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第70回全日本大学バスケットボール選手権記念大会
12/10〜12/16@大田区総合体育館・駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場

2018.09.19 (Wed)

【2018リーグ2部】9/18,19レポート

日本体育大が法政大との全勝対決を制し
8戦目にして単独首位に立つ


 9日間のインターバルを挟み、2部リーグは今リーグ唯一の変則日程である第7戦、8戦を迎えた。この2試合ののち、中2日で再び2試合をこなす、1週間に4試合のハードな週になる。第8戦では全勝で首位をキープする日本体育大と法政大が激突し、日本体育大が勝利し、単独首位の座を獲得した。


■9月18日(火)

日本体育大と法政大が無傷の7連勝
次戦で激突し、首位を争う


180918 sasai 4位につけていた慶應義塾大は惜しい試合の続く東洋大と対戦。前半はディフェンスが機能するものの、この日は得点が伸びず。東洋大も慶應大の固い守りに何度もターンオーバーを繰り返すが、#28佐久間(4年・SF) リバウンドやドライブを起点に反撃し、後半になってインサイドの高さを生かしてゴール下に攻め込み、終盤にリードを奪うと、逃げ切り3勝目。この日は3位の国士舘大も敗れたため、順位に変動はなかった。

 この週で大事な山場を迎えるのは法政大。第7戦では2位の国士舘大、第8戦では無敗同士の日本体育大との連戦だ。その第7戦、立ち上がりはオフェンスが好調に機能した国士舘大が1Qで30-18とリードする展開に。法政大は2Qで持ち直して後半に入ると、#5玉城(4年・G)らがアグレッシブな攻撃でリードを奪う。国士舘大はゾーンで一時流れを掴みかけるも、終盤は失速。法政大が無傷の7連勝で次戦の日本体育大との一戦に挑むことになった。

その他、順天堂大は延長戦で立教大を下して3勝目。日本体育大は100点ゲームで明星大を下すなど、順位に大きな変動はなかった。

写真:徐々に勝率を上げている順天堂大は佐々井が安定感あるプレーでチームを支える。


■9月19日(水)

◆aコート

東洋大は粘るも敗戦
国士舘大・慶應義塾大は勝利を守る


180919takada.jpg 3位の国士舘大東洋大と対戦。前半は国士舘大ペースだったが徐々に東洋大が追い上げた。後半には#57上甲(1年・C・幕張総合)が果敢にゴールにアタックし、#8古賀(2年・PF)

 4位慶應義塾大明星大に対し、持ち味のディフェンスで次々にターンオーバーを奪い、流れを掴んだ。後半は#10髙田(3年・F)、#4鳥羽(4年・G)のシュートが当たって終盤に突き放し、5勝目。国士舘大が勝利し、また駒澤大が連勝で5勝と並んだがゴールアベレージでこちらが上回るため、順位は5位に。駒澤大とは次戦で対決するが、注目となりそうだ。

写真:慶應義塾大は得点ランキング1位の髙田が勝利を引き寄せるキーマン。


【PIC UP】
日本体育大が持ち味を発揮して
2Qで法政大を振り切る


180919niitai.jpg

写真:喜ぶ日体大ベンチ。スタメンを休ませる余裕もある勝利となった。

 この日の2部の目玉は全勝同士の日本体育大法政大の対戦。法政大の拠点にも近いとどろきアリーナの観客席はオレンジ色のTシャツを着用した観客で埋まり、チームもまた同じTシャツで試合に臨んだ。

190819mizuno.jpg 試合の立ち上がり、日体大は#3大浦(3年・SG)の3Pで幕を開けた。サイズでは有利な法政大はインサイドでのポストアップを試みるが、#50バム(1年・C・福岡第一)に対して連続でターンオーバー。#34濱田(2年・F)の3Pや#5玉城 (4年・PG)、#30水野(2年・G)らガードの特典で持ち直す。日体大はインサイドではこちらも法政大の高さに阻まれてしまうが、#3大浦、#24土居(2年・SF)が連続スリーを決めると得点では膠着状態。しかし法政大は残り3分から4連続ファウルを犯し、1Qは17―18。

 2Qで試合が動いた。日体大は#3大浦がドライブで切れ込むと、続けてディフェンスではボールをカットし、抜群の動きを見せる。そこに#50バム#64井手優希(4年・PG)が続くなどし、日体大得意の速い展開に持ち込んで走り出すと一気に10点以上の差をつけた。法政大はターンオーバーが続いて得点が入らず41―30。

180919dari.jpg 3Qも流れは変わらず。日体大は得意の脚を使った攻撃で速いテンポで試合を進め、法政大は単発のオフェンスに終始する。ここで20点の差がついてしまうとそのまま87―62でフィニッシュ。日本体育大が首位決戦を制して単独首位に立った。

 法政大は自慢の高さが活かせず、またファウルで自らリズムを崩し、2Q以降は良いところが出せなかった。インサイドでは高さが有効になる部分もあったが、日体大はこの日バムが連続ファウルで下がったあともダリが力強くプレーし、不安はなかった。インサイドの安定に加え、ガードたちの得点力も相まって日体大らしい試合展開となった。

写真上:法政大・水野はディフェンスにつかれ、思うようなゲームメイクはできず。
写真下:日体大はベンチから出場のダリも2桁得点で奮闘。

※日本体育大・大浦選手のインタビューは「続きを読む」へ。


◆bコート

駒澤大が5勝目をあげ4位に浮上
埼玉工業大は嬉しい1勝を得る


 bコートでは駒澤大が連勝で5勝目をあげ4位に浮上した。そして、埼玉工業大が8戦目にして初勝利をあげた。

 第1試合は駒澤大立教大のカードで、出だしに成功した駒澤大はタイムシェアを有効に使いそのまま逃げ切った。この日は#30櫻井(3年・F)、#23金久保(3年・PF)のシュートが当たった。立教大は第1Qに#24木口(2年・PF)が負傷。後半に#20新屋(3年・SG)の3Pが続き20点以上の差が11点差まで詰まるものの、勢いは失速した。

180918miyazaki.jpg 埼玉工業大順天堂大の一戦は、序盤から点数の取り合いになった。順天堂大は#73佐々井(4年・G)と#44大橋(2年・PF)の粘りは見えた。#37岩井(2年・G)のシュートは当たったものの、全体では当たらず。一方の埼玉工業大は#1張(1年・F・日本航空)が18点、#3岡元(4年・SF)は15点、#23北村(3年・F)は16点、#77邱(3年・C)は21点と全員がゴールにアタックする積極的なオフェンスが見えた。待ちわびた初勝利に、チームが歓喜に沸いた。

 江戸川大上武大は江戸川大が3Qで点数を稼ぎ勝利。#72狐塚(4年・SF)が28点の活躍を見せ、貴重な3勝目をあげた。一方、上武大#29細川(3年・F)が31得点と奮闘するも、3Qはチーム全体で5得点と沈み3勝止まりとなった。

写真:勝利し、喜ぶ埼玉工業大の面々。

※埼玉工業大・北村選手のインタビューは「続きを読む」へ。


[続きを読む]

【INTERVEW】

「個人の役割がしっかり果たせている」
昨年とは違う確かな手応えを感じて

◆#3大浦颯太(日本体育大・3年・SG)
180919oura.jpg開始早々の3Pが鮮やかに決まり、応援席を沸かせた。リーグ戦はここまで大きく目立つ活躍はないが、本人的には調子は今ひとつだったと言う。しかし、今年の日体大は選手層が昨年より厚くなり、彼が無理せずとも勝利を積み重ねてもいる。この試合は24得点3P3本と見事な働きだったが、今後も大事な試合になっていけばいくほど、彼が力を発揮し続けていくことが大事になるだろう。


―最初の3Pが入り、非常に気合の入った立ち上がりだと感じました。
「最近、リーグ戦の中では少し不調だったのでした。この2試合、連戦に入るので大事な場面で決められたのはチームにとって良かったなと思います」

―不調を感じていたんですか?
「あまり入っていないなというのはありました。昨日、今日と少し入ったので貢献できたのは良かったです」

―法政大は最初少しだけやりにくそうでしたね。相手も大きいですし。
「今まで結構背の低いチームとの対戦が多くて慣れていない部分が出たと思います。でもみんな徐々に慣れて自分たちのバスケットができたかなと思います」

―注意していたのはどのようなところですか?
「相手のシューターであったり、中の選手も3Pが打てるのでそこが注意点で。こちらが中の選手が外に出られず3Pを決められるということも多かったので。そこのディフェンスのローテーションを気をつけてみんなで守ろうと意識していました」

―ここまでチームとしては連勝で好調ですが、昨年との違いはどう感じますか?
「昨年とはバスケットが違っていてそれを徹底できています。また、昨年は控えが少なかったんですが、今年はそれもあつくなってきて、誰が出てもできるように練習からも頑張って来ました。その辺のタイムシェアだったり、個人個人役割りを持ってできているのが昨年よりも強みだとおもいます」

―速い攻めが今年の一つのテーマだと思いますが、それが合っている感じでしょうか。
「高校から速いバスケットをしてきている選手たちが多いので、マッチしているのでうまくいっていますね」

― 12チームになって試合数も増えましたが、選手層があつくなったことで不安も少ないということでしょうか。今のところで課題などは?
「そうですね。ただ、最後のQは結構リバウンドを取られたりイージーミスが多かったのでそこをチーム全体として誰が出てもいいようにしっかり練習で調整していきたいと思います」

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「この試合を落としたらもうないと思って戦った」
我慢からの1勝をもぎ取り、ここからまた挑戦へ

◆#23北村悠樹(埼玉工業大・3年・F)
180918 kitamura昨年2部リーグへ昇格を果たした埼玉工業大だが、開幕から7連敗。チームの雰囲気も悪い中、ようやく選手たちに笑顔が戻り始めた。ゲーム開始から接戦に持ち込むと終盤に順天堂大からリードを得た2点を守り切り、見事リーグ初勝利。シュートが持ち味の北村はこの試合16点の活躍を見せ、大きく貢献した。また得点のみでなく、「リバウンドを意識」し上級生らしくチームを引っ張る。この1勝を自信に変え、次の1勝を掴みたい。


―順天堂大に勝ちました。今の気持ちはどうでしょうか?
「本当に負け続きで、今日は最後にバスケットができました。今日の試合はチームで勝ったという印象がありました。とりあえず1勝できてほっとしています」

―ここまで元気がない印象でした。
「特に今日の試合に気合を入れていたというわけではないです。でも自分たちも集中して、やれば勝てる可能性のある相手だと思っていました。ここで負けたら全部負けるぞと思ってやりました。うちはディフェンスのチームなので、3Pは抑えよう、そこからみんなで走ろうというバスケットをしたら勝つことができました。個人的には最近シュートが入っていないので、リバウンドには意識的に取りに行きました。今日こそは貢献してやるぞという気持ちでした。その結果集中することができて、シュートも当たり始めましたね」

―初めての2部リーグですが、印象はどうでしょうか?
「3部に比べて体のあたりが強く、1対1の技術、スピードも違います。やりがいはありますが、まだまだ自分たちの弱さがたくさんあると感じます。例えば、フィジカル、ボックスアウトの意識とかですね」

―北村選手の得意なプレー、見てほしいプレーはありますか?
「空中戦が好きです。リバウンド、ブロックショットとかですかね。3Pはまだまだ入っていませんが、これから伸ばしていきたいところです」

―ここからまだリーグ戦は続きますが、意気込みは何でしょうか?
「ここから自分たちと力の近いチームには特に勝ちたい気持ちを持って戦いたいです。これを落としたらもうないぞという気持ちです。練習の雰囲気が7連敗してよくなかったですが、勝つことができたので自分たちはやればできるということを証明したと思います。まずみんなでその部分を共通理解して、この先も頑張っていきたいです」

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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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