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2018.11.03 (Sat)
【2018リーグ2部】11位・立教大
序盤は好スタートを切るも後半にかけて失速
2013年以来の3部リーグへ

立教大は4勝18敗で11位、3部自動降格という結果でリーグ戦を終えた。大会序盤に白星を積むが、勢いが持続せず接戦を勝ち切れない試合が続き失速してしまった。下級生のプレータイムが長いが、粘りのあった試合では上級生の意地も見えた。
ガード#21伊藤とセンター#28片山はともに4年生。2人を軸にフォワードの#16横地と2年生の#24木口、#6井関がスタメンの中心だ。選手層は厚いが、序盤からタイムシェアがうまくいかなかった。第7戦の順天堂大戦は延長で敗北を喫し、その後#24木口が怪我で離脱し得点面で苦しい状況に。だが第10戦の埼玉工業大戦はホームゲームで我慢の勝利。ここから勝ち星を積みたかったが、接戦をものにできず連敗が続いてしまった。良さが見えたのは第19戦。リーグ3位の駒澤大に1点差で勝利した。しかし後半戦は8連敗を喫して崖っぷちに立たされ、第20戦の国士舘大に敗れた時点で自動降格が決定。最終試合は4年生が登録されてプレーする引退試合となり、リーグ戦の幕を閉じた。
コンスタントに#2田中がリバウンドに絡み、大会中盤にはシューターながら#20新屋もリバウンドに参戦。#24横地も今年はエースの自覚を見せ2桁得点の試合も多かった。3部降格となってしまったが、課題を見直しての浮上が問われる。
【個人ランキング】
#6井関 翼 3Pランキング7位(40本)
#21伊藤 駿 アシストランキング10位(53本)
※立教大・横地選手のインタビューは「続きを読む」へ。

アシストで見せた主将の伊藤。

3Pで貢献した井関は成長が見えた。

新人戦の3P王である新屋だが、ディフェンスでの奮闘が光った。

今リーグでは怪我が痛かったが、能力の高い木口がどうチームを勝たせるかは来季の課題の一つだろう。
「率いる立場になってできることはできた」
3年目にして背負った副キャプテンとしての責任
◆#16横地夏樹(立教大・3年・PF)
負けが続いてしまったが、最後までゴールに果敢に向かい続けた。3年生にして留学のため引退を決意。最後の年で副キャプテンの役職を担い、エースとしても活躍を見せた。昨年までは怪我に苦しめられたが、今年はプレータイムが長く体力的にも苦しい試合があっただろう。だがチームを牽引する立場として、言動に責任と自覚をもって臨み、精神的な成長が大きく見られた。3部降格とはなってしまったが、残る同期や後輩たちには頼もしい背中を見せ、あとは仲間に託した。このチームでの経験を活かし、バスケットボール以外での頑張りにも期待したい。
―リーグ戦は苦しい試合が続きました。全体を振り返って。
「3年目が始まった時からやりたいことがあって、最後の年にすると決めていたので、後悔がないようにやろうと思っていました。そういう意味では、個人としてのプレーは悔いのない大会になりました。でも勝てなかったこと、3部降格は悔いを残しました。後輩たちには申し訳ないです」
―去年と今年の意識の違いは何でしょうか?
「去年までは少し抜けているところがありました。怪我もあって悩む時期もありました。でも今年は先輩がいるなかで副キャプテンになって、自分がチームを率いる立場になりました。声やプレー面で自分のできる限りのことはできたと思います。副キャプテンは推薦でしたが、自分が人に何かを言わなくてはいけない立場になって言動にも責任が生じたと思います。戦い続けることは最も意識しました」
―3年生でチームを牽引することは難しい面もありましたか?
「難しくはないとは思います。試合に出ているのが3年生と2年生が中心です。試合に出る人が自然と引っ張ろうという気持ちになっていました。自分だけでなく、全員にそういう気持ちが芽生えていたと思います。最高学年の4年生も意識は大きく変わっていたと思いますし、4年生のためにと思いながら試合をしていました」
―接戦を勝ち切れないところから苦しくなりました。
「日頃の練習が甘かったです。序盤で勝ってしまったので、気持ちのゆるみもありました。トーナメント戦と違って、リーグ戦は2か月間戦い続けなくてはいけないということは、チームとしての本質的な強さが問われると思います。そういう意味では、うちはまだ弱かったですね。ただ1試合勝てばいいのではなくて、切り替えて次に行かなくてはいけなかったのは難しかったです」
―立教大というチームでよかった面は何でしょうか?
「試合に多く出してもらえて、好きにプレーできました。自由に自分のプレーをやり続けることができたことが一番良かったことです」
―同期や後輩たちにメッセージはありますか?
「ここで負けてしまって申し訳なかったです。同期は試合に出場するメンバーが少ないので今の2年生が中心になってくると思います。力を合わせて、チーム一丸となってどれだけ戦えるかだと思います。元気に立教らしくプレーしてほしいです」
(2018.11.3インタビュー)
2013年以来の3部リーグへ

立教大は4勝18敗で11位、3部自動降格という結果でリーグ戦を終えた。大会序盤に白星を積むが、勢いが持続せず接戦を勝ち切れない試合が続き失速してしまった。下級生のプレータイムが長いが、粘りのあった試合では上級生の意地も見えた。
ガード#21伊藤とセンター#28片山はともに4年生。2人を軸にフォワードの#16横地と2年生の#24木口、#6井関がスタメンの中心だ。選手層は厚いが、序盤からタイムシェアがうまくいかなかった。第7戦の順天堂大戦は延長で敗北を喫し、その後#24木口が怪我で離脱し得点面で苦しい状況に。だが第10戦の埼玉工業大戦はホームゲームで我慢の勝利。ここから勝ち星を積みたかったが、接戦をものにできず連敗が続いてしまった。良さが見えたのは第19戦。リーグ3位の駒澤大に1点差で勝利した。しかし後半戦は8連敗を喫して崖っぷちに立たされ、第20戦の国士舘大に敗れた時点で自動降格が決定。最終試合は4年生が登録されてプレーする引退試合となり、リーグ戦の幕を閉じた。
コンスタントに#2田中がリバウンドに絡み、大会中盤にはシューターながら#20新屋もリバウンドに参戦。#24横地も今年はエースの自覚を見せ2桁得点の試合も多かった。3部降格となってしまったが、課題を見直しての浮上が問われる。
【個人ランキング】
#6井関 翼 3Pランキング7位(40本)
#21伊藤 駿 アシストランキング10位(53本)
※立教大・横地選手のインタビューは「続きを読む」へ。

アシストで見せた主将の伊藤。

3Pで貢献した井関は成長が見えた。

新人戦の3P王である新屋だが、ディフェンスでの奮闘が光った。

今リーグでは怪我が痛かったが、能力の高い木口がどうチームを勝たせるかは来季の課題の一つだろう。
[続きを読む]
【INTERVIEW】「率いる立場になってできることはできた」
3年目にして背負った副キャプテンとしての責任
◆#16横地夏樹(立教大・3年・PF)

―リーグ戦は苦しい試合が続きました。全体を振り返って。
「3年目が始まった時からやりたいことがあって、最後の年にすると決めていたので、後悔がないようにやろうと思っていました。そういう意味では、個人としてのプレーは悔いのない大会になりました。でも勝てなかったこと、3部降格は悔いを残しました。後輩たちには申し訳ないです」
―去年と今年の意識の違いは何でしょうか?
「去年までは少し抜けているところがありました。怪我もあって悩む時期もありました。でも今年は先輩がいるなかで副キャプテンになって、自分がチームを率いる立場になりました。声やプレー面で自分のできる限りのことはできたと思います。副キャプテンは推薦でしたが、自分が人に何かを言わなくてはいけない立場になって言動にも責任が生じたと思います。戦い続けることは最も意識しました」
―3年生でチームを牽引することは難しい面もありましたか?
「難しくはないとは思います。試合に出ているのが3年生と2年生が中心です。試合に出る人が自然と引っ張ろうという気持ちになっていました。自分だけでなく、全員にそういう気持ちが芽生えていたと思います。最高学年の4年生も意識は大きく変わっていたと思いますし、4年生のためにと思いながら試合をしていました」
―接戦を勝ち切れないところから苦しくなりました。
「日頃の練習が甘かったです。序盤で勝ってしまったので、気持ちのゆるみもありました。トーナメント戦と違って、リーグ戦は2か月間戦い続けなくてはいけないということは、チームとしての本質的な強さが問われると思います。そういう意味では、うちはまだ弱かったですね。ただ1試合勝てばいいのではなくて、切り替えて次に行かなくてはいけなかったのは難しかったです」
―立教大というチームでよかった面は何でしょうか?
「試合に多く出してもらえて、好きにプレーできました。自由に自分のプレーをやり続けることができたことが一番良かったことです」
―同期や後輩たちにメッセージはありますか?
「ここで負けてしまって申し訳なかったです。同期は試合に出場するメンバーが少ないので今の2年生が中心になってくると思います。力を合わせて、チーム一丸となってどれだけ戦えるかだと思います。元気に立教らしくプレーしてほしいです」
(2018.11.3インタビュー)
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