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関東大学バスケットリーグ戦 9/25〜11/11
関西大学バスケットボールリーグ戦は近畿大学が優勝

2018.05.05 (Sat)

【2018全関】5/5 5位決定戦 天理大VS関西学院大

前半苦しむも巻き返しに成功の関西学院大が5位に
各メンバーが代わる代わる奮起の天理大は収穫の6位


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 ここ2年、全関では準々決勝で好勝負となっている関西学院大天理大の顔合わせ。これが今年の5位決定戦のカードとなった。

写真:バスケットカウントを獲得し、笑顔の関西学院大・坂本龍平。

180505FURUIE.jpg 前半はどこか集中を欠いたプレーも見られた関西学院大。最初はこれに天理大が乗じる形になった。#3藤澤(2年・PG)が隙をついてシュートを決めていき、#15黄(2年・C)もペイント内で奮闘。出遅れた関西学院大は、#40古家(3年・PG)が喝を入れた。3Pを決めて停滞を打破すると、交代出場の#33坂本龍平(1年・C・初芝橋本)も得点を重ねていき一旦は追いついた。逆に勢いが削がれた天理大だが、1Q最後に#32吉崎(4年・SG)がバスケットカウントを獲得。4点リードで2Qに入ると、一旦は#11小西聖也(1年・PG・洛南)の得点を許してビハインドとなるが、#46森山(2年・PF)の3P、#15黄のミドルで再逆転。関西学院大は、前半はどこか噛み合わない部分も目立ち、そのまま追いかける展開を強いられた。結局天理大が4点リードで前半終了となった。

 3Q、いきなり関西学院大は#1松本(2年・PF)が足を痛めて交代を余儀なくされる。嫌な予感が漂う中、これを#40古家が連続得点で払拭。すると#50坂本拓馬(3年・SF)の3P、#74中野(4年・SG)のバスケットカウントも飛び出し逆転に成功。天理大はこの時間帯になって単発なオフェンスが続き、じわりと点差が広がることとなった。関西学院大は優位な状況に立っても#40古家が積極的に決めていき、#14高山(4年・SG)も活力を注ぐバスケットカウントを決めてチームを盛り上げた。天理大はその後も反撃の糸口を掴めず、前半の好調ぶりから一転して失速。最後まで劣勢を立て直せなかった。最後は89−66とした関西学院大が勝利を収めた。


180505MORIYAMA.jpg 全関5位がシーズンのスタートとなった今年の関西学院大。結果としては悔いもあるだろうが、チームとしてのリバウンドへの積極性は光った。昨年から高さの部分で劣るが、それを克服しつつある印象だ。今季からアシスタントコーチとなった昨年主将の堤が抜けた部分は、古家と八角がしっかりとカバー。フレッシュマンも良さを見せ、得るものの多い大会だっただろう。

 今年は2部所属となる天理大。1年間の留学を経て主将として復帰した佐々木のドライブは安定感を増し、苦しい時間帯でも淡々と得点する姿は心強い。昨年同様に以前よりインサイドが手薄な印象であるが、昨年苦い経験をした黄や倉富をはじめ、ベンチメンバーや下級生がそれを埋めている。西日本インカレ以降はどの選手も未体験ゾーンでの戦いが待っているが、もう一段上のレベルに達すれば、1年での1部返り咲きは大きく近づくはずだ。

写真上:この日は自ら狙う姿勢が目立った関西学院大・古家。
写真下:天理大は森山も、次世代を担うべき存在として期待される。

※関西学院大・高山選手、天理大・佐々木選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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【INTERVIEW】

「悪い雰囲気でも自分が変えようという気持ちで」
空気感を変えるバスケットカウントで主将らしさを体現

◆#14高山寛史(関西学院大・4年・主将・SG)
180505TAKAYAMA.jpg まだまだ貢献できていないと話すが、この日はガッツ溢れるバスケットカウントなどで、引き離しのシーンでの活躍が目立っていた。もう一歩二歩、上の舞台で試合をしたかったのが本音であろうが、内容は一定以上のものだったことには胸を張って良いだろう。長いシーズンだけに、今後は必ずしも全てが順調に推移するとは限らない。そうした時にこそ、活力溢れる姿勢でチームを盛り上げたい。


—少し入りの悪いゲームでした。
「正直アップからチームの雰囲気が悪くて、ただそれを自分が変えようという気持ちでコートに立っていました」

—3Qに良い働きが目立ちましたが、意図的にやってやろうという気持ちで?
「天理と戦う時はいつもそうなんですけど、関学は流れが悪い時は相手に隙を突かれてリバウンドとかの泥臭い部分でやられてしまうことが多いので、そこは自分が埋めてやろうと思っていました」

—チームとしてリバウンド面の印象がかなり良いという印象でした。
「スモールラインナップなので、リバウンドはチーム全員で、という共通認識を持っています。それが近大戦でも留学生に対してかなり戦えた部分につながったと思います」

—この大会での収穫と課題はありますか。
「小西聖也(#11)や坂本龍平(#33)という新入生が、良い経験を積んで大学バスケにも馴染めたかなと感じることと、一方で課題は近大戦の最後のような詰めの甘さの部分でした。自分たちでもその辺りの理解ももっと深めて、シーソーゲームでも勝ち切る力はつけたいと思います」

—ご自身のプレー面はいかがでしたか。
「近大戦は不甲斐なかったと感じます。ただ、あとの2試合はそこそこできたかなと思っています」

—キャプテンという存在となり、意識されていることは?
「自分が暗くならないことですね。チームを元気づけること。雰囲気が悪い時は他のメンバーを引っ張っていけるようにとは思っています。プレー面では中野(#74)がいるので、精神的な柱になっていきたいと思っています。まだ全然足りていないと感じているので、もっとプレータイムも貰ってやっていかないといけないところかなと思います」

—次は西日本インカレです。
「西日本は順当なら京産大と対戦ということで、全関では戦っていません。決勝に行ったチームにどこまでやれるか分からないですけど、自分たちならやれると思います。そこを破ればチームが勢いに乗ると思うので、優勝を目指してやっていきたいと思います」

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「ディフェンスで一番声を出してハッスルする」
貴重な経験と稀有な精神性でチームを牽引する

◆#24佐々木隆成(天理大・3年・主将・PG)
180505SASAKI.jpg 昨年は1年間留学。1年前とはメンバーはもちろん、立ち位置も変わってしまったチームの中にあって、貴重な経験と頼れるプレーぶりを誇る選手がキャプテンとして戻ってきたことは大きい。姿勢や表情、話し方には以前にも増して精神的な成長が見受けられる。今年は未知の舞台での戦いも控えるが、最後までリーダーとして牽引を胸に秘める。


—まずこの大会は6位で終わりました。
「僕が去年の留学から戻ってきた時に感じたのは、悪いチームではないなと。個人個人で戦うのではなく、オフェンスもディフェンスもチームで戦おうという形でやってきました。リーグでは2部ということで相手にも舐められるような雰囲気がある中で戦ってきて、優勝を目指しての6位は物足りなさもありますが、よくやったのかなと思います」

—特に昨日は好内容での勝利でした。メンバー全員で勝ち切ったという印象です。
「藤澤はいつも通りやってくれる感じで、課題だった3番ポジションも高松や森山がああやって活躍してくれると、藤澤や黄の負担が減ります。そういう意味でも良かったと感じます」

—以前よりもインサイドが盤石でない状態ですが、やろうとしていることはこれまで通りですか。
「特に変えてはいないです。ディフェンスもリバウンドもみんなで頑張ってという感じで。最初僕もイビスがおる、というイメージで天理に帰ってきて、そのギャップもあったんですけど、それは途中から考えないようにしています。ディフェンスはチームで守って、リバウンドはチームで取って、チームで攻めていくという形です」

—留学はどのような内容だったのでしょうか。
「行き先はハワイでした。去年の4月から、今年の2月の上旬までで、語学面とバスケットと半々ずつくらいの比重で勉強してこようと」

—一番糧になったと思うことは。
「向こうに行くと、すごいやつがゴロゴロいるんですよ。だからこっちで相手にすごい選手がいても、気持ち的にやれるぞという形で、精神的に強くなった部分があります。昔は精神的にビビって、『こいつめっちゃ跳ぶなあ』とか思ってしまっていたんですけれど、向こうで見慣れてそういう風に思わなくなったですね。余裕ができました」

—チームに戻って、メンバーもかなり変わりました。違和感はなかったですか。
「最初はありました(笑)。でもみんなフレンドリーに話してくれて、僕も新入生という感じで(笑)、打ち解けられました」

—その中でキャプテンという立場でもあります。
「今までは僕が下級生ということで上級生に頼っていました。そこからこの立場になって思うのは僕が支えないといけないと思う部分ですね。流れが悪くなった時に声かけをしてあげたり、ディフェンスの時に一番声を出してハッスルするというのは一番心がけていることです」

—西日本大会に向けて。
「今回の反省として、僕たちは個々で戦ってしまったら弱いんですよ。他のチームは一人だけでもうまい選手がいたり、飛べる選手がいたりする中で、僕らは普通の選手がいるだけで、チームでやらないと勝てないということをこの大会で痛感しました。なので、西日本までの間はチームディフェンス、チームオフェンスに心がけてやっていきたいです」
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