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2018.11.03 (Sat)

【2018リーグ2部】10位・明星大

下級生主体のチームは
これからの伸びしろに期待


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 初の2部リーグへの参戦となった明星大は6勝16敗。10位で3部の明治学院大との順位決定戦で2試合を戦い、2勝。来季も2部で戦うことを決めてシーズン終了となった。順位決定戦は2戦とも爆発力を見せ、明星大らしいハイスコアゲームとなった。

 チームの主力となったのは1、2年生。スピードスターでアシストランキング2位の#2新田を筆頭に、3P王#7岡田、PGの#5水谷など、攻撃力で2部リーグを沸かせた。中でも2年生になったセンター、#9シェッラの成長が大きく、得点ランキングでは2位、リバウンドでは堂々1位を記録。チームの勝敗を大きく左右する存在となった。さらにルーキーの#31福田はこの2か月の中でも成長が見え、2年目にも期待したい。

 攻撃が得意である一方ディフェンスは課題で、失点数はリーグトップ。これは今後改善していきたい点だ。だが主力のほとんどが1・2年であることを考えると来年以降の成長も期待でき、2部定着からの上位進出が叶うかどうかを見ていきたい。


【個人ランキング】
#9シェッラ ママドゥ 得点ランキング2位(420点/平均19点)
#9シェッラ ママドゥ リバウンドランキング1位(253本)
#7岡田泰希 3Pランキング1位(62本)
#31福田晃平 リバウンドランキング8位(166本)
#2新田 嵐 アシストランキング2位(99本)

※島袋選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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攻撃の先頭を切った新田。


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シェッラは大黒柱としてオフェンス・ディフェンスで活躍を見せた。


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正確無比な3Pで見せた岡田。


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水谷もチームに勢いを与える活躍。


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ガードが多くを占める中、ルーキーの福田がシェッラとともにインサイドで欠かせない存在になった。


【関連記事】
【コラム】2部リーグのニューフェイスたち~昇格組の挑戦~


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【INTERVIEW】

「ゴールにアタックする明星大らしいチームになってきた」
下級生たちの成長を、できることでバックアップ

181114 shimabukuro◆#29島袋瑛平(明星大・4年・主将・SG)
1・2年が主力となった今季の明星大。主将の島袋は昨年の怪我もあってそれをベンチから見守る時間がどうしても多かった。忸怩たる思いはあったはずだが、出番を得たときは役目を果たすことを意識し、普段も声掛けを意識して若いチームを引き上げた。
リーグ終盤は膝のサポーターも消えて復活の様子を見せ、順位決定戦ではしっかりシュートを決めて4年間を締めくくった。



―この2試合が大学最後の試合になりましたね。
「この1年、2部でも負けが続いてしまってつらいシーズンでした。途中どうしても折れてしまったこともあります。でも最後はこの順位決定戦にしっかり勝って2部に残留しようと話し合いました。そこで2勝して残留できたので良かったです」

―24試合は長かったと思います。2部はどうでしたか?
「2部に挑戦するのが初めてで、体格差とかフィジカルコンタクトの差がありました。そこは下級生に来シーズン期待したいです。もっと強くなって2部で勝ってくれることを願っています」

―島袋選手自身は怪我があってあまり出番がなかったですね。
「3年のときに前十字靭帯を切ってしまったので、その影響です。今はもう大丈夫ですが。自分の中でつらい気持ちはありましたが、キャプテンとしての仕事を最後までやり通すというのはあったので、そこはやりきった思いはあります。達成感というのとはまた違いますが」

―個人的には何をしようと思っていましたか?
「試合に出られないので、いかにベンチで声を掛けてみんなを鼓舞するかに重点を置きました」

―下級生たちの反応は?
「言えばやってくれますが、まだ若いのでちょっと浮ついているところもあります。そこは年を重ねていくことで分かってくる部分だと思うので、今後の成長に期待しています」

―4年間を通して個人として成長を実感できた部分はどこですか?
「2年生のときは3部で2位という結果でした。その中で4年生の姿がすごく大きく感じました。練習からも激しくバチバチやりあって、その環境が自分の成長につながったと思います。明星大が求めているのはゴールにアタックする姿勢です。それをそのときの4年生からは一番感じられました。今年はそのチームに少しずつ近づいてこられたのかなと感じるし、監督もそう話していたのでそこからまたステップアップしてもらえればすごく嬉しいです」

―芝山監督はストリートバスケでの経験もありますし、明星大もそうしたスキルの高い選手が揃っています。普段の練習もそうしたものが盛り込まれているんですか?それとも自主練で?
「普段からやりますし、SOMECITYなど、ストリートの大会に出ているような人たちに教えてもらうこともあります。個人でもやりますね。そこでスキルアップしているので今後が楽しみです」

―最後はシュートも決められましたね。
「ありがたいです。あれだけみんなが応援してくれていたので、最後は良かったです。最後は4年も全員出られていい締めくくりになりました」

(2018.11.14インタビュー)


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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