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第68回関東大学バスケットボール選手権大会・白鴎大学が初優勝!
第46回関西学生バスケットボール選手権大会・京都産業大が近畿大を破り優勝

2019.05.05 (Sun)

【2019全関】5/5 5位決定戦 関西大VS天理大

狙い通りのゲーム運びで天理大に軍配
関西大は終始ビハインドを強いられる


 準々決勝では敗れたが、前日の順位決定戦では見事に切り替え勝利した関西大天理大。この先のチームの成長のためにも勝って大会を終えたい両者が、5位の座を争った。

190505SASAKI.jpg ここまでの2試合では狙い通りにロースコアゲームを演じ続けている天理大。この日も立ち上がりから相手の関西大を苦しめた。#24佐々木(4年・PG)のドライブ、#28二見(2年・PF)のバスケットカウント、#58川真田(3年・C)のツースローなどで早々にリードを得る。関西大は天理大の好ディフェンスもあって単発な得点が続き、速攻に行った#17菅原(3年・PF)も#24佐々木のブロックに遭うなど波に乗れない状態が続く。2Qになると天理大は立て続けにファウルを犯し、さすがに序盤の勢いはなくなる。関西大はスローテンポに付き合わせられながらも、#41下田(2年・SG)のミドルシュートや#0足立(4年・PG)のドライブも出て追撃体制に。だが天理大は、#68高松(3年・SF)に3Pが出てリードを渡さない。最後は#3藤澤(3年・PG)のブザービーターとなる3Pも決まり、9点のアドバンテージを得てハーフタイムに入った。

 後半も天理大のスローテンポが続く。関西大は#45西村(1年・SG・草津東)の3Pなどで迫るが、リードの天理大は慌てず、その都度#24佐々木が決め、相手に尻尾を掴ませない老獪な試合運びを続ける。4Qに入ると、関西大は#28中谷(4年・SG)の速攻、3Pの甲斐あって、ようやく4点差に戻すことに成功。逆転がちらつき始める。するとここで天理大は#68高松が奮起。こぼれ球を押し込み、速攻も決める。さらには#3藤澤から#24佐々木への合わせも綺麗に決まり、残り3分半で大きな10点差となった。関西大はそれでも粘り、#17菅原のゴール下や#0足立の3Pで再び接近するが、さすがに時間が足りず。57−51で勝利した天理大が、5位の座を掴んだ。

190505AKIOKA.jpg 昨年は2部での戦いを余儀なくされた天理大にとっては、この全関は自らの立ち位置を知る上でも貴重な戦いとなっただろう。どの相手でも本来のロースコアゲームに引きずり込み、2勝ができたのは大きな収穫と言える。しかし主将の藤林は細かい部分を詰めていく必要があると気を引き締める。この経験を、復活の足がかりとしていきたい。

 フレッシュなメンバーも起用しながらの戦いとなった関西大。これまで試合経験の少なかったベンチメンバーも、スタート起用の選手と遜色のないプレーを見せていた。西日本インカレは、昨年はベスト4にまで到達した舞台。準決勝でも近畿大相手にあわやという戦いぶりだった。今年も上位に食い込み、リーグ戦につなげたい。

写真上:1年間の短期留学期間があり、今年も登録している天理大・佐々木はさすがのプレーを続けている。大阪学院大・吉井と同様、Bリーグで貴重な経験を積んだ。
写真下:若い選手の台頭が目立った関西大。上級生となった秋岡にも、経験の少ないメンバーを鼓舞していくことが求められる。

※天理大・藤林選手、関西大・足立選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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【INTERVIEW】

「勝ち切ることもできて西日本に向けてプラスになる」
3連戦で感じ取った課題、そして確かな手応え

◆#25藤林 航(天理大・4年・主将・SG)
190505FUJIBAYASHI.jpg 昨年は2部リーグでの戦いを強いられた天理大にとっては、この全関での5位という結果には胸を張っていいだろう。しかし主将の藤林は表情を引き締める。数年前までは関西のトップランナーであり、この戦績に満足するわけにはいかない。自身のプレータイムは決して多くないが、この先も若いメンバーを叱咤し続けていく。



—天理らしいバスケット内容だったと感じる大会でした。
「競った試合が多くて、1試合は負けてしまったんですけど、2試合は勝ち切ることができたので、これから西日本に向けてプラスになるかなと思っています。それでもディフェンスの部分やフリースローの精度は、まだまだ上げていくところはたくさんあります。それをこれから西日本に向けて突き詰めていければと感じます」

—課題はどんなところにあると感じていますか。
「ディレイゲームで相手のやりたいことを抑えていけたのは良かったと思うんですけど、ディフェンスリバウンドや一対一の部分では、まだまだ抜かれたりヘルプが遅い場面があったので、もっと上げられると思います」

—インサイドの布陣がまだ定まっていないようにも見えますが、リバウンドへの意識は。
「リバウンドは5人全員がしっかりボックスアウトして、チームとして取るというのが天理のスタイルなので。それはもっと徹底していかないといけないです。あとはスタートで出ている川真田が、まだ全然試合慣れしていないので、それが普段通りのプレーができるようになれば、もっと良くなっていくと思います」

—この2日間は二見選手(#28)のリバウンドが目立ちました。
「リバウンドは誰が見ても凄いですし、その後のゴール下のシュートがもっとレベルアップしていければ、彼自身としてもチームとしても良くなると思っています」

—キャプテンとして気をつけていることはどのようなことですか。
「今は3回生が試合に出ていることが多くて、下級生主体のチームになっています。4回生は練習で引っ張っていくのもそうなんですけど、3回生も上級生という立場になるので、4回生の気持ちを持ってチームを引っ張る気持ちでやっていって欲しいとは話しています」

—昨年のキャプテンだった佐々木選手(#24)が今年もチームに残っています。逆にキャプテンとしてそこに気を遣うことはありますか。
「隆成さんもその部分は分かっていると思います。気を遣って話をしてくれることもありますし、天理自体上下関係は堅苦しくないので、そこはあんまり気にせずやれていると思います。基本的には、その部分は任せてくれているというスタンスですね」

—西日本インカレまで1ヶ月の期間は、どのように過ごしていきますか。
「この全関で、シュート精度やディフェンスの細かいところにまだまだ緩いところがあると分かりました。それをどんなところでしっかり発揮できるように、練習からしっかり突き詰めていきたいです」

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「厳しいことも言いながらチームを引っ張っていく」
得られた課題を糧に次こそ上位陣を脅かす

◆#0足立臣哉(関西大・4年・主将・PG)
190505ADACHI.jpg 下級生の頃からプレータイムを得続けた足立もとうとう最終学年となった。3年前の新人戦優勝を知る最後の世代だ。顔ぶれも変わった中での最初の大会は6位。目標とした優勝には届かずとも、課題が認識できたと顔を上げた。どちらかと言うと若いメンバーを、この先も率いていく気持ちだ。



—まず、大会を振り返って。
「この大会は優勝を目指していて、準々決勝の関学戦がすごく悔しいところで、自分たちの試合の入りが悪くてそのまま流れに乗り切れずに試合が終わってしまったという感じでした。僕たちはインカレを目指していて、その上で関学というのは目標を達成するには勝たなければいけない相手です。6位という結果ですけれど、自分たちのレベルというのがしっかりと理解できましたし、課題というのもはっきりしました。優勝を目指してきたんですけど、6位という結果には、下を向くことはないと思っています」

—内容面で感じた課題はありますか。
「まずはリバウンドで、インサイド陣が頑張ってくれたんですが、そこに任せ過ぎてしまいました。アウトサイドのリバウンドが入れなくて、今は3ガードの2インサイドという布陣でやっていて、インサイドでは相手の方が層が厚かったりするので、そこはガードもリバウンドに絡んでいくことで修正していけないといけないなと思います」

—これまで試合に絡んでいなかったメンバーも多く起用されていましたが、ベンチメンバー中心でも力が落ちない印象です。
「自分たちが求めている激しいディフェンスからのブレイクということに、1年生も試合に絡むようになった選手も、練習の中からやってやろうという気持ちが強いです。チームに合ったプレーというのをみんながやろうとしているので、そういう意味で誰が入ってきてもチームのコンセプトが変わらずに戦えているのかなと思います」

—ご自身キャプテンの立場ですが、どのようなことに心がけていますか。
「前のキャプテンはプレーでも引っ張ることができたんですけど、僕はそこまでの能力があるわけではないので、プレー以外のところでチームをまとめたり、メンタル面でのコンディショニングで、チームが同じ方向に向くように心がけています。プレー以外の面でも厳しいことを言うようにしていますし、そうやってチームを引っ張っていこうと思っています」

—チームの雰囲気はいかがでしょうか。
「試合に出るメンバーが準備の時に、中には気が抜けた選手もいたりしています。そこは自分からしっかり声かけをして、同じ方向を向くように、試合前や練習中からも言うようにしています」

—次は西日本インカレですね。
「昨年ベスト4に入って今年もシード校として戦えるので、ここで良い結果を目指してやっていくことで、リーグ戦に向けて弾みになると思います。誰が出ていても変わらないプレーを、今大会の反省を活かして、1ヶ月間練習していかないといけないと思います」
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