FC2ブログ
2018年11月 / 10月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫12月


関東大学バスケットリーグ戦 9/25〜11/11
関西大学バスケットボールリーグ戦は近畿大学が優勝

2018.10.21 (Sun)

【2018リーグ1部】10/21レポート(明治大学会場)

筑波大は10勝目をあげ暫定5位に浮上
明治大がホームゲームで白鴎大との接戦を制す


181021 motomura 1部リーグ第18戦は明治大学和泉キャンパスと専修大学生田キャンパスで開催された。終盤に入りコンディション調整に苦心するチームも増えてきたが、その分控えメンバーが活躍するという、リーグ戦らしい醍醐味の見える試合もあった。

 この日は明治大がホームで勝利し6勝目。自動降格圏内から星の差を2つとし、一歩遠ざかった。上位では東海大は暫定首位を守ったが、青山学院大が破れた。大東文化大は拓殖大の猛攻を耐えてワンゴール差で辛勝。上位も下位もまだ予断を許さない。

 明治大会場の3試合のうち、最初から大差がついたのは日本大神奈川大の一戦で、108-63と日本大が余裕を持って勝利。♯10杉本(2年・SG)の復活は大きく、♯14松脇(3年・SG)や♯21青木(4年・PG)への厳しいマークも分散されてきた。この試合は♯23本村(4年・SG)もプレータイムを伸ばし、キャプテンとしての意地を見せる。一方神奈川大は、♯34工藤(4年・PF)と♯75小酒部(2年・SF)が中心となり点数を取るが、マークも厳しくなり苦しい状況に。自動降格圏内からの脱出のため、ここからは負けられない戦いとなる。

写真:日本大・本村も調子を上げつつあり、終盤にかけてその働きも見どころだ。


【PIC UP1】
筑波大がルーキーの活躍で青学大に勝利
終盤戦に向けてさらなる浮上を目指す

181021 hanzawa2

 後半戦にかけて勝率を上げてきた筑波大と、ディフェンスを武器に安定感を見せる青山学院大の対戦。青学大は平均身長の高い筑波大に合わせ、スタメンに♯52赤穂(2年・G)を起用すると、期待に応えた活躍で、ダンクシュートを始め着々と点数を取っていく。対する筑波大は♯11増田(3年・PF)が安定したプレーを見せ互角の戦いに。20-19と青学大がわずかにリードで1Qが終了。2Q序盤は青学大のペース。持ち味のディフェンスは健在で、♯10高橋(4年・CF)は簡単にゴール下を譲らない。しかし筑波大は♯11増田の個人技を皮切りに、前からゾーンを仕掛けると、ミスをついて速攻。青学大は♯15石井(4年・PG)をコートに戻し立て直すも、筑波大の1年生が勢いを作った。♯75井上(1年・C・福大大濠)は果敢にゴールへ向かい、♯23半澤(1年・SG・福島南)が見事なブロックショットから3P、ドライブと多彩な技をみせ47-34と点差をつけ、折り返す。

181021 inoue 後半は点数の取り合いとなった。しかし青学大は♯7ナナー(3年・CF)と♯13前田(4年・SF)が早々と3ファウルでベンチへ。筑波大はゾーンがうまく機能し、オフェンスのリズムも良い展開へ。4Qに青学大は追い上げを図るが前半の点差は大きかった。87-75で筑波大が10勝目をあげ、暫定5位に浮上。暫定4位の青学大との星の差は1つとなった。
 
 筑波大は波多の怪我による離脱はあったが、代わって主将を務める牧が精神面の安定をはかり、増田がプレーでチームを牽引。菅原と山口は下級生ながら我慢のプレーを見せる。玉木は唯一試合に出場する4年生として、自覚の姿勢を示す。そしてこの試合は1年生の活躍が光った。半澤と井上のフレッシュさがチームに元気と勢いをもたらし、10勝目につながった。

 青学大は4年生の石井、高橋、前田、戸田貫太が我慢のプレーで粘るが、第16戦の明治大戦から後半にかけての伸びがやや不調。ディフェンスからオフェンスへの切り替えが早い時は良い流れが来ているだけに、その時間をどれだけ継続させるかが課題だ。3年生以下の活躍にも期待していきたいところだ。

写真:筑波大は井上も持ち味を出してチームに貢献。

※筑波大・半澤選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【PIC UP2】
明治大は再逆転で1点差の勝負を勝ち取る
白鴎大は怒涛の追い上げで逆転に成功するも惜敗


181021 meiji

 明治大白鴎大の一戦は、最後のブザーが鳴るまでどう転ぶかわからない白熱した内容になった。1Q序盤に明治大は♯10須藤(3年・SF)が点を取り、♯7植松(2年・PF)のディフェンスとリバウンドが光る。白鴎大は♯75シェッハ(3年・C)の高さを生かし譲らない展開で、16-14と明治大がリード。2Qは明治大の#7植松と♯15渡辺(2年・PG)のドライブから、♯21野口(3年・SF)の3Pと一気に12点差をつけ、白鴎大が早めのタイムアウトを要求。その後持ち味の速攻が出るが、明治大も負けず点を取り合い、リードを保ち42-30で折り返す。3Qも同様、白鴎大は果敢に攻め込むが明治大も外角が止まらず63-52と点差はそのまま。

 4Qに試合は大きく動いた。明治大リードのまま両チームノーゴールの状態が続くが、白鴎大は♯14髙間(4年・SF)の3Pや♯52ブラ(1年・C・帝京長岡)のダンクで残り5分で8点差の一桁にすると、そこからもペースを握り♯37長島(4年・PG)の2連続3Pが決まり同点。さらに明治大のミスを突いた♯58前田(3年・SF)の速攻、#37長島のフリースローで、残り1分10秒で67-71と逆転から4点のリードに変わった。明治大はこの勝負どころで一本を作り、このQなかなかボールの渡らなかった♯10須藤が右45度から放った3Pが決まり1点差。白鴎大はタイムアウト後の残り39.3秒、サイドラインからオフェンスを開始して早めにシュートを打つが決まらず。明治大の♯15渡辺がこぼれ球を拾い、そのままコートの端を駆け抜けた速攻が決まり、逆転に成功する。すぐさま白鴎大の♯37長嶋がドライブで仕掛けるも、これは入らずタイムアップ。72-71で明治大が劇的な勝利で6勝目をあげ、ホームの会場は熱狂した。

 明治大は、前半からセンター陣のファウルトラブルもあったが、植松や山口、野口が大事な場面で仕事を果たしたことで、スタメンの負担が軽減。3Qにセカンドメンバーで我慢ができたことは意味が大きい。これで下位争いから一歩抜け出したが、とはいえ残りはまだ4試合。油断はできない。白鴎大は4Qに勢いを持ってきたが、惜しくも及ばなかった。前田の復活でスピードと得点力はあがったが、荒谷の欠場は大きいか。だが、菅谷やブラという1年生も徐々にプレータイムを伸ばし始め、終盤戦、インカレに向け選手層を厚くしていきたいところだ。


※明治大・須藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。


[続きを読む]

【INTERVIEW】

「現場に甘んじることなく、精進したい」
チームに新しい風を吹き込むフレッシュマン

◆♯23半澤凌太(筑波大・1年・SG・福島南)
181021 hanzawa190cmの身長を活かし、ブロックショットを始め、鋭いドライブや3Pでチームを勢いづけた。フレッシュさや元気をもたらすのは1年生ならではの役目。新人戦から怪我で試合出場が見送られていたこともあり、ようやく半澤らしいプレーが試合で発揮された。Bリーグの特別指定選手としての経験を持ち、個人技では筑波大の上級生にも劣らない。静かな表情と対照的に「誰にも負けたくない」という強い気持ちを秘めている、先が楽しみな選手だ。


―青山学院大に勝ちました。試合を振り返って。
「自分は控えから出場するので、自分が出る時はスタートの雰囲気や調子が悪かった時です。流れを変えるために出るので、元気よくプレーすることを意識しています。今日はそれができました。自分のできるところからやっていきたいので、目立つプレーではなく、リバウンドやディフェンス、速攻で貢献できたと思います」

―青学大はディフェンスがいいチームです。プレーをするにあたり、意識したことはありますか?
「1巡目で対戦した時のことを参考にしました。やられてしまうところは決まっているので、得点源をしっかり押さえました。あとはゾーンが当たりました。普段はマンツーマンですが、今日はいいゾーンができたと思います」

―先ほど個人的にもディフェンスをしっかりやりたいとおっしゃっていました。
「相手チームによってディフェンスを変えることは大事だと思います。マンツーマンだと、例えば自分は神奈川大の小酒部選手(♯75)をマークしました。エースをつくことは多いので負けないようにしたいです」

―リーグ戦後半に入り、プレータイムが伸びてきましたね。
「のびのびプレーはできています。でもまだまだこれに甘んじることなく、精進していきたいです」

―意識している選手、絶対に負けたくない選手はいますか?
「まずチーム内で競い勝つことができなければプレータイムをもらえません。特に、今怪我をしている二上(♯13)には負けたくないです。切磋琢磨してやっていきたいと思います。ポジションは少し違いますが、筑波大では使われ方は変わらないので。あと、大学の誰にも気持ちで負けたくないです」

―新人戦で怪我をして、リーグ戦で復帰でした。
「今は楽しくプレーできています。先輩が引っ張ってくれているので自分のプレーに専念できると感じています」

―初めてのリーグ戦の印象はどうですか?
「プレーのスピード、コンタクトの強さが高校とは全く違います。一番はバスケットIQです。今の自分に最も足りていない部分です。練習中でも瞬時に判断することが足りてなくて、後から考えると違うなと思うことがあります。これから身につけていきたいです」

―1年生からみて、現在のチーム状況はどうですか?
「結構色々なことがありました。でも牧さん(#88)や増田さん(#11)が声をかけて引っ張ってくれます。1年生だからと言ってただついていくのではなく、自分からしっかり声を出すことを意識しています。全員でやることをチームで意識できてきているので、インカレに向けていい調子だと思います」

―半澤選手は一時福島でプロの特別指定選手としてプレーされていました。そこで得たものは生きていますか?
「外国人選手がいることが今までの環境と全く違いました。プロのスカウティングはすごかったです。プレーを読まれたときの対処までしっかり対策します。個々の打開力も自分に足りてないと感じました。いい経験をさせていただきました」

―半澤選手がこれから見てほしいプレーを含めて、意気込みを教えてください。
「ベンチから控えで出場するので、ハッスルプレーをしていきたいです。頑張ります」

—————————————————


「試合を通して常に攻めることを忘れない」
どんなときも打ち続ける、大事な一本を担う自覚と責任

◆♯10須藤昂矢(明治大・3年・SF)
180918 sudou逆転され4点ビハインドの状況で放った3Pはネットを揺らし1点差に迫った。ホームゲームという緊張感の中、相手の勢いを自チームの流れに変え、最後は1点差で勝利。後半は白鴎大の髙間からの徹底的にマークを受け、思うように攻撃に加担できなかったが、最後にボールを託され見事に責任を果たした。
昨年から主力で活躍するが、今年は攻撃の先頭を切っている。残り4戦はまだ気の抜けない戦いが続くが、淡々とリングへ向かう明治大のエースは勝利を貪欲に掴みにいく。



―1点差という勝負でした。今日の試合を振り返って。
「前半は白鴎大の強さである、速い展開の速攻やインサイドへの対応ができていました。前半だけ見ると自分たちは思いっきりシュートを打つことができましたし、ディフェンスも流れでできましたが、後半は良くなかったです。リーグ戦全体の課題である、前半が良い試合は後半が悪いということです。わかっていましたが、同じようにやられてしまったのは良くないです」

―それでも3Qの粘りがあってだと思います。須藤選手が休んでいるときも我慢ができるようなチームになってきていて、リーグを通しての成長では。
「奥野(#11)が怪我で離脱し、不安な部分は正直ありました。野口(#21)や山口さん(#33)を中心にベンチメンバーが働きをしっかり見せてくれています。青学大戦の勝利からみんなの自信になってきたと思います」

―その中で、今日は大事なところでの3Pを決めましたね。
「大事なところで一本を決めなくてはいけないことは自覚しています。最近3Pの確率が良いので、今日は自信をもって打ちました。マークは厳しいとかはあまり感じていませんが、リーグ戦前半はドライブやワンドリブルからジャンプシュートで点数を取っていたので、1線のディフェンスは離されている感じがしました。そのため3Pを気持ちよく打てていて、前に出てきたらドライブをするというプレースタイルに変えることができているので、個人的にはいいですね」

―去年からプレータイムを得ていますが、今年になって気持ちにどんな変化がありますか?
「去年は合わせとかを意識していましたが、今年は試合を通して常に自分が攻める意識を忘れてはいけないと思っています。シュートが入らなくても打ち続けることは大切だと思います。そうでないと周りもかみ合わなくなると思うので。攻める続けることは自分の仕事です」

―今年は自動降格が2チームある中、この勝利は大きいですね。
「昨日順位が1つ上の日本大に負けてしまったのは痛かったですが、今日ホームゲームで勝てたのでよかったです」

―先週青山学院大にしっかり勝ち切れたのは自信になって、今日につながっているように感じます。
「そうですね。練習も雰囲気が良くなりました。チームのまとまりもよくなってきていると思います。ここからディフェンスを締めていくことと、オフェンスで消極的にならないことが大切です。自分たちの流れを良くするのはオフェンスの積極的な部分を忘れず、ディフェンスからしっかり走ること。こういう自分たちの色を出して、やっていければまだ勝ちは積めると思います」

関連記事

テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:50  |  2018リーグ1部  |  Top↑
 | BLOGTOP |