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2018.12.16 (Sun)

【2018インカレ】決勝のみどころ

【決勝】

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大学界を引っ張り続ける東海大
屈指の高さと能力を誇る専修大


 第70回の記念開催となった全日本大学バスケットボール選手権大会の決勝の組み合わせは、第1シード・東海大と第3シード・専修大の対決となった。互いに多くの選手を場面で使い分け、ディフェンスを武器とするが、タイプは真逆。

 今季、関東リーグの優勝を果たした東海大は2年ぶりの決勝進出。近年の関東、ひいては大学界を代表する強豪は、昨年リーグで9位という、1部リーグに昇格して初めての下位低迷を経験した。しかし、そこから多くの学びを得た#25平岩、#22笹倉ら2年生以上と、今年加入した強力なルーキー#11大倉颯太、#86八村らが噛み合い、今年はメンタルもプレーも一回り大きくなった。サイズは対戦する専修大よりも小さいが、40分間続けることができるディフェンスの強度を絶対の武器に、5度目のインカレ制覇に挑む。

 対する専修大は能力の高い選手をタイムシェアしながら戦い、14年ぶりの決勝進出。勝てば16年ぶりの優勝となる。主力は昨年と大きく変わらないが、その選手たちが1年間で大きく成長を遂げた。サイズは関東屈指。高さがあっても内外でもプレーでき、攻撃力は高い。またこちらもディフェンス力は武器で、高さを活かして狙うブロックショットも見どころだ。#34盛實を筆頭にさまざまな選手が揃うが、選手交代してもほとんどチームの印象が変わらない。昨年のインカレは東海大に3点差で敗北し、ベスト16に終わった。その雪辱を果たせるか。


【3位決定戦】

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ディフェンスと高さが見どころの筑波大
ポイントゲッターを揃える日本大


 3位決定戦は9年ぶりにベスト4進出を果たした日本大と、昨年準優勝の筑波大が対戦する。日本大は#10杉本、#14松脇、#23本村といったこの世代を代表する点取り屋を揃えるが、#21青木、#8ジャワラ、#33比嘉らスタメンの全員得点が計算できる選手。この大会は非常にディフェンスも締っており、そこから速い攻撃で畳み掛けて得点を重ねる。インサイドには208cmの#0シェイクがそびえ、リバウンドは強い。噛み合えば崩すのは困難だ。

 また、一方の筑波大は大きさ、ディフェンス、戦術らのトータルバランスに優れている。チームを引っ張ってきた#88牧、#11増田の3年コンビがチームの要だが、この大会は2年生の#8菅原、#27山口の貢献度が大きい。また、インサイドでは#15森下が春よりもさらにプレーのバリエーションを広げ、的を絞り辛くなっている。大会前に怪我人が出て完璧なチーム状況ではないが、それでもここぞというときの勝負強さは圧巻だ。



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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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