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関東大学バスケットボール新人戦 拓殖大が1992年以来の優勝
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2018.05.05 (Sat)

【2018全関】5/5 7位決定戦 大阪学院大VS流通科学大

立ち上がりから優位に立ち大阪学院大が勝利
流通科学大には課題の残る大会に


180505YAMASHITA.jpg 準々決勝以降は2連敗の状態で臨まなければならない7位決定戦。最終日4試合の中で最もモチベーション的に難しい舞台には、大阪学院大流通科学大が進出した。

 試合開始から大阪学院大は#8吉井(2年・SF)と#20橋口(3年・SG)の積極性が光った。ともに器用なプレーで内外で得点を稼ぎ、早々に先行態勢を作る。流通科学大は、早い段階でファウルがかさみ、波に乗り切れない。#6 清水(4年・PG)が自ら決めていき気を吐くが、大阪学院大は#6山下(1年・PG・九州学院)の得点も続いてリードを堅持する。時間経過とともにミスも出始めるが、要所の得点で10点前後の点差から縮めさせない。高さの部分で劣勢の流通科学大にも#99(2年・C)の得点などが出るが、この日は終始大阪学院大が余裕ある試合運びを演じた。2Q中盤以降は#8吉井のバスケットカウントや#30木下(4年・PG)の3Pなどで再びギアを上げていった。前半で20点ものリードを得てハーフタイムを迎えた。

 さすがにこのままでは終われない流通科学大。3Q開始早々、#9諏訪(3年・PF)のタフショットや#8松浦(4年・SG)の3Pなどでにわかに追撃態勢を整える。しかし、この中でも大阪学院大は#8吉井の得点が続き、すぐに落ち着きを取り戻した。対する流通科学大は、またもファウルが続くなどして良い流れを続けられない。最後にはベンチメンバーを投入する余裕を見せた大阪学院大が、101−82で完勝。7位となった。


180505TAKADA.jpg 今大会に3連覇がかかっていた大阪学院大。京産大との準々決勝で敗れると、翌日は気落ちもあってか天理大の若いメンバーの勢いに屈し、まさかの7位決定戦行きとなった。しかしこの日は序盤から吉井を中心に快調に飛ばし、付け入る隙を与えなかった。苦しんだ印象もある大会だが、これまで試合経験の少なかったメンバーの光るプレーも目立ち、底上げにもつながったはずだ。近年はどの大会でも安定した戦績を残しているだけに、この先の大会ではこのような結果では終われないだろう。

 ベスト8決定戦では、ミスマッチを跳ね返して立命館大を下した流通科学大。一発勝負での爆発力が侮れないチームであるが、それ以降の戦いではディフェンス面で持ちこたえられない展開の試合が続き、後味の悪い全関となった。昨年もサイズ不足がのしかかっていたチームだが、リーグでは存在感を見せて上位校を何度も慌てさせたメンバーの多くが残っている。ポテンシャルはあるだけに、この先に向けて状態を上げていきたい。

写真上:大阪学院大・山下は、ルーキーながらスタメンを担った。
写真下:流通科学大は、主将である高田の出来も浮沈を左右する。

※大阪学院大・木下選手、流通科学大・松浦選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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【INTERVIEW】

「一人ひとりにも声をかけていくように」
プレー面でも精神面でもチームの中核に

◆#30木下 誠(大阪学院大・4年・PG)
180505KINOSHITA.jpg 華麗なプレーと、勝負どころのクラッチシュートは、今季も健在。主将として臨むラストイヤーは、気持ち的にこれまでと異なる部分もあろう。一昨年と昨年は、全関こそ制したものの、その後はタイトルに手が届かないまま終幕するシーズンが続いている。今年はその全関で、まさかの7位。ここから這い上がっていけるか。


—最後はようやく快勝となりました。
「昨日と一昨日は僕中心になってしまっていた部分があって、あまりパスの回りが良くありませんでした。吉井(#8)も少し悩んでしまっていた部分もあったんですけど、今日はチームで戦えたのが良かったかなと思います」

—橋口選手(#20)ら、経験の少ないメンバーの台頭が目立った大会でしたね。
「橋口は去年Bチームにいたんですけど、こういう舞台でも戦える選手だとは思っていたので、僕からも頑張れと引っ張るようにしていました。それがこうして結果に出たのは良かったです」

—ご自身のプレーの出来栄えはいかがでしたか。
「欲を言えばまだまだ足りないとも思っていますけれど、トータルで見れば良かった方だと思っています」

—今年は主将となり、プレー以外で求められることが増えましたね。
「チームに声をかけるのも当たり前なんですけれど、一人ひとりにも声をかけていくようにしています。僕が言ったことにはしっかり返してくれているので、悪くはないかなと思います。ただ、僕が一人ひとりとコミュニケーションを取る部分は良いと思うんですけれど、それ以外のコミュニケーションがもう一つ足りないかなと思います」

—次の大会以降は上位争いを演じたいところですね。
「この大会でも課題はたくさん見つかりました。それを今後の練習の中で改善していって、個々のプレーを活かしつつ、チームプレーを高められるようにしていきたいです」

—吉井選手が学生代表に選ばれましたが、チームにも好影響はありますか。
「チームに大きな影響力はあるんですけれど、それでもまだ2年生ということで、良いプレーが続く時は自信を持ってやれているんですけれど、悪いプレーが続くと周りにも悪い影響を与えてしまうことがあります。そういうことを今後のためにも彼が自分で気がつけるようになると、一皮むけてもっと良いプレーヤーになると思います」

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「4回生中心に自分が引っ張っていかないといけない」
これまでにない責任を胸に前進あるのみ

◆#8松浦慎哉(流通科学大・4年・SG)
180505MATSUURA.jpg かつてはルーキーイヤーにリーグ戦3P王を獲得。その後は不調の時期も経験しながら、最上級生としてエースというべき立場に立った。苦しいチーム状況の中で、このゲームでは33得点をマーク。3Pの確率は今ひとつながら、ペリメーターの得点は安定し、フリースローも落とさなかった。この先も高いパフォーマンスを続け、チームを奮い立たせていく。


—この3試合は苦しい内容でした。一番の反省点は?
「ディフェンスとリバウンドの場面で、僕らは他のチームよりもサイズが小さいので、僕や諏訪(#9)や高田(#32)でボックスアウトをしてリバウンドにいかないといけないのに、この3日間はそれがやりきれていなかったなと思います。僕の声かけが甘かったと感じますし、ディフェンスのローテーションで声を出さないと守れない場面が多いので、4回生中心に自分が引っ張っていかないといけないです」

—少し離されてしまうと気落ちしてしまう雰囲気が気になりました。
「それはあると思います。他の選手も、相手に決められてメンタル的に折れてしまう部分があるので、決められても次は守るという気持ちがないと、この先戦えないと思います」

—昨年からは龍選手が卒業し、その不在は響いていると感じますか。
「リーダーとしてリバウンドも頑張ってくれましたし、ディフェンスも引っ張って声も出してくれていました。オフェンス面でも一番点を取ってくれる存在でもあったので。ただそこは高田と僕で補わないといけないと思います」

—今年は最上級生で、責任感も感じるところがあると思います。
「僕はずっと1年の時から試合に出していただいて、これまでは先輩に頼ってばっかりでした。次は僕がトップということでみんなを引っ張らないといけない立場です。大事なのは練習中からでも声を出して、全員で守って全員で攻めることをしないと勝てないと思っています」

—一方で今日はシュートが好調でしたね。
「今日はたまたま入ったんですけど(苦笑)、ここまでは自分のセレクションが悪かったりしていました。単発的なシュートだと相手に読まれて怖くないと感じられると思うので、周りを使いながらしっかり攻めていきたいです」

—3Pに頼りすぎているような部分はありませんか。
「そうですね(苦笑)。ただ、外に頼りすぎると自分たちのペースが作れません。空いていたら打つしかないという状況もありますけど、ドライブも増やしていきながらやっていきたいと思います」
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