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第95回関東大学バスケットボールリーグ戦 8/24〜11/10

関西学生バスケットボールリーグ戦 8/31〜11/3


2019.04.30 (Tue)

【2019トーナメント】4/30レポート(Bコート・Bブロック)

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写真:明治大に勝利した瞬間、関東学院大は主将の冨樫が高々と両手を挙げた。


関東学院大がリバウンドを制し明治大にアップセット
帝京平成大は駒澤大を最後まで追い詰める


 Bコートでは昨年3位の大東文化大を含むBブロックの4試合が行われた。大東文化大113-55立教大に快勝。終始ディフェンスを緩めることなく、序盤から点差をつけ安定した試合で初戦を終えた。日本大は前半に順天堂大を大きく引き離し、99-56で勝利した。3Qに順天堂大の固さが取れ、果敢にリングに向かうも日本大も失速しなかった。

 大東文化大は#34中村浩陸(4年・PG)と#15モッチ(4年・C)を中心にオフェンスを組み立てる。相手に簡単にシュートを打たせないディフェンス力も健在だ。日本大は#44松脇(4年・SG)、#10杉本(3年・SG)のシューター陣の調子が勝利を左右してくるだろう。


◆帝京平成大VS駒澤大

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帝京平成大の勢いが試合終盤まで駒澤大を苦しめる

 Bコートは下部のチームが上位を苦しめる試合が続いた。2部の駒澤大は3部の帝京平成大に苦戦。1Qは13-16と駒澤大がリード。スロースタートと思われたが、2Qの序盤に飛び出したのは帝京平成大。#45大井(1年・PF・東海大浦安)が走り一気に点数を取ると、駒澤大はタイムアウト。直後に#34黒田(4年・SF)が3本連続の3Pを決めリードを譲らない。しかし帝京平成大は#45大井、#40山本(3年・G)、#6髙田(2年・SG)が連続してシュートを決め、最後は#3藤巻(1年・G・八千代松陰)が3Pを決め、38-38の同点で折り返す。

 3Q序盤にペースをつかんだのは帝京平成大だが、駒澤大はディフェンスを締め直し、スティールから#3澁田(3年・PG)が走ると、#33金久保(4年・F)に合わせた#32前原(3年・C)が得点。さらに#30櫻井(4年・F)のシュートが好調で、駒澤大がリードし62-72で最終Qへ。4Q序盤は両チーム我慢の時間が続いたが、帝京平成大は開始4分で4点差に迫る。駒澤大はディフェンスから帝京平成大のミスを突いて速攻し、#3澁田がゴールに向かう。一方、帝京平成大は#44谷髙(2年・C)が連続ブロックショットでつなぎ残り2分、#6髙田が3Pを沈め2点差に迫る。しかし駒澤大の連続ミスをチャンスに変えることができず、最後は#10櫻井が3Pを決め勝負あり。80-85で駒澤大が勝利した。

 駒澤大は終始我慢の展開となった。だが試合経験が豊富な4年生を中心にディフェンスを緩めず、速攻で得点する時間はペースをつかんだ。センターの前原の成長は著しく、さらなる成長を期待。帝京平成大の勢いと気持ちは十分だったが、終盤のミスが勝負を分けた。大井や藤巻というルーキーの活躍や、髙田のシュートは好調だった分、負けは悔やまれる。

写真:駒澤大・櫻井選手のインタビューは「続きを読む」へ。



◆明治大VS関東学院大

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2部の関東学院大が逆転で1部の明治大を破る

 今季より2部復帰の関東学院大は、1部の明治大とに挑み、こちらも最後までどちらに転ぶかわからない大接戦を繰り広げた。

190430 tsuneda 1Q、明治大は#10須藤(4年・PF)を中心に得点を重ね、#21野口(4年・SF)のブザービーターもあって20-11でリード。関東学院大は動きの固さが目立ったが、2Qで高さを生かしてディフェンスリバウンドを取り速攻も出る。明治大のチームファウルから関東学院大はフリースローで着々と点差を縮めると、#5菊池(3年・CF)のジャンパー、#22栗原(4年・F)が鋭いドライブ、#3佐々木(4年・SG)がスティールで勢いをつけ37-38と逆転し折り返す。

 3Qのペースは関東学院大。#9石橋(3年・CF)のジャンパー、#21ローランド(2年・F)のバスケットカウントで点差をつける。明治大は#15渡辺(3年・PG)を始め、ドライブで中に突っ込むが、関東学院大の留学生#10ンジャイ(1年・C・福島東陵)と#12ケイタ(1年・C・帝京長岡)の高さに苦しみ、決定力が上がらない。関東学院大がハーフコートゾーンに切り替えると、明治大はスペースを突き得点するが、終盤にかけてミスが続く。関東学院大は#10ンジャイがオフェンスリバウンドを取り、ジャンパーを決め49-53と逆転し最終Qへ。

190430 sasaki 4Q、開始2分で明治大は#10須藤が速攻に走り、#17常田(2年・SG)が2本連続で3Pも決まった。しかし高さで有利な関東学院大はリバウンドを支配し、#12ケイタの1対1やガード陣のパスに合わせたプレーが続き逆転。明治大は点数が止まりタイムアウトで流れを断ち切ろうとする。しかし関東学院大の#22栗原のドライブの質は落ちることなく、勝負どころのリバウンドもすべて関東学院大が獲得。明治大は反撃のシュートが入ることなく59-67で関東学院大がアップセットを果たした。

 関東学院大は1年生の留学生2人がしっかりと役割を果たした。また明治大のエース須藤をフェイスガードで守り、チーム全員でカバーした。また、終盤の勝負のかかったところでは難しいシュートもことごとく決めていった。明治大は1Qの調子が良く、4Qの序盤は点差をつける勢いだったが、高さでは関東学院大が有利。リバウンドを取りきることができなかった。ドライブの切れは良かったが、その後のシュートや合わせでミスが出てしまい流れが悪いまま試合が終わった。

写真上:明治大・常田は4Qの頭に連続3Pを見せたほか、声も出してチームを鼓舞。
写真下:ドライブで果敢に攻めた関東学院大・佐々木。2Qにはスティールでも見せた。

※関東学院大・栗原選手のインタビューは「続きを読む」へ。



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【INTERVIEW】

「全員バスケットで今年のチームを作りたい」
学生主体で作るチームの点取り屋として役割を担う

◆#30櫻井啓翔(駒澤大・4年・F)
190430 sakurai帝京平成大は勢いのあるチームだったが、試合を決めたのは最後の櫻井の3Pだった。試合経験が豊富なメンバーがそろい、ディフェンスやリバウンドの徹底を意識しているからこそ、我慢の時間を乗り切れたといえる。今年の駒澤大は学生コーチと選手で作るチームになる。4年生の負担は大きくなるが、櫻井はシューターとしての役割を担うが、強く、安定したチームになるには彼のシュートは不可欠になってくるだろう。


―試合を振り返って。
「危ない試合でした。勝てば日大戦なので先の試合を見すぎたという反省があります。相手のシュートが思ったより入ってしまって、知らないうちに時間が過ぎて、焦りもあったと思います。それでもタイムアウトで話をして立て直すことができました。接戦でも焦らずじっくり行こうと話はしていました。落ち着いて試合を組み立てることもできたと思いますが、相手の流れになると飲まれてしまいました。相手は思い切りがよかったですね」

―難しい試合だったと思いますが、最後の3Pは見事でした。集中はしていましたか?
「はい。目の前が空いていたので、構えていてパスが来たので決めるだけでした」

―昨年からシュートを武器に主力で活躍していますが、今年も点取り屋という役割なのでしょうか?
「そうですね。あとは先輩がいなくなり、最上級生になったのでチームを引っ張るというところもやっていかないといけないと思います。今年は学生コーチとプレイヤーで話し合いながらプレーをしています」

―ずっとシュートは得意だったのでしょうか?
「変わったシュートだと言われますが(笑)、バスケットを始めた当初はシュートが苦手でした。前橋育英高校で監督からシュートを教わったんですが、無回転シュートだったので、ボールに回転をかけるように意識をしろと言われました。それを練習していたら、いつの間にか入るようになりました」

―新チームになり、ここまで練習ではどんなことを意識してきましたか?
「ディフェンスやリバウンドの徹底です。そこからブレイクに持ち込む形も練習していました。今日はあまりできなかったのですが、次の試合ではもっと出していきたいです」

―ドライブから合わせのプレーがかみ合っていたように見えます。練習はしていますか?
「もともとは合わせのプレーが得意でないチームで、練習に組み込んで意識してやっています」

―昨年は針生選手が大黒柱でチームを作っていたと思います。今年はどんなチームにしようとしているのでしょうか?
「信さん(針生)が抜けた穴は大きいです。困ったときにボールを入れれば何とかしてくれる存在がいました。今年は点数が取れない分、全員で守ってリバウンドを取ろうと話しています」

―次はベスト8をかけた試合になります。
「気持ちの面は絶対負けてはいけないと思います。1部のチームだからといって引いて入ってしまうと飲まれてしまうと思います。挑戦者の姿勢を忘れず、攻める気持ちでプレーしたいです」

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「格上のチームを相手にやってきたことを徹底したい」
鋭いドライブを武器にチームに勢いと勝利をもたらす

◆#22栗原 翼(関東学院大・4年・F)
190430 kurihara試合終盤は個人ファウルが4つの中で、退場を恐れず最前線で攻め続けた。今年から1年生の留学生が2人加わり、オフェンス面での合わせが課題だったといが、栗原はアレセイア湘南高校時代に留学生とのプレー経験もあり、「まず自分が作っていく」という気持ちでここまでチームを引っ張ってきた。2Qからは自身の武器であるドライブが光った。この勝利を自信に変え、ベスト8の壁に挑む。


―ベスト16進出おめでとうございます。今の気持ちはどうですか?
「昨年2部昇格を決めて、この春1部の明治大と試合をさせていただく機会をもらいました。もちろん勝つ気持ちで試合に臨みましたが、内容をよくしたいと思っていました。だから勝利が信じられないですね。『まさか』という感じです」

―何がよかったと思いますか?
「普段からディフェンスを意識していました。最後までチーム全体の足は止まらなかったですし、ボックスアウトを徹底してリバウンドもしっかり取ることができたと思います。明治大は#10須藤選手がエースなので、フェイスガードをしていました。少しでも間があれば打たれてしまうので、抜かれてもいいから前に詰めさせました。練習では3線のカバーの練習もしていましたし、うまく機能したと思います」

―留学生のセンター陣との合わせもうまくいきましたね。
「今年2人が入学してきてまだかみ合っていない部分もありますが、今日は良かったと思います。ポストの1対1もうまいので助かりました。僕がアレセイア湘南高校時代にフィリップ(専修大・#30アブ)と一緒にプレーをしていたので、感覚的にも慣れている部分はありました。短期間で調節できたのは、高校時代の経験があったからだと思います」

―この大会にどのような気持ちで臨みましたか?
「ノーミドルディフェンスと、ピックアンドロールのディフェンスの徹底を意識しようと話しています。今日はできないところもありましたが、これから詰めていきたいです。3年間トーナメント戦のいいイメージがない中でしたが、勝ててよかったと思っています」

―次の試合に向けて、一言お願いします。
「次の試合次第ですが、大東文化大との対戦となると、先日練習試合をしています。モッチ(#15)に対するディフェンスの確認をしたいです。大東文化大はディフェンスがいいので、相手のローテーションに対応して、どう切り崩していくかを考えていきたいです」

―栗原選手の鋭いドライブを生かしたいですね。
「そうですね。でもドライブだけではだめだと思っています。外のシュートも決めきれるようにしたいです」


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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