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第70回全日本大学バスケットボール選手権記念大会
12/10〜12/16@大田区総合体育館・駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場

2018.11.11 (Sun)

【2018リーグ1部】1位・東海大

チーム一丸となったバランスの良さで
3年ぶり5回目の優勝を達成


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 2018年のリーグ戦は18勝4敗で東海大が3年ぶりに頂点に輝いた。リーグ戦序盤はディフェンスの甘さやミスも散見され、やや安定感を欠く試合も見られた。それでも選手層の厚み、攻守の総合力では1部屈指。過酷なスケジュールも多くの人数でプレータイムを分け合える利点は大きかったはず。さらに途中からはより良い布陣を考えた上で#11大倉颯太、#86八村をスタメンに据えると、ルーキーの勢いがチームに良い循環を与えた。しばらく2位で大東文化大のを追走していたが、その大東文化大を第15戦に2点差で撃破。この勝利が優勝の大きなポイントであったことは確かだ。陸川監督も「ここで負けたら、大東さんの優勝が決まってしまったでしょう」と試合後にコメントしたが、かなり意識して臨んだことが伺える。ただ、課題はある。6位の白鴎大には唯一の2敗を喫しており、優勝マジック1となった第21戦では9位の神奈川大に勢い負け。まだ弱い部分もあるということを露呈した。また、9月半ばには天皇杯の一次ラウンドに臨んだが、黒田電気に敗戦し、二次ラウンドへ進むことは叶わなかった。この負けはチームの上級生にとっても転機となったと言う。

 今年、話題をさらったのはルーキーの活躍だ。スタメンとなった#11大倉颯太が起点となって攻撃を作り、#86八村の合わせやリバウンドが何度もチームを救ったのは確か。それをリーグMVPを獲得した#25平岩や#22笹倉、#0寺嶋といった3年生がさまざまな面をカバー。ベンチから出てくる上級生たちも、ディフェンスをはじめ自分たちの役割を確実に果たす姿が見えた。東海大は昨年1部リーグに上がってから最も苦戦したシーズンとなり、9位に低迷。途中から1、2年生がスタメンとなるなどさまざまな模索が続いた。そこで苦労した#25平岩や#22笹倉は自分たちのような思いを下級生にさせてはいけない、と強く決意した今季のプレーでもあった。チームのために最も良い選択は何かと考え、全員でそれを理解して戦うという姿勢を貫けたことこそ、優勝を勝ち取れた理由ではないだろうか。

 インカレは第一シードとして他チームを迎え撃つ。昨年はリーグ2位の専修大を倒してベスト8へ進出したが、準々決勝で白鴎大に破れ、順位決定戦に回った。今年は壁を突破できるか、注目を浴びる中での戦いぶりから目が離せない。



【個人ランキング】
#25平岩 玄 リバウンドランキング8位(156本)
#86八村阿蓮 リバウンドランキング9位(155本)
#11大倉颯太 アシストランキング8位(57本)


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※内田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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平岩はゴール下でルーキーたちをサポート。MVPを受賞。


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勘が良く、ここ一発のプレーで勝利を決めた試合もある笹倉も欠かせない活躍を見せた。


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オフェンス面では西田ものびのびとプレー。


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鶴田はインサイドのバックアップとして役目を果たした。


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ディフェンスとシュートで見せた秋山。


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この夏はU21デフバスケットボール世界選手権で準優勝を経験した津屋。


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チームに勢いを与えた寺嶋のスピードあふれるプレー。


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飛び込みの勘の良さが光った八村。


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ガードとしてすでに大きな存在感を放っている大倉颯太。



[続きを読む]

【INTERVIEW】

「1年から4年まで何をするのかわかってプレーしている」
みんなで勝ちに向かっていく一体感が優勝のポイントに

◆#15内田旦人(東海大・4年・主将・G)
181111uchida2.jpg内田は昨年ほとんど出番を得ないままリーグ戦を終えた。そのときの表情は忘れられないものがあるが、今年は満面の笑みでリーグ戦を締めくくることができた。今季は春からスタメンの試合もあれば、ベンチ出場で上級生らしいディフェンスを見せ、チームをバックアップすることもあり、4年生らしい安定感をチームに与えている。ベンチに入る4年生はほかに鶴田(#10)と秋山(#37)と多くはないが、いずれも欠かせない活躍をしており、続くインカレでの働きも重要だ。


―優勝おめでとうございます。今の気持ちは?
「嬉しいです。ホッとしています」

―最後は良かったですが、昨日の神奈川大戦の敗戦が惜しまれますね。
「ちょっとふわっとした部分がありました。みんな集中していたなりにもそういう部分があって、そこが気がかりでした。だから今日はきを引き締めてミーティングも長めでしたし、アップからしっかりやって、結果的に勝てて良かったです」

―内田選手は何かチームに声を掛けましたか?
「いつもは特に言わないんですが、ハーフタイムには皆を集めて今日は優勝もかかっていて、点差も離れているけど引き締めていこうと」

―一戦必勝という言葉を使っていますが、それはどこから?
「礼生(現BリーグSR渋谷・ベンドラメ)さんの代に使っていて、自分も礼生さんを尊敬していて彼のようなチーム像を作りたいという思いがあったのと、今年は一戦ずつ全力で勝ち切るというのをチームとしても個人としても思っていたので、それを今年は選びました」

―昨年の9位から学んだことはありますか?
「チームのために犠牲になるということと、チームが勝利するためにBチームも含めて何をするのか1年から4年までしっかり考えていると思います。4年は思うところはいろいろあると思いますがエゴを出さず、出ているメンバーもそれを感じている上でしっかりプレーできています。それが一体感につながっていると思います」

―春はまだキャプテン像を模索しているという話をされていました。今は固まりましたか?
「口数が多い方ではないので、背中で見せるという意味でプレーもそうですが、オン・オフでメリハリを意識して、みんなから尊敬されるキャプテンになれてきたのかなと思います」

―4敗しているということで、まだ突き詰めることはあるのかなと思いますが。
「我慢しなくてはいけない時間帯を今年はしっかり我慢できています。でも逆に負けている試合は点差が開いたときにもう一回気を引き締めるとか、相手を上回る気持ちを出せていないとか、そういう課題が得られたと思います。インカレは一発勝負なので、それをやっていてはダメです。1か月しかないですが、そこをちゃんとできないと優勝はできないと思います。頑張ります」

(2018.11.11インタビュー)

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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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