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関東大学バスケットリーグ戦 9/25〜11/11
関西大学バスケットボールリーグ戦 9/1〜10/28

2018.05.06 (Sun)

【2018トーナメント】5位決定戦 東海大VS日本大

日本大が残り30秒からの攻防を制して逆転で5位
東海大はリードする時間帯に突き放せず


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 5位決定戦の顔合わせは東海大日本大となった。日本大は立ち上がりこそ#14松脇(3年・SG)、#10杉本(2年・SG)のシュートも決まり、ゴール下で#0シェイク(2年・C)の高さも生きたが、終盤に入り失速。東海大が18-14とリードして2Qに入る。東海大は#28津屋(2年・F)の3Pなどもあって逃げるが、日本大は開始3分でスタメンを中心にしたメンバーに戻すと、ここから#14松脇が2本の3Pを沈め、#0シェイクがオフェンスリバウンドを獲得し、じわじわと1点差に迫る。東海大は#0寺嶋(3年・PG)が速攻に走り、#19西田(2年・SG)の合わせのシュートなども続いてリードを守るが、日本大は#14松脇が3本目の3P、ドライブで逆転に成功。前半を日本大が33-36とリードして終えた。

180506keita.jpg 3Q、日本大はペイントで攻められず、外のシュート中心の攻撃になるがこれが安定せずターンオーバーが続く。その間に東海大が#0寺嶋の速攻から流れを作ると逆転から7点のリードに成功。引き離されかけて苦しい展開となる日本大だが、#10杉本のバスケットカウントやジャンパー、#14松脇の得点でつなぎ、3Qは55-50と東海大リード。

 4Q、日本大は#9島尻(2年・F)のスティールから始まり、#0シェイクがゴール下で存在感を見せてリバウンドをもぎ取ってシュートを決め、一気に追い上げる。東海大は#19西田の3P、#0寺嶋への合わせをはじめ、早い展開を見せていくが、開始5分以降得点がストップ。日本大は残り4分、#10杉本が3Pを皮切りに立て続けにシュートを沈め、1点逆転。東海大はおよそ5分間無得点の苦しい展開の中、残り45秒に#25平岩(3年・C)がシュートをねじ込み、ここから互いに決め合う展開となる。日本大が1点リードの状況から残り17.3秒、ゴール下の混戦の中、東海大のオフェンスはエンドラインを踏むラインクロス。攻め続ける日本大は11.8秒に#10杉本がフリースローを獲得し、これを1本決めると68-70。東海大は残り時間でゴールを決めることはできず、そのまま試合終了。最後は日本大がわずかな差で勝負を決めた。

180506nisida.jpg シューターの多い日本大は1試合の中で波もあるが、攻撃の先頭に立つ杉本はコートに立つ間、休むことなく攻め続ける。これに松脇や青木が良いタイミングでアウトサイドシュートを沈めて、試合の流れを持って来る。ディフェンス重視を標榜するものの、最後はこの攻撃し続ける姿勢が吉と出て、順位決定戦を勝ちきっての5位。続く新人戦での戦いぶりも期待したいところだ。

 東海大は良い時間帯もあったが、この大会を通じてアウトサイドがあまり安定しなかった。昨年からあまりメンバーは変わらないが、ディフェンスの基盤だった4年生が抜けた分、チームの要となる守りの強度を上げていくのはここからだろう。新戦力としては大倉颯太が今大会出番を得たが、新たなメンバーが頭角をどう表してくるかも問われるだろう。

写真上:シェイクの高さが生きている時間帯は攻守ともに安定していた日本大。
写真下:2年目となり昨年以上の結果が望まれる西田。今大会はアウトサイドが今ひとつ当たらず。

※日本大・杉本選手、東海大・内田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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【INTERVIEW】

「みんなでリーダーシップを取っていこうとしている」
下級生主体のチームだからこそ、必要なことを考える

◆#10杉本天昇(日本大・2年・SG)
180506sugimoto1.jpgプレシーズンからほとんどの試合に出続け、攻撃の先陣を切るのがこの人だ。3Pはそれほど確率が高くはなかったが、その分中へと積極的に攻めて、相手ディフェンスを翻弄し続けた。40分アグレッシブに攻め続けられるのは大きな長所だ。この春は3×3の代表候補としても経験を積んだが、5対5とは異なるペース配分やフィジカルプレーが求められる3対3から得たものも糧にして、戦い続けた大会となった。


ー5位で大会を終えました。決定戦を振り返って。
「日大のいつもの悪いところが出てしまいました。僕らは修正があまり効かないのが課題でだったんです。でも去年もインカレで負けて立て直しをはかってきました。日大は下級生がメインのチームなんですが、下級生がリーダーシップを取ってやっていく中で、悪いときでも全員が声をだすようになって、いい方向には向かってきているなという印象です」

ー自分たちで感じる悪いところとは?
「シュートが入らなかったり、ミスが続いたときに去年までは新号さん(Bリーグ仙台)というキャプテンにまかせてばかりだったんです。でも今年はキャプテンの亮輔さん(#23本村)さんや4年の青木さん(#21)に頼らず、僕とか松脇さん(#14)とかでもやっていこうと。やっぱり勝ちたい強い気持ちはあるので、みんながリーダーシップを取っていこうとしています」

ーそれはチームとして自然にそうなっている意識なんですか?
「試合に出ている選手は多くはないので、タイムアウトを取ったときは先輩が指示してくれるし、全員が考えていると思います」

ーそういう中で杉本選手は攻めることからリバウンドまで大会を通してやり続けたなという印象です。
「自分が率先して全部やらないといけないと思っているし、自分がやらないと他にも言えません。だから自分がやろうという強い気持ちです」

ーとにかくずっとアグレッシブにやっているように見えますが、気持ちは切れませんか?
「シュートが落ちると少し気持ちも落ちますが、自分が攻めないと始まらないと思っているので。自分が攻めたり、パスを散らすことを意識してやっています。3Pは僕と松脇さんとかが打ってくると相手はわかっています。それでも打つのが僕たちで、マークもされます。そこでカットインやパスを出したりいろんなバリエーションを作っていかないと上に行ったときにもできないと思うので、考えながらやっています」

180506sugimoto2.jpgードライブは昨年より増えた気がしますね。
「ずっと3Pを打っていたんですけど、それだけじゃ上に行っても何もできないと思うので。ピック&ロールやカットインでバリエーションを増やしていかなければなと思っています」

ーこの春は3×3の代表候補としても活動していましたね。ゴール下のプレーなどを見ていると少し3×3ぽいタイミングだなと思いました。
「3×3だとコンタクトプレーも多いし、自分に足りないことが多く学べます。今回は挑戦させてもらった感じですが、コンタクトやハーフコートバスケなど、多くを学べました。松脇さんも一緒にやって、それで良くなった面もあります」

ー城間コーチはディフェンスが課題というお話をされていました。
「できてないところは皆にカバーしてもらっている状況ですね。その分得点で貢献するなど、出ている意味を考えてやらないといけないです。ただ、それもわかった上で城間さんも出してくれているので、多少なりともディフェンスを向上させていかないといけないと感じています」

ー春トーナメントは5位という、順位決定戦としては一番上の結果を出しました。次に向けて。
「自分たちは新人戦があります。昨年は東海大に負けて準優勝でした。だからこの試合で勝ったのは大きいです。東海も上位に来るだろうけど、僕たちも上に行けるよう、新人戦で結果を出してリーグにもつなげていきたいです」

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チームへの貢献と、キャプテンとしての責任
「自分の良さを出したい」

◆#15内田旦人(東海大・4年・主将・G)
180506uchida1.jpg今季の東海大をまとめる主将として、大きな責任を担う。チームとしては昨年から下級生が台頭し、思うような貢献ができなかった分を今年はなんとしても挽回したいところだろう。その中で大事にしたいのは消極的にはならないこと。どんな状況でも、どんな相手にでも必要なことを言い、苦しいときは持ち上げる。精神的には疲れる仕事だがそれをいかにできるかでチームも大きく変貌しそうだ。


ー大会を通しての印象はいかがですか。
「昨年のチームと比較してディフェンスで流れを作ることができたと思いますが、最後の決定力やパスやドリブルの精度で負けた試合は負けたと思います。リーグ、インカレと続く中でもう一度ボールの一線目のプレッシャーに目を向けてやっていきたいです。ディフェンスを大事にするのはもちろんですが、オフェンスを作ったりプレーの精度を高めることをもう一度やらないと。いくらディフェンスチームといっても得点を決めなければ勝てません。そこに目を向けたいです」

ー大東文化大戦が今大会の山場でしたね。
「大東大戦はディフェンスがチームでぜんぜん機能していませんでした。負けたあとはそこに目を向けてミーティングをして残りの試合に望みました。そこで良かった部分もたくさん出せたので、それは収穫だったと思います」

ーディフェンス面については4年の安定感を感じますが、下級生のプレッシャーはまだまだここからかなという気がします。
「そこはまだ最初の大会なので。下級生に頼るのではなく、上級生が背中で見せることが大事だと思っています。今大会は今年最初の大会でもあるので、リーグ、インカレとなったときには絶対に4年生の力が必要です。そこで今のうちから4年生がディフェンスで姿を見せることが大事です。4年は4人しかいませんが、話し合いながらやっていきたいです」

ー今大会は内田選手がスタメンを努めました。キャプテンでもあり、どのようなことを意識していましたか?
「プレーというよりは(気持ちが)落ちたときに声を出したり、ベンチに下がっても鼓舞するなど、4年としてキャプテンとしてやるべきことを見つけようとして臨んだ大会でもありました。できたかはわかりませんが、いい時間帯もあったし、継続していきたいです。自分が落ちてしまうこともありますが、そこは個人的に成長できる部分だなとも感じています。プレーもキャプテンとしての姿勢もまだもっともっとできるなと感じています」

180506tokai.jpgー昨年はリーグ戦途中から上級生が試合に絡みづらい状況でした。それを踏まえて今年はどうあるべきと考えていますか?
「正直、去年のチームは上級生と下級生でチームがバラバラだったなと個人的には感じています。今年はそのつなぎ役をしないといけません。声掛けも積極的にしてチームとして機能できるようになれば、絶対去年みたいなことにはならないはずです。それをしっかりやりたいです。練習中からハドルを組んで話し合うよう意識しているし、必要なことは心を鬼にして言うようにしているし、そういう姿勢を下級生に見てもらいたいですね。今年は変わります」

ー今日はシュートも入っていたように思いますが、個人としての調子は?
「まだまだですね。打っている本数も少ないので。自分の長所はシュートなのでそこでチームに貢献するのが第一で、その次にキャプテンとして背中で見せたい。リーグ戦ではもっとシュートを狙って長所を出していきたいです」

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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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