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第95回関東大学バスケットボールリーグ戦 8/24〜11/10

関西学生バスケットボールリーグ戦 8/31〜11/3


2018.12.16 (Sun)

【2018インカレ】専修大インタビュー

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着実に成長を遂げてきたチームは
ここからのさらなる成長にも期待


 大学界では近年はどのチームもタイムシェアをしながらチーム全体の強化をはかる戦い方が主流になっている。専修大もここ数年でその傾向はより強まり、今年は昨年よりさらに力がついてきたと言える1年だった。佐々木監督は「コートに立った選手がすべて活躍できるようなプレータイムシェアをずっと目標にしてきた」と言い、「リーグ戦でも一発勝負方式のインカレでも、プレータイムシェアしながら、かつ成績を出しながらやることがでた」と言う。リーグ3位、インカレ2位という結果は、目指してきたことが目安とできる成果で現れた年だったと言える。

 今季は盛實、アブが3年生となり内外を支える2人の安定感が増すと、重冨兄弟、西野といった2年生も成長。身体能力の高いキングや、泥臭く身体を張れる寺澤といったルーキーも持ち味を発揮してきた。4年生は常に熱い気持ちの見える主将の塚本を筆頭に、ディフェンス力の高い幸崎、3Pも上手い大澤など、サイズもありつつ内外のバランスの良さも光るメンツが揃ったことも大きい。リーグ戦ではコツコツと白星を積み重ね、後半にかけて調子を上げていったことも良い面だった。

 チームとしては久しぶりの決勝の舞台は、少なからず緊張もあったはず。だがこの経験を来年の糧とできるか否かが今度は問われる。「来年もう1度決勝の場に辿り着いて、てっぺんを目指せるように頑張りたい」という佐々木監督。来季、さらなる躍進をぜひ見せてもらいたい。

※塚本選手、大澤選手、盛實選手、アブ選手のインタビューは「続きを読む」へ。



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【INTERVIEW】

「バスケ馬鹿の自分を同期が丸ごと受け入れてくれた」
怪我に泣きながらも最高の同期と共にした時間

◆#4塚本雄貴(専修大・4年・主将・PG)
181216tukamoto2.jpg専修大の主将として1年間チームを鼓舞し続けた。ベンチでは常に真剣にコートを見つめ、コートでもベンチでも大きな声で指示を出す姿からは熱い気持ちが伝わってきた。4年間怪我に悩まされたこともあり、プレーで見せるという場面は多くなかった。ただ、その分「常にプレーしているつもりで」チームを鼓舞し続ける姿からは全力の姿勢が見えた。最後の舞台、結果は準優勝と惜しくも頂点には届かなかったが、塚本の顔は悔しそうながらも、すっきりとした表情があり、それは自分のやるべきことをやりきったという手応えがあったのだろう。


―4年間を振り返って。
「個人としては2年生の終わりに怪我が続いてしまいました。そこからここまで這い上がって来たことはみんなのおかげです。チームメイトが頑張る姿を見て、俺ももっとやらなきゃ、とか自分はみんなに比べて下手なのでもっと練習して追いつかなきゃとか、僕の中では人一倍あった感情です。そして同期に出会えたことに感謝です。バスケ馬鹿の自分を丸ごと受け入れてくれました。どんな時でも仲間の4年生には助けられましたという思いがあります。日々自分が向上心を持ってバスケットをできたのは、後輩たちやスタッフのおかげです。言葉にできない思いがありますね、チームメイトには感謝でいっぱいです」

―キャプテンとして何を意識した1年間でしたか?
「小中高、そして大学でもキャプテンをやりました。なんとなく頭の中で状況を見てどんな判断をするべきかはわかっていて、これといって苦労する部分はありませんでした。コートに出ればPGとしてプレーでもチームをコントロールする必要があり、試合に出ていなくてもみんなに何をさせるかをチームに伝えなければ、という思いがありました。だから試合に出ていないときも、ベンチでも試合に入り切っていました」

―専修大でプレーできてよかったと思うことは何でしょうか?
「今まで見たことのないくらいの能力者が揃った集団でしたね。違う考えの人がたくさんいて、『あ、こんな考えをしているのか』といつも新鮮な感覚がありました。日々新しい発見でした。4年間を通して楽しかったです」

―後輩たちにメッセージを。
「僕たちが残したものを活かして、優勝してほしいです。4年生としての意識や、自分に何ができるか、何をしなくてはいけないとかを考えてバスケットをして欲しいですね」

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「専修大に来て良かった」
支えてくれた同期や能力ある後輩への感謝

◆#10大澤希晴(専修大・4年・SF)
181216oosawa2.jpg監督には楽しめと言われたものの、決勝という緊張感から出だしで躓いてしまったことを悔やむ。ただ、昨年と大きく主力メンバーが変わらない中、経験を積み重ねてチームが成長してきたことはプラスに捉える。コミュニケーションを含め、すべてが昨年より良くなったというチーム、目立った選手はいなかったという同期たちと一緒にここまで高めてこられたことは誇っていいだろう。今年4年生として積み重ねたものが下につながり、来季さらに大きく花開くことを期待したい。


—決勝の雰囲気は想像と違いましたか。
「去年もインカレの決勝は観戦していたのですが、やっぱり全然会場の雰囲気が違って、呑み込まれる感じがすごかったです」

—大会を通して、チームとして得たものや成長した部分は?
「チームで掲げているディフェンス・リバウンドというのが去年よりもよくなったのはよかったです。また、コートに入ったら上下関係なしに全体でコミュニケーションを取れるようになりました。そこもチームとして成長できたんじゃないかと思います」

—個人のプレーとしてはいかがですか。
「回りからも『スリー狙って行けよ』と声を掛けてもらっていて、その中で空いたら打つことができました。このシュートは自分だけの力ではなくて、チーム皆に支えられて打てています」

—準優勝チームは、優勝チームがコートで表彰される様子を間近で見なければなりませんが、そこは複雑だったのでは。
「それは辛い部分もありましたけど、決勝で戦えたことが嬉しかったですし、素直におめでとうと思いました」

—決勝は3Qに一度流れがよくなったように見えました。ハーフタイムではどんな指示がありましたか?
「新関さん(総括)や優一さん(佐々木監督)に、『おまえがシュートを狙っていかないとうちに流れが来ないんだ』と言われて。前半はあまりシュートを狙えていなかったので、しっかり狙いに行こうと思いました。フィリップと海翔(#34盛實)に相手のディフェンスが集中して自分と西野(#12)が空いていたので、そこで攻めるようにという指示があり、それをなるべく徹底してできたのが3Qはよかったのではないでしょうか」

—バスケをやめたいと思ったときもあった、と今他媒体の質問への答えにありましたが、そう思った時期もあったんですね。
「そうですね。特に1年生のときはチームの雰囲気が全然違いました。先輩たちも厳しくて、練習での少しのミスでもすごく怒られてしまって。ここは自分がいるべきところじゃないのかな、なんて思いましたね。でも同期がずっとそばにいてくれて、支えてもらいました」

—それでも4年間続けてきました。
「本当にすごく貴重な体験をさせてもらえたのはもちろんですし、何よりチームメイトに恵まれたというのがあります。自分たちの代は有名な選手というのは全然いなくて、不作の年だと思われていたのですが、いい後輩が入ってきてくれて、そこで4年生もしっかり引っ張って、とてもいいチームでした。だから専修大に来て本当によかったと思っています。人間としても成長できたと思いますし、プレーの面でもまだまだですが成長させてもらったのかなと思います」

—大澤選手が1年生のときに感じたような気持ちを、今年の下級生には感じさせなかったのがいいチームをつくれた秘訣でしょうか?
「自分たちの経験から、後輩たちにはのびのびやってもらいたかったので、そういう(厳しい)のはなしにしていこうという感じがありました。後輩たちも自由にできたんじゃないかなと思います」

—優勝はその後輩たちに託す形になりました。
「そうですね、インカレ準優勝まで来たので、あとは総ナメしてくれるはずです。トーナメント、新人戦、リーグ、インカレ、ぜんぶ優勝だと思います! 間違いなくやってくれるでしょう!」

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「チームを勝利に導くようなプレーをしたい」
やれることは何でもやり、楽しくプレーすることを意識

◆#34盛實海翔(専修大・3年・SG)
181216morizane2.jpgインカレでは敢闘賞、アシスト王、3P王の3つの賞を受賞し、チームを代表する存在としてその名は確たるものになったと言える。そして活躍の一方でマークが厳しくなり、思うようなプレーはできなくなってきたのも今回のインカレでは見えた。だが、得意の3Pはもちろん、盛實からの合わせのプレーも増え、アシストもスムーズになった結果が個人賞に繋がった部分もある。プレーでの存在感はもちろん、3年となりリーダーシップも見えてきた。あと1年、どんなプレーで楽しませてくれるのか非常に楽しみだ。


―決勝を振り返って。
「最初は悔しい思いがありました。優勝を目指してやってきたので、悔しさが自分の中であります。それでも1回戦から勝ち上がってきて、チームとして専修大学のやるべきバスケットをしっかり表現できたことで2位という結果につながったと思います」

―個人賞を総なめする勢いの活躍でした。
「まあ、やるしかなかったですね。今日はマークが厳しく、それを分かった上で自分のプレーが発揮できなかったのは自分の力不足だなと感じました」

―でも常に楽しそうにプレーをしている印象です。
「それはそうですね。もちろん決勝の舞台は楽しくプレーできましたし、周りで見てくれている人がそういってくれることが嬉しいので、良かったと思います」

―今大会アシストもすごかったですね。いつもよりアシストが光った要因は何でしょうか?
「マークが厳しくなったことが大きいですね。例えば1人抜いてもすぐもう1人ヘルプに来ます。寄りが速い中でしっかりとチームメイトが合わせてくれました。周りの選手の合わせが大きかったです。余裕を持つことができるようになったと思います」

―タイムシェアを掲げるチームではありますが、試合出場時間が長いです。自身の役割をどう捉えていますか?
「学年関係なく3年生でもプレーでチームを引っ張ることです。ずっと出させてもらっている分、全体を引っ張れるように。そうすれば後輩たちも伸び伸びプレーできると思います。去年より声出しや、点を取ることやアシスト以外でもやろうとしています」

―今年の4年生の印象は?
「4年生の存在が大きいです。優しく、かっこいいお兄ちゃんにみたいな人たちでした。個性豊かな感じでいいと思います」

―来年もマークが厳しくなります。来年に向けてどんな課題を克服していきたいですか?
「プレーの質を、何をするにも全体的に上げていかなくてはいけません。ノーマークは全て決めるくらい、シュートの精度を上げたいです。最近はアシストを狙いすぎて、変なターンオーバーが増えてしまっています。大会を通じて前半のパフォーマンスが悪く、後半に徐々に上がっていく感じでした。試合中にもっと点数を取らないと、とは思っているので、積極的にリングに向かっていきたいと思っています。決勝で負けたということで、まだまだだと感じますし、だからこそチームを勝利に導くプレーをしたいと思います」

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「もう来年のことを考えている」
今年の経験を来年の糧に

◆#30アブ フィリップ(専修大・3年・C)
181216abu2.jpg専修大の大黒柱として3年目。留学生の中ではどちらかといえば寡黙なタイプ。ゴール下での争いは外から見ている以上にフラストレーションが溜まるものだが、黙々とプレーし、インサイドを支え続けている。このインカレは非常にリラックスして楽しめているように見えたのが印象的だったが「また来年も決勝で」という言葉をぜひ実現して、さらに成長したプレーを見せて欲しい。


—決勝を振り返って。
「自分たちのやるべきことを100%はできませんでした。でもチームで声を掛け合って、どう対応するか考え続けました。来年もほとんどのメンバーが残ります。今から来年に向けてのことを考えています」

—ディフェンスの当たりが厳しく、ファウルもすべて取ってもらえるわけではない中、どのように気持ちを切り替えていたのですか?
「審判もすべて見られないのでそれは仕方ありません。だからいいバスケットをすること、自分のプレーでどうチームで助けるかなどを考えます。次のプレー、次のプレーと考えるのがいちばん大事です」

—普段はベンチでもあまり表情も変わらず座っていることが多い印象なのですが、インカレでは1回戦からベンチにいるときもすごく楽しそうで、笑顔が見えました。どんな心境だったのでしょうか?
「皆で盛り上がって楽しんでやるほうが、うまく力が抜けます。それで皆もいいバスケットができるので、インカレではそれを心がけていました。それはよかったと思います」

—決勝の舞台で、どんなものが得られましたか。
「高校のときは全国大会の決勝まで勝ち進んだことはないので結構嬉しい気持ちがあります。でも、自分たちはまだ3年。来年4年生になったら皆でチームを引っ張って、練習も真面目に集中して、またこんな決勝でやりたいです」

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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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