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第95回関東大学バスケットボールリーグ戦 大東文化大学が初優勝
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2019.04.29 (Mon)

【2019トーナメント】4/29レポート(Bコート・Dブロック)

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Dブロックは1部・2部チームがいずれも勝利
拓殖大相手には上智大の粘りが光る


 BコートではDブロックの4試合が行われた。昨年準優勝の中央大は早稲田大に敗れ、専修大、法政大、拓殖大はそれぞれの相手に点差をつけて勝利した。

 江戸川大法政大の対戦は、1Qに30点と得点を量産した法政大が83―46で勝利した。#34濱田(3年・G)が序盤に連続で3Pを決め、終盤は控え選手の出場も見られた。江戸川大は法政大の高さに苦しんだが、#14堀内(4年・PG)が攻めの姿勢でドライブ、#35長根(2年・SF)の合わせはうまく、チーム全体でボールに対し粘りを見せた。

 専修大は終始リードを保ち上武大98-59で勝利した。前半は上武大の#92中西(4年・F)を中心に速い展開に持ち込んだが、後半は失速。専修大は高さとスピードを生かしたプレーで圧倒した。昨年はあまり出場機会がなかった#2重野(2年・G)や#95齋藤(2年・G)も存在感を発揮し始めた。

写真:早稲田大と中央大戦ではルーキーの#12土家と#3北村が司令塔としてマッチアップ。1年生ながら堂々としたプレーぶりをみせた。


◆拓殖大VS上智大
拓殖大が3Qで逆転勝ち、上智大は後半に失速

190429 komuro 昨年のリーグ戦で4部9位の上智大は、拓殖大を相手に前半47-46と大健闘し、1点リードで折り返した。点を取り合う試合となったが、拓殖大は後半にも勢いが切れずチーム全体で43点。上智大は得点が伸びず113-77と拓殖大がそのまま逃げ切った。

上智大は立ち上がりから攻守ともに好調で、#23永久保(4年・F)が鋭いドライブや3Pなど、試合を通して力を発揮。#32西村(4年・C)や#34山越(3年・F)は足元にディフェンスで入り、サイズは劣るも拓殖大のセンター陣に食らいついた。チーム全体でルーズボールやリバウンドに積極的に参加。前からゾーンを仕掛け、スティールを連発する場面も見られたが、後半はその勢いが失速。拓殖大は前半、シュートが入らない時間が続いたが、3Qが始まると#9小室(3年・G)が4本連続で3Pを決め、ディフェンスの足も動き始めた。#41杉野(3年・PF)と#12中尾(4年・PF)はリバウンドに絡み、ゴール下を支配して最後は100点ゲームでの勝利となった。

写真:拓殖大・小室はリズムを掴むと次々にシュートを決めてチームを乗せる。この試合でも後半の流れを作った。


◆早稲田大VS中央大
早稲田大のチーム力が光り中央大に終始リードし勝利

190429 numakura この日注目の早稲田大と中央大の一戦。早稲田大が序盤に飛び出し中央大が後を追う展開となった。早稲田大は1Q開始早々に#41小室(3年・C)がバスケットカウントで先制。#14柳川(3年・G)が2本連続の3Pを決めるなどして流れを持ってくると、#41小室も3Pやゴール下のプレーで続き23-12で点差をつける。2Qも早稲田大のペースで進み、#12土家(1年・G・福大大濠)がゲームを作り、#2香川(4年・G)、#7宮本(2年・F)のドライブ、#39桑田(4年・F)が走り一気に点を取る。中央大はシュートが入らず苦しい展開になるが、#34西村(2年・PF)が3Pを2本連続で沈め持ち直し、#3北村、#12樋口(3年・PG)も続いたが点差は縮まらず47-32と早稲田大リードで折り返す。

 3Qに中央大は#71沼倉(4年・PF)のスティールから速攻で先制し、ディフェンスを締める。しかし#71沼倉のファウルが4つになり、ベンチへ下がると勢いは止まった。その後は両チームシュートが入らない時間が続き、ロースコアの展開に。早稲田大が終盤に2本連続で3Pを決め60-43とリード。4Qも中央大は#21渡部(1年・F・正智深谷)がジャンパーで先制する。#2大﨑がドライブで続くも、開始3分に5ファウルで退場。チームファウルも重なり、早稲田大はフリースローのチャンスを得ていくと、点差は10から縮まることはなく、77-62で早稲田大がベスト16進出を決めた。

 早稲田大は柳川が3Pで、小室はプレーの幅が広く頼もしいプレーを見せたほか、桑田や香川ら4年生がドライブや走りで先陣を切っていく。中央大は3Qの序盤で追い上げの兆しはあったが、シュートが入らなかった。

写真:中央大は沼倉らのファウルトラブルも痛かった。新チームはまだ試合慣れしていない選手も多く、秋に向けてのチーム力アップが求められる。




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【INTERVIEW】

「うぬぼれることなく、反省を秋に生かしたい」
この試合を糧にし、今年こそ3部昇格を狙う

◆#23永久保 侑裕(上智大・4年・主将・F)
190429 nagakubo拓殖大を相手に最後は点差をつけられたものの、勢いのある戦いを見せた。前半はチーム全体でシュートも好調だったが、「能力の差を感じた」と永久保は言う。國學院久我山高校出身でインターハイ出場経験があり、大学ではキャプテンとしてチームを作る。昨年は明治学院大に1点差で勝利したことで「過信」になってしまったが、今年は「自信」にしたいという。3部昇格の目標に向け、この戦いを糧に頑張ってほしい。


―試合を振り返って。
「前半は1点差で勝っていましたが、3Qの序盤で点差をつけられてしまいました。終わってみたら30点差になってしまいましたが、前半戦えたことは良かったと思います。悔しい気持ちは大きいです。前半はシュートが入ったことも理由としてはありますが、全員でディフェンスを頑張ったことで相手のシュートが落ちたと思います。自分たちのペースを保つことができました。後半はシュートを入れられて、上位のチームのレベルを感じました。それで焦ってしまってので良くなかったです」

―具体的にどんなプレーが通用しましたか?
「今年の方針はオールコートディフェンスです。マンツーマンプレスやゾーンディフェンスのことで、昨年はリーグ戦の1か月前くらいから導入していましたがそれでは完成できないので、反省を生かし、今年は早めようということで、トーナメント戦からやっていこうという方針でここまで練習をしてきました。拓殖大を相手に引っかかった場面もありましたし、自信になりました」

―逆に通用しないと思ったことは何でしょうか?
「能力の差には限界があります。スポーツ推薦がないということもり、1対1でやられてしまい、高さで圧倒されてしまいました。それでもチームで改善できることはあると思っています。大きい相手にリバウンドを取られないようにする方法はあると思いますし、相手の3Pが入りだしたときに、早めに足元に入るべきだったなど、心残りはあります」

―どんな気持ちで拓殖大との戦いに入ったのでしょうか?
「格上ということはわかりきっていたことです。それでも飲まれず、自分たちのペースで試合をしたいと思っていました。試したいこともあったので。思いっきり楽しむことと、やるべきことをしっかりやるということを意識しました。経験と思い出では終わらないという意気込みでやっていました」

―外のシュートがよく入っていた印象ですが。
「4年は2人しか試合に出ず、他は下級生です。みんなもともとシュートはうまい選手が多いです」

―國學院久我山高校出身ということで、永久保選手が他の選手にプレーについて言うことはありますか?
「全国大会の経験がある人がほとんどいません。指導者ではないので偉そうには言えませんが、アドバイスはします。平日は監督たちが仕事で練習に来ることができないので、基本僕が練習メニューを聞いて、ポイントとかをチームに伝えています」

―足元まで詰めるディフェンスが、チーム全体でうまさがあると感じました。
「トーナメント戦前に、大東文化大、東京農業大、國學院大、東京電機大、立正大の6チームでの定期戦があります。大東文化大と戦った時に、ディフェンスで引いてしまうと高さもあるのでシュートが全て入れられてしまいました。それよりは、詰めて抜かれたほうがいいかと。3線の全員でカバーするという方針も今年意識していることです。あとはローテーションですね。チームディフェンスが完成していないので、リーグ戦までの課題が浮き彫りになりました」

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「シュートを打って、決めてチームを勝たせる」
シューターとして努力と熱い気持ちでチームを引っ張る

◆#14柳川幹也(早稲田大・3年・G)
190429 yanagawaプレシーズンから柳川の3Pで何度も大事な場面を繋いできた。入学し2年間、ベスト16へ進むことができなかったが、「強い早稲田」を見せたいという思いで3回目のトーナメント戦に挑む。吉岡コーチも今年は得点面での貢献を求めるが、シュートが入らなければ仕事にならない状況の中で、しっかりそれに応えている。コート上では細かい声掛けをする場面もある。チームの勝利に柳川の3Pが関わってくることは間違いない。


―今日の試合を振り返って。
「前半の流れは自分たちのペースで試合を運ぶことができてよかったと思います。後半の入りから流れがよくなかったです。締まりのない試合になってしまいました。その中で粘って自分たちのディフェンスができたので、勝つことができたと思います」

―春の六大学戦や京王電鉄杯から、柳川選手の3Pは好調ですね。
「中学生の頃からずっとシューターです。今年は特にその役割が大きくなっていると思います。コーチやスタッフからは、『お前はシュートで生きていけ。外してもいいから打って、決めてチームを勝たせろ』と言われています。誰よりも練習して、誰よりも気持ち作ろうと思ってやっています」

―練習量はどれくらいですか?
「そんなに多くはないと思います。練習後に100本インを絶対やります。あとは自主練でゲームをイメージしながらシュートを打っています」

―春のトーナメントは近年イメージがよくないと思います。この大会にどのような思いで臨まれていますか?
「2年間ベスト32止まりで悔しい思いをしてきました。コーチや監督からは、『このままでいいのか』と言われます。強い早稲田を取り戻せ。直接ではないですが、そのようなメッセージ性のある言葉を言われてきました。強い早稲田を見せないといけないという思いで積み重ねてきました」

―その中で1年生の#12土家選手(福大大濠)や、#1神田選手(浜松開誠館)がチームに馴染んだ動きをしていますね。
「そうですね。2人はよくチームに馴染んでくれました。春からいいチームを作れてきていると思います。怪我人も戻ってきて、かみ合わないところもまだありますが、少しずついい試合ができればいいと思います」

―上級生としてコート上では声をかける場面もよく見られます。
「そうですね。4年生がコートにいない時間帯が多いです。特に今日の試合は長かったです。その中で小室(#41)と僕が中心となってコミュニケーションをとろうと意識しています。僕たちはキャプテンシーがあるほうなので、引っ張っていく役割があると思っています」

―今年からプレータイムも長くなってきました。体力的には大丈夫ですか?
「チームが勝つことができれば、足がつってもプレーをするのみだと思います。とにかくやるだけです」

―昨年の4年生が抜けて、主力も大きく変わりました。彼らから何か学んだものはありますか?
「先輩たちは背中で見せる人が多かったです。プレーで『お前らも頑張れよ』と訴えていたように感じました。いい刺激をもらっていたと言いますか、先輩たちの分も頑張ろうと思っています」

―トーナメント戦はここからだと思います。意気込みをお願いします。
「まだベスト16です。まだ何も成し遂げてないですし、何も達成していません。まずはチームの目標であるベスト8に入ることが大事だと思います。次の拓殖大戦に勝って、一つひとつの試合を勝って目標を達成していきたいです」


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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