FC2ブログ
2019年09月 / 08月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫10月


第95回関東大学バスケットボールリーグ戦 8/24〜11/10

関西学生バスケットボールリーグ戦 8/31〜11/3


2019.05.05 (Sun)

【2019全関】5/5 決勝 近畿大VS京都産業大

我慢を重ねた京産大が最終盤に逆転に成功
宿敵を下しシーズン最初のタイトルを勝ち取る


190505FINAL2.jpg

 昨年の全関以来、関西の三大タイトルを最後まで争ってきた近畿大京都産業大。今年最初の優勝をかけた戦いも、この2チームによる顔合わせとなった。昨年は、僅差の戦いもあった中で、3つのタイトルを全て手にしたのは近畿大。しかしこの日は、その悔しさを晴らしたい京産大の集中力と気持ちの強さが、最終盤で発揮されるゲームとなった。

写真:優勝を決め、ベンチに戻った主将の大庭が感極まった。昨年跳ね返され続けた壁をようやく突破した。

190505PATRICK.jpg 立ち上がりから、近畿大はこの大会でもここまで盤石の#9パトリック(2年・C)のインサイドが際立つ。京産大も#23サンブ(2年・C)がやり返すが、その以外の得点が伸びず、単発さが否めないオフェンスに。さらに1Q終盤には#23サンブが苦しい2ファウル目。近畿大は、それとは対照的に得点面のバランスは欠くものの、#9パトリックが順調に得点を重ね、2Q立ち上がりには早くも2桁の点差に乗せた。これに対して京産大はゾーンディフェンスを敢行。#90北條(2年・PG)の3P、#14川口(4年・SG)のレイアップなどで離されずに追走する形となった。ゾーンに苦しみつつも得点を重ねていた近畿大だが、京産大タイムアウトが空けると停滞の時間帯に。京産大はこの間に#10上田(2年・SG)の速攻で4点差にまで挽回。しかし#23サンブが3ファウルとなって更に苦しくなる。近畿大は#24今村がドライブでファウルを貰いフリースローで無得点を脱すると、#9パトリックのゴール下、#36榎田(3年・PF)のジャンパーも出て、前半は37−31で折り返すこととなった。

 京産大#90北條のフローターでスタートした3Q。ここで京産大が一気に迫った。#38リンダー(4年・PF)も技ありの得点を決め、#24大庭(4年・SF)のゴール下も続き、最上級生の意地で、3分で同点に。しかし近畿大は動じない。#24今村の3Pで再度勝ち越すと、#33濱田(4年・PG)の速攻、#13渡辺(3年・SG)の合わせ、#9パトリックの豪快なダンクも出て、追いつかれてから4分間のうちに一気に11点リードとする。京産大も#23サンブがダンクを試みるが決めきれない。しかし、ここで思いがけずゲームが止まる。ダンクによるリング調整のため、レフェリータイムに。流れを手にした近畿大にしてみれば、やや水を差される格好になってしまった。調整の後、再開したゲームでペースを握ったのは京産大。#38リンダーのランニングショット、#23サンブのゴール下も出て食い下がり、このQ終えて7点差に戻した。

190505HOJYO.jpg 最後の10分間を迎え、近畿大は#9パトリック、#24今村が相次ぎ得点し、駄目押しにかかる。京産大も引かずに#23サンブの得点で返す。すると#10上田、#24大庭と大きな3Pが続き、ビハインドは3点に。近畿大はタイムアウトを取るが、直後にターンオーバーからの速攻で#90北條に決められ、じわりと苦しい状況に。逆に勢いに乗った京産大は、またも繰り出した速攻で#24大庭が決め遂に逆転に成功。直後にターンオーバーからの逆速攻で#9パトリックのダンクを許すが、ここでまたもリング調整に。京産大はこの2度目の「水入り」の間も集中を切らさず、再開早々に#10上田のフリースローで再逆転に成功。落としたシュートをも#23サンブが押し込み引き離しにかかる。昨年三冠の近畿大も慌てず、#36榎田のリバウンドシュート、#9パトリックのセカンドショットで3分21秒を残して再度リードに。直後に#23サンブが4つ目となり、俄かに盛り上がる。どちらに転ぶか分からない緊迫の状況下で、京産大は#90北條が自らレイアップを決める。「パトリックがサンブを意識しすぎていることが分かったので、僕や北條でドライブしていこうと狙っていた」とは#10上田の弁。反面近畿大は続くオフェンスでさすがの#9パトリックも決めきれず、京産大は時間を使いながら#38リンダーが落ち着いてレイアップを沈め残り1分42秒で3点リードに。近畿大は最後のタイムアウトを使うも、#90北條のシュートに対する#9パトリックのブロックはテンディングの判定となった。最後に#36榎田の3Pが決まるが、時すでに遅し。獲得したフリースローを着実に沈めた京産大が76−70で勝利し、全関では11年ぶり22回目となる優勝を決めた。

190505FINAL1.jpg 特に後半は、時間が経つにつれてリードが二転三転する緊迫の様相だったこの決勝戦。勝利した京産大は、逆転の場面での勢いはもちろん、それと同時に冷静さも光った。北條を中心に相手インサイドの隙をついたドライブが最後まで効果的に決まり、確実に得点していった。一方で、ディフェンスでは飛び道具とも言えるゾーンがある程度勝利に寄与した部分もある。この勝利を喜ぶ反面、大庭「今日勝ってもまだ近大には負け越している。もう一度やり返さないといけない」と気を引き締める。次の西日本インカレは、一歩上のレベルの力を示せるか。

 近畿大には、流れを掴んだかに見えた場面での2度の中断も不運だった側面はあるだろう。ただ、今大会は得点面で良くも悪くもパトリックの活躍が顕著。全関のみを見れば、昨年の準々決勝以降の総得点は266点に対して、今大会は265点とほぼ変わらない中、パトリック個人の総得点は、昨年の全関での58点から今大会は109点と大幅に増加。パトリックの力量がより際立つものとなった一方で、チームとしてのアウトサイドの確率は本来のものではなく、オフェンスはバランスを欠いてしまったとも言える。ゾーンに対するオフェンスは近年の課題であり、アウトサイドで苦しい状況で、パトリック以外の部分でいかにして攻め込んでいくか、次に向けての修正点が浮き彫りになった。

写真上:サンブを前にしてもスコアを順調に伸ばした近畿大・パトリック。
写真中:京産大は北條のプレーも際立ち、最終盤に逆転に成功。
写真下:試合を終え、サンブとパトリックが健闘を称えあった。

※京都産業大・大庭選手、リンダー選手、上田選手、近畿大・濱田選手、今村選手のインタビューは「続きを読む」へ。

[続きを読む]

【INTERVIEW】

「先輩が残してくれた、チームで戦うということを発揮できた」
強い責任感で臨むラストシーズンで早速結果を出す

◆#24大庭岳輝(京都産業大・4年・主将・SF)
190505OOBA.jpg一昨年のリーグ戦を制したものの、昨年は関西の三大大会全てで準優勝。いずれもあと僅かのところで近畿大に阻まれる悔しいものだった。強い気持ちと覚悟で迎えた大学最終シーズンは、主将に就任。自身のプレー内容、今大会の主将としての役割に対する自己評価はあくまで厳しい。しかし、優勝を決めベンチに戻ると溢れる感情を抑えることはできなかった。語りながらもやや目頭を熱くさせるその姿には、今シーズンの「優勝」にかける思いが見え隠れした。
それでも、まだここは一つの通過点に過ぎない。チームとしての目標はもっと先にある。それを実現するために、この先もそのプレーと言動で、京産大の先頭に立ち続ける。



—優勝おめでとうございます。決まった瞬間はどのようなお気持ちでしたか。
「そこは率直に嬉しかったですね(笑)。この大会には1年の時から出させてもらっていて、1、2年の時はベスト16で先輩たちに迷惑をかけてしまって。去年もこの舞台で負けていたので、先輩たちが残してくれたチームで戦うということを発揮できたかなと思います。僕は全然良くなかったんですけど、チームで戦えて、こうして優勝できて良かったです」

—2年生の時にリーグ優勝を経験していますが、その時の感触とは違うものだと思います。
「違いますね。あの時は2年生だったので、上に2学年いて好きにやらせてもらっていました。今年はこうしてキャプテンをやらせてもらって、最上級生としてもチームをまとめる難しさを感じました。色んな人とコミュニケーションを取ってチームを作っていくというのは、ここまでしんどい部分も多かったですし、自分としては怪我もあったので、その中で勝てた嬉しさもあります。僕はここまで好きにやらせてもらってきたので、そうしてもらった分、今日はサンブ(#23)、上田(#10)、北條(#90)という2回生3人が出ている状況で、思う存分に彼らの良い部分を出してあげられたかなと思います」

—今日も近畿大相手に途中からはゾーンでした。効果的な時間帯とそうでない時間帯とがありましたが、何か違いはあったのでしょうか。
「守り方の意識ですね。基本的に前に、前にというゾーンなんですけど、それをしてしまうとパトリック(#9)がいて、使われてしまう。それは防ぎたかったです。そういう前と後ろの意識の差、ギャップみたいなものがあったんじゃないかなと思います。やられていた時はいつも通りにゾーンの意識だったところでやられていました。ただ、守れている時は、自分たちのやりたい守り方が出来ていました。そこは良かったと思います」

—そこからの北條選手、上田選手の速攻が非常に強力でした。
「今年のチームが始動した時から、去年はうちの魅力のディフェンスからブレイクというのがほとんどなかったということで、そこは意識してやろうとしていました。前半はパトリックにやられてしまって、そうなるとブレイクも出しにくい状況だったんですけど、後半に相手の外のシュートが外れ始めた時にリバウンドを取ってどれだけ走れるかというのは、意識をしていました。ここという時に3人で3メンを組んで走れていて、今日はそこが本当に良かったと思います」

—近畿大相手にかける気持ちも違ったと思います。
「近大は去年何回も戦って、負け越しているので。でも今日勝ってもまだ負け越しているので、西日本でもう一度やり返さないといけないと思っています。そこで今年の三冠に王手をかけないといけないので、また頑張っていきたいです」

—今年はキャプテンという立場ですね。
「去年の段階から、自分が4年にやったらキャプテンをやるつもりでいました。その時から色々とチームを見ながら、こういう時はどういったことを言えば良いんだろうかと考えていました。キャプテンを決める段階で、誰がやるかという話になった時も、自分がやりますと即答でした。思っていた以上にしんどいポジションだなあとは思います(苦笑)。みんなに助けてもらっていて、特に北條はすごくコミュニケーションを取ってくれて、自分の気持ちを伝えてくれて、聞いて行動するということをやってくれているので、自分よりもキャプテン向きかなって(笑)。でも最後は自分がやらないといけないと思っています」

—課題もあったと思います。それも踏まえて、西日本インカレに向けてどのような準備をしていきたいですか。
「この3試合はとにかくターンオーバーが多かったです。そこを減らしていくのが最重要課題やと思います。ただ自分たちが目指すバスケットを徐々に体現できているとも思います。あとはディフェンスはマンツーマンで守りきれるのが一番良いと思うんで、そこでの一対一の守り方やディフェンスの意識やリバウンドの意識をもう一度重点的にやっていきたいと思います」

----------------------------------------

「最後の得点は絶対に行ききるという気持ちで」
ブザーが鳴るまで黙々と仕事こなし優勝を勝ち取る

◆#38リンダー ライアン 雅輝(京都産業大・4年・PF)
190505LINDER.jpg安定したプレーぶりを、この全関でも要所で披露し続けた。最後は相手にダメージを与える印象的な得点をマークしてみせ、タイトル奪取に貢献した。
優勝を勝ち取った表情には安堵が浮かぶ一方、既に次をも見据えている。この先は、この日は撃破した近畿大はもちろん、どのチームも強力かつ個性的なフロント陣を揃え、打倒・京産を目指し、これまで以上に向かってくる姿勢を出してくるだろう。それに対峙する存在として、これまで通りのプレーを貫いていく。



—試合が終わった瞬間の気持ちを教えてください。
「正直な気持ちを言うと、嬉しいというより、やっと勝てたなという感じでした」

—今大会はどのようなことを意識されてきたのでしょうか。
「意識してきたことは、個がそこそこ強いので、チームとしてはバラバラな部分がありました。なので、チーム一つになって戦っていくために準備することを意識していました」

—2回生の力が目立ちますが、4回生としてそこは見守りながら、という感じなのでしょうか。
「そうですね。北條、上田、サンブという2回生が主力でどんどん出てきていて、オフェンス力もあるので、ガンガン行ってもらう場面はそうしてもらうようにしています」

—北條選手はかなりリーダーシップがあり、大庭選手も助けられていると話していました。
「そうですね。あいつはコートの中でもそうですし、コートの外でもこうして欲しいということがあれば、どんどん言ってくれて、助かっています」

—今大会のご自身の出来はいかがでしたか。
「実はこの大会は怪我していて(苦笑)。(ということはディフェンスやリバウンド重視で?)そうですね」

—それでも最後は貴重な得点もありました。
「あそこは狙っていたというわけではないんですけど、最後に時間が少ない場面で僕のところにボールが来たので、向こうにもファウルが溜まっていたので、絶対に行ききるという気持ちでしたね」

—西日本に向けて、修正していくべきポイントを教えてください。
「さっきも話したように、個人の力はあるので、どれだけチームで声をかけてやっていくかですね。うちは雰囲気が重たくなると全員が黙ってしまって、どんどん悪い方に悪い方に行ってしまう部分があるので、コートの中でも外でも、しっかりと声を掛け合うことです。あとはミスを減らすことですね。今大会はミスも多くて、ターンオーバーで失点することが多かったので、確実に得点が取れるようになる練習をしていかないといけないと思います」

----------------------------------------

「1分でも長くコートにいようと決めていた」
器用かつスピーディーなプレーを決勝でも連発

◆#10上田隼輔(京都産業大・2年・SG)
190505UEDA.jpg決勝ではややファウルが込んだが、コート上ではその役割を存分に発揮。時には1番ポジションをもこなしつつ、強力かつ効果的な速攻で得点を重ね、近畿大にダメージを与え続けた。同級生には、サンブ、北條と仕事人が揃う。京産大の新たなトリオの一角として、この先も様々な役割をこなしつつ、成長していくことを誓う。



—まず終わった瞬間の気持ちをお願いします。
「去年は試合に出してもらいながらも最後はコートに立てない状態でブザーを聞いて悔しい思いをしていたので、今年は勝ちで終わって、1分でも長くコートにいようと自分で決めていました。そういう意味では満足できるものだったなと思います」

—この試合は、ファウルが重なってしまいましたね。
「監督の和さんから、前の試合からも相手の得点源をマークさせてもらって、今日も今村さん(#24)のマークで、そこが起点だからということでつかせてもらいました。相手の力が一歩上で、自分でも考えずに守りにいってしまって、チームにも迷惑をかけてしまったなと思います」

—それでも北條選手(#90)を下げた際にガードを務めるなど、味方を助ける部分が大きい大会でした。
「今はどうしてもガードの代わりがいない状況で、チームとしても苦しいので、そこで自分ということになりました。ガードが務めるかは分からないんですけど、中に切れ込んでいく選手がいないので、そこで僕がドライブとかの仕事をやっていけたらなと思っていました」

—速攻で鋭く走っていく姿が印象的です。かなり効き目のあるプレーでした。
「そうですね。正月の初めから『関東に勝つためには、能力だけでは圧倒されるので、守ってブレイクを出さないといけない』と言われていて、自分としてはリバウンドの部分はある程度はサンブ(#23)やライアンさん(#38)に任せて、取ったら走ろうと決めていたので、そこは出来たと思います」

—上田選手がトップに構えるゾーンも効いていた印象があります。
「自分は手が長いので、真ん中に立つことで相手にもやりにくさもあるかもしれません。リバウンドはサンブが取ってくれて、北條が良いパスを出してくれるので、走りやすいです」

—一気に効くのではなく、じわじわ効いていくようなゾーンでした。
「チームで守ろうと思っている中で、去年は少しちぐはぐしていた部分があって、全部パトリックにやられていたんですけど、今年はチームで守ろうということを徹底させて。粘り強くやることで速攻にもつなげられていましたし、リバウンドで今村さんやパトリックにやられていた部分も、全員で守れていたと思います」

—最後はコツコツとレイアップで2点ずつ加えながらの逆転劇でした。
「あそこは近大のファウルも込んでいて、監督からもどんどんアタックしていけという指示でした。パトリックがサンブを意識しすぎていることが僕らも分かったので、僕や北條でドライブしていこうと狙っていました」

—近畿大もこれで黙っていないはずです。
「今回の結果では満足せず、僕たちの目標は関西で勝つことではなく関東に勝つことなので、そこをモットーにして次からの練習も頑張って、西日本では近大を圧倒できるように頑張りたいです」

—大庭選手は、なんとかマンツーで戦いたいと話していました。
「そうですね。どうしてもパトリックが強いので、そこでゾーンに頼っている状態です。西日本では一人一人のディフェンス力をアップして、マンツーで守れるようになっていきたいです」

----------------------------------------

「西日本では決勝でもう一度京産と戦いたい」
思いがけぬ敗戦から立て直しを目指す

◆#33濱田貴流馬(近畿大・4年・主将・PG)
190505HAMADA.jpg勝利への流れが見えていた中、不運にも泣いた決勝だった。しかし、改めて見えた課題もある。これを乗り越えなければ、悔しさは晴らせない気持ちだろう。チームの能力値の高さは、関西でも屈指。この先もプレー面でも精神面でも個性派集団を束ねつつ、リベンジの機会を待ちたい。


ー試合を振り返って、一番に思うことはどんなことですか。
「正直なところで言うと、勝てたゲームを落としたなという気持ちが強いですね」

ー最後に振り切られる展開でしたが、なぜ去年とは違う結果になったのでしょうか。
「言い訳になってしまうんですけど、リングが曲がってタイマーが止まっている時間に向こうは気持ちを上げてきていて、僕らは集中力が下がってしまうというのが2回も続いてしまいました。あそこでもう少し気持ちを締められたら良かったんですけど、そこの時点で向こうの方が一つ上だったかなと思います」

ーやはりプレーがああいう形で止まるのは、気持ちの維持という点で難しい?
「4年間で経験したことのないことだったので、どういう風に声をかけたら良いのかなって。結構近大のムードになっていたので、いけるかなと思っていたんですけど、そこの油断もあったのかなと思います」

ー相手が今回もゾーンを敷いてきましたが、上手くいっている時間帯と攻めあぐねている時間帯がありました。
「去年だと外のシュートも何本かは入っていたんですよね。それでこそパトリックも活かせたんですけど、今回は外のシュートも入らなければ、パトリックも活かせずに、相手の思う壺という状態でした。厳しかったですね」

ーその場面での縦の動きが少なかったように感じました。
「そうですね。本来は僕らが今村に打たせる側の人間なんですけど、ああいう展開になったら誰かが中にドライブして、アウトサイドに打たせるなり中で攻めるなりというのが必要で、そこで相手の対応も早くて、ディフェンスの守り方が良かったです」

ー西日本ではやり返さないといけません。
「そうですね。京産も逆の山なので、決勝にしっかり進んで、もう一度戦いたいなと思います」

----------------------------------------

「京産を倒すという気持ちで練習に臨み、西日本は勝つ」
この経験を胸に秘めタイトルホルダーの誇りを取り戻す

◆#24今村拓夢(近畿大・4年・PF)
190505IMAMURA.jpg最上級として迎えたシーズンの最初の大会は、2位。昨シーズン関西で勝ち続けた立場からすれば、悔しいの一言だろう。言葉少なに話す表情には、歯がゆさが入り混じった。次の西日本インカレでは発奮し、2連覇を目指す。


—敗因として挙がるポイントは何でしょうか。
「リードしてながら、結果的に負けてしまって。詰めが甘かったなと思います」

—ゾーンに手を焼き、最後に交わされました。逆転に至った要因は?
「ゾーンの攻めで、外でパスを回すのではなく、自分のようにアタックできる選手はアタックしていく必要がありました。そのままドライブしていっても良いし、キックアウトして外に打たせるので良い。それが出来ないまま、速攻を決められて点数を稼がれて追いつかれていったというのが、流れを渡してしまった原因だと思います」

—試合後に禿監督と話し込んでいましたが、どういう話だったのでしょうか。
「近大はもう自分のチームなので、ミスしても良いから攻めるようにしろと。苦しい時はお前がどんどんやっていけという話でした。もっと貪欲にやれと」

—リベンジの機会はすぐにやってきます。
「今日も試合に絡むメンバーが多くなくて、交代も少なかったのでチームの底上げは必要です。京産を倒すという気持ちで練習に臨んで、西日本は優勝したいと思います」
関連記事
EDIT  |  23:00  |  2019関西  |  Top↑
 | BLOGTOP |