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2018.10.27 (Sat)
【2018リーグ2部】10/27レポート(江戸川会場)
法政大が2位で1部昇格を決め
駒澤大が順位決定戦の切符を手にする

リーグ戦も終盤になり、徐々に結果が確定し始めた。日本体育大に続き、法政大が第20戦で自動昇格を決め、目標である1部復帰を果たした。さらに駒澤大が2連勝で1部との順位決定戦の1枠を埋めた。
下位チームでは立教大と埼玉工業大の自動降格が決定。10位の明星大は11位立教大と星の差が1つ。直接対決の結果で自動降格を逃れたが、3部との順位決定戦は確定。さらに上武大は8勝で10勝の暫定8位の東洋大には追い付くことはできないため、こちらも9位で順位決定戦へ。明星大は3部3位の明治学院大と、上武大は3部4位の東京成徳大との対戦となる。
未だ確定しないのが4位だ。延期試合が11月4日に控えており、最終日が終わっても結果がわからない。現在暫定4位の国士舘大は12勝で、順天堂大と慶應義塾大は11勝。残る1枠争いは熾烈だ。東洋大は江戸川大と10勝で並ぶが、残り1戦のため8位が確定した。
国士舘大は一歩抜けるが、1試合多く残しており、ここから上位チームの駒澤大と日本体育大戦が待ち受ける。確実に順位決定戦に進むためには2勝が欲しい。第22戦には慶應義塾大と順天堂大が対戦するため、勝者が4位争いに食い込むが、国士舘次第でもある。慶應義塾大は延期試合がないため、順天堂大に勝ってからの結果待ち。順天堂大は延期試合に1巡目でアップセットを起こした法政大との対戦が控えている。いずれのチームが1部との順位決定戦に進むか、注目が集まる。
法政大が2位自動昇格を決める
2連勝の駒澤大が順位決定戦へ
第19戦で法政大が江戸川大に勝利し、2位自動昇格が決まった。1巡目でオーバータイムの接戦となったカードは、2巡目の対戦も最後までどっちに転ぶかわからない展開となった。
3Qまで法政大がリードを保ち、試合が動いたのは4Qだ。江戸川大の#35長根(1年・PF・日体大柏)の3Pから始まり、#23鈴木(2年・SG)のジャンパー、#12オウマ(3年・C)の3P、そして#71河村(4年・SF)のドライブで開始3分もたたずに同点に追いつく。しかし法政大の#24鈴木(3年・F)がドライブを仕掛け、#30水野(2年・G)がレイアップを決めると息を吹き返した。江戸川大は#72孤塚(4年・SF)がリバウンドを粘るが、ミスが続き再び点差がじわじわ離れる。最後は法政大の#30水野が3P、#5玉城(4年・G)が速攻で走り、63-73で法政大が勝利した。
法政大は目標として掲げていた1部復帰、3年ぶりのインカレ出場を決めた。玉城は「やっとこの瞬間が来ました。嬉しいです」と安堵の表情を浮かべた。「まだ波があるチーム」と水野は課題を示す。シュートが当たると全体のリズムが良くなるため、各々がどれだけ集中力を保てるかは、インカレで上位に進む鍵となる。来シーズンは1部で戦うことも考えると、インカレで結果を残し自信をつけたいところ。
駒澤大は東洋大と法政大に勝ち、入れ替え戦出場を決めた。第17、18戦と2連敗し、「気持ちを切り替えて今週に挑んだ」と金久保。見事2連勝で結果を残した。針生がゴール下で粘りを見せ、チームを安定させていたが、決定打に欠ける試合もあった。しかし第20戦目の東洋大戦は3年生の活躍が見えた。金久保はリーグ戦を通して得点やリバウンド面で支えていたが、徐々に櫻井のシュートも安定してきた。大高、布田、黒田も仕事を果たし、力が分散された印象だった。1部リーグ相手は楽ではないが、粘ってチャンスを掴みたいところだ。
下位チームは順位が決定
明星大と上武大は3部との順位決定戦へ
埼玉工業大学と立教大が3部自動降格となった。両チームともリーグ戦を通して勝ちきることができず、苦しい試合が続いてしまった。延期試合はないため、残り1試合で4年生は引退。来シーズンは3部でプレーすることになるが、また2部に上がってくることを期待したい。
明星大と上武大は3部との順位決定戦に進む。明星大は新田を中心にスピードを武器とするが、下級生が主体ということもあり、安定感に欠けた。だが来年、再来年は上を狙うチャンスも出てくるとも言い換えられる。そのためには順位決定戦でまず勝ちたいところ。 上武大は細川がトップスコアラーで、他の選手も高さもフィジカル、得点力は十分だ。だが相手のペースに持っていかれると、立て直せない試合もあった。まず順位決定戦で勝ち、2部に残って次シーズンにつなぎたい。
日本体育大はこのまま全勝優勝を狙いたい。残るは江戸川大と国士舘大だ。どちらも4位争いが絡み、全力で挑んでくるだろう。日体大らしさを出し、インカレに向けていい締めくくりをしたい。
※駒澤大・金久保選手、法政大・水野選手のインタビューは「続きを読む」へ。
「ここで満足せず、目先のボールからしっかり追う」
持ち味を発揮し、いつも通りのプレーを意識
◆#23金久保 翔(駒澤大・3年・PF)
リーグ戦を通してチームに安定感をもたらしている。カギとなるスコアラーでありながら、我慢も必要な難しいポジションを担う。チームは4年生でCの針生と2年生ながらスタメンのPGを任される澁田が軸となるが、周りを支え安定させるのは3年生たちだ。序盤は各々伸び悩むプレーがあったが、終盤にきて自分たちの役割を自覚し始めたように見える。第20戦を終了し、順位決定戦への切符を掴んだ。インカレ、1部昇格へ向け、金久保は「いつも通り」をモットーにチームを引っ張っていく。
―東洋大に余裕を持っての勝利でした。試合を振り返って。
「個人的にですが、東洋大の監督は佐藤さんで高校の時に教わっていたので、気合いが入っていました。シュートが最初から入っていていい感じにスタートが切れましたし、セカンドのメンバーもいい働きをしてくれました。全体的にいい試合でした。2連敗してから今日だったので切り替えて、いつもより気合いを入れていました」
―東洋大にはどんな対策をしてきましたか?
「東洋大の#57上甲君と#8古賀君が点数を取ってくるので、そこにボールを持たせないようにしました。あとはシュートが当たったことが大きいですね。思いっきりできました」
―リーグ戦を通して金久保選手の安定感が大きいと思います。何か意識していることはありますか?
「特別に意識していることはないです。練習通りにできれば問題なくプレーできると思います。常に練習通りを心掛けているので、その部分ですね。それでもシュートやリバウンドにまだムラがあります。今後の課題になってくると思います。ディフェンスもまだまだで、今日も早々にファウルが重なってしまいました。今シーズンもですが、来シーズンもあるのでしっかり修正していきたいです」
―リーグ戦で徐々に調子が上がってきている感覚はありますか?
「そうですね。リーグ戦序盤は調子が良くなかったです。いつも通りができなくて。でもコーチの槙坂さんが自分を信じろ、仲間を信じろとリーグ戦前に言ってくれました。それを信じて、待てば流れは来ると思ってやっていました。そしたらだんだん調子が上がってきました」
―今日の試合は3年生の活躍が大きかったですね。
「そうですね。比較的仲がいい学年で、コミュニケーションもうまく取れています。特に南樹(#29布田)がこのリーグ戦で伸びましたね。来年は今年の2、3年が主体になりますしここで満足しないでやって行かないといけません。より一層頑張っていきたいです」
―ここからさらに法政大、国士舘大と続きます。(インタビューは第20戦終了時)入れ替え戦に行くためにどう戦いたいですか?
「まだ試合はありますが、漠然と勝ことではなくて目先のシュートやリバウンドということを一人ひとりがやっていけば、結果はおのずとついてくると思います。目の前の相手に勝つということを意識していきたいです」
―ディフェンスもいいですね。
「今シーズン始まってからディフェンスには重点を置いています。自分らは小さくて点も取れるわけではないので、まず守ってからだと思います」
----------------------------------------
「法政大に入った目的を達成できた」
熱い気持ちでチームを率いる2年生ガード
◆#30水野幹太(法政大・2年・G)
第20戦目の江戸川大戦に勝利し、1部昇格を決めると選手たちには笑顔が溢れた。水野は下級生ながらチームをまとめる意識を持つ選手だ。新人戦では主将を務め、とにかく熱い気持ちを前面に出す姿が印象的だった。彼にとっての目標は達成されたが、ここからが本番。来シーズンも視野に入れつつ、インカレでどれだけ結果を残せるか。進化したチームと、水野の姿に注目したい。
―1部昇格を決めました。今の気持ちを教えてください。
「やっとだという気持ちです。自分が法政大に入ってきた一つの理由が、3部から1部に上げることでした。その目標がやっと達成できてほっとしています」
―江戸川大は1巡目で延長、今日も4Qで追いつかれました。
「自分たちのバスケットを40分間することができれば勝つことができると思いました。日体大戦の4Qで追い上げることができたことで分かると思いますが、今日は相手のディフェンスに翻弄されて戸惑った部分がありました。1部ではそれがもっとあると思います。1対1の能力がまだ足りていないので、そこは課題として見えたと思います」
―水野選手は熱い気持ちを持っているのが見えますね。どうチームに貢献したいと考えていますか?
「1巡目は中村さんがいなかったので、スタメンで出させてもらっていました。自分はPGなので指揮をとってコントロールすれば、チームが落ち着いてプレーできると思いました。でもミスが多くて個人的に悩んでいたこともありました。そこもうまく乗り越えることができたと思います。今はシックスマンとしての役割を考えています。流れが悪い時に、自分が変えたいと思っています。考えすぎず、自分のプレーをしたいです。ディフェンスから入るとか基本的なことからやっていきたいです」
―考えすぎてしまうのですか?
「そうですね。熱い気持ちがあると逆に俺がやるとか、仲間を信頼しているとかそういう気持ちがあります。いい方向にもっていくと、流れも良くなります。今でも考えすぎてしまうことがありますが、落ち着いて自分のするべきことをしっかりやりたいです。ミスした時は切り替えて、何をするべきか考え、自分なりのプレーをしたいと思っています」
―春の新人戦は結果も残して自信になったのではないでしょうか?
「そうですね。新人戦は攻めなかったという課題があります。アシストはできるのはわかりましたし、その分得点が取れなくなってしまいました。これから点にも絡みたいですし、そういう意味で点が伸びてきているのはいいことだと思います」
―リーグ戦中のチームの状況はどうでしたか?
「やはり波があるのが良くない部分ですね。1巡目に日体大に負けてから、順天堂大や埼玉工業大との試合は良くなかったです。悪い雰囲気になってしまいましたが、チーム全体でこのままだとだめだとなりました。インカレに向けて波をなくすことを意識していきたいです。そうすれば来シーズンに向けていい感じに入れると思います」
―インカレに向けて何を伸ばしていきたいですか?
「チームでは個々のディフェンスとか、オフェンスや得点能力が必要だと思います。自分は2巡目からターンオーバーが増えました。なぜターンオーバーが増えたのか、よく考えないと同じミスをしてしまいます。ビデオ見ながら反省点を見つけて改善することができれば、インカレでいい結果をだせると思います」
―2年生の活躍はチームに欠かせませんね。
「そうですね。自分だけではないですが、自分が中心となって引っ張りたいと思っています。まず練習や自主練を自分が徹底していきたいと思います」
駒澤大が順位決定戦の切符を手にする

リーグ戦も終盤になり、徐々に結果が確定し始めた。日本体育大に続き、法政大が第20戦で自動昇格を決め、目標である1部復帰を果たした。さらに駒澤大が2連勝で1部との順位決定戦の1枠を埋めた。
下位チームでは立教大と埼玉工業大の自動降格が決定。10位の明星大は11位立教大と星の差が1つ。直接対決の結果で自動降格を逃れたが、3部との順位決定戦は確定。さらに上武大は8勝で10勝の暫定8位の東洋大には追い付くことはできないため、こちらも9位で順位決定戦へ。明星大は3部3位の明治学院大と、上武大は3部4位の東京成徳大との対戦となる。
未だ確定しないのが4位だ。延期試合が11月4日に控えており、最終日が終わっても結果がわからない。現在暫定4位の国士舘大は12勝で、順天堂大と慶應義塾大は11勝。残る1枠争いは熾烈だ。東洋大は江戸川大と10勝で並ぶが、残り1戦のため8位が確定した。
国士舘大は一歩抜けるが、1試合多く残しており、ここから上位チームの駒澤大と日本体育大戦が待ち受ける。確実に順位決定戦に進むためには2勝が欲しい。第22戦には慶應義塾大と順天堂大が対戦するため、勝者が4位争いに食い込むが、国士舘次第でもある。慶應義塾大は延期試合がないため、順天堂大に勝ってからの結果待ち。順天堂大は延期試合に1巡目でアップセットを起こした法政大との対戦が控えている。いずれのチームが1部との順位決定戦に進むか、注目が集まる。
法政大が2位自動昇格を決める
2連勝の駒澤大が順位決定戦へ
第19戦で法政大が江戸川大に勝利し、2位自動昇格が決まった。1巡目でオーバータイムの接戦となったカードは、2巡目の対戦も最後までどっちに転ぶかわからない展開となった。

法政大は目標として掲げていた1部復帰、3年ぶりのインカレ出場を決めた。玉城は「やっとこの瞬間が来ました。嬉しいです」と安堵の表情を浮かべた。「まだ波があるチーム」と水野は課題を示す。シュートが当たると全体のリズムが良くなるため、各々がどれだけ集中力を保てるかは、インカレで上位に進む鍵となる。来シーズンは1部で戦うことも考えると、インカレで結果を残し自信をつけたいところ。
駒澤大は東洋大と法政大に勝ち、入れ替え戦出場を決めた。第17、18戦と2連敗し、「気持ちを切り替えて今週に挑んだ」と金久保。見事2連勝で結果を残した。針生がゴール下で粘りを見せ、チームを安定させていたが、決定打に欠ける試合もあった。しかし第20戦目の東洋大戦は3年生の活躍が見えた。金久保はリーグ戦を通して得点やリバウンド面で支えていたが、徐々に櫻井のシュートも安定してきた。大高、布田、黒田も仕事を果たし、力が分散された印象だった。1部リーグ相手は楽ではないが、粘ってチャンスを掴みたいところだ。
下位チームは順位が決定
明星大と上武大は3部との順位決定戦へ
埼玉工業大学と立教大が3部自動降格となった。両チームともリーグ戦を通して勝ちきることができず、苦しい試合が続いてしまった。延期試合はないため、残り1試合で4年生は引退。来シーズンは3部でプレーすることになるが、また2部に上がってくることを期待したい。
明星大と上武大は3部との順位決定戦に進む。明星大は新田を中心にスピードを武器とするが、下級生が主体ということもあり、安定感に欠けた。だが来年、再来年は上を狙うチャンスも出てくるとも言い換えられる。そのためには順位決定戦でまず勝ちたいところ。 上武大は細川がトップスコアラーで、他の選手も高さもフィジカル、得点力は十分だ。だが相手のペースに持っていかれると、立て直せない試合もあった。まず順位決定戦で勝ち、2部に残って次シーズンにつなぎたい。
日本体育大はこのまま全勝優勝を狙いたい。残るは江戸川大と国士舘大だ。どちらも4位争いが絡み、全力で挑んでくるだろう。日体大らしさを出し、インカレに向けていい締めくくりをしたい。
※駒澤大・金久保選手、法政大・水野選手のインタビューは「続きを読む」へ。
[続きを読む]
【INTERVIEW】「ここで満足せず、目先のボールからしっかり追う」
持ち味を発揮し、いつも通りのプレーを意識
◆#23金久保 翔(駒澤大・3年・PF)

―東洋大に余裕を持っての勝利でした。試合を振り返って。
「個人的にですが、東洋大の監督は佐藤さんで高校の時に教わっていたので、気合いが入っていました。シュートが最初から入っていていい感じにスタートが切れましたし、セカンドのメンバーもいい働きをしてくれました。全体的にいい試合でした。2連敗してから今日だったので切り替えて、いつもより気合いを入れていました」
―東洋大にはどんな対策をしてきましたか?
「東洋大の#57上甲君と#8古賀君が点数を取ってくるので、そこにボールを持たせないようにしました。あとはシュートが当たったことが大きいですね。思いっきりできました」
―リーグ戦を通して金久保選手の安定感が大きいと思います。何か意識していることはありますか?
「特別に意識していることはないです。練習通りにできれば問題なくプレーできると思います。常に練習通りを心掛けているので、その部分ですね。それでもシュートやリバウンドにまだムラがあります。今後の課題になってくると思います。ディフェンスもまだまだで、今日も早々にファウルが重なってしまいました。今シーズンもですが、来シーズンもあるのでしっかり修正していきたいです」
―リーグ戦で徐々に調子が上がってきている感覚はありますか?
「そうですね。リーグ戦序盤は調子が良くなかったです。いつも通りができなくて。でもコーチの槙坂さんが自分を信じろ、仲間を信じろとリーグ戦前に言ってくれました。それを信じて、待てば流れは来ると思ってやっていました。そしたらだんだん調子が上がってきました」
―今日の試合は3年生の活躍が大きかったですね。
「そうですね。比較的仲がいい学年で、コミュニケーションもうまく取れています。特に南樹(#29布田)がこのリーグ戦で伸びましたね。来年は今年の2、3年が主体になりますしここで満足しないでやって行かないといけません。より一層頑張っていきたいです」
―ここからさらに法政大、国士舘大と続きます。(インタビューは第20戦終了時)入れ替え戦に行くためにどう戦いたいですか?
「まだ試合はありますが、漠然と勝ことではなくて目先のシュートやリバウンドということを一人ひとりがやっていけば、結果はおのずとついてくると思います。目の前の相手に勝つということを意識していきたいです」
―ディフェンスもいいですね。
「今シーズン始まってからディフェンスには重点を置いています。自分らは小さくて点も取れるわけではないので、まず守ってからだと思います」
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「法政大に入った目的を達成できた」
熱い気持ちでチームを率いる2年生ガード
◆#30水野幹太(法政大・2年・G)

―1部昇格を決めました。今の気持ちを教えてください。
「やっとだという気持ちです。自分が法政大に入ってきた一つの理由が、3部から1部に上げることでした。その目標がやっと達成できてほっとしています」
―江戸川大は1巡目で延長、今日も4Qで追いつかれました。
「自分たちのバスケットを40分間することができれば勝つことができると思いました。日体大戦の4Qで追い上げることができたことで分かると思いますが、今日は相手のディフェンスに翻弄されて戸惑った部分がありました。1部ではそれがもっとあると思います。1対1の能力がまだ足りていないので、そこは課題として見えたと思います」
―水野選手は熱い気持ちを持っているのが見えますね。どうチームに貢献したいと考えていますか?
「1巡目は中村さんがいなかったので、スタメンで出させてもらっていました。自分はPGなので指揮をとってコントロールすれば、チームが落ち着いてプレーできると思いました。でもミスが多くて個人的に悩んでいたこともありました。そこもうまく乗り越えることができたと思います。今はシックスマンとしての役割を考えています。流れが悪い時に、自分が変えたいと思っています。考えすぎず、自分のプレーをしたいです。ディフェンスから入るとか基本的なことからやっていきたいです」
―考えすぎてしまうのですか?
「そうですね。熱い気持ちがあると逆に俺がやるとか、仲間を信頼しているとかそういう気持ちがあります。いい方向にもっていくと、流れも良くなります。今でも考えすぎてしまうことがありますが、落ち着いて自分のするべきことをしっかりやりたいです。ミスした時は切り替えて、何をするべきか考え、自分なりのプレーをしたいと思っています」
―春の新人戦は結果も残して自信になったのではないでしょうか?
「そうですね。新人戦は攻めなかったという課題があります。アシストはできるのはわかりましたし、その分得点が取れなくなってしまいました。これから点にも絡みたいですし、そういう意味で点が伸びてきているのはいいことだと思います」

「やはり波があるのが良くない部分ですね。1巡目に日体大に負けてから、順天堂大や埼玉工業大との試合は良くなかったです。悪い雰囲気になってしまいましたが、チーム全体でこのままだとだめだとなりました。インカレに向けて波をなくすことを意識していきたいです。そうすれば来シーズンに向けていい感じに入れると思います」
―インカレに向けて何を伸ばしていきたいですか?
「チームでは個々のディフェンスとか、オフェンスや得点能力が必要だと思います。自分は2巡目からターンオーバーが増えました。なぜターンオーバーが増えたのか、よく考えないと同じミスをしてしまいます。ビデオ見ながら反省点を見つけて改善することができれば、インカレでいい結果をだせると思います」
―2年生の活躍はチームに欠かせませんね。
「そうですね。自分だけではないですが、自分が中心となって引っ張りたいと思っています。まず練習や自主練を自分が徹底していきたいと思います」
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