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関東大学バスケットリーグ戦 9/25〜11/11
関西大学バスケットボールリーグ戦 9/1〜10/28

2018.10.07 (Sun)

【2018リーグ1部】10/7レポート(白鴎大会場)

東海大は筑波大に逆転で連敗は阻止
神奈川大が4勝目で暫定10位浮上


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 第14戦は2会場で熱い戦いが繰り広げられた。首位は揺るがず大東文化大。4位チームまでもそれぞれ勝って、暫定ながら順位は動かなかった。反対に変動し始めたのは下位チーム。中央大は4連敗。神奈川大が勝利して最下位から10位へと上がった。中央大は一試合が延期になっているが、これで神奈川大と勝ち星では並び、次週以降の戦いぶりが注目になるだろう。

 専修大明治大に対して1Qから高さを生かして得点し、27-6とリードを得る。明治大は#28今川(4年・SF)が2Q早々に3ファウルになり、インサイドで苦戦。専修大はまんべんなく選手を使い優位に試合を進める形に。明治大は後半に粘り、#21野口(3年・SF)のアウトサイドもきれいに決まったが89-70で試合終了。明治大はいまだ3勝に留まる。専修大は9勝で暫定4位。後半戦にかけて上位を狙うには十分な位置につけている。

写真:専修大が脆い試合を見せたのは数試合。あとはタイムシェアしながら着実に白星を増やしている。



東海大は終盤に逆転で勝利
筑波大は終盤に失速


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181007maki.jpg 前節に白鴎大に惜敗した2位の東海大は、連敗は避けたいところ。筑波大との戦いは、立ち上がり#11増田(3年・PF)のペイントでの得点、#8菅原(2年・PG)や#27山口(2年・SF)のアウトサイドが決まった筑波大がやや先行し、22-16のリード。2Qは#38春日(3年・GF)の3Pで幕を開けるが、筑波大も#10村岸(3年・SF)のジャンパー、#13二上(1年・SG・北陸)のフリースローなど、リードは保つ。ディフェンスも良く、東海大のセカンドユニットに仕事をさせない。東海大はスタメンに戻し、#11大倉颯太(1年・G・北陸学院)がスティールから速攻も出るが#27山口、#88牧(3年・SG)のジャンパー、3Pが沈み筑波大6点のリードに。東海大は#11大倉颯太が残りわずかから一対一を仕掛けてブザーとともにレイアップを決めると39-35。差を4点にして前半終了。

 後半の立ち上がり、筑波大は#11増田の連続得点が出るが、東海大はゴール下の#86八村(1年・C・明成)にボールが回り差を開かせない。筑波大がリードを保ちつつもあまり差がない状態で試合は進み、残り4分から東海大が速攻で1点差に迫るも、#88牧の3P、#11増田の速攻からのバスケカウントで再び筑波大が逃げる。東海大は#38春日の連続速攻もあるが、#8菅原の最後のショットが決まった筑波大が64-56として4Qへ。

181007hatimura.jpg 立ち上がり、10点差をつけた筑波大だが、#11大倉颯太、#19西田(2年・SG)が3Pを返す。#13二上の3Pも決まり序盤は筑波大ペース。東海大は速攻やオフェンスリバウンドで粘り、何度も盛り返すが4点差から先がなかなか進まない状態。しかし、筑波大は前半好調だったアウトサイドが徐々に落ち始め、ターンオーバーが増えてくる。ここで、インサイドで着実にプレーしていた東海大の勢いが増し、#86八村のオフェンスリバウンド、#22笹倉(3年・G)の絶妙の飛び込みから#86八村にボールが渡ると残り2分で同点の73-73に。さらに#22笹倉のシュートで1:02に逆転に成功すると、そのまま勢いを増して最後は73-80。筑波大は終盤シュートを放っていくが、決まらなかった。

写真上:筑波大は波多が再びの怪我で欠場し、コート上では牧がリーダーとしてチームを牽引する。
写真下:東海大は八村のゴール下での活躍がたびたびチームを助けている。特にオフェンスリバウンドやセカンドチャンスに絡むタイミングは抜群。

※東海大・笹倉選手のインタビューは「続きを読む」へ。


アグレッシブなディフェンスとオフェンスで
神奈川大が白鴎大を圧倒し4勝目


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白鴎大神奈川大をホームゲーム2戦目の相手に迎えた。立ち上がりは#75シェッハ(3年・C)の高さが生きた白鴎大だが、神奈川大は持ち前のディフェンスで粘り、#30松岡(4年・PG)の得点と#7東野(1年・SG・厚木東)がジャンプ力と走力を活かし、リバウンドをもぎ取って速攻につなぐと互角の戦いに。しかし最後は#14高間(4年・SF)の3Pが決まって白鴎大リードの22―19。2Q、白鴎大は#56中川(3年・PG)、#23荒谷(2年・PF)の3Pが出ると開始3分で一気に10点のリードに。しかしここから神奈川大は#5緒方(4年・PF)が高くボールを放り投げたフローター、#75小酒部(2年・SF)の速攻からのレイアップ、さらに#5緒方、#34工藤(4年・PF)の3Pで追い上げると、#7東野の速攻も飛び出し残り2分で同点に戻す。ここからは点の取り合いになるが、#75小酒部がタップで押し込んだボールがカウントワンスローとなり、43―40の神奈川大リードで前半終了。

181007miura.jpg 3Q立ち上がりは#32三浦(3年・SG)の3Pで幕を開け、シーソーゲームで点の取り合いになるが、#30松岡のドライブが立て続けに決まり、#7東野の速攻など、神奈川大が勢いある攻撃と激しいディフェンスでリードを保っていく。白鴎大は残り3分半で7点のビハインドとなりタイムアウトで修正をかける。#32三浦のこのQ2本目の3Pも出るが、神奈川大が攻守で粘って62―57。

 4Q、#5緒方の連続3P、#30松岡のドライブで神奈川大は開始2分半で13点リード。白鴎大は#75シェッハと#23荒谷を投入。高さは増すが、小兵の神奈川大はそれでも小回りの良さ活かし、ディフェンスの空隙を突いて#30松岡が自在に得点。この日の神奈川大は終盤まで全員の走力が落ちない。白鴎大は得点が伸びず、神奈川大はそのまま走りきり86―69

181007ogata.jpg 神奈川大はこれまでの課題だった4Qでも失速しなかった。ルーキー東野がエネルギッシュに走りまわり、工藤が23得点、松岡が24得点とポイントゲッターたちも最後までゴールを決め、最後は大きく引き離す理想的な勝利で4勝目。一方の白鴎大はディフェンスの良い神奈川大を突破しきれず、後半はたびたびディフェンスにできた穴を突かれ、傷が広がる格好になった。

写真上:白鴎大はスタメンの三浦が3Pでチームに活力を与えた。
写真下:神奈川大は緒方の3Pが3/3。これが大きく作用した。

※神奈川大・東野選手のインタビューは「続きを読む」へ。



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【INTERVIEW】

「数字に残らないプレーでいいから支えたい」
チームとして必要な働きを心がけるだけ

◆#22笹倉伶寿(東海大・3年・G)
181007sasakura.jpgゲーム終盤、大倉や八村らルーキーたちでやや攻めあぐねた場面で、見事にリバウンドに飛び込み、勝負を決定づけた。
数多くの選手を使う東海大だが、攻守ともにいつ出ても安定して働けているのは笹倉の大きな強み。現在はルーキーの勢いが盛んに見える東海大だが、だからこそ自分が何をすべきなのかしっかり把握している3年生だ。見えない働きこそがチームを支えている。


―白鴎大に惜敗からの筑波大戦でした。注意していたことなどありますか?
「うちはやることはディフェンスチームとして変わりません。筑波大が相手だからということは関係なく、しっかりディフェンスをしていこうと。あと入りの2分が自分たちの課題なので、スタート5人で入りの2分をしっかり集中して入ろうということだけでした」

―では立ち上がりで筑波大のアウトサイドを簡単に打たれてしまったのは反省点でしょうか?
「向こうの選手たちも技術がありますし、リバウンドでファイトしてきたりとか、それでうちが頑張れなかったというのはあります。でもそれは後半に修正できたし、ブレイクでも走れて向こうの体力も削れたのかなと思います」

―最後は逆転して差をつけましたが、途中は4点差くらいになってからなかなか縮まらない状況が長く続きました。
「でも時間も結構残っていましたし、徐々についていって最後一気に行こうというのは決めていました。4点を行ったり来たりしているところは全員で我慢しようと話していたので、交代で出てきた春日(#38)だったり、旦人さん(#15内田)がつないでくれたので、自分たちが最後はやるしかないと。全員で勝てた試合でした」

―東海大は3年、そして4年生が交代で出てきたときは素晴らしいディフェンスを発揮して、きちんとゲームをつないでいますね。そこは本当に強みに感じます。
「うちはディフェンスチームなんですが、スタートの5人の選手はディフェンスがいいですし、それ以外もそうです。他のチームを倒すことよりも練習で自分たちのチームを倒す方が難しいほど、ディフェンスはみんなに力があると思います。練習から高めさせてくれるベンチや、その他の選手の力には本当に感謝も大きいです」

―1年生の大倉颯太選手(#11)、八村選手(#86)が非常に良い活躍をしていますね。
「それ以外も下級生が何人も出ていて、下級生には本当に思い切ってプレーして欲しいです。下級生とはいえ彼らはエースです。自分たち上級生もそれを認めていますし、彼らが仕事をしやすいように、自分たち上級生がプレーしなければいけません。それに彼らができなかったときはディフェンスやリバウンドなんかを自分たちが頑張ろうと玄(#25平岩)と決めているので、できるだけ彼らには何の責任も感じずに思い切ってやって欲しいですね」

―昨年はリーグ途中から下級生がスタメンを占め、苦しい時期もありました。複雑な思いもあったかと思いますが、3年となった今年はまた心境が違うのでは?
「去年は責任を感じる部分が多かったです。自分がやんなきゃ、やんなきゃ、となってしまったので、同じ思いをして欲しくはないですね。下級生は技術も経験もあるので存分にやってもらって実力を出して欲しい。自分は下働きというか、スタッツに残らないプレーで支えられればそれでいいと思っています。それで下級生ができなかったときにサポートやフォローをしてあげられれば」

―今日の試合の終盤はまさにそんな感じでした。1年生が攻めあぐねたときに笹倉選手が絶妙な飛び込みのプレーで救いましたね。
「彼らがあっての自分たちです。でも自分たちがあっての彼ら、そういうチームになっていけるように意識して頑張り続けたいと思います」

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「自分がチームの一番のハードワークを」
できることで懸命にチームに貢献していく姿勢

◆#7東野恒紀(神奈川大・1年・厚木東)
181007higasino1.jpg今季の神奈川大の注目ルーキーは、1Qからリバウンドと前へ前へと進み続けるその推進力でチームの起爆剤になった。今週は尾形、細澤が欠場となり、幸嶋監督も東野の若さと勢いに賭けてみようと起用したというが、見事に当たった。開幕週以後はベンチを温めている時間が長かっただけに、試合に出たかった気持ちが存分にプレーでも発露されていたと言えそうだが、本人も出しきれたことに満足そうだった。


―試合を振り返っていかがですか?
「自分がチームに貢献できることはスピードのあるドライブと、粘り強いルーズボールだったりリバウンドだったりだと思います。今日はチームのためにということで必死に頑張りました」

―早い展開の先頭に立ったのも良かったですが、立ち上がりからリバウンドでかなり貢献したのも大きかったと思います。
「お前のリバウンドはすごいから、と色んな人に言われていました。だからリバウンドだけは負けない気持ちでした。監督からもリバウンドを頑張れ、とかなり声をかけられました。オサさん(#75小酒部)のリバウンドにはまだまだ敵わないですけど」

―見ている分には変わらないほど相当高かったです。白鴎大は少し調子を落としていますが弱くない相手です。いい形で勝てたのも良かったですね。
「前回の白鴎大との対戦では1Qで13-33と、とても出だしが悪かったんです。だからチーム全員で立ち上がりだけはやられないぞと意気込んで、それが4Qまで続いたから今日勝てたんじゃないかなと思います」

―出番が少なかったり出ない試合というのもいくつかあったと思いますが、その点についてはどう感じていましたか?また、外から見て感じたことは?
「自分はずっと試合に出たい、といろいろ考えていましたが、出るために必要なことも多いです。ミスが多いしと言われていたのでそれをしないように、それと自分の持ち味は何かをずっとベンチで考えました。今の神大に足りないのは速さある展開だったり、ディフェンスやオフェンスリバウンドだと思います。そこを自分ができればチャンスが来るのではないかと思っていて、それを練習や今日の試合で結果を出せたのが良かったと思います」

―本当に今日はチームを助けましたね。工藤選手(#34)や小酒部選手の負担を減らせたのではないでしょうか。
「あの2人は本当に出場時間が長いので。界龍さん(#6尾形)もリバウンドはすごいですが、怪我をしてしまっているし」

181007higasino2.jpg―神奈川大はコートに出る選手の数としては他のチームより少ないという状況ですが、だからこそ大事にしていることは?
「やはり工藤さんと小酒部さんの代わりというのはなかなかいません。その2人の負担を減らすことが必要です。神大はハードワークをするチームなので自分が出たら、ハードワークするチームの中でも自分が一番ハードワークをするという気持ちを持ってやっています」

―東野選手は高校時代からも非常に頑張りが目につく選手でした。それは変わらないし、神奈川大のカラーにも合っていますね。
「そうですね。頑張るという気持ちでは変わらないです。一生懸命やるチームでやりたかったし、神大は先輩も優しくて練習も皆必死にやっています。そこに憧れて入ったし、来てとても良かったです。今日の試合は特にそう思いました」

―今後もまだ大事な試合が続きますね。順位的にもアップしたいところです。
「またチャンスが来たら全力で頑張りたいです」



【HOMEGAME】
 この週は白鴎大のホームゲーム。会場ではチームスローガン「FULL FORCE」の入ったTシャツやクリアファイルなどが販売され、応援席も数多く埋まって、MCもチームを盛り上げていた。試合前にはエキシビションマッチとして、ブレックスユースと白鴎大のBチームが対戦し、競り合いを見せる展開に観客も拍手を送っていた。

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選手紹介は暗転の中、スポットライトを当てながら。主将の髙間は攻守で粘り強くチームをもり立てている。


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このところスタメンを務める三浦。


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スピードと攻撃力が魅力の長島。


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インサイドでの泥臭い働きが欠かせない星野。


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高さと上手さを備える大黒柱、シェッハが最後に登場。


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「全力」がチームのテーマだ。



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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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