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2007.11.30 (Fri)
11/30 インカレ5日目準々決勝 大東文化大VS明治大
大東文化大94(22-17,27-24,28-18,17-28)87明治大
ベスト4をかけた最初の戦いは、大東大と明治大の一戦となった。両者は秋のリーグ戦でも対決。そのときは大東大が2勝しているが、試合は接戦だった。
この試合も同じ展開が予想されるかと思ったが、序盤は大東大が主導権を握った。#0竹野(4年・G)、#7阿部(4年・G)のガード陣に加え、#17高橋(4年・F)の外角シュートも高確率で決まり、明治大を突き放す。しかし、シューターの多い明治大は#21川崎(2年・F)、#33北向(4年・G)、#14金丸晃輔(1年・F・福大大濠)が次々と3Pを沈め、一気に点差を詰める。4Qの残り1分には4点差まで詰め寄ったが、逆転には至らず。大東大が逃げ切り、ベスト4に進出した。
詳しいゲームレポートと大東大・竹野選手のインタビューは「続きを読む」へ。
1Q、大東大が激しいディフェンスで明治大を翻弄。明治大は思うようなオフェンスができず、6分で3得点しか奪えない。対する大東大は、#0竹野(4年・G)、#7阿部(4年・G)のガード陣を中心に次々と得点を重ねていき、15点のリードを奪う。しかし、明治大も#14金丸晃輔(1年・F・福大大濠)の3Pを皮切りに、#3金丸英悟(2年・F)のゴール下、#21川崎(2年・F)の3Pなどで得点を重ねていく。その間、大東大は得点に伸び悩む。更にファウルがかさみ、#13チャールトンは2ファウルでベンチに退いてしまう。そんな大東大を尻目に明治大は次々と得点を重ね、22-17と5点差まで詰め寄った。
2Q、先制点は明治大#14金丸晃輔のレイアップ。その後、大東大は#88渡部、#0竹野がジャンプシュートを決め返すが、明治大は再び#14金丸晃輔が得点する。ここからは点の奪い合いが続く。しばらくの間、決めれば決め返すという展開が続いていたがその中で明治大が徐々にリズムを掴み始めていた。5本の3Pとフリースローを着実に沈めていき、残り3:28には4点差まで詰め寄る。その後ゾーンディフェンスを展開するが、大東大は#7阿部がスピード溢れるドライブを沈め明治大ディフェンスを粉砕。更に#17高橋(4年・F)がバスケットカウントを決める。明治大はたまらずタイムアウトを請求。残り39秒で#45根岸(4年・F)が3Pを、残り2秒で#14金丸晃輔がジャンプシュートを決めるが、49-41と8点ビハインドで前半を終える。
3Q、立ち上がりは24秒オーバータイムを取られた大東大だったが、ペースを掴んだのは大東大だった。#17高橋、#7阿部の3Pが連続で決まり、一気に明治大を突き放す。明治大は#10古橋がバスカンを、#14金丸晃輔が3Pを沈め点差を10点以内に持ち込むが、大東大は再び#17高橋、#7阿部の得点で明治大を突き放す。またファウルトラブルに陥った#2岩下(4年・F)の代わりに入った#88渡部(3年・C)がインサイドで奮闘し点差を広げる。結局、明治大はこのQで反撃の糸口を掴むことができず、18点差と大きく水を開けられる形となってしまった。
最終Q、立ち上がりは大東大が#88渡部のゴール下や#13チャールトンが得点を重ねていく。対する明治大は#33北向(4年・G)、#14金丸の3Pで対抗。しかし、大東大に決め返され点差はなかなかつまらない。ゲームの流れが変わったのは残り5分を切ってからだった。#14金丸晃輔は厳しいディフェンスにあいながらもコンスタントに得点を重ね、また、#45根岸は苦しい体制からも意地でジャンプシュートを決めてみせる。更にフリースローもきっちりと決めていき、じりじりと大東大に詰め寄っていく。そして残り1:48、大東大#0竹野からボールを奪った明治大#10古橋。その古橋を止めようと竹野が手を出すと、それがアンスポーツマンライクファウルに。古橋はもらったフリースローを2本決めて、まずは9点差。その直後のオフェンスで明治大#21川崎が3Pを沈め、6点差にする。大東大はたまらずタイムアウトを請求。しかし、その後も明治大が全員でルーズボールを繋ぎ、#14金丸晃輔がゴール下で得点し4点差。大東大はシュートまで持っていくことが出来ずに苦しむ。しかし、ここで明治大は痛恨のミスを犯してしまう。大東大のシュートミスをリバウンド、そのボールを#21川崎が前を走る#45根岸にパスしようとしたのだが、そのパスが大きく根岸はボールをキャッチできない。時間は残り1分を切る。明治大はファウルゲームを展開するが、肝心なシュートが決まらず万事休す。対する大東大はフリースローを落ち着いて沈め、得点を離していく。残り1分で4点差まで詰め寄った明治大だったが、力尽きた。最終スコアー94-87。大東大がベスト4に名乗りを上げた。
◆#0竹野明倫(大東大・4年・G)
マッチアップの相手は自分より20cmも身長が高い。
しかし、独特のリズムで相手をかわしシュートを決める。また、この日は勝負どころでのシュートがよく決まり、チームを勝利へと導いた。
―試合を振り返って。
「今大会はずっとゲームの入りはいい感じ。みんな楽に点数取れています。ゲームの中で点が取れなかったりするのは、ゲームには流れがあるから。でも、最初にいい流れに持っていければ、後々その分の貯蓄が体力的にも気分的にも楽にしてくれるから、途中で流れが悪くなってもいいんじゃないですかね?」
―スタートが岩下選手ですが。
「うーん。まぁ、最近渡部よりか岩下の方がいいからかな。でも、渡部はいいプレーをしてくれました。もちろん、渡部だけじゃなくて控えの選手もいいプレーをしてくれる。本当にありがたいですよ」
―流れが悪くなったのはなぜでしょうか?
「相手がディフェンスを変えてきて、それにちょっと手間取ったというか。でも、点数差があったから。やっぱり叩けるときに叩いておかないと」
―やはり、締めるところは竹野選手が締めていますね。
「僕が言わないとね。その流れが出来てるってことはいいことだと思います」
―今日はシュートも入りましたね。
「みんなからすごい言われました(笑)。別に1、2回戦がやる気がなかったわけではないんですけど、なんか…。シュートタッチはまだ絶好調って感じではないです。まだまだ!」
―準決勝の相手は青学と早稲田とどちらが良いか聞こうかと思ったのですが、きっと返ってくる答えは“相手はどちらでもいい。自分達のバスケをやるだけ”ですよね?
「その通り!(笑)。相手はどこでもいい。本当に自分達のバスケをやるだけ。それ以上のことはないです。というか、それ以上のことを言ってしまったら自分たちが崩れてしまうから。そこは自分でコントロールしていきたいです」

この試合も同じ展開が予想されるかと思ったが、序盤は大東大が主導権を握った。#0竹野(4年・G)、#7阿部(4年・G)のガード陣に加え、#17高橋(4年・F)の外角シュートも高確率で決まり、明治大を突き放す。しかし、シューターの多い明治大は#21川崎(2年・F)、#33北向(4年・G)、#14金丸晃輔(1年・F・福大大濠)が次々と3Pを沈め、一気に点差を詰める。4Qの残り1分には4点差まで詰め寄ったが、逆転には至らず。大東大が逃げ切り、ベスト4に進出した。
詳しいゲームレポートと大東大・竹野選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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■GAME REPORT■
2Q、先制点は明治大#14金丸晃輔のレイアップ。その後、大東大は#88渡部、#0竹野がジャンプシュートを決め返すが、明治大は再び#14金丸晃輔が得点する。ここからは点の奪い合いが続く。しばらくの間、決めれば決め返すという展開が続いていたがその中で明治大が徐々にリズムを掴み始めていた。5本の3Pとフリースローを着実に沈めていき、残り3:28には4点差まで詰め寄る。その後ゾーンディフェンスを展開するが、大東大は#7阿部がスピード溢れるドライブを沈め明治大ディフェンスを粉砕。更に#17高橋(4年・F)がバスケットカウントを決める。明治大はたまらずタイムアウトを請求。残り39秒で#45根岸(4年・F)が3Pを、残り2秒で#14金丸晃輔がジャンプシュートを決めるが、49-41と8点ビハインドで前半を終える。

最終Q、立ち上がりは大東大が#88渡部のゴール下や#13チャールトンが得点を重ねていく。対する明治大は#33北向(4年・G)、#14金丸の3Pで対抗。しかし、大東大に決め返され点差はなかなかつまらない。ゲームの流れが変わったのは残り5分を切ってからだった。#14金丸晃輔は厳しいディフェンスにあいながらもコンスタントに得点を重ね、また、#45根岸は苦しい体制からも意地でジャンプシュートを決めてみせる。更にフリースローもきっちりと決めていき、じりじりと大東大に詰め寄っていく。そして残り1:48、大東大#0竹野からボールを奪った明治大#10古橋。その古橋を止めようと竹野が手を出すと、それがアンスポーツマンライクファウルに。古橋はもらったフリースローを2本決めて、まずは9点差。その直後のオフェンスで明治大#21川崎が3Pを沈め、6点差にする。大東大はたまらずタイムアウトを請求。しかし、その後も明治大が全員でルーズボールを繋ぎ、#14金丸晃輔がゴール下で得点し4点差。大東大はシュートまで持っていくことが出来ずに苦しむ。しかし、ここで明治大は痛恨のミスを犯してしまう。大東大のシュートミスをリバウンド、そのボールを#21川崎が前を走る#45根岸にパスしようとしたのだが、そのパスが大きく根岸はボールをキャッチできない。時間は残り1分を切る。明治大はファウルゲームを展開するが、肝心なシュートが決まらず万事休す。対する大東大はフリースローを落ち着いて沈め、得点を離していく。残り1分で4点差まで詰め寄った明治大だったが、力尽きた。最終スコアー94-87。大東大がベスト4に名乗りを上げた。
◆#0竹野明倫(大東大・4年・G)

しかし、独特のリズムで相手をかわしシュートを決める。また、この日は勝負どころでのシュートがよく決まり、チームを勝利へと導いた。
―試合を振り返って。
「今大会はずっとゲームの入りはいい感じ。みんな楽に点数取れています。ゲームの中で点が取れなかったりするのは、ゲームには流れがあるから。でも、最初にいい流れに持っていければ、後々その分の貯蓄が体力的にも気分的にも楽にしてくれるから、途中で流れが悪くなってもいいんじゃないですかね?」
―スタートが岩下選手ですが。
「うーん。まぁ、最近渡部よりか岩下の方がいいからかな。でも、渡部はいいプレーをしてくれました。もちろん、渡部だけじゃなくて控えの選手もいいプレーをしてくれる。本当にありがたいですよ」
―流れが悪くなったのはなぜでしょうか?
「相手がディフェンスを変えてきて、それにちょっと手間取ったというか。でも、点数差があったから。やっぱり叩けるときに叩いておかないと」
―やはり、締めるところは竹野選手が締めていますね。
「僕が言わないとね。その流れが出来てるってことはいいことだと思います」
―今日はシュートも入りましたね。
「みんなからすごい言われました(笑)。別に1、2回戦がやる気がなかったわけではないんですけど、なんか…。シュートタッチはまだ絶好調って感じではないです。まだまだ!」
―準決勝の相手は青学と早稲田とどちらが良いか聞こうかと思ったのですが、きっと返ってくる答えは“相手はどちらでもいい。自分達のバスケをやるだけ”ですよね?
「その通り!(笑)。相手はどこでもいい。本当に自分達のバスケをやるだけ。それ以上のことはないです。というか、それ以上のことを言ってしまったら自分たちが崩れてしまうから。そこは自分でコントロールしていきたいです」
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