FC2ブログ
2018年11月 / 10月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫12月


関東大学バスケットリーグ戦 9/25〜11/11
関西大学バスケットボールリーグ戦は近畿大学が優勝

2018.10.14 (Sun)

【2018リーグ1部】10/14レポート

専修大はホームゲームで快勝を収める
明治大はリーグ初の連勝を記録


181014senshu.jpg

 リーグ戦は16戦目。終盤戦に入り順位は気になるところだが、それと同時に長いリーグを戦うにつれて選手のコンディションにも少なからず影響が出てきている。戻ってきた選手がいる一方でここにきて主力選手の欠場も相次ぎ、長期戦をいかに健康に戦い抜けるかも残りの試合のポイントになってきそうだ。暫定首位の大東文化大はスタメンの2名が欠場しつつもなんとか勝ちきったが、残りの試合でのコンディションが気になるところ。

 また、熾烈になってきている下位争いは明治大が2連勝で5勝目をマークし、暫定9位へとジャンプアップ。自動降格・インカレ出場の有無がかかるこちらの順位からも目が離せない。

写真:専修大はチアの応援などもあったホームゲームで、会心のゲーム。ベンチも盛り上がった。


大東大はヒヤリとするも逆転勝利
専修大はホーム戦を白星で飾る


181014mochi.jpg 暫定首位の大東文化大は#12熊谷(4年・PG)、#2飴谷(2年・SG)が欠場。対戦する神奈川大もポイントゲッター#30松岡(4年・PG)を欠いた。神奈川大は立ち上がりから激しいディフェンスを仕掛けてターンオーバーを奪うと前半リードし、大東大は追う形となった。しかし3Qには立て直して逆転すると勝利を収めた。

181014king.jpg ホームの専修大拓殖大相手に1Qから31得点と一気に攻めた。高さでは1部屈指であるだけに、リバウンドを取ってから#23キング(1年・G・アレセイア湘南)らが速攻を連発。拓殖大は開始からゾーンで戦い、#24荒川(3年・G)のショットは好調だが31-20と出遅れると、2Qも挽回できず56-34。後半、専修大は#24盛實(3年・G)、#46寺澤(1年・F・東海大諏訪)、#30アブ(3年・C)らが得点。拓殖大は#1岡田(2年・GF)のドライブやアシスト、#24荒川の得点で粘るが差が縮まらず、ディフェンスではファウルが込んでしまう。そのまま好調に得点し続けた専修大が97-68で勝利し、ホームで嬉しい白星をあげた。

 そのほか、東海大、筑波大は危なげなく勝利した。上位は順位が動かなかったが、下位は拓殖大が3勝、中央大神奈川大が4勝で動かず。明治大が5勝と星一つ抜け出し順位を上げた。

写真上:大東大はモッチがリーダーシップを取り、みんなを落ち着かせた。
写真下:抜群の運動量で何度も速攻に走った専修大のキング。リーグ戦から出番が増えてきた期待のルーキー。

※専修大・寺澤選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【PICK UP1】
明治大が攻守で激しさを見せ
逆転で青山学院大に勝利

181014meiji.jpg

 暫定3位の青山学院大は、前節で4勝目をあげて波に乗る明治大に2Q以降に強烈な突き上げを食らった。

181014maeta.jpg 青学大は序盤から好調で#43渡嘉敷(2年・SG)の3P、速攻も出て1Qで27―17とハイスコアな出足に。明治大は#24森山(4年・PF)が1Q序盤に2ファウルとなりサイズ面でも苦戦。ゾーンで粘るが内外から決められてしまう。しかし#3綱井(4年・SG)のスティールも出て#10須藤(3年・SF)の3Pも入ると持ち直す。ルーズボールやディフェンスを頑張り、2Qは地道に追い上げ。#15渡辺(2年・PG)のスティール、#21野口(3年・SF)の3Pなどもあって開始5分で逆転に成功する。ここからはシーソーゲームとなるが、ディフェンスからターンオーバーを誘発した明治大が逆転し、前半リードして42―46。

 3Qはどちらも主導権を握れないまま時間が過ぎる。互いにしぶといディフェンスを繰り出し、簡単にはゴールを割らせない。しかし、リバウンドに皆で飛び込み、運動量が落ちない明治大がじわじわ引き離し、最後は#33山口(4年・PG)が自らのシュートのオフェンスリバウンドに飛び込み、62―54とリードして4Qへ。その最終Qは開始早々#33山口の速攻が決まり、#24森山の3Pが沈むと開始1分半で明治大が13点のリード。タイムアウトを取った青学大は立て直しをはかるが、明治大は連続の速攻や#15渡辺の3P、全員で粘るリバウンドで残り5分を切っても10点ほどのリードを保っていく。残り3分を切り、青学大は#15石井、#14井森(3年・SF)で3本の3Pを沈めるものの、明治大も#7植松(2年・PF)のオフェンスリバウンドなど、集中力を保って84―74。連勝での5勝目を獲得。

181014uematu.jpg 明治大は嬉しい連勝。15戦で下位の中央大、そしてこの16戦で上位の青山学院大を倒したことで波に乗りたい。今川、須藤に負担がかかる傾向にあり、これをいかに軽減するかがチームとしても重要だが、この試合は植松が勝負どころのリバウンドで貢献し、野口も得意の3Pは3/3。そして司令塔の渡辺が攻めて10点・アシスト4と大活躍でチーム一丸となった勝利だった。一方の青山学院大は1Qこそ高さが生きたが、2Q以降は明治大の勢いを止めるようなバスケットとならなかった。

写真上:青学大はタイムシェアをしつつも前田がチーム最長出場で奮闘。24得点リバウンド7と4年としての意地を見せる。
写真下:明治大・植松は7リバウンド。抜群のタイミングで飛び込み、ボールをもぎ取っていく。

※明治大・渡辺選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【PICK UP2】
激しい戦いを制したのは白鴎大
終盤の3Pとリバウンドで勝利を掴む


181014hakuo2.jpg

181014komuro.jpg 白鴎大早稲田大の試合は序盤からスピードのある展開の応酬になり、3Pもよく入り、ディフェンスも激しく当たりあう接戦に。しかしその激しさが仇になったか、1Q終盤の接触プレーで早稲田大の#27濱田(4年・F)と白鴎大の#35秋野(4年・PF)が流血を伴う負傷で#27濱田は退場。17―16で2Qに入ると接戦が続くが、やや走り勝った早稲田大が32―37で前半終了。

 3Q、白鴎大はディフェンスからターンオーバーを再々奪うが、外のシュートの確率が今ひとつ。早稲田大は迫られながらもうまくパスが回り、最後は#41小室(2年・C)の3Pが決まって50―55とリードで4Qへ。開始1分、白鴎大は9月末から欠場し、ようやくの復帰戦となった#58前田(3年・SF)の速攻で1点差に迫るとオフェンスリバウンドから得点が続き、逆転。ここからは一進一退の展開になる。白鴎大は#44星野(3年・PF)、#14髙間の3Pで流れを掴むが、早稲田大も#41小室が返して譲らない。しかし残り1分半、#14髙間の2本目の3Pで白鴎大に流れが来る。だが早稲田大は残り28秒、#15森定(4年・G)のスティールから得点につなげて最後の勝負へ。白鴎大はタイムアウト後のスローインミスで早稲田大に走られるが、早稲田大のシュートは入らずリバウンドは白鴎大#75シェッハ(3年・C)が長い手で誰よりも高い場所でキャッチ。最後は72―68。クロスゲームは白鴎大が勝利を収めた。

181014hoshino.jpg 8勝同士の譲れない戦いは息をつかせぬ展開で最後まで読めなかったが、白鴎大は終盤のリバウンドと髙間の3Pが流れを持ってきた。天皇杯に参加して以降はチームのコンディションがあまり良くなく、苦しい中盤戦が続いていた。この試合では荒谷が欠場したが、前田が戻ってきたのを好材料としたい。終盤戦にかけて順位を上げていけるかが注目だ。中盤戦以降好調の早稲田大も引けを取らないプレーだったが、惜敗。この週は上位の専修大から1勝をもぎ取ったが、2連勝とはいかなかった。

写真上:早稲田大・小室は勝負強い3Pでチームを助けている。
写真下:白鴎大・星野は3Pを3/4。立ち上がりから好調だった。

※白鴎大・髙間選手のインタビューは「続きを読む」へ。



[続きを読む]

【INTERVIEW】

「この勝利をチームの活力に」
アグレッシブな姿勢で前へ進み続ける

181014watanabe2.jpg◆♯15渡辺翔太(明治大・2年・PG)
中央大と青学大を相手に2連勝を果たし、いいムードでこの週を終えた明治大。渡辺はこの2戦とも攻める姿勢からチームに流れを呼び込んだ。
昨年の出場はわずかだが、エースガードだった齋藤拓実(現BリーグA東京)を見て1年間を過ごし、今も彼の動画を見て学び、向上をはかる。今季はプレータイムも大幅に伸びており、大事な場面での3Pやドライブインで持ち味の攻撃的なプレーを見せ、勝負強さは魅力だ。まだまだ課題はあるというが、自信をもって残りのリーグ戦を戦い抜き、結果を出したい。



―青学大に対する勝利は大きかったと思います。今日の試合を振り返って。
「今週は2連勝をしましたが、ここまで連勝どころか勝つことすら難しい状態でした。これからのチームの活力になりますし、残りの全試合も勝っていこうという意識が高まったので良かったです」

―2Qから後半にかけてもずっと好調でしたね。
「ここまでの試合は前半が良くても3Qが悪かったです。3Qが悪いと前半の頑張りがすべて水の泡になります。自分たちで気を引き締めて常に同点の状況だ、と思ってやっていました。今川さん(♯28)も『ここからだぞ』とずっと声をかけてくれて、頼もしかったです」

―ディフェンスがとても良かったですね。
「チームディフェンスを意識しました。青学大の日本代表クラスのセンターをしっかり押さえることと、ガード陣はローテーションでうまく守ることができました。あとはリバウンドを粘って取ることができたことは大きかったです」

―青学大の石井選手とマッチアップでした。
「1巡目はやられてしまったという印象がありますが、今回は少し成長できたと思います。あとはフィニッシュ力をもっとつけたいです」

―前節の中央大に続けての2連勝でした。中央大に勝ったことも今日の勢いにつながっているのではないでしょうか?
「そうですね。中央大にはトーナメント戦とリーグ戦の1巡目に負けていて、2敗していました。相性が悪いという印象がありましたが、ここで勝たないとだめだとみんな気を引き締めていました」

―昨年、齋藤拓実選手が渡辺選手にこの先期待しているという話をしていました。
「去年はなかなか期待に応えることはできませんでしたが、今年こそと思ってやっています。拓実さんはガードとして一番憧れのプレイヤーなので、わからないことはよく聞いていましたが、去年の時点ではできませんでした。今年も拓実さんのプレーを動画で見て学んでいます。もっとうまくなりたいです」

181014watanabe1.jpg―渡辺選手は体がしっかりしていますね。トレーニングの成果ですか?
「身長は小さいのでフィジカルは負けてはいけないと思っています。一応誰よりもトレーニングはしているつもりです」

―攻撃的なガードという印象を受けますが、高校生の時からですか?
「高校の時は3Pがメインだったのでそう感じられるのかも。大学では昂矢さん(♯10須藤)とか点数を取れる選手もいるので、アシストを増やしたいと思っています」

―ここから下位を抜け出したいです。勝つには何が大事でしょうか?
「この雰囲気を継続することです。来週はホームゲームが控えているので、それに向けていい発進になりましたし、ここからまだ勝って上に行きたいです」

----------------------------------------

「抜けた選手の穴も埋める気持ちで」
毎試合奮闘を続けてチームを引っ張る意志

◆#14髙間 龍之介(白鴎大・4年・主将・SF)
181014takama1.jpg終盤の2本の3Pは大きく、そこで勢いを持ってこられた。
今季から長時間のプレータイムを得て、コートで奮闘している。もともと外のシュートは得意だが、長い出場時間の中で大きな波がなく安定して攻守で貢献。欠場する選手もいる中、その分まで働こうという意志は強く、勝負強い3Pも頼もしい。今週は2連勝。まだ上位は狙える。再びチームの体制を立て直し、このままのハードワークで終盤戦に挑みたい。



―接戦で激しい試合でした。
「相手が3Pをたくさん打ってくる中でどうやって押さえるかというのがありました。でもやってきたことが試合の最後で効いてきた結果、小さな差ですが点差として結果に出たと思います」

―3Pでいうと最初は互いに入りましたが、途中は白鴎大の方の確率が落ちて、終盤に再び髙間選手の3Pが入って流れを持ってきました。
「打ち続ければいつか入ると思っていました。味方も気持ちよく打たせてくれたので決められて良かったです」

―途中で連敗もありましたが、ここ数試合はようやく白鴎大らしいプレーが見えてきたと思います。
「オールジャパンの試合と重なって疲労もありましたし、抜けた選手もいたので、ベストの状態では臨めていませんでした。でも試合をやっていく中で徐々にフィットしてきて、今日やっと前田(#58)も復活しました。チームとしてようやく成り立って今週は2連勝できました。やっと白鴎のバスケをできるようになってきたと思います」

―今日は運動量も最後まであって、良かったと思います。
「春からずっと走り続けて、走り勝つことをメインとしてやってきました。それを相手に読まれた中でも走り続ければいつか点に結びついたり、ディフェンスにもつながるので、それをみんなが頑張れているといいバスケになると思います」

―白鴎大というと長年ディフェンスのチームという印象がありますが、少し攻めるイメージも出てきました。
「ディフェンスはメインではありますが、早い展開で自分たちのリズムにして攻撃して、ディフェンスも気持ちよくやって、という風にそれを繰り返す。リズムを良くすることが今年のコンセプトでありうちのバスケット。それをできる試合はいい試合です」

181014takama2.jpg―怪我等で抜けている選手もいましたが、髙間選手はずっと出続けて頑張りも見えますね。外のシュートもよく決まっています。
「キャプテンだし4年生として試合でプレーしている姿を見せて、周りのみんなを鼓舞できたらいいなと思っています。前田が抜けたり、インサイドの選手もちょいちょい怪我があったりとありましたが、その穴を埋めるぐらいに走り回ってやっていこうとしていたので、それがシュートやいい結果につながっています。いない選手がいる中でも勝てた試合はみんなが2人分の働きをできていたからだと思います」

―昨年まではスポット的な出番が多かったと思いますが、長く出続けるというのはどうですか?
「最初はきつかったり、うまく試合に入れなかったりしましたが、長く出るのが慣れてきました。試合でのリズムの取り方を、試合を通して積んでいくことができました。それでコンスタントに結果も残せていると思います」

―4年生は多くはないですが、心がけていることは?
「4年は僕と長島(#37)が2人だけで出ている時間が多いです。その分下級生にも頑張ってもらわないといけませんが、大事なところは2人で声を掛け合い、チームの士気が下がらないようにプレーでも見せるといったことを大切にしています。やっと前田も戻ってきたし、残りの試合は少ないですが、また全員で戦えるチームを作っていきたいです」

----------------------------------------

「何でもできるオールラウンダーに」
高みを目指してここから貪欲に

◆#46寺澤大夢(専修大・1年・F・東海大諏訪)
181014terasawa2.jpg有望な下級生が多い中、春から頭角を現し、力強いプレーを見せている。この試合では18点5リバウンド。3Pも1本入れてチーム内ではアブ・フィリップに次ぐ数字をあげた。身長は190cm。身体もしっかりしてゴール下でも戦う姿勢が見えるが、目指すのはもっと幅広いエリアで戦えるプレイヤー。オールラウンダーになりたいという言葉をぜひ実現してほしい。


―ホームゲームの2戦、いかがでしたか?
「一戦目の早稲田大戦は相手の3Pも入って惜しい試合でした。でも2戦目の拓殖大戦は引きずることなく勝てて良かったです」

―今日は出だしからすごく勢いがありましたね。
「監督からはまずリバウンドから入れと言われたので、そこを意識してそこから流れに乗って自分のプレーも良くなっていきました。得意の3Pも入ったし良かったです」

―専修大は全体的に大きいですが、寺澤選手もインサイドでよくボールに絡んでいっていますね。
「リバウンドは自分の持ち味なので意識してやっています」

―1年目ですがどうですか、やるべきことをやれている感覚ですか?
「はい、やれています」

―いいですね(笑)。出身の東海大諏訪はとても頑張るチームで、専修大は能力の高い選手が上手さを見せる部分もあり、少し違うカラーかと思いますが、そういう差など感じますか?
「そういうイメージはあるかもしれませんが、自分は自分のプレーを貫いていくだけです」

181014terasawa.jpg―東海大諏訪から専修大に来たのは武田選手(#48)に続き2人目ですね。
「一つ上の竹田さんを尊敬していたので、ついていこうと思って専修大を選びました。竹田さんはあの身長(190cm)でオールラウンダー。リバウンドもすごく飛びます。自分もそういう風になりたいなと思っています。個人的には1番2番のポジションまでやっていけるようになりたいなと考えています。そこまでできるように頑張ります」



関連記事

テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:50  |  2018リーグ1部  |  Top↑
 | BLOGTOP |