです(苦笑)」

—全関を優勝で終えて、この1ヶ月の練習で何か変わったところはありましたか。
「特別に変わったことはなく、普段通りの練習をやってきました。そんなに変わったことはしていないです」

—精神的な部分ではいかがでしょうか。
「優勝したのは自分たちでしたけど、一つ取っただけで、チャンピオンではなくチャレンジャーという気持ちで行こうという感じで、そこでもこれまでと変わったところはありません」

—明日の決勝は、今回も近畿大が相手になります。
「前回はパトリックに相当やられていて、僕らはサンブを上手く使いながら、外回りもバランス良く点を取っていって勝ちたいと思います。自分としては、スタメンの中でも点を取れるような選手ではないので、ディフェンスを頑張って、ブレイクで得点して流れを変えていければ、と思っています」

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「アウトサイドはただ狙うのではなく打ち切っていこうと」
ゾーンを敷かれても慌てずにシュートを浴びせ続ける

◆#24今村拓夢(近畿大・4年・PF)
190608IMAMURA.jpg相手の執拗なディフェンスにパトリックが苦しむ中、チームとして課題のゾーンにも臆することなく攻め、31得点と文字通り大車輪のプレーだった。口ぶりは淡々としたものがあるが、全関で味わった苦い思いは忘れてはいないだろう。大会の連覇へ、決勝も積極的にリングに向かっていきたい。


—いきなり出遅れる立ち上がりでした。
「中京も東海選手権1位というだけあって、ディフェンスも堅くて、シュートも決められてしまってリードされてしまいました」

—開始から相手がゾーンディフェンスでしたね。
「そこは想定していました。どこも僕らがゾーンが苦手だということは分かっていることなので。ゾーンを攻めきれなくても、ディフェンスでしっかり守って、ゾーンを敷かれる前に速攻で攻めることは出来ていたかなと思います」

—1Qのうちに逆転した場面はもちろん、試合を通じて今村選手ご自身が積極的に得点していましたね。
「パトリックも相手に止められている中で、僕も点を取ることは仕事なので、走って得点していってチームを助けようと思っていました。シュートも良い感じなのと、みんなが回してくれているので、気持ち良く打てています」

—今日はアウトサイドとインサイドのバランスが良かったですね。
「近大は外がないと見られていると思うんですけど、ゾーンを敷かれてもパトリックがリバウンドを取れるので、外も思いっきり打っていこうと話しています。それと、そこではパトリックだけではなく、ガードの2人以外もリバウンドにいこうと話しています」

—全関で敗れてから、練習で力を入れてきたことは?
「特にこれをということはないんですけど、ゾーンを敷かれた時の確認と、外のシュートの数も増やしました。結構シューティングもやって、ゲーム形式の練習でも外は打つようにしていました。『ただ狙うのではなく打ち切っていこう』と話しています」

—明日、再び京産大との対戦です。
「全関で負けたので、全力でぶつかっていきたいです。多分ゾーンをやってくると思いますけど(笑)、それを嫌がらずにむしろ楽しんで戦いたいです。外れてもディフェンスをやって、走っていければ、こっちのリズムになっていくと思います」
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