FC2ブログ
2018年12月 / 11月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫01月


第70回全日本大学バスケットボール選手権記念大会
12/10〜12/16@大田区総合体育館・駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場

2018.06.09 (Sat)

【2018西日本インカレ】6/9 準決勝

決勝は全関と同じ顔合わせに
2冠かける近畿大VSリベンジ狙う京産大


180609KYOSAN.jpg

 6月3日の日曜日から始まった西日本インカレは、残り2日と大詰めの段階。この日からは、ベスト4以上の戦いとなる。前年度成績が影響するシードの有無、組み合わせ次第では消耗にも拍車がかかってくる。その中でも、この大会での優勝はもちろんこの先の充実に向け、各チームのつばぜり合いは激しさが一層増してくる。

写真:味方のフリースローの合間にもコミュニケーションを欠かさない京産大。


貫禄の試合運びを示した京産大が快勝

180608KAWAGUCHI.jpg 準決勝第一試合、九州産業大京都産業大の顔合わせは、終わってみれば京産大が貫禄を示した。

 京産大は、立ち上がりから#24大庭(3年・SF)が好調。3Pやミドルシュートなど、外寄りから得点を重ねてチームを引っ張り、これに#10上田(1年・SG・尽誠学園)、#23サンブ(1年・C・沼津中央)も高確率でシュートを決めて続いていく。九州産業大も#32アンソニー(2年・C)や#58鈴木(4年・SF)の得点で応戦し、1Qはほぼイーブンでまとめた。しかしこのQ終了間際に好調の#32アンソニーが2ファウル目を喫してベンチに退く。すると、2Qは京産大が優位に立った。#38リンダー(3年・PF)のレイアップ、交代出場の#17真鍋(4年・SF)のゴール下などが続く。九州産業大は、得点が単発の状態に陥り我慢の時間帯を強いられた。最後に#58鈴木が2本の3Pを沈めて気を吐くが、前半終了時点で30−39。追いかける展開を余儀なくされた。

180608MIYAZAKI.jpg 京産大は3Q開始すぐにも#38リンダー、#23サンブの得点が続いて二桁の点差に。なおも#10上田、#24大庭の3Pで畳み掛ける。九州産業大は、#30松川(4年・PG)の3Pを皮切りに停滞状態を脱するが、この時点で20点近いビハインド。#47宮﨑(4年・SF)らが何とか得点していくも、京産大の加点を止められずに時間が経過していった。最後は主力を下げた京産大が、89−59で快勝。全関に引き続き、決勝進出を決めた。

写真上:ベンチ起用となった川口も、限られたプレータイムで2本の3Pを決め貢献。本来の調子を取り戻しつつある。
写真下:決勝進出はならなかった九州産業大だが、得点源の宮﨑も最後まで果敢に攻め続けた。

※京都産業大・上田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


近畿大が辛くも逃げ切り決勝へ

180608HAMADA.jpg 準決勝もう一カードは、近畿大関西大。関西同士の対決となった。

 開始直後の主導権は近畿大。#36榎田(2年・PF)と#9濱高(4年・SG)が技ありの得点を決め、#0パトリック(1年・C・東山)のインサイドも堅実。関西大は追いかける展開を強いられる。だが約7分で近畿大は#0パトリックが2つ目をコールされてベンチへ。関西大はこれに乗じる形で#0足立(3年・PG)の3Pや#7河野(3年・C)のジャンパー、#6秋岡(2年・SG)の3Pが相次ぎ、1Qのうちにリードを奪還。2Qに近畿大は#0パトリックを一時戻すが、マークする#31梶原(4年・C)にポストアップから#17菅原(2年・PF)への絶妙なアシストを通されるなどして逆に点差が広がる。関西大は、更に#6秋岡が3Pを決めてリードを8点にまで拡大。ベンチも沸く。だがここから近畿大は#24今村(3年・PF)が目覚めた。ドライブやジャンプシュート、3Pなど多彩な形で得点を量産。#36榎田も積極的にリングを射抜いて点差を埋めた。関西大も#31梶原や#6秋岡のシュートが出るが、このQ最後は#36榎田の3Pで終了。リードを再び近畿大が得て、ハーフタイムとなった。

180609KAJIWARA.jpg 点の取り合いの様相は、3Qも変わらない。近畿大は#0パトリックがゴール下を量産すれば、関西大は#31梶原が好調を維持して決め返す。ただ、#36榎田のダンクや#8五十嵐(3年・SG)がクロックぎりぎりでミドルを決めて、近畿大のリードが僅かずつだが開く。食い下がりたい関西大は、時間を追うごとに消耗からか#0パトリックにセカンドチャンスを決められるシーンが目立ち始めた。これに外から#33濱田(3年・PG)のシュートも決まり、残り5分を切っても近畿大が10点以上のリードを守る。しかし#7河野が#0パトリックからツースローを得ると、最後の流れが関西大に転がった。#31梶原のターンシュート、#3竹村(1年・PG・草津東)のバスケットカウントで粘る。近畿大は、決定打の一本がどうしても遠い。残り1分12秒での7点差は、#7河野へのアリウープ、#28中谷(3年・PG)の3Pで、あろうことか僅かの間に2点に。相手が敢行したプレスに苦しみ、近畿大に焦りが見える。ただ関西大も惜しいところでのファウル、リバウンドを取りきれず次のオフェンスになかなかつなげられない。どうにかラストチャンスは得たが、最後のシュートは落ちてリバウンドは近畿大が死守した。粘りに粘った関西大ではあったが、86−84で近畿大に軍配が上がった。

写真上:最終的にはパトリックだけでなく、濱田の得点も効果的だった近畿大。
写真下:5番ポジションのマッチアップが白熱したこの試合。30得点の近畿大・パトリックに対し、関西大・梶原はその上をいく32得点。

※近畿大・今村選手のインタビューは「続きを読む」へ。

[続きを読む]

【INTERVIEW】

「自分が一番やるべきことはリバウンドやドライブなので
そういうところは大学でも変わらずにやっていこうと思う」

◆#10上田隼輔(京都産業大・1年・SG・尽誠学園)
180608UEDA.jpgシュートセンスも光るが、一番の持ち味はディフェンスの部分だと言う。ボールマンへの厳しい寄せ、コツコツとこぼれ球を拾い続ける姿勢が何度もチームのセカンドチャンスに直結している。全関で最後に悔しい気持ちを味わったのは、ルーキーとはいえこの選手も上級生と同じだ。決勝の借りは、決勝で返す。


—このところはスタメン起用ですね。
「これまでなかったので、今回が初めてでした。リバウンドが大事だと言われている中で、自分が元々リバウンドを意識しながらプレーをするタイプなので、それで使ってくださっているんだと思います」

—ということは、ご自身の特徴はそういうプレーですか。
「僕自身オフェンス能力は高くないんです(苦笑)。高校時代もリバウンドやドライブの部分で使ってもらっていたので、今大会も変わらずそこは意識してやろうという気持ちと、少しでもチームの力になろうと思ってやっています」

—かなり色々なプレーができる印象ですが。
「上級生がどんどんやっていけと言ってくださって、そういうこともあって自分も攻めてやっていけたかなと思います。でもまだまだ体力がないんですよね(苦笑)。明日もしっかりやっていきたいです」

—大学に環境が変わり、プレーでもこれまでと変化はありませんか。
「高校までは自分が一番サイズ的に大きかったんですけど、京産ではサンブ(#23)がいて、そこになるべく合わせていくようにやっています。でも自分が一番やるべきことはリバウンドやドライブなので、そういうところは変わらずにやっていこうと思っています」

—明日は前回敗れた決勝です。
「前回は自分の仕事が全然出来ずに悔しい思いをしました。明日はなるべく自分のディフェンスで流れを掴んでいって、ドライブでも3Pでももっと積極的にやっていきたいです」

—大学入学時点でここまでプレータイムを得られるというイメージはありましたか。
「全然持っていませんでした(笑)。でも村上監督も積極的に攻めていけと話をされるので、そこについては出してもらっている以上期待に応えてやっていかないといけないと思います」

----------------------------------------

「2Qは自分しかいないと思ってゴールしか見ていなかった」
バリエーション豊富なシュートで勢いづく相手を上回る出来

◆#24今村拓夢(近畿大・3年・PF)
180608IMAMURA_2018060922005049f.jpgパトリックのファウルトラブルに、一瞬動揺もあった近畿大。しかし、不在の時間帯にそれを埋め、再逆転を呼び込む得点を続け、23得点。最後に危ないところまで詰め寄られた故に苦い表情を拭えなかったが、この大会でも決勝に到達した。翌日のゲームでも、彼のインサイドに切れ込む姿勢が必要になる時間はあるだろう。反省を払拭し、2冠目につなぎたい。


—試合の内容面はどう感じていますか。
「うーん、正直あんまり良くはなかったですね。反省の気持ちがあります」

—具体的にはどのような部分でしょうか。
「4Qの残り5分くらいまではすごく良いペースでしたけれど、相手が前から当たってきた時に自分もパスミスをしてしまって。そこから流れが悪くなって、苦しくなってしまいました」

—勝ちはしましたが、反省の方が大きいといったところでしょうか。
「そうですね。自分がチームを崩してしまったかなと感じています」

—それでも2Qに再逆転した場面は圧巻の出来でした。自分が何とかしなければ、という気持ちが表れていました。
「あの場面は、パトリックも下がっていた状態で、自分しかいないと思っていました。もちろん良くても一回ボールは離していくようにしています。ローテーションは守っていかないと、周りが止まってしまいます。それでも、あそこはゴールしか見ていなかった感じですね」

—明日は決勝です。全関に続いて京産大が相手ですが、今回の京産大の印象はいかがでしょうか。全関との違いなどは感じますか。
「ゾーンディフェンスに関しては前よりも強くなっている印象です。そこから走っていく流れですけれど、それが速くなっている印象ですね」

—今日は相手のゾーンプレスに苦しみました。明日勝つにはそうした点もどうクリアしていくかも大事になりそうですね。
「ここまで自分たちもゾーンの対策はやってきています。でもそれよりも、オフェンス云々よりもディフェンスをしっかりやっていれば、前回のように結果はついてくると思っています」
関連記事
EDIT  |  23:50  |  2018関西  |  Top↑
 | BLOGTOP |